434 :修羅場な話 2018/07/17(火) 15:25:11 ID:jYwMp3qP.net
前世紀に亡くなった祖父の財産は、かなりあったらしい。
それを祖母が半分、残りを母と、その兄弟姉妹で分割。
それから20年、事業に失敗した叔父が、
ちょこちょこと祖母から「借りる」と言いつつ、
お金を引っ張っていたらしい。
その内に他の伯母伯父叔父が亡くなり、
祖母、母、寸借叔父だけが残った。
祖母は母と同居中で、遺族年金だの色々で、
遺産を使う事なく穏やかに暮らしていたようなのに、
「私も早くタヒなないといけないなぁ…」と、
ここ5年くらいで頻繁に、母に言うようになる。
お金に困っているわけでもないし、
介護するほどの弱り方もしていないのに、
何があったのかと思ったら、祖母のタヒ後、財産整理で判明した。
祖母の貯金は、お葬式代程度しか残っていなかった。
それまで叔父が、そんな巨額を引っ張っていたとは露知らず、
最後の4年で妙に溜息をついたり沈みがちだった祖母の仇、
親戚連中は寸借叔父との付き合いを絶ったのだが、
広い実家で一人暮らしとなり、心細くなった母は、
唯一の生き残りの兄弟でもあるので、付き合いを再開したらしい。
私は元々母との縁が薄く、長く他家に預けられていた為、
母は突然のプチ天涯孤独に耐えられなかったのだろうが、
きっと、実家も、母の財産も、
生きているうちに根こそぎ持って行かれるんだろうなぁ…
それを祖母が半分、残りを母と、その兄弟姉妹で分割。
それから20年、事業に失敗した叔父が、
ちょこちょこと祖母から「借りる」と言いつつ、
お金を引っ張っていたらしい。
その内に他の伯母伯父叔父が亡くなり、
祖母、母、寸借叔父だけが残った。
祖母は母と同居中で、遺族年金だの色々で、
遺産を使う事なく穏やかに暮らしていたようなのに、
「私も早くタヒなないといけないなぁ…」と、
ここ5年くらいで頻繁に、母に言うようになる。
お金に困っているわけでもないし、
介護するほどの弱り方もしていないのに、
何があったのかと思ったら、祖母のタヒ後、財産整理で判明した。
祖母の貯金は、お葬式代程度しか残っていなかった。
それまで叔父が、そんな巨額を引っ張っていたとは露知らず、
最後の4年で妙に溜息をついたり沈みがちだった祖母の仇、
親戚連中は寸借叔父との付き合いを絶ったのだが、
広い実家で一人暮らしとなり、心細くなった母は、
唯一の生き残りの兄弟でもあるので、付き合いを再開したらしい。
私は元々母との縁が薄く、長く他家に預けられていた為、
母は突然のプチ天涯孤独に耐えられなかったのだろうが、
きっと、実家も、母の財産も、
生きているうちに根こそぎ持って行かれるんだろうなぁ…