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健康的食生活のための情報を発信しています。

掲載の記事は20年来書き溜めてあった分に、できるだけ現状に合わせ記載しています。S24年生まれ現在リュウマチで買い物等外出時は、ヘルパーさんと一緒に車椅子を利用しています。

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2019/10/02

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  • [ビリルビン]食生活について語ろう

    ・ビリルビンBilirubinびりるびんヘモグロビンなどに含まれるヘムのヘモグロビン、ミオグロビン、チトクロームなどの代謝した黄色のヘムの通常の生分解産物で、赤褐色の胆汁色素として存在する。赤血球新生促進作用があるのではないかと考えられている。人体で総ビリルビンが3mg/dlを超えると、皮膚・眼に黄色がかり黄疸と呼ばれる。便、小水の色の原因物質の元にもなる。総ビリルビン(基準値0.29-1.03mg/dl)=直接ビリルビン+間接ビリルビンとしている。溶血性貧血では、赤血球が過剰に壊され、血清直接ビリルビン濃度が低下、ヘモグロビンを分解する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ビリルビン]食生活について語ろう

  • [ひなたのこずち]食生活について語ろう

    ・日向猪子槌ひなたのこずちヒユ科、北海道の南西部から九州にかけ雑草として分布する多年草。名前の由来はよく日の当たるところに生えることからつけられた。8~9月に道ばたでよく見かける草でまっすぐ立った緑の花穂をつける。花は花びらがなく、5つに裂けたガクが花びらのように見え咲き終わると下向きになり、花軸にくっつく。茎は四角で、よく技分かれする。その根を牛膝(ゴシツ)といい牛膝は、根の太い節が牛の膝に似ていることからつけられたという。主要成分はステロイドのイノコステロンInokosteroneで利尿作用があり、さらに血液のバランスを整え、腰痛、関節痛、しびれに用いていた。[ひなたのこずち]食生活について語ろう

  • [ハラタケ科]食生活について語ろう

    ・ハラタケ科はらたけか菌界Fungi、担子菌門Basidiomycota、真正担子菌綱Homobasidiomycetes、ハラタケ目Agaricales、ハラタケ科Agaricaceae(85属1340種)、ハラタケ属Agaricus(300種以上:一般的に「マッシュルーム」と呼ばれる種を含んでおり、西洋では栽培キノコとして最も多い)食用と有毒種の両方が含まれる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ハラタケ科]食生活について語ろう

  • [9月の食の記念日]食生活について語ろう

    ・9月の食の記念日Septemberfoodanniversary9がつのしょくのきねんび食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。毎月、一年がかりで配信させていただいておりますのでご期待ください。ということで、今月は、9月に記念日が設けられている食・食品についてです。9月1~30日健康増進普及月間食生活改善普及月間とあわせ厚生省(現在の厚生労働省)が制定。食生活改善普及月間は、元は10月の「食生活改善普及月間」であったが、2008(平成20)年より「健康増進普及月間」とあわせて9月に実施することとなる。1日ギリシャヨーグルトの日日本初のギリシャヨーグルト、ヨーグルト成分を3倍濃縮したパルテノの販売が2011年9月1日で、あることより日...[9月の食の記念日]食生活について語ろう

  • [ダチョウ丼]食生活について語ろう

    ・駝鳥丼だちょうどん吉野家でダチョウ肉を使ったオーストリッチ丼の放映がありました。ダチョウ肉は「第4の肉」と位置づけられ、健康と美容の領域でにわかに注目を受けているようです。現在では高価ですが、量産効果で価格が下がる可能性があるといいます。吉野家が1683円で提供とか。そんなダチョウについての再掲載で[駝鳥]食生活について語ろう-gooブログはじめました!・駝鳥Ostrichだちょうダチョウ科、南アフリカでは食肉とし利用している。あの草原を駆け巡るダチョウの肉は、筋肉質で赤身の肉で、欧米ではイギリスの狂牛病騒ぎで牛肉の代...gooblogご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ダチョウ丼]食生活について語ろう

  • [冷凍技術]食生活について語ろう

    ・冷凍技術Freezingtechnologyれいとうぎじゅつ食品を冷凍すれば長期保存できることは、アラスカのイヌイット(エスキモー)が肉を氷の中で保存していたようです。近代冷凍技術を生み出したのは今から僅か250年ばかり前でスコットランドのウィリアム・カレンWilliamCullenが1748年に、エーテルを断熱膨張により気化させることで、気化熱を周囲から奪う方法で、水を凍らせる事に成功し冷凍技術の先駆けとなる技術でした。その後数多くの食品科学者は冷凍機械の技術開発者らの研究が続けられ行われています。冷凍食品の事業コールドチェインの生産と流通を結びつけたのは、アメリカのジェネラル・フード社(GeneralFood)といわれ1912年からカナダに滞在中にイヌイット住民が捕獲した魚を雪に埋めて一50℃に急速...[冷凍技術]食生活について語ろう

  • [キョウチクトウ科]食生活について語ろう

    ・キョウチクトウ科Apocynaceaeきょうちくてうか植物界Plantae、被子植物門Angiosperms,Magnoliophyta、真正双子葉類Eudicots、キク類asterids、シソ類lamiids、リンドウ目Gentianales、キョウチクトウ科・夾竹桃科Apocynaceae(インドジャボク亜科Rauvolfioideae、キョウチクトウ亜科Apocynoideae、ガガイモ亜科Asclepiadoideaeなど5亜科に分類)の分類とする。160属1800種ほどを含む。日本には5属自生し高木から草本まで含み、つる性のものも多い。大部分は熱帯から亜熱帯に分布し、特に熱帯雨林に分布する高木が多いが、乾燥地に生育し茎が太くなった多肉植物もある。温帯では主に多年草として分布する。多くは乳液を...[キョウチクトウ科]食生活について語ろう

  • [肥前水母]食生活について語ろう

    ・肥前水母HizenJellyfishひぜんくらげ鉢虫綱はちむしこう)Scyphozoa、根口(ねくち)クラゲ目Rhizostomeae、ビゼンクラゲ科、ビゼンクラゲ属、ヒゼンクラゲは肉質が軟らかいが傘の表面に赤い斑点があるものでは塩蔵で固く締まり保存性がよく、斑点のないものは溶けやすいと言われる。食用にする日本産のクラゲは主にヒゼンクラゲ、ビゼンクラゲ、エチゼンクラゲの三種。佐賀県・長崎県にまたがる有明海沿岸域では8~10月頃にヒゼンクラゲ(地方名しろくらげ)をすくい網、固定式さし網などで漁獲して塩蔵、食用にする。傘長はヒゼンクラゲで最大1m・重さ20kgに達し、数ヶ月間で急速に成長する。クラゲの成分はほとんどが水分で塩蔵などの加工により脱水、防腐、タンパク質凝固が促され、保存性が高まる。主に酢醤油、ポ...[肥前水母]食生活について語ろう

  • [春紫苑]食生活について語ろう

    ・春紫苑Halcyonはるしおんキク科、北アメリカ原産。観賞用として大正の後期に導入している。春になると、頭状花で咲く前の蕾が下を向いて淡紫紅色の愛らしい花が、あちこちに見られる。ヒメジョンによく似ているのでハルジョン(春女苑)とも呼ばれる。草丈40cmほどになる越年草でへら状の葉で、茎は空洞。名前の由来は、紫苑は夏の終わりに咲く紫色の花で春に咲く紫苑って言う意味からという。食用には茎が伸びてくると苦味があり固くなるので、地面に近いところの葉を利用、年中採取できる。茹でて、お浸し、和え物、煮びたし、油炒め、揚げ物に、春菊に似た香りがあるという。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[春紫苑]食生活について語ろう

  • [ 飛魚]食生活について語ろう

    ・飛魚Flyingfishとびうおトビウオ科、胸びれが長く紡錘形(ぼうすいけい)をしている。海上を飛行(滑空)し飛距離400mにも及び、体長40cm程度、背が青銅色、腹部が白く、春の産卵の時期になると関東の沿岸海域に群れをなしてやってきて温暖な東京湾以南の海域を回遊している。白身の淡白さがよく産卵後の5~10月に定置網で捕獲し旬とする。内臓が小さく鮮度が落ちにくいとされ油の乗りが少なく肉質の締まった魚で新鮮なものを刺し身、揚げ物、焼き物、多くは干物、カマボコ、ちくわの原料にしている。島根(県魚)、長崎県では、「あご」といってあごが落ちるほどおいしいとし15cmの小魚を焼き干し、又はそのまま干して乾燥させたものを、煮干、粉末、丸干しとし、出し用に、つまみ、茶漬けにしている。蒲鉾は、2%ほどの塩を加えることに...[飛魚]食生活について語ろう

  • [アネトール]食生活について語ろう

    ・アネトールAnetholeあねとーるフェノールメチルエーテルPhenolmethylether類でせり科のアニス、フェンネル、トウシキミ(八角)の精油成分の多くを占め特有の甘い香りと甘草のような甘味がありリキュールLiqueur、菓子の香り付けに利用している。女性ホルモンのエストロゲンに分子構造が似ていることから同様の働きがあるといわれ、さらに健胃、鎮静、免疫力強化に、強壮、去痰によいとして漢方薬もある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[アネトール]食生活について語ろう

  • [腸内環境と健康]食生活について語ろう

    ・腸内環境と健康intestinalenvironmentandphysicalhealthちょうないかんきょうとけんこう健康的な生活を送る上で欠かすことができない腸内環境です。腸は「第2の脳」と言われるほど重要な器官で、また免疫機能から末梢神経、ホルモン物質の生産に至るまで、非常に多くの機能を担っています。腸内環境の乱れにより、腸がスムーズに機能しなくなることは、不快感を感じさせ私たちの身体機能の健康を大きく左右し、さまざまな影響を及ぼしています。口から摂取した食べ物は、胃や小腸で液状となって栄養素の消化吸収を受け大腸で内部の水分を吸収して程よい状態に固まった糞便に変化し排出しています。大腸を通り抜けた便が直腸に達すると神経が刺激され、直腸から便が送りだされます。排便には大腸が深く関わっています。大腸が...[腸内環境と健康]食生活について語ろう

