先週と本日、時間調整を図りながら二本の映画を観てきた。一本目は三上智恵監督の「戦雲(いくさふむ)」。「国防」の大義名分のもと、沖縄・南西諸島のミサイル防衛基地や弾薬庫等の増設、配置を余儀なくされ、島民ら現地の住人の葛藤を描いたドキュメンタリー映画である。この映画を観て、改めて今の現状を意識出来たが、この現実を、マスメディアはしっかりと国民に報じているのだろうか。国防上の「機密」・・・。確かに分から...
トレーニング内容や大会情報がメインのブログですが、今ではなんでもありの日記です。
岩手県平泉町でトレーニングジムを営んでおります。ブログ開設当初は、トレーニングの日記や大会情報等の発信が目的で開設致しましたが、如何せん「ネタ切れ」もありまして、何でも雑記(気が向いたら書く)と相成りました。
見に、行こう行こうと思いながらも、多事多端を理由に行けずにいた大谷選手の田んぼアート。本日漸く見学できた。今日は午前中、奥州市江刺地内で農産物検査員による検査技能確認会があった。その帰りしなに立ち寄ったのだった。岩手県南も出穂期を迎え、以前に写真で見たものとは多少色合いも変わったが、寧ろ今がちょうど良いのではないかと思える程、次から次と訪れる客で賑わっていた。今年は愛犬のデコピンが「お座り」状態で...
「男子厨房に入るべからず」・・・そんなことなど云ってられるか!!母の介護もあり、3ヶ月程前から私が厨房に立っている。得意な料理などは特にないが、敢えて云えばカレーやシチューぐらいだろうか。元々料理好きではないので、出来ることなら「食べる側」でいたい方である。その為、一度に極力多めに作り、冷蔵庫で保存し、食べる時に食べる分だけチンすることにしている。そんなことから、時間の取れる日曜日の夜にカレーやシ...
一日一行を自分に課し、続けてきた紺紙金銀字写経の2枚目が終わった。以前にも書いたと思うが、先ず写経を始める前には必ず手を洗い、口を濯いでから紺紙に向かい、合掌しながら暫し黙祷の後、姿勢を正して書き始める。一日一行、1枚書き終わるには、18行あるので18日間と云うことになる。1枚書き終えてから反省を踏まえ、一行一行、一字一字丁寧に見直す。するとその時々の心情、或いは体調の違いもあってか、僅かな違いに気付く...
昨夜のポツンと一軒家もまた感動的だった。熊本県の一軒家だが、現在は麓の集落に住居を構えているそうだ。仏壇を守る為、時折風を入れに95才の母親と訪れているとのことである。それにしても95才、会話もしっかりしており、短歌でも作っているのかなと思ったが、折り紙を趣味にしているとのこと。確かに手先や頭も使う。以前はみかん農家として2000本のみかんの樹を植え、生計を立てていたそうだが、2000本全て伐採してしまったと...
慶雲昌光にして笑門来福(喫茶「風」、世嬉の一酒造、みちのくあじさい園)
本日の地元紙(岩手日日)は読み応え、見応えがあった。と云うのも、社会面14頁の左上部には、知人の藤本千二さんが長年にわたる人権擁護活動や人権思想普及・高揚などへの尽力に対して、法務大臣の感謝状が贈られ、それを手にする写真が載っていた。藤本千二さんは12年間、人権擁護委員を務められた。本当にお疲れ様でした。因みに、藤本さんご夫妻が営まれる喫茶「風」(厳美町)の手作りケーキは絶品である。また、直ぐ左隣の記...
出穂期前の草刈りも漸く終わり、ほっと安堵の胸を撫で下ろしたいところだが、一難去ってまた一難、唐竹林を見るとニョキニョキと筍が勢いを増している。今年2月、雪の重みで電線に覆いかぶさっていたことから、電力会社に連絡して周辺を伐採してもらった。明るくなっていいなと思っていたものだが、日当たりが良くなってか、次から次と唐竹が生えてくる。刈っても切ってもとどまることを知らない。一体いつ迄続くやら・・・。草刈...
