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清流 立谷川昨日は例のヘルメットの試着を兼ねてポタリング・・・今回もまた、行き先は山寺方面。さくらんぼサイクリングロードまずは、さくらんぼサイクリングロードを…
台風10号が発生して、当初 自転車並みの速度から徒歩に変わり、更に迷走しています。天気予報を確認しながら釣りに行くか判断しますが、今回も行くと決めました。『予報』…
雷雨のイワナ釣り(黒坂石川支流)雨の日が続き釣りに行けなくて今日なら午前中くらいは釣りになると思い行ってきました沢に入ると小型が多く大物はお盆休みに抜かれたようだ大場所はほとんど魚影が無く小場所の竿抜けで小物が出るここなら枝が入っているから残っていると思
海の日でも山に行くのに、山の日に山に行かないと言う選択肢はございません。なので、8月の暑い山の源流を、イワナを狙ってルアーで熱い釣りをする。ただそのために、前夜より源流に続く山を目指した。『山の日』
遠征釣行2日目は、かねてより狙っていた山中にある流れで宿営地で支度を済ませると、ジムニーで目的の流れを目指して走り出す。『痕跡』流れに続く林道に入り、そこから更…
連日の熱帯夜と猛暑日が続く、厳しい気温で夏盛りの8月せっかくの休日は、暑さにも負けることなく、今回も元気に流れを目指します!『岩清水』暑いので、どこを狙うか? 悩…
曇っていて沢の中が暗くて良く撮れない小さいのが続く・・・ブナ虫を意識した毛鉤だ毛鉤を交換したら食いが良くなったこれで次の沢に移動だ林道わきの蜘蛛の巣に引っかかっていたカゲロウ毛鉤作りの参考にしようと撮ってきたこっちの沢も小型が多いマアマアのが釣れたこれで
暑くて長く明けない梅雨に、前日は休暇を取って釣りに行った。就寝前に明日の天気を確認すると、降水確率は50%を表示している・・・『50%』50%・・・こんな時は…
友人と赤城山でイワナ釣り午後は天気が不安定になる予報だから雨が降ったら直ぐに車に戻れる赤城山の沢を選びました駐車場に着いたら見た事ある白い車があった何とルアーマンのマクソンさんだった一緒に行きましょうと言う事で・・・ルアーとチョウチン毛鉤がスタートルアー
久しぶりに毛鉤を作る❗❗釣りに行けなくて~毛鉤を作りました この時期に釣れるであろうブナ虫を意識して作りました右側の毛鉤真ん中の毛鉤左側の毛鉤これが何となく釣れそうだけど・・・毛鉤ケース同じような毛鉤はあるのだけれどね~あれこれ考えている時が楽しいですよ
6月も後半に差し掛かったが、今だに梅雨入りはしていません...それでも、前日に纏まって降った雨の影響を考えて、ポイントを変更した。『確率』雨上がりの一発狙いの…
遠征釣行2日目も朝から快晴で、天気への憂いは全くない。その上、前日は早めに夕食とタックルの整備を済ませ、温泉にゆっくり入り早めに就寝したので、体の憂いもありません!『狙い』…
暦は6月中旬で本来なら梅雨入りしている時期ですが、今年はまだです...それでも、気温だけは上昇しており、夏の気配を感じます。『銀竜草』週間天気で雨が降らないと…
前回の釣行は途中から雷雨で、次こそは良い天気での釣りを願っておりました。そして、今回は願いが通じたのか快晴予報の天気で安心する。『快晴』朝飯前にO2センサーの交換…
梅雨入り前の減水の渓を狙うため、今回もまた山を越えて流れを目指す。天気予報では、明日から雨が降るらしく、そのまま梅雨に入るのか?どうなるのか??『減水』駐車地点…
4月27日(土)中潮 第5戦目土曜日は歯医者の定期検診の予定が11時にあり、検診が終わってから県南の漁港へ行きました。到着すると、漁師さんが仕事中で邪魔は出来…
2024年4月21日(日)今日は朝から一斉ゴミ拾いの行事に参加させて頂きました。帰宅してお昼を取り、天気も良いようなので悩みましたが、今日も近所の渓流へテンカ…
4月13日に第3戦目。松ヶ崎漁港へヒラメマゴチ狙いで今週も行きました。結果は暗くなってクロソイ とカサゴ、ムラソイのロックフィッシュが数匹で終了(^^)なんと…
赤城山の小渓流でイワナ釣り今シーズン2回目の釣りです雪だ雨だ風だ何かと理由を付けて釣りに行かないんだ・・・足腰が弱くなって体が重いのかな~現地に着くと3℃この時期としては暖かい上流に向けて林道を歩く沢に入ると小さいけどすぐ釣れた小さいけど撮る飽きない程度に
吾輩にとって「春の楽しみ」と言えば、まず「釣り」だ。 春の風物詩とも言われる琵琶湖での「もろこ釣り」は毎年最低3回ほど行く。 産卵の為に接岸する「子持ち」なので、とても美味しいのである。 また河川の源流域での「渓流釣り」も楽しみだ。 「アマゴ」や「イワナ」といった鮭科の魚をのべ竿で釣る。 ウキを付けずに目印だけでアタリを取る「脈釣り」なので、非常にテクニカルで差が出やすい釣りでもあ...