  • [デドックス]食生活について語ろう

    ・デトックスDetoxificationでとっくす化学物質による大気汚染、食物汚染、食品添加物によりその化学物質が蓄積していく。アレルギー、血行不良、生活習慣病といった病状をまねき代謝異常を引き起こす原因となっている。これらの有害物質、老廃物、有害ミネラル(カドミウム、水銀、ヒ素、アルミニウム、鉛、ベリリウムなど)の体内毒素を積極的に排出させようというのがデトックスといわれる。欧米ではいち早くから知られ日本でも近年、デトックス(体内解毒、浄化)という言葉が話題になっている。代替医療(ホメオパシーHomeopathy)の食事療法、アロマセラピー、栄養補助食品、エクササイズや腸内洗浄もデトックスの一種とする。クレイClay(地中の粘土・天然泥)として微量ミネラルのシリカSilica(珪素の酸化物)が多く、他に...[デドックス]食生活について語ろう

  • [マンゴスチン]食生活について語ろう

    ・マンゴスチンMangosteenまんごすちんオトギリソウ科、マレー半島原産。主に東南アジアから輸入している。樹高10mの常緑樹で果実は、5~8cmの丸型で暗褐色、柿に似たへたを持っているが果皮は、椰子のように硬く木質で厚さ5mmにもなり果肉はその中に包まれ、中身の透き通った5、6個の放射線状に入っている滑らかな白い寒天状の果肉を食用とする。果肉は冷凍で夏季に中国から入ってくるライチ、竜眼の食感に似る。上皮が硬いので中身が取り出せるように周りを切ってある。白い果肉は、種を包みこむようにして入って多汁、甘味と酸味が程よくほのかな芳香を持つ。冷凍100g当りでカロリー(67kcal)・タンパク質(0.6g)・脂質(0.2g)・炭水化物(17.5g)・カリウム(100mg)・ビタミンA(0μg)・ビタミンE(0...[マンゴスチン]食生活について語ろう

  • [PFCバランス]食生活について語ろう

    ・PFCバランスPFCbalanceぴーえふしーばらんすProtein(タンパク質)、Fat(脂質)、Carbohydrate(炭水化物)を表しておりエネルギーからのその適正比率が定められている。日本でその適正比率は、P13~20%F20~30%C50~65%の範囲内としている。昭和50年(1975年)のP14.6%F22.3%C63.1%で適正比率に最も近い値を示していた。2004年度(H16)でP13.1%F28.7%C58.2%となって近年欧米化で脂質の比率が高くなる傾向にある。ちなみにアメリカのでは、およそP13%F44%C43%(奨励15%:30%:55%)程度を示している。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[PFCバランス]食生活について語ろう

  • [ネオプンティア]食生活について語ろう

    ・ネオプンティアNeopuntiaねおぷんてぃあサボテンの葉を乾燥させ粉末としたもので脂肪を吸着させることから健康食品とし注目している。サボテンを食用にすることは、あまり日本では馴染みがないが食用としていた地域もあった。ネオプンティアは、フランスのバイオセラエ社の開発した商品でサボテン科のオプンティア・フィスカ・インディカの光合成をし始めた若葉から得られる。オプンティア・フィスカ・インディカ(ウチワサボテン)は、中南米メキシコ、チリ、地中海一帯で自生し、また日常的に食用とし栽培してる。日本では、葉の形がうちわに似ていることからウチワサボテンとも呼ばれる。サボテンは、基本的に殆ど食べることができ、花を日本でサラダ、酢のものにしている。一般に他の植物が育ちにくい、寒暖の差の激しい乾燥した過酷な地域に成育、生命...[ネオプンティア]食生活について語ろう

  • [乳酸]食生活について語ろう

    ・乳酸Lacticacidにゅうさん乳酸菌によって糖類(乳糖)が発酵、分解してD-グルコースとD-ガラクトースに分解するまでの中間にできる酸性物質で有機酸のひとつでもある。漬物の酸味の成分ともなっている。常温で無色、または淡黄色の強い粘性のある液体をつくる。ビフィズス菌がつくる乳酸と、筋肉のエネルギーを使う時発生する疲労物質の乳酸と基本的には、同じもので最終的には、エネルギーとして消費する。腸内では酸性で体によい影響を与えているが筋肉中は中性、弱アルカリ性を保っているのがよく、エネルギーはグリコーゲンから乳酸への分解過程で生ずるとし消失したグリコーゲンに対応しただけの乳酸が生成されている。だが運動中は蓄積されているのでそのためスポーツ選手は、試合後にクールダウンCooldounと称して急に立ち止まらないで...[乳酸]食生活について語ろう

  • [卵茸]食生活について語ろう

    ・卵茸Eggmushroomたまごたけテングタケ科、広葉樹、ブナ、もみ、つがの木に発生する。傘は、5~15cm、出始めの根元より卵型をしているが成長すると殻を割ったようにして傘が開いて扁平に、柄が15cm程度になる。表面は、赤橙色で放射線状の溝がある。傘の付け根に黄色のつば、根元は白く卵型のつばを持つ。色彩がよく毒きのこのべにてんぐだけ、たまごたけもどきに似ているので採取には注意を要す。8~10月のきのことしては早い時期に見られ旬とする。味がよく汁物、炒め物、酢のもの、和え物、揚げ物にしている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[卵茸]食生活について語ろう

  • [食器]食生活について語ろう

    ・食器Tablewareしょっきメラミン食器と環境にやさしい食器の紹介です。主に食器に用いている素材にはプラスチック・ガラス・土・金属・紙・木などで、副素材には安定剤・充填剤じゅうてんざい(木粉、パルプ、ガラス繊維など)・紫外線吸収剤・釉薬(ゆうやく:うわぐすり)・蛍光剤・フィルムを張り付けるラミネート剤・うるしなどを用いているようです。プラスチックは、軽くて割れにくいうえ、質感、重量が程よく汚れが落としやすく、さらに安価なのが大きなメリットで多用しています。特にメラミン製では、その特徴から、家庭内だけでなく外食産業や病院、学校などでも広く使われます。メラミン食器は、「メラミン樹脂」というプラスチックを素材とした食器のことで耐熱温度およそ120度、熱変形温度180℃ほどで奨励温度100℃として熱いものを入...[食器]食生活について語ろう

  • [ノニ]食生活について語ろう

    ・ノニNoniのにアカネ科、マラッカ諸島(インドネシア)原産。高温多湿の熱帯性常緑、高さ10mほどの小高木植物で紀元前より果実、葉、花、根皮を利用していた。日本でも八重山諸島にヤエヤマアオキと呼ばれ自生し樹皮、根皮が黄色、赤の染料として用いられていた。年に4回白い花を咲かせ果実は一塊の集合果となって緑の小さいジャガイモのような表面がわさびの根茎、パインアップルに似た実をつけ、年中収穫する。これを3ヶ月熟成、発酵させ赤身がでてきたものをジュースにしている。ビタミン、ミネラル、中鎖脂肪酸を含み発酵させ、酸敗臭がするがプロゼロニンProxeronineという成分が生活習慣病改善、免疫力の活性に良いとして利用する。ゼロニンXeronineに変換しタンパク質の活動を活性化させ精神的な安定化を促す。葉っぱを鎮痛、消炎...[ノニ]食生活について語ろう

  • [オシロイバナ]食生活について語ろう

    ・白粉花Fouro'clockおしろいばなオシロイバナ科、原産地はメキシコで、草丈1mの多年草、夏の初めから次々と花を咲かせ、ゆうげしょう(夕化粧)の別名があり夕方から咲き始め昼間は目立たない。秋になると午前中から開花するので、目立ってくる。香りがよく色は紫紅色のものが最も多くあるが、白、ピンク、紅、橙、黄色などもある。日本には江戸時代の元禄年間(1688~1704)に観賞用として渡来、江戸時代は黒く堅い種子からのでん粉質をおしろいの代用に、太い根は薬に使用したといわれる。ブラジルでは、全草を腹痛、下痢に、根を下痢止めに利用する。根、種子などには、アルカロイドのトリゴネリンTrigonellineが含まれ誤って口にすると嘔吐、下痢、ケイレンを起こす。トリゴネリンは熱により分解し、ニコチン酸に変化し脳神経等...[オシロイバナ]食生活について語ろう

  • [アニス]食生活について語ろう

    ・アニスAniseあにすセリ科、中東原産。一年草で高さ60cmほどに成長し6~7月に白い花を咲かせ、8月には褐色をした短毛を持つ扁平な卵形の5mmの実が成熟する。アニスシードAniseedとして砕いて粉末にしてパン、スープ、カレー、焼き菓子、ソーセージなどの香辛料、ハーブティーに、リキュウ酒(植物の香りをつけた酒)の香料にスペイン料理で主に利用している。花や葉は生でサラダやスープ、シチュー等に用いている。芳香があり精油2~3%を含み主な芳香成分はフェノールメチルエーテル類のアネトールAnethole(90%)で他にモノテルペン炭化水素類のピネンPinene、カンフェンCamphene、リナロールLinaloolを含む。消化促進や健胃の作用があり健胃剤として使われている。ご愛読戴きましてありがとうございます...[アニス]食生活について語ろう

  • [ビュレット反応]食生活について語ろう

    ・ビュレット反応Biuretreactionびゅうれっとはんのうビウレットともいい内径(ないけい)の一様な長いガラス管で目盛りが付いており一番に下にあるコックをひねると標準液の滴下(てきか)を容易にした、用量分析に用いる液量測定の器具で反応を見ること。タンパク質の検出に用いられ、タンパク質を希アルカリ(薄いカセイソーダ・水酸化ナトリウムNaOH)に溶解しCuSO4(硫酸銅)を小量加えると青紫色を呈する。この反応はタンパク質のペプチド結合に起因して起こるものでタンパク質検出に用いる。[ビュレット反応]食生活について語ろう

  • [スグリ]食生活について語ろう

    ・須具利Gooseberryすぐりスグリ科(ユキノシタ科)、小果類、欧米原産、温帯、高冷地を好み、日本では、北海道、東北北部に多い。セイヨウスグリ(オオスグリ、グーズベリー[黄緑色])とアメリカスグリ(フサスグリ、カラント、カシス[赤、黒色])に大別する。高さ1~2m程度の落葉低木、種類が多く果実は、2~10g、7、8月の夏に長円形か丸く小さく熟し旬とする。そのまま、またはジャム、ゼリー、シロップ漬け、果実酒、冷凍にしている。ブラックカラントとの種子より精油されスグリ油(ステアリン酸[酸敗に対し安定]が多い)が得られる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[スグリ]食生活について語ろう