先日の地元紙に「中学生にも献血啓発テキストを」との見出しが気になった。献血への意識高揚の為に、1990年度から高校生向けの献血啓発テキストを配布していたそうだが、来年の2025年度から中学生向けにも配布するとのことである。中学生は未だ子ども。ちょっと早いのではないかと思いもしたが、私らの頃とは食事内容の違いなどもあり、体格差もかなり違っている。ましてや少子化の影響もあってか、若者の献血が減少傾向にあるとの...
昨日、中尊寺光勝院を会場に第45回中尊寺西行祭短歌大会の準備委員会が行われた。今年の4月26日には東直子先生を選者に迎え、第44回大会が行われたが、その反省点など忌憚のない意見を踏まえ、来春の第45回大会も成功に導けるよう、今のうちから準備を進めていく必要がある。何でもそうだが、段取り次第で成否は決まる。その点、中尊寺のスタッフは実に素晴らしい。今回の役員会では特に、選者の選定を中心に進められた。最終的に...
みちのくあじさい園では、昨年まで開園期間の後半に公開していた「あじさい池」だが、今夏は7月6日(土)からの公開となった。今年の開園期間は7月25日(木)迄。鮮やかな景色を最後まで楽しんでもらえるよう、池に浮かべる花を定期的に入れ替えるとのこと。今年から園内の入口が装いを新たにウッティな建物に変わった。エントランスを抜け、店内に入って振り向くと、壁面の上部には大きなモニターが設置され、園内の様子などを紹...
なんとか無事に、一日一行を課して続けてきた紺紙金銀字写経の一枚目が終わった。時間に追われながらも、極力一字一字に集中して書いたつもりだが、出来上がったものを繁繁と眺めていると、「この字の時は少し焦って書いたな」「あの字の時は他の事を考えながら書いたかな」などと反省頻りである。写経の紺紙は残り1枚。予定では3枚足してせめて5枚の紺紙金銀字写経を仕上げたいと思っている。その後は以前のように、白紙に墨、出...
一昨昨日のポツンと一軒家も実に感動的だった。埼玉県の一軒家で、衛星画像で目指した一軒家とは違っていたものの、「これぞまさしくポツンと一軒家」に相応しい理想的なお宅だった。雲海を眼下に望み、仲睦まじい熟年のご夫婦が暮らす眺望抜群の一軒家である。高地での暮らしに、先ず気になるのが生きる上で必要不可欠な水の確保だが、自宅から1200m程離れた場所に水源があると云う。平坦地の1200mならまだしも、急峻な山間地、...
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先週と本日、時間調整を図りながら二本の映画を観てきた。一本目は三上智恵監督の「戦雲(いくさふむ)」。「国防」の大義名分のもと、沖縄・南西諸島のミサイル防衛基地や弾薬庫等の増設、配置を余儀なくされ、島民ら現地の住人の葛藤を描いたドキュメンタリー映画である。この映画を観て、改めて今の現状を意識出来たが、この現実を、マスメディアはしっかりと国民に報じているのだろうか。国防上の「機密」・・・。確かに分から...
ひと頃、「漸く過ごしやすくなってきたな」と思ったものの、暑さがまたぶり返してきたようだ。そんななか、稲刈り前の草刈りに追われる毎日である。先日、生まれてこの方、初めての「熱中症」に苦しんだこともあり、日中の野良仕事には細心の注意を払う必要がある。昨日はトラクターでの草刈り作業に追われたが、エアコンの効き具合がイマイチ。最初のうちはいいが次第に効きが悪くなる。已む無く休憩を挟みながらの作業と相成った...
