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Classic音楽,リュート,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

楽器を聴く空間と位置  

生の演奏会場では、理想的に聴ける位置というのは限られてくる、聴衆が多く入れば吸音されてしまう、この事から指揮者カラヤンは、誰もが理想の音響バランスで聴ける録音音楽に積極的だったという、 

独奏リュートは元々、大勢の聴衆に聴かせる事は想定していない、奏者本人、またはすぐ近くに居る人が理想的に聴ければよい、
11c lute b
楽器から出てくる直接音が好きな音・・なのも重要だけど、奏者本人の耳は楽器の後ろに位置するので、弾いた音が自分に心地良く返ってくる部屋があれば最高^^;
20221218_202310191134457c9.jpg
しかし自分の部屋に反射音は殆ど無い、
PC時代に入っての救いが、音声アプリ等に備わったリヴァーブ機能で、録音機にも簡単な機能が付いたものもあるが、近年は機能アップして残響パターンを細かく設定できるアプリがある 、プロ向けの高機能じゃなくて筆者には十分;
reverb.jpg
空間の寸法(縦横高さ)、天井,壁,床の材質、奏者と聴き手の位置、全体の吸音率など変更できるが、いじりだすときりがないので、一聴して「だいたいこんなところ」にしている^^;
録音は反射音の少ない場所で、直接音を録ってそれをリヴァーブ編集するのが良い、
reverb 02
リュートや古楽器に相応しい響きの会場があるが、そこのイメージを思い出して^^
fuso.jpg
*録音したままの音(演奏は未完)
mp3:canaries(E.Gaultier)
*リヴァーブ機能を使った音
mp3:canaries(E.Gaultier)reverb
疑似音声に違いないが、ステレオ機に送信して聴いてみると結構自然な感じで、(音だけは;)一端の録音物のようになる、
soshin_20231019112329bd9.jpg
大きな教会に備えられたオルガンなどまさにそうだが、響かせる会場も楽器の一部と言える、
ピアノも一旦録音して、名ホールで弾く音にできるかも^^

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