  • [カゼイン]食生活について語ろう

    ・カゼインCaseinかぜいん乳汁に存在する代表的タンパク質であり、牛乳たんぱく質の約80%%、人乳たんぱく質の約50%を占める。牛乳中に含まれる蛋白質は、3.3%程度だが沈殿するのをカゼイン(牛乳の2.6%・蛋白質の80%)といい、沈澱していない上澄み液を乳精(牛乳の0.7%・蛋白質の20%)又はホエーと呼んでいる。カゼインは、リンとイオウが多く含みカルシュウムと結合しコロイド状で存在する。アルカリに溶け、酸、加熱(140℃)、アルコール(鮮度の判定)、レンネット(レンニンのカゼイン凝固酵素作用:チーズ製造)によって固まるが強酸では溶解する性質がある。100g中でエネルギー378kcal、水分10.6g、たんぱく質86.2g、脂質1.5g、炭水化物0g、灰分1.7gナトリウム10mgカリウム2mgカルシ...[カゼイン]食生活について語ろう

  • [熱中症対策]食生活について語ろう

    ・熱中症対策HyperthermiaCountermeasureねっちゅうしょうたいさく熱中症は暑さで体温調節機能が乱れ大量に汗をかき水だけを補給では間に合わず血液の塩分濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みをともなった、こむら返り、けいれん、めまい、失神、頭痛、吐き気などが起こります。軽度(分類Ⅰ度):立ち眩み・めまい・失神・こむら返り・多汗・肉体疲労感中等度(分類Ⅱ度):頭痛・熱疲労・熱疲弊・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感重度(分類Ⅲ度):意識障害・けいれん・手足の運動障害で呼びかけや刺激への反応がにぶく、ひきつけの症状での分類をしてあります。普段より体温が1度以上高い場合は要注意で涼しいところで横になるなどして、からだを休め、様子をみましょう。血液は、平常時成人体重の7~8%で、4~...[熱中症対策]食生活について語ろう

  • [籠目昆布]食生活について語ろう

    ・籠目昆布がごめこんぶコンブ科、表面が籠の目のようで凸凹している褐藻類。ガゴメというのは籠目がなまったものだという。主に北海道道函館から室蘭に多く見られ養殖もしており2年ものを7、8月に出荷している。粘りが強く、身が厚く大きさは幅20~50cm、長さ2.5m以上にもなり、厚さ3mmほどで以前は他の昆布に比べ食用としては不向きとしていたが近年注目の成分を多く含むとして価値が見直され加工、販売している。干したものを刻み水に戻して食用とする。松前漬け、昆布水、昆布茶、塩昆布、昆布巻き、納豆昆布、味噌汁、天然調味料、ごはんのつや出しなどに利用する。どろどろとして粘りがありその80%がアルギン酸カリウムであとの20%がフコイダン、ラミナラン(Laminaran)の食物繊維という。塩分の排出を促し高血圧、動脈硬化予防...[籠目昆布]食生活について語ろう

  • [蒲桃]食生活について語ろう

    ・蒲桃Roseappleふとももフトモモ科、インド原産で、東南アジアなどで広く栽培している。和名のフトモモは、中国名の蒲桃(ぷーたお)が沖縄でこの植物を指す言葉でフートーに由来する。高さ約10mになる常緑小高木で葉は細長く、革質でつやがある。3、4月ごろ、白い4弁花を開き、黄白色の多数の雄しべがのびる。7~8月の夏に黄色く熟する果実はバラに似た芳香があり、英名のローズ・アップルもこれによる。液果は径3cmで果肉が固く淡泊なのでジャム、ゼリー、果実酒などに加工して利用する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[蒲桃]食生活について語ろう

  • [麦茶]食生活について語ろう

    ・麦茶Mugi-chaむぎちゃ大麦を籾殻(もみがら)の付いたまままま炒ってそれを煎じた飲み物。裸麦を蒸して乾燥させ焙煎(ばいせん)させたものもある。平安時代に穀物を主食として使用する傍ら、炒って粉にする糒(ほしい)加工が行われるようになると、麦を糒加工してお湯の中に溶かして飲んでいたといわれている。これが麦茶の元祖であると考えられ江戸時代頃になると街筋に『麦こがし売り』の香ばしさがあり飲まれる。江戸時代の「むぎ湯」は、煎茶が普及する前から飲用していたようで江戸時代の後期には、むぎ湯専門の店もあったという。6月下旬に収穫している大麦から作られる麦茶は夏場は大量の汗をかきノンカフェインですべての年齢層で活用できる。浸出液100g中にエネルギー1kcal,水分99.7g,蛋白質Trg,脂質(0)g,炭水化物0....[麦茶]食生活について語ろう

  • [灰分]食生活について語ろう

    ・灰分Ashcontentかいぶん以前は炭素を持たないいわゆる燃えない栄養素、灰分(食品を燃やして最後に残る灰になっているもの)とも言われていたものがミネラルと呼ばれていた。灰分そのものはおおよその無機質としても良いが550℃から600℃に加熱し灰の中に炭素(C)が残ることもあり、又、無機質である塩素(Cl)が失われている場合がある。最近では灰分その物を無機質とは言わなくなっている。無機質は有機質で存在する炭素、水素、酸素、窒素の4つを除いたもので成分はカルシウム、鉄、リン、ナトリウム、カリウムなど、カロリーがなくビタミンとの相互関係を持ち、酵素の活性化を助ける。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[灰分]食生活について語ろう

  • [二酸化窒素]食生活について語ろう

    ・二酸化窒素Nitrogendioxideにさんかちっそ刺激臭があり水によく溶けNO₂という化学式の窒素酸化物で、物質が高温で燃えるときに発生する一酸化窒素が、大気中で酸化して生成する気体。環境汚染の大きな要因の化合物で高濃度になると、人体で血液中のヘモグロビンと結合し、血液の酸素運搬能力が低下、さらに粘膜を刺激、呼吸器、肺に悪影響を与える。大気中の濃度は、時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppm、又はそれ以下と定めている。[二酸化窒素]食生活について語ろう

  • [ハモ科 ]食生活について語ろう

    ・ハモ科Muraenesocidaeはもか動物界Animalia-脊索(せきさく)動物門Chordata-脊椎動物亜門Vertebrata-条鰭綱(じょうきこう)Actinopterygii-新鰭亜綱Neopterygii-カライワシ上目Elopomorpha-ウナギ目Anguilliformes-アナゴ亜目Congroidei-ハモ科Muraenesocidaeと分類している。ウナギ目(ウナギ科・ハモ科・アナゴ科・ウツボ科などの15科800種ほど)に所属する魚類の分類群の一つ。ハモ科は、ハモ属など4属で構成し、ハモなど8種が知られる。ウナギ目のなかで、鱗、胸の鰭がないこと、口先が長く口は大きく目の後方まで口裂が達し歯は発達した犬歯状であることなどを特徴とする。ハモ科はアナゴ科に近く、ハモ科とはせずアナゴ...[ハモ科]食生活について語ろう

  • [8月の食の記念日]食生活について語ろう

    ・8月の食の記念日Augustfoodanniversary8がつのしょくのきねんび食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。毎月配信させていただいておりますのでご期待ください。ということで、今月は、8月に記念日が設けられている食・食品についてです。8/1~31日食品衛生月間食中毒の事故の防止と衛生管理の向上を図るため食品等事業者及び消費者に対し食品衛生思想の普及・啓発、食品の安全性に関する情報提供及びリスクコミュニケーションの推進を図ることを目的として8月の1カ月間を食品衛生月間と定めている。全国で夏期は、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌食中毒、サルモネラ菌による食中毒、腸炎ビブリオ食中毒といった細菌による食中毒が増加傾向を示してい...[8月の食の記念日]食生活について語ろう

  • [ピタンガ]食生活について語ろう

    ・ピタンガPitangaぴたんがフトモモ科エウゲニア属のブラジル原産で、日光が良く当たる水はけの良い土壌を好み熱帯性常緑低木の果樹で春から秋口収穫。ブラジル先住民族の言葉で赤い実を意味し和名では、タチバナアデク(橘赤楠)としている。葉は赤身のある緑色で光沢があり葉腋から花序を伸ばし花は白で雄蕊(おしべ)が目立ち芳香がある。自家結実性で1本の木でもチェリーほどの径2~3㎝大きさで形は、ミニカボチャに似る目の醒めるような赤色の実がなる。酸っぱくて後味の残る苦さがある。主にジャム、ジュース、果実酒、スープなどに加工、ビタミンCが多いという。葉には、キニーネの代用となる成分を含む。[ピタンガ]食生活について語ろう

  • [原茸]食生活について語ろう

    ・原茸Fieldmushroomはらたけハラタケ科、マッシュルームと近縁で世界中で広く食用としている。7~9月にかけて傘は白く径5~10cmほど最初は半球型で成熟するに従い扁平型になる。傘の裏のひだはピンク色から次第に茶色に変化する。柄は3~7cmで白く柄には小さい顎(がく)がみられる。類似した毒ツルタケがあり誤って食用とすると死に至ることがある。ハラタケは炒め物、揚げ物にしている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[原茸]食生活について語ろう

  • [バンレイシ科]食生活について語ろう

    ・バンレイシ科Annonaceae,Custardapplefamily,Soursopfamilyばんれいしか植物界Plantae、被子植物門Magnoliophyta、双子葉植物網Magnoliopsida、モクレン目Magnolialesの科で、熱帯をから亜熱帯を中心に高木から低木、蔓性まで約120~130属の2,000種以上が属する。日本では見かけることが少なく沖縄、八重山諸島にクロボウモドキPolyalthialiukiuensisHatusimaが自生するのみ。果実は大型で食用になるが、輸送が困難なため温帯の市場に出回ることは少ない。チェリモヤ・とげばんれいしバンレイシ、ポポウがある。果実の食用の他に、観賞植物として栽培する種類もある。強い樹皮はアマゾンで重い荷物を運ぶのに使われる。精油成分を...[バンレイシ科]食生活について語ろう

  • [トリハロメタン]食生活について語ろう

    ・トリハロメタンTrihalomethaneとりはろめたん原水中に含まれている有機物質と、消毒に使用している塩素、臭素と反応し発ガン性のある物質として生成、有機物と塩素の量に比例している。塩素+臭素+有機物(メタン)=総トリハロメタン(水道水質基準0.1mg/L)は、揮発性であり空気より重く下に沈む性質がある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[トリハロメタン]食生活について語ろう

  • [パンノキ]食生活について語ろう

    ・パンノキBreadfruitぱんのきクワ科、ポリネシア原産、熱帯に産し、常緑高木。葉は深く切れ込みがあり、革質。雄花は黄褐色、雌花は緑色で、楕円または球状の大きな果実を食用、材を建材とする。ヨーロッパ人が、ポリネシア地方の原住民がこの果実を焼いて食べていて、その様子がパンを食べているように連想し、この名前が付けられ属名のギリシア語のパン(artos)と果実(karpos)からなる。無核種はタネナシパンノキ(英Breadfruitstree)、有核種はタネパンノキ(英Bread-nuttree)、グアテマラではマサパン(マルチパン)と手の届くところに直径15cm前後卵大の実になったら焼いて食べることができる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[パンノキ]食生活について語ろう