来る11月3日、一関文化センターを会場に、89才のプログラマー若宮正子さんの文化講演会が予定されている。世界最高齢のプログラマーとして知る人ぞ知る人物である。今から8年程前、若宮さんが81才でスマートフォン向けのゲームアプリ(hinadan)を開発したことでも知られ、Apple社のCEO(ティム・クック氏)から「世界最高齢のアプリ開発者」として紹介されたことでも有名である。また、2018年には高齢者のデジタル活用について、...
一昨夜のポツンと一軒家は、ビフォーアフタースペシャルとして、以前放送されたものの中から、自宅の増築中だったり、増築計画のあった一軒家のその後の様子を拝見すると云った企画である。最初は北海道で9万坪の牧場を営む一軒家で、昨年の10月1日放送の折、火災に遭い改築最中の映像だったと記憶している。薪ストーブの煙突が出火元だったようである。一昨日の映像には、ログハウス風のモダンな建物で、緑色を基調としたリビング...
福島原発の当初予定では、燃料デブリを2021年内に回収するとのことだったが、技術的な問題等で3度の延期を余儀なくされた。漸く遂に先日の8月22日に回収されるとの知らせだったが、今回もまた延期となった。(延期と云えばこれもそうだ)回収装置の取り付け手順が間違っていたとのことである。福島原発1号・2号・3号機のデブリは880トンとのこと。グラム換算にすると880,000,000g。つまり8億8千グラムとなる。一回に取り出せる量は...
今頃になると我家の軒下から「コロコロコロコロコロコロコロ」とコウロギの鳴き声が響いてくる。耳を澄ましてじっくりと聴いてみると、鳴き方も若干異なるようだが、基本的には「コロ」を7回唱えるのが多いようである。勿論5回ぐらいで急に止まったり、10回以上続けて鳴いたり、最後には悲しげに弱々しくなったりと様々である。それぞれに意味があるのかも知れないが、実際には虫になってみないことには正確なところは分からない。...
昨日のポツンと一軒家もまた実に感動的だった。今回のゲストはサンドウィッチマンの二人、と云うよりも、ウィッチマンの帰れマンデーとのコラボ番組である。同じみちのく人として、東北のレガシーサンドウィッチマンの登場は実に嬉しい。初めに、富山県のポツンと一軒家、ならぬ一軒宿「料理宿八十八」を目指した。バスを乗り継ぎ、最後は急峻な山道を徒歩で行くと云ったかなり厳しいロケである。ただ、辿り着いた先には絶品の料理...
先日の日曜日、生まれてこの方初めての体験だったように思うが、熱中症に苦しめられた。朝、いつものように畑の様子を見に行ったところ、茄子が地面に垂れ下がり収穫の頃合いを迎えていた。私は毎朝散歩を兼ね、収穫した野菜を入れる籠とハサミを普段から携帯して畑に向かう。その朝もいつものように、垂れ下がった茄子を収穫しようとしゃがみ、ハサミを入れようとした。その時だった。ぐらぐらぐらと目眩がしたのである。こりゃ不...
今年のお盆も無事に終わり、盆棚を片付けるなどの後始末に追われた。盆棚は僅か4・5日のお役目なのだが、ご多分に漏れず我家でも数百年来綿々と受け継がれ、続けてきた。お盆が終わる16日には、位牌など仏具一式仏壇に戻し、盆棚を土蔵に仕舞い来年のお盆まで保管するのが常である。その為、土蔵と行ったり来たりしなければならない。組み立て式とは云え、意外と運搬が大変なのである。雨の日などは尚更。盆棚を濡らす訳にもいかな...
今年のお盆も慌しかった。昨年は父の初盆と云うことで、段取りやら、何やらかにやらと慌しかったが、今年はそれ以上にやることが多かった、と感じた。まあ、もっとも、毎年そう思っているような気もするが・・・。昨年迄は盆棚に上げる料理は全て92歳の母が用意していたが、霊供膳はもとより、三度の食事も全て私が用意しなければならない。ひと頃は市販の弁当や冷凍弁当で凌いだものの、やはり飽きる。ましてや母が嫌がる。元々食...