  • [氷]食生活について語ろう

    ・氷Iceこおり天然氷(長瀞、軽井沢、日光など)と人造氷があるが最近では衛生的な人造氷を多く利用している。水を0℃以下にして固体になったもの。アンモニアガスなどに強い圧力をかけ液体に替え、それを細い管を通し圧力をかけ噴出させ、すると急に圧力が下がり元のガス体に戻りこの時に水が蒸発すると同じようにたくさんの熱を必要とし温度が下がるのを利用して水を冷やし氷にし製氷する。暑い盛りに水播きし気化熱(蒸発熱)により大地のこもっている潜熱(せんねつ)を奪い去り涼しくなる性質によるのと同じ原理になる。食品の冷凍、冷蔵、かき氷、清涼飲料の冷却などに利用する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[氷]食生活について語ろう

  • [汗]食生活について語ろう

    ・汗Sweatあせ人は、体の温度を一定に保つために汗をかきます。体温調節の為に汗は重要な役割を担っています。生物は4億年前海から陸上に誕生し、現在の陸に上がった最初の脊椎動物は両生類(カエルなど)➡爬虫類(トカゲなど)➡哺乳類ないし鳥類へとの進化といいます。人類は、約700万年前に2本の足で立って歩くようになって、サルの仲間から分かれたと考えられ手が自由になりさまざまな作業が可能になったことで、その後脳も進化してきました。よりサルに近い猿人から原人、旧人、新人(現代人)と進化です。私たちの先祖が気温の高いアフリカのサバンナで暮らしはじめた170万年前から、人類の毛は減り始めたのではといわれます。その理由は人類が直立歩行するようになり、直射日光にさらされる部分が減ったからであり、髪の毛だけが多いのは、太陽か...[汗]食生活について語ろう

  • [冷麦]食生活について語ろう

    ・冷麦Hiyamugiひやむぎ一般に作られているうどんと同じ工程でだが、麺の太さが細くなっていて主に夏に食べられる。古い文献によると、そうめん(索麺:さくめん)は熱く蒸してたべるもの、冷麦は冷たくして食べるものとしての区別があった。機械で乾麺として大量に作られるようになったのは、1883年(明治16年)佐賀県出身の真崎照郷による。茹で過ぎないように、時間がたって伸びすすぎないうちに茹でて直ぐに食べるのがよく、麺類は、淡白であることからつけ汁の良し悪しによっても食味に影響している。麺を熱湯に振り入れると麺への吸水が行なわれるので、たっぷりのお湯で表層部の糊化と中心部の熱の移動を均一にさせることから、さし水をして温度を調節、吹きこぼれを防ぐ。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいり...[冷麦]食生活について語ろう

  • [トウダイグサ科]食生活について語ろう

    ・トウダイグサ科Euphorbiaceaeとうだいぐさか植物界Plantae、被子植物Angiosperms、真正双子葉類Eudicots、バラ類Rosids、キントラノオ目Malpighiales、トウダイグサ科Euphorbiaceaeと分類する。特に熱帯(東南アジア、南アメリカ、アフリカ)に多く、日本には多くないが、草本から高木まで存在し一部に多肉植物もあり、サボテンに似る。現行のAPG植物分類体系では、新設されたキントラノオ目に属する。かつてはユズリハ科やツゲ科など多くの種を含めていたが、これらは後に別の科に分けられた。近年では、ラフレシア(巨大な花で有名な寄生植物)がトウダイグサ科の系統に含まれるとする説を提唱している。亜科として、エノキグサ亜科Acalyphoideae、ハズ亜科Crotono...[トウダイグサ科]食生活について語ろう

  • [鮗:ひいらぎ]食生活について語ろう

    ・鮗ひいらぎヒイラギ科、本州中部以南の海域に分布する。成魚は全長15cm~10cm前後のものが多く体形は強く側扁し平たく後頭部が高く突き出て段差がみられる。体色は青みがかった銀白色で後頭部に黒褐色の斑点がみられ背鰭の前半部も黒い。鰭の棘は鋭く発達し、体表は粘液でヌルヌルする。食道に発光バクテリアを共生させ、暗所で腹部で発光もする。「鮗」は一般にはニシン科のコノシロのことを指すことが多く、漢字は同じでも読み方により種類は異なるようだ。内湾の河口などの汽水域の砂泥地に生息し、群れを作って泳ぐ様子が見られる。産卵期は初夏で、直径0.6~0.7mmの分離浮遊卵を産み旬を7~10月とする。高知県でニロギといい主に食用とし市場に出回ることは少ない。白身のアジ類に似て美味で刺身、椀だね、塩焼き、揚げ物、酢の物、煮付け、...[鮗:ひいらぎ]食生活について語ろう

  • [ヒユ科]食生活について語ろう

    ・ヒユ科FamilyAmaranthaceaeひゆか植物界Plantae、被子植物Angiosperms、真正双子葉類Eudicots、コア真正双子葉類Coreeudicots、ナデシコ目OrderCaryophyllales、ヒユ科AmaranthaceaeJuss(Chenopodioideae)として分類する。ほとんどが草本で、世界に約70属800種、日本には約5属10数種がみられ、特に熱帯地域に多い。イノコヅチ属Achyranthes、ツルノゲイトウ属Alternanthera、ヒユ属Amaranthus(ヒユ、イヌビユ、ハゲイトウ、アマランサス、ハリビユ)、ケイトウ属Celosia、インドヒモカズラ属Deeringia、センニチコウ属Gomphorea(センニチコウ、キバナセンニチコウ)、アカザ...[ヒユ科]食生活について語ろう

  • [ピペリン]食生活について語ろう

    ・ピペリンPiperineぴぺりんアルカロイドに分類する有機化合物のひとつでシャビシン(シス異性体カビシン)とともにブラックペッパーの辛みのもととなる成分として存在し発見している。黒コショウ、ヒハツの果実にはピペリンを多く含む。代謝を上げ、血管を広げて血流を良くする。さらに食欲促進でも知られる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ピペリン]食生活について語ろう

  • [大暑] 食生活について語ろう

    ・大暑Intenseheatたいしょ今日は、二十四気(節気)Solartermのひとつで第12節目の大暑(たいしょ・だいしょ)です。中国で古代に作られた暦で1年を24気節、5日を一候、三候を一気(24×3=72)としていました。二十四節気には立春、雨水うすい、啓蟄けいちつ、春分、清明せいめい、穀雨こくう、立夏りっか、小満しょうまん、芒種ぼうしゅ、夏至、小暑しょうしょ、大暑たいしょ、立秋、処暑しょしょ、白露はくろ、秋分、寒露かんろ、霜降そうこう、立冬、小雪しょうせつ、大雪、冬至、小寒しょうかん、大寒だいかんを定めています。大暑とは、陰暦で六月中(水無月:みなづき)、7月23日頃(2024年は7月22日)で、および立秋8月7日の前日15日間までの期間、現在広まっている定気法では太陽黄径120度で7月23日ごろ...[大暑]食生活について語ろう

  • [◎玉蜀黍Maize,Corn]食生活について語ろう

    ◎🌽玉蜀黍Maize,Cornとうもろこし世界三大穀物の一つで近年、世界で石油代替燃料のバイオエタノールとしての需要が伸び小麦、米より生産量が増加し用途の極めて広い穀類として植物全体にわたって利用するに至っています。年間世界生産量は2011年に872.4百万トンに達し、トウモロコシ需要の急成長により1998年の606百万トンから2007年には800百万トンにまで急拡大しました。一方で生産がそれに追いつかず、食品価格の高騰の要因として食糧としていたトウモロコシがバイオ燃料にまわされることによる遺伝子組み換えでないトウモロコシの実質的食糧の目減りが生じる事態にまでなったのです。価格が急騰し、2007年から2008年の世界食料価格危機を引き起こした原因のひとつとなりました。日本はトウモロコシのほとんどを輸入に頼...[◎玉蜀黍Maize,Corn]食生活について語ろう

  • [バナジュウム]食生活について語ろう

    ・バナジュウムVanadiumばなじゅうむ原子番号23、原子50.95、比重5.98、融点(1726℃・1890℃・1915℃の実験値)、沸点(3000℃~3350℃の実験値)、非金属元素、酸性酸化物として存在する。バナジュウムは栄養成分がはっきりしていなかったが最近に少しづつ解明されつつある。もともとは、触媒(他の物質を化学変化させ自身は変化しない)、金属としベアリング(回転する球状の軸受け)の超硬質ステンレスに使われている。銀白色の金属で濃硫酸には溶けるが一般の酸、アルカリ、水とは反応を示さない。人体では、骨、歯、脂肪に存在する。1830年にスェーデンの科学者が発見している。成長する植物で必要とし動物実験で虫歯に対する抵抗力を増すことが確かめられている。1953年微量ミネラルの栄養素に加えられた。19...[バナジュウム]食生活について語ろう

  • [ビーフン]食生活について語ろう

    ・米粉Noodlesrawビーフン精白した、うるち米を原料とし圧力をかけて孔より押し出して作られる麺状の製品をいう。中国南部、台湾(新竹『しんち・シンツー』が有名)で古くより米の麺とし豊作の年に保存食として作り飢餓に備えて作られていたといわれる。粘り気の少ないのがよく日本では、主にインディカ米(輸入米)を用いて製造する。春雨に似ているが透明感がない。うるち米を水に浸し、砕いて粉にして裏ごししたものを団子状にしたのち加熱して良くこね糸状に押し出し、さらに茹で上げ、冷却、乾燥させて作る。麺の種類に細いもののほか幅広いもの(東南アジア)もあり台湾、中国で、汁ビーフン、焼きビーフン、炒めによく用いている。上新粉(エネルギー362cal、タンパク質6.2g、脂質0.9g、炭水化物78.5g、灰分0.4g)とビーフン...[ビーフン]食生活について語ろう

  • [ppm]食生活について語ろう

    ・ピーピーエムppmぴーぴーえむppmは、part(s)permillion(パーツ・パー・ミリオン)の略記号で100万分の1でいくらであるかという割合を示す分率単位で1ppm=0.0001%、10,000ppm=1%となる。主に水でmg/L,kg=ppmとし濃度、体積、成分比を表すために用いられる。1mg/1L=1ppmで汚染物質、不良品発生率などの確率を表すこともある。100万分の1の意で百万分率ともいう。1kg=1,000g(1千g)=百万mg(1,000,000mg)であり百万分の1が1ppmとなる。ppmの千分の1をppb(partsperbillon)であらわす。0.0001%=1ppm=1000ppb=1000000pptとなる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けして...[ppm]食生活について語ろう