昨日のポツンと一軒家もまた実に感動的だった。今回のゲストは和田アキ子さんとゆうちゃみのお二方。しょっぱなから力の入るコメントで、波乱の予感を覚えたが、和田さんもポツンと一軒家のファンとのこと。和やかに番組が進んだ。当初はパリ五輪を、と思っていたが、私もポツンと一軒家の大ファンの一人。結局は最後まで観賞させていただいた。今回の一軒家の住人は、仲睦まじい初老のご夫妻。自宅の敷地内には 続きを読む・見...
見覚えのある建物を背景に、半ズボンに長靴姿と云った出で立ちで写真に収まる背に高そうな外国人の写真が、一昨日の地元紙に載っていた。見出しには「松川にほれ込み移住へ、米国人ケネディさん、古民家購入」とある。一関市東山町松川の由緒ある古民家を米国人男性が購入し、一家で移住する為に、建物の修繕などに取り組んでいるとのことである。「由緒ある古民家」とあるが、社務所ではなかっただろうか。写真の奥側に見える入口...
7月29日の財政会議で、プライマリーバランス(PB)が2025年には8000億円程度の黒字に転換するとの通しを発表した。企業業績の好調を背景に、税収増と大規模経済対策により、収支が改善すると見込んでいるようだ。ワイズスペンディングを徹底し、歳出改革努力と制度改革の取り組みを確実に進め、2025年度は歳出効率化による一定の効果も織り込み、2033年度までPBの黒字が続くとの見通しのようである。しかしながら、そもそも、国の...
現在、熱い戦いが繰り広げられ、日本人選手団の活躍も目覚ましいパリ五輪、本来なら平和を希求する非常に意義深い祭典、オリンピックである。宗教上の問題もあり、開会式での演出をめぐりローマ教皇庁が異例の声明を発するなど、雲行きも怪しくなりつつあるようだ。戦時下にある中東など、宗教或いは民族問題に端を発しており、非常にデリケートな問題である。オリンピックなどのスポーツは、厳格なルールの下で行われる平和の象徴...
見に、行こう行こうと思いながらも、多事多端を理由に行けずにいた大谷選手の田んぼアート。本日漸く見学できた。今日は午前中、奥州市江刺地内で農産物検査員による検査技能確認会があった。その帰りしなに立ち寄ったのだった。岩手県南も出穂期を迎え、以前に写真で見たものとは多少色合いも変わったが、寧ろ今がちょうど良いのではないかと思える程、次から次と訪れる客で賑わっていた。今年は愛犬のデコピンが「お座り」状態で...
「男子厨房に入るべからず」・・・そんなことなど云ってられるか!!母の介護もあり、3ヶ月程前から私が厨房に立っている。得意な料理などは特にないが、敢えて云えばカレーやシチューぐらいだろうか。元々料理好きではないので、出来ることなら「食べる側」でいたい方である。その為、一度に極力多めに作り、冷蔵庫で保存し、食べる時に食べる分だけチンすることにしている。そんなことから、時間の取れる日曜日の夜にカレーやシ...
一日一行を自分に課し、続けてきた紺紙金銀字写経の2枚目が終わった。以前にも書いたと思うが、先ず写経を始める前には必ず手を洗い、口を濯いでから紺紙に向かい、合掌しながら暫し黙祷の後、姿勢を正して書き始める。一日一行、1枚書き終わるには、18行あるので18日間と云うことになる。1枚書き終えてから反省を踏まえ、一行一行、一字一字丁寧に見直す。するとその時々の心情、或いは体調の違いもあってか、僅かな違いに気付く...
昨夜のポツンと一軒家もまた感動的だった。熊本県の一軒家だが、現在は麓の集落に住居を構えているそうだ。仏壇を守る為、時折風を入れに95才の母親と訪れているとのことである。それにしても95才、会話もしっかりしており、短歌でも作っているのかなと思ったが、折り紙を趣味にしているとのこと。確かに手先や頭も使う。以前はみかん農家として2000本のみかんの樹を植え、生計を立てていたそうだが、2000本全て伐採してしまったと...
本日の地元紙(岩手日日)は読み応え、見応えがあった。と云うのも、社会面14頁の左上部には、知人の藤本千二さんが長年にわたる人権擁護活動や人権思想普及・高揚などへの尽力に対して、法務大臣の感謝状が贈られ、それを手にする写真が載っていた。藤本千二さんは12年間、人権擁護委員を務められた。本当にお疲れ様でした。因みに、藤本さんご夫妻が営まれる喫茶「風」(厳美町)の手作りケーキは絶品である。また、直ぐ左隣の記...
出穂期前の草刈りも漸く終わり、ほっと安堵の胸を撫で下ろしたいところだが、一難去ってまた一難、唐竹林を見るとニョキニョキと筍が勢いを増している。今年2月、雪の重みで電線に覆いかぶさっていたことから、電力会社に連絡して周辺を伐採してもらった。明るくなっていいなと思っていたものだが、日当たりが良くなってか、次から次と唐竹が生えてくる。刈っても切ってもとどまることを知らない。一体いつ迄続くやら・・・。草刈...
核戦争により世界は廃墟と化し、生き残った者たちには秩序が失われ、暴力が支配する時代となった。強い者が生残る弱肉強食の世に現れたのが北斗神拳の伝承者、ケンシロウである。ケンシロウは旅を続けながら強敵と死闘を繰り広げていた。その中でも最強の敵、黒王号に跨る長兄ラオウとの一戦、激闘の末ラオウを倒すことが叶った。とまあ、『北斗の拳』の一部を簡単に説明してみたが、1983年から5年間、『週刊少年ジャンプ』に連載...
父の百箇日が無事に終わった。特別な法要の儀は、あとは一周忌迄特にない。ともあれ、一安心である。今後はいつも通り、起床後にはそそくさと洗顔と歯磨きを済ませ、水とお茶、線香を仏壇にあげて拝礼し、その後に畑の様子を窺いながら散歩に出かける。そのルーティンを何年も続けている。これからも余程の事が無い限り、黙々と続けていきたいと思う。このような日常のルーティンを淡々と続けられるのも、有り難くも平和だからであ...
岩手県の玄関口と云われるのが人口11万1,932人(令和2年国勢調査時点)、古都みちのくの小都市、一関市である。駅名の正式名はカタカナのノが入る「一ノ関駅」である。世界遺産「平泉」と隣接し、新幹線等で訪れる場合は一ノ関駅で下車してから平泉に訪れるのが一般的だ。直接、平泉に移動するのもいいが、折角なので一関の市街地をふらふらと散策していただきたい。一ノ関駅の西口から改札を通り抜けると、一関の生んだ偉人、今年...
福島原発の処理水問題がかなり尾を引きそうだ。ALPS処理にかけても取り除くことが不可能とされるトリチウムを、薄めて海洋に放出し、希釈させる為の海洋放出が8月24日午後1時から始まった。この海洋放出処理の方法は日本のみならず、原発所有国の殆どがこの方法で処理している。この海洋放出については、国際基準に合致するとして、国際原子力機関(IAEA)が支援続行を表明している。また、ALPS処理水は放出前に大幅に薄められ、ト...
既に夜長月、寝覚月を迎えたと云うのに、涼しい筈の夜中でさえも寝苦しい日々が続いている。寝室には一応エアコンもあるが、そもそも私はエアコン自体嫌いな為、殆ど使用したことはない。従ってどうしても寝付けそうにない時は扇風機と云うことになる。今夏はその扇風機が過去にない程出番が多い。前述したように寝覚めが良い筈の季節の筈だが、いつまで続くのだろうか。長期予報では雨マークが続いているようだが、それもまた困り...