  • [激辛チップス]食生活について語ろう

    ・激辛のポテトチップス都立高校の生徒15人が7月16日、激辛チップスを食べたことによる体調不良を訴え、数人が病院に搬送とのニュースがありました。チップスに含まれる唐辛子の辛味成分カプサイシンの過剰摂取が原因とみられています。アメリカ東部マサチューセッツ州在住の少年が、唐辛子の辛味成分カプサイシンの過剰摂取が原因とみられる心停止で死亡とのことも報じています。[カプサイシン]食生活について語ろう-gooブログはじめました!・カプサイシンCapsaicinかぷさいしんアミド系(シャビシンChavicine、サンショオールSanshool)に属する主に唐辛子の胎座、隔壁に含む辛み成分を有機溶剤(揮発性のものを溶か...gooblogご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[激辛チップス]食生活について語ろう

  • [タデアイ]食生活について語ろう

    ・蓼藍たであいタデ科、インドシナ原産。中国を経て奈良時代以前(6~7世紀)に日本に渡来したといわれる。高さ、70cmになる一年草、秋に穂状に紅色の小花を多数つける。7月と9月の年に2回ほど、染料のもととなる葉を収穫している。地際から10cmほどのところから切り戻していく。花を咲かせると、染料の量が減ってしまうので、早めに摘み取る。茎が薄紅色になり草木染で生葉から染料を得て主に徳島県で栽培する。明治時代には、安価な合成品などの輸入があり生産量は減少傾向にある。アメリカ西部で生産が始まったデニムの色としても知られる。果実は、藍実(らんじつ)といわれタデに似るが辛味が無く青(インディゴIndigo:配糖体としてインディカンIndicanで無色)く染めることができることより蓼藍(だてあい・りょうらん)の字が当てら...[タデアイ]食生活について語ろう

  • [姫鱒]食生活について語ろう

    ・姫鱒Oncorhynchusnerkaひめますサケ科、北海道の阿寒湖を原産地としアイヌ語でカパチェップ(薄い小魚)と呼ばれていたが明治42年頃に和名紅鱒と名づけられた。水温が低い10℃程度のきれいな北日本の湖に放流し漁獲は解禁日を設け産卵期を避けた5月から秋口としている。釣りの対象魚としての人気もあり主にプランクトンの小さな動物を好んで餌として3~4年で産卵期を迎える。体の上部は銀青色、腹部が銀白色をして体長30~60cmぐらいで6~7月に捕獲したものを旬とする。9月下旬から11月頃までの産卵期には体を赤く染め紅鱒(紅鮭)の系統であることを示し湖水に注(そそ)がれる河川にさかのぼって産卵している。べに鱒の陸封(海の魚が淡水に定住:いわな、虹鱒)したもので明治時代に養殖して全国の湖に放流が始まった。和井内...[姫鱒]食生活について語ろう

  • [フコイダン]食生活について語ろう

    ・フコイダンFucoidanふこいだん1913年、スエーデンのキリン(H.Z.Kylin)によって褐藻類より発見している。フコイジンFucoidinともいい細胞膜填充(てんじゅう)物質として褐藻類(めかぶ・もずく・わかめ・ひじき)に多く含む、ぬるぬるの成分で水溶性、酸、アルカリに不安定で粘質多糖類の水溶性食物繊維に分類する。硫酸化フコースFucoseを主成分として、ガラクトース、キシロース、マンノースなどの糖が多数結合したもの。胃の粘膜を保護しピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ:日本人の30~70%に存在)除去、血圧、コレステロールを低下させ胃がんの予防効果がフコイダン2~3g/1日摂取することで認められている。昆布、モズクの乾燥に時間がかかることから保湿力を注目し、その中のウロン酸が皮膚を乾燥から守ること...[フコイダン]食生活について語ろう

  • [人と微生物]食生活について語ろう

    ・微生物Microorganismびせいぶつ一般に寄生虫、カビ、酵母、細菌、ウイルスなどで小さい生物ということであり多くの種類があります。生物には細胞が存在し、例外もありますが大きく2種類に分類し細胞核のある真核生物と、細胞核を持たない原核生物です。肉眼では観察できない、きわめて小さな生物のことで微生物に、乳酸菌、麹、酵母のように私たちの健康だけではなく、アトピー性皮膚炎、水虫、タムシのような病原性の菌も存在しています。この季節に気になる病原性細菌について少し触れてみました。アトピー性皮膚炎は、体質として免疫作用が異常に強く起こりやすかったり、乾燥肌状態であることが一因と考えられています。患者は汗をかくと炎症を引き起こし、一層ひどい痛みとかゆみに苛(さいな)まれることが知られていますが、具体的にどんな物質...[人と微生物]食生活について語ろう

  • [竜眼]食生活について語ろう

    竜眼Longanりゅうがんムクロジ科、インド原産。同じ科でライチ、ランブータンととも代表的な種類のひとつとしている。東南アジア、中国の熱帯、亜熱帯地域を主産地とし、日本でも鹿児島、沖縄、八丈島で少し栽培している。竜眼は10mにもなる高木、雌雄異株(しゆういしゅ)の常緑樹で春に小さな白い花が咲く。6~8月を旬として果実は、細い長い枝の先に一個づつ数珠球(だま)を垂れ下げブドウの房のように実をつけ、小ぶりにしたライチに似るが直径3cm、5g程度の球形、褐色をして表皮の皮質がアボガドの皮に似る。ムクロジ科の果皮にサポニンを含み洗剤として利用、黒い種がまた羽子板の羽の材料にしている。果肉は、緑色がかった白色半透明で多汁、独特の芳香、甘味がある。中にある黒い丸い直径1cmほどの種子は、竜の眼に見えることから名前がつ...[竜眼]食生活について語ろう

  • [白檀]食生活について語ろう

    ・白檀Sandalwoodびゃくだんビャクダン科、インド・インドネシアに多く自生、半寄生常緑喬(きょう)木、葉は卵状披針形の対生。花は夏季に紫黒色をして、秋に実をつける。別名を栴檀(せんだん)、サンダルウッドといい心材は香気が高く、香料の他、高級彫刻材として仏像や念珠などにも使用している。匂袋、線香などではベースの香りとし、精油しアロマテラピーで多く用いる。主成分のテルペン類サンタロールSantalolは殺菌、心臓強壮や血行促進、利尿作用があり、また精神的緊張を鎮めたいときに用いる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[白檀]食生活について語ろう

  • [血鯛:ちだい]食生活について語ろう

    ・血鯛Crimsonseabreamちだいタイ科、北海道以南から南シナ海に生息する。真鯛より沖合いで少し深いところで全長30cm~40cm真鯛によく似てるが小型で尾鰭の色が赤味が強く黒くないことで区別できる。ハナダイともいい産卵が冬で6~8月の夏を旬とし美味で真鯛の冬とは異なり利用している。一部で養殖もあり刺身、洗い、塩焼き、汁物で、めでたいとし祝いごとに用いている。脂肪が100g中で2.4gと天然真鯛5.8g、養殖真鯛10.8gに比較し低い。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[血鯛:ちだい]食生活について語ろう

  • [ハス科]食生活について語ろう

    ・ハス科Nelumbonaceaeはすか植物界Plantae、被子植物門Magnoliophyta、双子葉植物綱Magnoliopsida、ヤマモガシ目Proteales、ハス科Nelumbonaceaeとして分類しハス属の1属だけとしている。ハス科は、被子植物の主グループに近いとされ、真正双子葉類のヤマモガシ目に属す。近年の研究により系統が大きく異なり、APG植物分類体系では、スイレン科は、被子植物の中で主グループから早い時期に分岐した最も原始的なグループに属する種類とした。スイレンはスイレン目スイレン科スイレン属に分類した。ハスは比較的新しい植物の仲間で、ハス科は双子葉植物の科の一つで属はハス属のみで、多年生の水草であるハス(東洋種で花が紅や白)とキバナハス(北米原産で花が黄色)が属する。他のヤマモガ...[ハス科]食生活について語ろう

  • [麦角]食生活について語ろう

    ・麦角Ergotばっかく麦の生育中に子嚢菌の一種麦角菌が子房に寄生して形成する黒色に変色した麦粒のことをいう。地面に落下すると一定期間の休眠後、子実体(キノコ)を生じて胞子を飛ばす。マイコトキシンMycotoxinとして、一群の麦角アルカロイドと呼ばれる様々な生理活性を示す。花に寄生する麦角にエルゴトキシンErgotoxineがあり血圧上昇剤に使われる。麦角が発生した畑からの収穫物には種子にまぎれて麦角が混入し、これを粉に挽いてパンなどにすると、麦角アルカロイドの止血作用の毒性によって流産や末梢血管の収縮による四肢の組織の壊死などの中毒症状を引き起こす。食用に適さなくなりライ麦での発生が多く、日本での発生は見られていない。輸入する小麦に混入があり検査規格が定められている。ご愛読戴きましてありがとうございま...[麦角]食生活について語ろう

  • [ビタミンエース]食生活について語ろう

    ・ビタミンエースVitaminACEびたみんえーすビタミンACEをいう。推奨量(A:600~750μg、C:100mg、E:6.5~7mg)の3倍取ることによって免疫力を高めるという。ヒッポファエという南アメリカの果実にこの成分を多く含む。オレンジ色をしたザクロの一種で甘酸っぱい。日本ではまだ量産していない。ヨーロッパでヒッポファイオイルとして市販している。モロヘイヤ又は人参(加熱して用いる)、アセロラ、小麦胚芽または落花生をミキサーにかけジュースとしてもよい。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ビタミンエース]食生活について語ろう

  • [7月の食の記念日]食生活について語ろう

    ・7月の食の記念日Julyfoodanniversaryしちがつのしょくのきねんび食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。毎月配信させていただいておりますのでご期待ください。ということで、今月は、7月に記念日が設けられている食・食品についてです。7月1日じゅんさいの日語呂合わせで、じゅん(ジューンJune:6月)さい(31)」だが、6月に31日は、ないので、7月1日が「じゅんさいの日に。秋田県三種町・「三種町森岳じゅんさいの里活性化協議会」で2012年(平成24年)に制定、日本記念日協会に2013年の3月に認定を受ける。2日たこの日関西地方では7月2日頃の半夏生に蛸を食べる人が多く蛸に含まれるタウリンが夏バテ防止になるということより蛸...[7月の食の記念日]食生活について語ろう

  • [大麦]食生活について語ろう

    ・大麦Barleyおおむぎイネ科、コーカサス付近を原産地とする説がある。世界各国で広く栽培し、トウモロコシ、小麦、米についで燕麦とともに生産量の多い穀物だが主に飼料とし利用している。栽培方法は小麦とほぼ同様で春蒔き、秋蒔きがあるが日本の北海道以外、秋蒔きがほとんどであるが、消費量の90%近くは輸入に頼っている。主に六条種と二条種(ビール麦)、裸麦があり日本では食用として押し麦(米と混炊)、麦とろ(麦だけのご飯にとろろをかけたもの)、香煎(こうせん、麦焦がし、はったいこ)、麦茶、麦味噌、醤油、麦芽して水あめ、ビール醸造に利用される。米(精白米:タンパク質6.1g、脂質0.9g、炭水化物77.1g、カリウム88mg、ビタミンB1:0.08mgB2:0.02mg食物繊維0.5g/100g中)に比較して大麦押し麦...[大麦]食生活について語ろう

  • [レジオネラ属菌]食生活について語ろう

    ・レジオネラ属菌Legionellaspeciesれじおねらぞくきん浴槽水の循環が不良で発生している中毒ですが、6~7月にかけて家庭でも衛生管理が行き届かないと発生することがあります。掃除するときにぬめりが残っていると菌の温床になるのです。そんなレジオネラ属菌についての情報です。2022年4月に有馬温泉かんぽの宿で70代男性2人がレジオネラ属菌に感染し、うち1人がレジオネラ肺炎で死亡したと発表、2014年に埼玉県で5月下旬からレジオネラ症Legionellosis発生届を受け男性3名の患者のうちが客1人が6月上旬に肺炎を発症し死亡していました。浴槽水でのレジオネラ属菌を検出しています。近年の温泉ブームで2002年7月にもレジオネラ属菌が温泉から検出されていたことがあります。1976年7月に米国のペンシルベ...[レジオネラ属菌]食生活について語ろう

  • [パチョリ]食生活について語ろう

    ・パチョリPatchouliぱちょりシソ科、インド原産。多年草のハーブで、パチューリ、パチュリともいう。香草として知られ衣服やショールなどの間に葉を挟んで収納し、防虫効果とともに移り香を楽しんでいた。語源は東南アジアで使われるタミル語のパチャイ(緑)とエライ(葉)で緑の葉に由来する。採油は葉を乾燥、発酵させることにより、独特な香りが生まれる。エキゾチックで個性的な香りは好き嫌いがあるが、熟成することで香りが深まる。香りには、便秘症の人が、枕元において、翌日には便意を催し、通便が良くなるとの報告がある。主に精油しパチョリ油とし香や香水に用いる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[パチョリ]食生活について語ろう

  • [バラクーダ]食生活について語ろう

    ・バラクーダBarracudaばらくーだカマス科、和名をオニカマスという。広く沖縄以南に分布する熱帯性海産魚で、脂肪分が多い。単にカマスBarracudaという英名と同じに表記と思われる。成長すると2mほどで大型になるとシガテラ毒魚となりやすいことから食品衛生法で食用禁止としている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[バラクーダ]食生活について語ろう

  • [乳茸]食生活について語ろう

    ・乳茸Tawnymilkcapmushroomちちたけベニタケ科、チダケともいわれ、関東以北から東北地方にかけて山の広葉樹、雑木林に真夏から初秋7~9月に発生する。傘が黄褐色で中央にくぼみが見られ3~10cm、高さ5~8cm、肉質はほぐれやすく、味、匂いがあまりしない。折れやすく傷をつけると渋みのある乳汁を分泌し名前の由来とする。乳茸刺(ちだけさし:ユキノシタ科、多年草)の植物があるがこの植物の茎に乳茸を刺して持ちかえったのだからとしている。栃木県日光あたりでうどんの出し取りによい出しが出て使われ乳茸うどんが知られる。加熱によって渋味がなくなりあっさりしていることから炒め物、天ぷらにするとよい。保存食として塩漬け、冷凍する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[乳茸]食生活について語ろう

  • [コリアンダー]食生活について語ろう

    ・コリアンダーCorianderこりあんだーセリ科、原産地は地中海沿岸。中国での栽培が多い。湿地での生育がよく春、秋に種子が播かれ3ヶ月ほどで30cmぐらいになったところで6~7月ごろ、複散形花序で淡紅色を帯びた白い花を咲かせ、随時葉が摘み取られる。セリに似て葉が細く未熟では不快な特有強い香りを持つが、成熟するとレモンとセージとレモンを合わせたようなかすかな辛味とマイルドな甘味を有する。別名を香菜、シャサイ、中国パセリ、コエンドロ(和名:ポルトガル語コエントロCoentroより)、パクチー(タイ)ともいう。香辛料とし肉、魚の臭み消し、付け合わせにしたり、スープ、サラダ、和え物、種子を乾燥させピクルスに、粉末にしてカレー、シチュー、ソーセージ、クッキーに使われる。種子より精油が0.5%得られ主成分としモノテ...[コリアンダー]食生活について語ろう

  • [砒素]食生活について語ろう

    ・砒素Arsenicひそ物理的性質は金属に類似するが化学的性質は燐に類似し分類上は非金属、重金属に、半金属に属する。単体には灰色、黒色、黄色の3種の同素体が存在し、灰色ヒ素(比重5.73)が一般に知られる。単体ヒ素には毒性がないか弱いと考えられ、炭素を含むヒ素の化合物(有機ヒ素)は有毒で、炭素を含まないものを無機ヒ素(化合物)という。元素記号As、単体、又は硫化物、イオウ化合物とし産出している。硫化物を熱して作られ、リンに似た性質を持つ。海産物に蓄積する砒素は火山から排出する無機砒素で、それらが海水中に広く約2ppbと微量に溶け海藻類は直接吸収し、魚介類ではプランクトンが無機砒素を取込み体内でメチル化して有機砒素となる。食物連鎖により大型の魚や甲殻類の摂取、最終的に人に蓄積するが、毒性は一般に低い。海藻類...[砒素]食生活について語ろう

  • [必須アミノ酸]食生活について語ろう

    ・必須アミノ酸Essentialaminoacidひっすあみのさんアミノ酸には、動物の体内で合成するものと食物から直接取らなければならないものがあり、人の体内で合成できないアミノ酸を必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)と呼んでいる。動物の種類、成長によって異なり成人した大人では8種(イソロイシン・ロイシン・スレオニン・トリプトファン・バリン・リジン・含硫アミノ酸[メチオニン・シスチン:メチオニンがあると体内で合成される]芳香族アミノ酸[フェニルアラニン・チロシン:フェニルアラニンから体内で合成される])だが、成長期の乳幼児ではアルギニン、ヒスチジンが加わり10種となる。人体では合成が困難なアミノ酸で食物より取らなければ欠乏症がみられるアミノ酸を言う。[必須アミノ酸]食生活について語ろう

  • [グルテン]食生活について語ろう

    ・グルテンglutenぐるてん小麦の主要なタンパク質成分で主にグルテニン42%とグリアジン40%で82%を占めほぼ同量含む。小麦の特有の成分で他の穀類、大麦、ライ麦にもみられない。水とこね合わせでんぷん質を流失させ残ったねばねばした餅状のもの。不溶性タンパク質として小麦粉の種類により含有量、質が異なり強力粉(12%)程その量は多く薄力粉(8%)の1.5倍の量になる。性質は、グルテニン(薄い酸、アルカリに可溶)と、グリアジン(アルコールに可溶)が絡み合って形成され小麦粉独特の粘ちょう性、弾力性がみられる。リジン、スレオニン、バリンなど精白米に比べアミノ酸組成はよくなくアミノ酸価は44としている。グルタミン酸を多く含むことから加水分解させ旨み調味料であるグルタミン酸ナトリウムを製造する。植物性たんぱく質として...[グルテン]食生活について語ろう

  • [ビタミンL]食生活について語ろう

    ・ビタミンL:VitaminLびたみんえる1930年代より研究が進み白ねずみの乳汁分泌(Lactation)に必要なビタミンLとして牛肝臓中の因子でL1(アントラニル酸Anthranilicacid)と、酵母の核酸に含むL2(アデニル・チオメチル・ペントースAdenylthiomethylpentose)があり両者がそろって乳汁分泌に働く。乳汁分泌を促進する作用があり不足で乳分泌能力が低下する。人での効果は認められず現在ではビタミンよりはずれている。水溶性で肝臓、酵母に含む。[ビタミンL]食生活について語ろう

  • [脾臓]食生活について語ろう

    ・脾臓Spleenひぞう人体の左の上腹部にあり、上方は横隔膜に、内側は左の腎臓と接する。前方には胃が存在する。肋骨の下に隠れており通常は体表からは触れない。脾臓の大きさは長さ12cm、幅7.5cm、厚さ5cm程度で、重さは約100~150gで扁平な長楕円形で腎臓のようなソラマメに似た形をしている。脊椎動物のリンパ系器官で赤血球の貯留、古い赤血球や血小板の破壊、多量の血液が存在し赤血球を処分しリンパ球を作って、からだの中に入ってきた病原菌や細菌などと戦う体の免疫力を高めている臓器であり主に消化吸収などを担っている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[脾臓]食生活について語ろう

  • [パルミチン酸]食生活について語ろう

    ・パルミチン酸Palmiticacidぱるみちんさんヘキサデカン酸HexaDecanoicacidともいい、飽和脂肪酸であり、ステアリン酸、オレイン酸とともに広く分布する。綿実油、大豆油、コーン油、オリーブ油、パーム油、ミツロウなど、鯨ロウ、豚脂、牛脂に多く、融点は62.5℃、沸点351℃の白色固体。水には不溶、エーテル、ベンゼンには可溶で中和して脂肪酸石鹸として使われる。1991年アメリカのK.C.ヘイズ博士らの研究はそれまでの「パルミチン酸はコレステロールを増加させる」という説を否定し、むしろ動脈硬化を抑制するHDLを増やすと報告している。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[パルミチン酸]食生活について語ろう

  • [光触媒]食生活について語ろう

    ・光触媒Photocatalystひかりしょくばい太陽や蛍光灯などの光を照射することにより、他の反応速度を変化させる触媒作用を示す物質の総称のこと。触媒とは自ら変化することなくほかの反応を変化させることをいう。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[光触媒]食生活について語ろう