6月には父の葬儀。その翌月には親類の葬儀。昨日は分家さんの葬儀と、3ヶ月連続で身内縁者とのお別れを体験した。別れは実に切なく淋しいものである。父は満91歳。翌月に亡くなった親類は父と同い年。そして昨日葬儀を終えた故人は満98歳。皆天寿を全うしたと云っても過言ではあるまい。特に昨日葬儀を終えた故人はもう少しで三桁に届くところだった。御当人もそのつもりで頑張っていたようだ。とは云え、天寿全うの大往生である。...
激暑、猛暑が今猶続いている。出来ることなら野外での作業は勘弁願いたいところだが、稲の出穂が進み、穂孕みも佳境を迎えたことから、圃場周りの草刈り作業に取り掛からなければならない。そんなことから、先週の木曜日から順次、3回目の草刈りに取り掛かった。例年お盆後は比較的、特に朝晩は過ごし易い筈だが、今夏は兎にも角にも暑い。8月後半だと云うのに朝から噎せ返るような暑さだ。況してやお日様が顔を出すと半端ない暑さ...
1970年代から1980年代にかけて日本でも大活躍した、往年のプロレスファンなら誰もが知るザ・ファンクス(The Funks)。ドリー・ファンク・ジュニア(兄)とテリー・ファンク(弟)兄弟がタッグを組み、日本中のプロレスファンを魅了したものだが、弟のテキサス・ブロンコことテリー・ファンクが79年の人生にピリオドを打ったとのこと。詳しい死因などは発表されていないようだ。プロレス引退後は生まれ故郷のテキサス州アマリロで...
お盆期間中、各家々では盆棚を設置してご先祖を迎えるのが一般的だと思う。我が家も御多分に漏れず、仏壇の前に古い盆棚を組み立て、飾り付けも結構派手にしてご先祖様を迎えている。組み立て式の盆棚はお盆期間中以外、母屋から少し離れた土蔵に保管している。先日、父の初盆の折、16日に盆棚を片付ける際、いつもながら、当たり前のように土蔵に戻そうと土蔵の鍵を用意すると、初盆の為帰省していた妹から、「お兄ちゃん、わざわ...
4・5日前から喉の調子が良くなかった。ヒリヒリとした痛みではなく、「奥の方に鈍痛が走る感じ」と云った感覚である。味覚の不如意や咳、熱もなかったことから新型コロナではないと思っていたが、既往症のある老い母と一緒に暮らしている。もし新型コロナに感染しては困ったことになると、早速かかりつけの病院に電話を入れ、そそくさと向かった。病院の駐車場に着くなり、車の中から再度電話を入れた。すると早速、初の鼻腔検査を...
ハワイ州マウイ島では大規模な火災により多くの島民が犠牲となり、数多の家屋が全焼、倒壊の罹災を被り、灰燼に帰す事態となった。今未だ行方不明者の確認に追われている。また一方で、中国北京やその周辺では豪雨による水災害で多くの犠牲者を出し、多くの家屋が水没するなど未曾有の災害を被った。北京周辺の降水がもしマウイ島で降ったなら、お互いに被害が減ったのではないだろうか。しかしながら自然の諸行、有為、大自然の摂...
今夏は父の初盆もあり、色々と多忙だった。我が家で初盆を迎えたのは祖母以来、約40年ぶりとなる。その時は今回初盆を迎えた父が仕切っていたが、当時はかなり大変だったと思う。近年暑さが厳しくなったとは云え、当時も暑さはそれなりに厳しかった筈。況してや当時の初盆の行事は兎に角やることが多かった。今はコロナ禍以降かなり行事も省略され、簡素化するようになった。とは云え、地域、地域によって執り行い方はまちまちで一...