  • [低温調理]食生活について語ろう

    ・低温調理Lowtemperaturecookingていおんちょうり低温調理は、1979年にフランスで開発の調理法のようです。焼く、煮る、蒸すといった今までの調理法に続く、第四の調理法として近年日本でも注目しています。フランス語でSousvide(スーヴィッド)は、真空調理を意味し、別名で低温調理とも呼ばれ真空包装した食材を一定温度(恒温)で加熱する調理方法です。耐熱性の袋に食材を入れて真空にし、40〜60℃の低温で4時間からの長時間湯煎をする調理法です。低温調理で食中毒を起こしやすい菌が死滅する温度は、肉の中心で食中毒菌を殺菌するのに必要な温度と時間で63℃で30分間以上、70℃で3分間以上、75℃で1分間以上といわれます。茹でる調理法では通常は100℃の沸騰したお湯を使いますが、低温調理法では、だいた...[低温調理]食生活について語ろう

  • [HACCP]食生活について語ろう

    ・HACCP(ハサップ:HazardAnalysisCriticalControlPoint)はさっぷ危害分析重要管理点監視方式と訳し1950年代にアメリカではじまった宇宙開発計画(アポロ計画)の一環として1960年代に考案、開発している。高い安全性を求められる宇宙食の開発から始まったもので、現在では、最も合理的な食品の衛生管理の手法として国際的に広く認められている。宇宙食の安全性を確保するためのシステムとして食品衛生上の危害の発生を防止するために、食品の生産から加工にいたるあらゆる段階で発生する恐れのある微生物汚染物等の危害について調査・分析(HA)する。分析結果に基づき各工程のどの段階でどのような対策を講ずれば、より安全性を確保できるかという重要管理点(CCP)を定める。この重要管理点が遵守(じゅんし...[HACCP]食生活について語ろう

  • [ビタミンB複合体]食生活について語ろう

    ・ビタミンB複合体VitaminBcomplexびたみんびーふくごうたい発見のビタミンは、順にABCしていたが後にビタミンBに多くの成分が混在していることが判ってきたことからB1、B2・・・・・とし区別してきた。これらを総称しビタミンB複合体、B群としてB1、B2、ナイアシン[ニコチン酸・B3]、パントテン酸[B5]、B6、ビオチン[ビタミンH・B7]、葉酸[ビタミンM・B9]、B12、B13[オロチン酸・オロット酸]、αーリポ酸[チオクト酸・B14]、B15[バンガム酸]、コリン、イノシトール、パラアミノ安息香酸などがある。多くは、体内でタンパク質の分子と結合して酵素として働き、水溶性、分子中に窒素を含み腸からの吸収が一定になると尿中に排出されてしまい常に補給を必要としている。ビタミンB群でありながらB...[ビタミンB複合体]食生活について語ろう

  • [ユスラウメ]食生活について語ろう

    ・梅桃/山桜桃梅ゆすらうめバラ科、中国原産で落葉低木で樹高1m~3m。葉の表裏に細毛が多く葉は倒卵形で鋸歯(きょし)がある。江戸時代初期から栽培している。移植に強いこの樹木を移し徙(うつ)し楽しむという朝鮮語の移徙楽(イサラ)を名前の由来とする。春に淡紅色の五弁花を咲かせる。寒さに強く、庭木・盆栽や果樹として広く利用している。6月頃にサクランボに似た径1cmほどで赤実種と白実種の2種が知られ熟した果実は甘酸っぱくおいしく食べられる。ジャム、果実酒にもしている。果実の種子を洗い、乾燥したものを生薬で、毛桜桃(もうおうとう)といい、アミグダリンを含み血行促進作用が認められ緩下、利尿、肩こり、手足のむくみなどに用いる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ユスラウメ]食生活について語ろう

  • [ばくちの木]食生活について語ろう

    ・博打の木ばくちのきバラ科、関東以西の暖地に自生する、樹高10~15mになる常緑高木。葉は、互生し10~20cmの長楕円形で深緑色で縁は鋭い鋸歯をしている。花は秋に穂状で径6mmの白色の五弁花、果実は翌年の初夏に1.5cmの楕円形で黒紫色に成熟する。樹皮が特に6月ごろより絶えず古い灰褐色の樹皮がうろこ状に剥がれ落ち、あとに黄赤色の幹肌をみせる。この様子を博打に負けて衣を剥がれるのにたとえ名前の由来といわれる。別名を毘蘭樹(びらんじゅ)、裸木(はだかぎ)ともいう。樹皮、樹木が黄色の染料、家具に使われる。葉から取られる液をバクチ水といい、青酸配糖体プルナシンPrunasin(猛毒)を含み汗疹(あせも)、鎮咳、鎮静に用いていた。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ばくちの木]食生活について語ろう

  • [プロセスチーズ]食生活について語ろう

    ・プロセスチーズProcessedcheeseぷろせすちーずプロセスチーズは、異なるナチョラルチーズを2種類以上混ぜて加熱溶かして香辛料等を加え乳化させた均一にした後成形させ加工したものをいう。加熱により細菌の不活化、酵素変性により熟成はしないが、長期保存が可能で、味が均質になる。品質が一定して保存性がよい。ナチュラルチーズを加熱すると、チーズに含まれるカゼインを構成するアミノ酸の鎖がほぐれてとろける。つまみ、サラダとして利用している。プロセスチーズ100g中でエネルギー339kcal,水分45.0g,蛋白質22.7g,脂質26.0g,炭水化物1.3g,灰分5.0g,Na1100mg,K60mg,Ca630mg,Mg19mg,P730mg,Fe0.3mg,Zn3.2mg,銅0.08mg,マンガン-mg,V...[プロセスチーズ]食生活について語ろう

  • [バコパ]食生活について語ろう

    ・Bacopaばこぱオオバコ科(ゴマノハグサ科)、熱帯、亜熱帯性で、ステラともいいインドに自生する水草でハーブとして用いる。和名をオトメアゼナ(乙女畦菜)といい、小さな丸みのある葉で、草丈は長さ5cm~20cm、3月-12月に白から薄紫の径1cmの小さな花を咲かせる。インドでは、古くより粘膜の炎症を押さえ、喘息、気管支炎に、また鎮痛、利尿とし利用していた。サポニン(バコサイドBacopasides)を含み抗酸化作用があり、精神を安定させ、脳の血流をよくし記憶力、学習能力の向上よいという。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[バコパ]食生活について語ろう

  • [髪の毛の栄養]食生活について語ろう

    ・髪の毛の栄養Nutritionofhairかみのけのえいよう6月の紫外線は、太陽が真上から照りつけ、日照時間も長くなり、晴れた日では最も強く多く浴びることになります。抜け毛、白髪といった髪の毛へのダメージが大きくなっていく季節です。紫外線は、紫外線(光線10~380nm)のうち320-360nmの波長光工学的に作用が強く化学線ともいわれています。人間の表皮の細胞に作用してDNAを傷つけ、皮膚がんなどの原因になる危険性があります。なお200~280nmの紫外線は殺菌力があり、特に254nmの波長は強い殺菌力があり殺菌線ともいわれ、殺菌灯として利用しています。この時期の、髪のケア、栄養について、調べてみました。遺伝情報を担っている物質DNA(Deoxyribonucleicacid:デオキシリボ核酸)を傷つ...[髪の毛の栄養]食生活について語ろう

  • [ハスカップ]食生活について語ろう

    ・ハスカップBlue-berriedhoneysuckleはすかっぷスイカズラ科、北海道、中部以北に自生する1mほどの落葉低木で、名前の由来としてアイヌ語のハシカプ(枝の上にたくさんあるもの)という。アイヌの人々から不老長寿の果実、幻の果実と呼ばれ、プラムのような紫色の実をつける。別名和名で「黒実鶯神楽:くろみのうぐいすかぐら」といい主に北海道で栽培し5月中旬にクリーム色の漏斗型の小さなかわいらしい花を付ける。旬は6月下旬から7月かけて結実しブルーベリーのような径1cm程の楕円形の果物を実らせる。冷凍にもして甘酸っぱく主に、ジャム、ソース、ワイン、果汁飲料、果実酒、塩漬け、砂糖漬けなどに加工する。ヨーグルトなど乳製品との相性がよい。100g中でエネルギー53kcal、タンパク質0.7g、脂質0.6g、炭水...[ハスカップ]食生活について語ろう

  • [滑り杉茸擬]食生活について語ろう

    ・滑り杉茸擬ぬめりすぎたけもどきモエギタケ科、5~10月の春~秋にかけミズナラ、柳、ブナの倒木、枯れ木の湿地に群生し発生する。柳に良くみられることからヤナギタケともいわれる。小さいうちはなめこに似ているが傘は、黄褐色で光沢があり直径5~10cmに成長すると扁平になり色も褐色がかったさび色をしてくる。ヌメリスギタケとの違いは、柄の滑りの有無で判断しヌメリスギタケモドキは柄には粘性がない。表面がぬるぬるしてささくれだっている。味、食感ともなめこに似た感じで汁の実、煮物、鍋物、炒め物にする。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[滑り杉茸擬]食生活について語ろう

  • [チカ]食生活について語ろう

    ・チカJapanesesurfsmeltちかキュウリウオ科、関東以北の太平洋側、沿岸部、湾内に生息し成長すると全長20cmになるワカサギに似た海産魚で、背部が淡褐色、腹部は銀白色をしている。わかさぎと同じキュウリウオ科の魚でししゃもも同じ部類に属す。ワカサギは河川、湖沼に生息するが、チカは3、4年の一生を海で過ごす。初春の3月~5月に浅瀬の砂地に産卵し、旬を5、6月とする。白身で淡白で20cmになる大きいものは、骨が固いので3枚下ろしにして刺身、塩焼きで15cmほどの小さいものは、そのまま天ぷら、フライ、佃煮、干物、燻製にしている。タンパク質は、19.5%と魚肉の標準量20±2%のほぼ標準値、脂肪0.6%は、魚肉の標準量3±2%とより低い値を示す。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届け...[チカ]食生活について語ろう

  • [苦木]食生活について語ろう

    ・苦木PicrasmaWood/PicrasmaeLignumにがきニガキ科、山野に自生し樹高約10mの落葉で大きな葉は互生し縁に浅い鋸歯の長卵形で小葉は対生からなる羽状複葉。雌雄異株で、4~5月にかけ黄緑色の小花を密につける。材は緻密で器具・細工物用いている。枝、葉に強い苦味がある。6~7月の枝を切り樹皮を除いた部分の木部は白色で、これを日干し乾燥させ生薬で、苦木(にがき・くぼく)という。苦味の成分はクァッシンQuassin(ニガキラクトンNigakilactone)で酸化したトリテルペノイドの類、アルカロイド(ニガキノンNigakinone)などを含み、苦味があり健胃として用いる。樹液を抗菌、殺虫剤の原料、材料としても用いる。ご愛読いただきまして有難うございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[苦木]食生活について語ろう