博物館には学術的に価値の高い美術品や工芸品、歴史的に重要な資料が多数保存され、それら実物の資料を通して正確に学ぶことや、研究することが出来る施設であるのみならず、訪う者の拠り所となり、精神性や人間性の高まりにも影響を与えられる施設だと私は思っている。今年1月13日、私のエッセイ集「よろづの遊び場」に、新年随感「国宝を守れ」とのタイトルで、「このままでは国宝を守れない」とする東京国立博物館館長の寄稿文...
石油価格が7週連続上昇との記事に、激暑続きの毎日、更に溽暑感が増した。原因はウクライナ戦争が引き金となったことはご周知の通りだが、それ以上に、新型コロナが5類認定となって以降、経済活動が活発となって原油の需要が高まったことや円高が大きな要因と考えられる。当初は政府の補助金(石油元売り会社への補助金)によるショックアブソーバーが多少なりとも効いていたように思う。しかしながら段階的な補助金の引き下げによ...
「春秋左伝」の故事に、「結草」「草を結ぶ」と云う古事がある。娘を助けてもらった父の霊が、戦場で草を結び、恩人の敵をつまずかせて恩を返したと云う伝説である。戦争を美化することや、容認するつもりは毛頭ないが、義を重んじ、身命を賭することを覚悟で、巖に刻んだ恩を返そうとした日本人がいたことに、心底より感銘を受けずにはいられなかった。第二次世界大戦当時 続きを読む・見る>>良ければポチッとクリック! に...
猛暑、激暑、炎暑、大暑、極暑、酷暑、厳暑、溽暑など、厳しい暑さを表現する言葉は沢山ある。その中で一番暑いと感じるのはどの言葉なのだろうか。どれも捨てがたいが、それだけ、それぞれの思いで暑さを表現し、溢したくなると云うことではなだろうか。私が住む岩手県南(一関市)では、ここ数日37℃~38℃と云った嘗て経験したことのない厳しい暑さが続いている。このままいくと砂漠化するのではないかと心配する程である。いやは...
「云うは易く 行うは難し」と云う格言はよく聞くが、「遣らされるは苦し」は聞いたことがない。私の造語である。言易行難「言うは易く 行うは難し」はつまり、口で云うのは簡単だが実行するのは難しいと云う意味だが、前述した「遣らされる」側はそれ以上に大変なのである。そんな光景はどこでもみかけるが、自分も含め、知らず知らずのうちについついやっているのではないだろうか。先日、卒寿の母が古くなった障子を破り、新しい...
古今和歌集に、国の安寧を願う詠人知らずの一首がある。「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」ご周知の我が国の国歌であり、未来永劫、平和と繁栄を祈念する意味も持つ三十一文字である。然しながら、ナショナリズムを喚起、想起させるのではないかとして、一部の団体や人たちから懸念の声が聞こえ、右だの左だのと不毛な議論が未だに交わされている。確かに、過剰なナショナリズムは危険であることは否めな...
本日、日本現代詩歌文学館主催による小島ゆかり(コスモス)先生による今年度最後となる短歌実作講座が行われた。今回の注目歌人、前田康子さんの歌集『おかえり、いってらっしゃい』作品抄より12首を取り上げ、本日の講座が始まった。特に、印象に残った一首。三十年夫の首に巻きつきしネクタイ干物のごとく並びぬ夫、つまり塔短歌会主宰の吉川宏志氏の首に巻かれてきたネクタイが干物のように並んでいる様子が目に浮かぶ。実感の...
プラスチックごみの分別は、燃えるゴミなのか燃えないゴミなのか結構複雑で厄介なものだが、それ以上に海外、特に途上国に日本のプラスティックごみが持ち込まれていることを初めて知った。とてもショッキングな映像である。ユーチューバーのBappa Shota氏が制作したドキュメンタリーYoutube動画に衝撃を受けた。その動画は、ごみに溢れるインドネシアのとある村を現地取材していたが、日本を含む先進諸国のみならず、自国で対処で...