  • [念珠藻]食生活について語ろう

    ・念珠藻ねんじゅもネンジュモ科、陸生藍藻類ユレモ目の淡水藻の総称で種類は多く世界的に広く分布する。水田や池沼などの水中の他に河岸のしめった岩の上などに多くは付着生育している。寒天状の被膜の中に生息し細胞の形は球形から樽形で、ほぼ同じ形をしているが糸状体の所々に休眠胞子(アキネートAkinete)、異形細胞(ヘテロシストHeterocyst)、栄養細胞(トリコームTrichome)などの特徴によって分類している。名の由来は、顕微鏡的な微小な細胞が数珠(じゅず)のようにつながることによる。藍藻類に属し一列の細胞からなる分岐しない糸状体が共通の寒天質基質内で多数絡み合って暗緑色不定形の塊状を形成する。カワタケ(水前寺海苔)・イシクラゲなどは食用になる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けし...[念珠藻]食生活について語ろう

  • [リナロール]食生活について語ろう

    リナロールLinaloolりなろーるバジルBasil、ベルガモットBergamot、ラベンダーLavenderなどより精油するモノテルペン類の淡い緑黄色で肌への刺激が少なくマイルドな、快いすがすがしい香りがする。ハーブティーとしたりエッセンシャルオイル(芳香油)として香水、アロマセラピーに使われる。鎮静、殺菌作用がある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[リナロール]食生活について語ろう

  • [歯と口の健康週間]食生活について語ろう

    ・歯と口の健康週間TeethandmouthhealthWeekはとくちのけんこうしゅうかん6月4~10日は2013年(平成25年)より歯と口の健康週間(歯の衛生週間)4日から始まっています。口腔ケア6月4日は6(む)と4(し)の語呂合わせで、「むし歯予防の日」とも言われます。この1週間は、厚生労働省・文部科学省・日本歯科医師会・日本学校歯科医会で実施です。歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対し普及啓発して、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せ、その早期発見及び早期治療等を徹底することで歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進に寄与することを目的とするとしています。平成28年度の歯科疾患実態調査では、現在の日本人の平均喪失歯そうしつし(抜いた歯)は、50歳で2本以上、年齢と共に少しず...[歯と口の健康週間]食生活について語ろう

  • [乳酸桿菌]食生活について語ろう

    ・乳酸桿菌Lactobacillusにゅうさんかんきんグラム陽性の桿菌で、その発育は微好気ないし嫌気的条件で促進する。酸にはきわめて強く、増殖の至適pHは5.5~5.8程度と低い。腐敗産物をつくらず、最終産物である乳酸が食品に適した酸味を賦与(ふよ)すると同時に腐敗菌の生育を阻害するため、古くから、いろいろな発酵食品に利用してきた。一般に非病原性であり、特にビフィズス菌が知られ人や他のほ乳類の腸内にも広く存在する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[乳酸桿菌]食生活について語ろう

  • [冬虫夏草]食生活について語ろう

    ・冬虫夏草とうちゅうかそうオフィオコルジケプス科(バッカクキン科)、中国、四川(しせん)、雲南(うんなん)省に多く分布している。きのこの菌糸が冬の間はコウモリガ科の幼虫(昆虫)の体内に宿って土の中で成長し、5~6月の夏になってきのことして地上に生育することからつけられた名称といわれる。漢方生薬として扱われるのはコウモリ蛾科の幼虫に寄生したもの一種類だけで冬虫夏草菌の子実体(きのこ)と寄生主の幼虫を乾燥させ利用する。冬虫夏草は、せみ、芋虫、トンボ、蚕のサナギ、蜂等、色々な昆虫に寄生し、現在までに約350種類が見つかっている。ガンを抑制するとされるエルゴステロールパーオキサイドErgosterolperoxideといわれる成分を含んで中国では、滋養強壮、不老長寿に漢方薬の中でも貴重な部類として珍重してきた。煮...[冬虫夏草]食生活について語ろう

  • [南高梅]食生活について語ろう 梅の日」の6月6日

    ・南高梅なんこううめ南高梅(なんこううめ・なんこうばい)とは、梅生産量日本一を誇る和歌山県を代表する品種のひとつで大粒で主たる生産地が和歌山県の白梅で、その果実は最高級品としている。明治時代に和歌山県(紀州)の旧・上南部村(現・みなべ町)で高田貞楠(さだぐす)が大粒の梅を見つけ、高田梅と名付けて栽培し、1950年(S25)に高田梅を最優良品種とし認定を受けた。調査に尽力した南部高校の教諭であったことから、高田の「高」と「南高」をとって昭和40年(1965年)に南高梅と名付けられている。生梅の旬を5月末より6月中旬ごろで出荷のピークは「梅の日」の6月6日ごろから15日ごろになる。直径3cmにもなる大粒(南高:なんこう)の梅で果皮が薄く、種が小さい大粒の実の果肉がやわらかく豊かに実り陽の当たる部分が鮮やかな紅...[南高梅]食生活について語ろう梅の日」の6月6日

  • [比重]食生活について語ろう

    ・比重Specificgravityひじゅう油は比重が小さく、水に浮く。ある物質の質量と、それと同体積をもつ標準物質の質量との比。通常、セ氏4度の水を標準物質とする。水(純水・精製水)は比重が1.0で100ml=100gだが、オイルは比重が低く、大まかな平均値は約0.9、灯油0.79、軽油0.84程度。温度1℃毎に約0.0007膨張する。気体では0℃で1気圧の空気とし、同温度、同圧力での空気を基準とする。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[比重]食生活について語ろう

  • [キシリトール] 食生活について語ろう

    ・キシリトール明治ガムの販売中止になりましたが下痢しやすいキシリトール入りのガム、キャンディー類の健康食品の報道が以前にありました。キシリトールガムは7粒、キシリクリスタルキャンディは2粒で子どもに下痢リスクが高まるというのです。注意書きとして「一度にたくさん食べるとお腹が緩くなります」と記載があります。虫歯予防でトクホになったロッテのキシリトールガムでは1日7回計14個のガム摂取を進めています。一度に7個以上噛むと、やはり子どもで下痢の可能性が出てくるようです。キシリトールガムにはトクホと歯科医師用の2種類あり下痢の予防には1回の摂取量あたりの糖アルコール量が少ない歯科医師用の方がすすめられます。近年は糖アルコールが原因とみられるアレルギー症状も報告されているので消費者は摂取量を把握し自己防衛が必要です...[キシリトール]食生活について語ろう

  • [蝦夷ニュウ]食生活について語ろう

    ・蝦夷ニュウえぞにゅうセリ科シシウド属、日本特産の多年草の山菜でエゾは北海道、ニュウはアイヌ語で、茎に甘味があることに由来と言う。別名、マルバアマニュウ、マルバエゾニュウ、サクともいう。本州では高原に多く、沢沿いや湿り気の多い木陰に群生し5月~6月初旬頃に、株の真ん中に出た若い茎を葉を除いた部分のみを食用とする。花期は7~8月で、草丈1mになる渋み、えぐみがあり、汁が黒くなる。皮を剥いて茹であく抜き後塩漬けして保存食にする。油炒め、揚げ物、煮物、味噌汁の実などにしている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[蝦夷ニュウ]食生活について語ろう

  • [6月の食の記念日]食生活について語ろう

    ・6月の食の記念日Junefoodanniversary6がつのしょくのきねんび食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。本年初旬に毎月配信させていただいておりますのでご期待ください。ということで、今月は、6月に記念日が設けられている食・食品についてです。6月食育月間食育月間食育基本法に基づき2006年3月末に決定した食育推進基本計画において定められた。食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し食育の国民への浸透を図ることとしている。6月🥛牛乳月間日本では、2007年に日本酪農乳業協会(現・一般社団法人Jミルク)が6月1日を「牛乳の日」、6月を「牛乳月間」と定めた。国連食糧農業機関(FAO)は2001年、牛乳に対する関心を高めると同時に、酪...[6月の食の記念日]食生活について語ろう

  • [マスクメロン]食生活について語ろう

    ・マスクメロンMuskmelonますくめろんウリ科、アールスメロンともいう。マスクメロンは、当初は16世紀イギリス王室で改良が行なわれ温室栽培で最高級品として甘味、香り共に優れていた。マスク・ムスク(musk)とは麝香(じゃこう)を意味する。現在ヨーロッパで流通するメロンはスペイン産の露地物が主流で、温室メロンはほとんどないといわれる。日本には、大正の終わり(大正14:1925年)頃導入し交配によりさまざまの種類が生まれている。マスクメロンの柄(え)になってい付いているつるは、果硬(かこう)ともいうが、俗にアンテナとも呼ばれ高級温室メロンのマスクメロンと、露地・多くの一般のハウスメロンを間違えないように、露地・ハウスメロンのつるを強制的に取り除いているからとしている。さらに、蔓は「鶴」に、網目は「亀の(甲...[マスクメロン]食生活について語ろう

  • [碾茶]食生活について語ろう

    ・碾茶てんちゃ玉露より長い期間茶木に新芽がでる4月初旬から20日ほどお茶の全体に被(おお)いをして日光、遅霜をさえぎり育てている。かぶせ茶とか、碾は、ひ・くと訓読みし、ひきちゃとも呼んで粉砕するためのお茶であることを意味する。茶葉を摘採(てきさい)し、蒸した後、揉(も)まずに葉の形のまま乾燥させ葉脈、茎を取り除いたお茶で、愛知県の一部にある程度で一般にはあまり市販していない。渋味がなく、のどこしのよいまろやかさがある。禅宗、茶道の宗家(家元)などで石臼で引いて茶漉しでふるい粉末にし抹茶として、また食べるお茶として茶飯、菓子、飲料などに利用する。抹茶はこれを引いて微粉末の粉状にしたもの。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[碾茶]食生活について語ろう

  • [ネトル]食生活について語ろう

    ・ネトルNettleねとるイラクサ科、ヨーロッパ原産で和名セイヨウイラクサ(西洋刺草)という。多年草でレモンバーム、しその葉に似たハート型の葉をして、トゲのような綿毛があり夏に細かく小さな緑色の花が咲く。成長すると1.2mほどになる。緑草の香りがよく、クロロフィル(浄血作用)が多く、ビタミンA、C、ミネラルを多く含む。5~9月に採取しハーブティーとして利用し抗アレルギー、花粉症、アトピー、肝炎、肥満の改善、リウマチの緩和に役立つという。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ネトル]食生活について語ろう

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