早春に解禁する「渓流釣り」を、毎年楽しみにしている。 残念ながら約20年前に花粉症になってからは、花粉飛散が下火になるまで我慢の日々が続く。 なので例年解禁日には行けず、すっかり積雪が無くなってからがシーズンインとなる。 まあ、その頃の方が魚の体高やパワーもあって面白いのだが・・・・ ただ近年は温暖化で4月でも日中は気温が高く、ウェーダーを履いていると汗だくになってしまうので、午前中だけ...
今期用の源流ベイトロッドの自作の方も、いよいよ大詰めに入ってきた。ガイドの取付位置も決まり、後はどうやって取付けるか?それを考えていました。『取付』スレッド巻で…
猛暑の中で1時間の登り汗が鬼のように噴き出す木漏れ日に涼しげな流れ到着すれば快適な楽園が毎度期待を裏切らずヤマトイワナが湧き出てこのサイズがMAXでも引きが十分に楽しめる君も沢山いるから危うく踏みつけるわさてさて最近の物価高騰に加えてスーパーに並ぶ魚介の寂しさ何気なく安価なアジに手を出したのをきっかけにパフォーマンス抜群の干物にハマっていまして天気の良い日に外干しすると野良猫が次から次へと群がる(意外...
土曜日のイワナ釣り赤城山駐車スペース付近で竿を出したらすぐ釣れた 気分良くして上流に行くと15分位の所で遠くに先行者が見えたから下流方向に歩いたら二人連れの釣り人がいました 声を掛けたら上に向かって釣って行くと言われた仕方ないから次の沢に移動 沢の入り口
毛鉤を巻くのは何年ぶりか老眼が忍び寄っているのを実感(今のうちに沢山巻いておこう)今回は県境超えての福井へ目的の谷は断念し違う谷へ(めっきり臆病になりました)厳しい中でも奥へ進めば小さいのが少し釣れます(針の穴に糸を通すのが苦痛に)期待してしまう堰堤は全く相手にされません(毛鉤を小さくするのは無理)そこそこ楽しめたので早めに広大なキャンプ場へ(平日で他には1人だけ)最近は日本酒のオン・ザ・ロック今...
迫りくる老化現象に備えて①イワナが遊んでくれる②釣り人以外の人の気配③安全で快適なアクセスそんな楽園があるかどうか極めて疑問ではありますが新規開拓が始まりました2時間走りイワナは居ましたが毛ばりを凝視そんななか竿抜けのポイントから(混じっているけど・・・もしや?)もしやの期待を込めて毛ばりを納めて上流へ(見える魚体が気になる)微かに朱点が確認出来るのみで白点はもちろんパーマークも無い(ヤマトのような気が・...
トラブルと毛鉤の交換に呆れるほど時間を費やし久しぶりに出会った君も危うく踏みつぶしそうに先行者の跡が濃い時は浅瀬の方がチャンスありイワナも出る確率は下がりニッコウの血が濃くなった捕獲し損ねましたがヤマトらしかった奴も・・・老眼にも負けず今週末は上流部だな...
先日の源流部へ流れに降りて直ぐに大きな白い奴の気配全く気付かずに通過いささか足早に逃げている感しばらくすると上流から鳴き声が近づいてきて流れを挟んで固まり鈴を鳴らすと慌てて逃走う~ん2匹とも何かから逃げてきた感じがするな最近は老眼に加えて視力も衰えてきたんでいつもより慎重にまあまあのサイズもこんな源流部もアマゴとは・・・さてさて何事もなく帰れそう 「・・・。」黒くて丸い可愛い奴でした間違いなく母親も居...
進行著しい老眼もさることながら免許更新の検査を勘でやり切った視力そんななか気になっていた源流部へ釣りは1年ぶりとなります最近のまとまった雨で水量はいささか毛鉤に厳し沈黙が1時間・・・ようやくネイティブなアマゴここから反応が増え毛鉤を追うも水量が・・・ワイルド感がある朱点が無いアマゴも最後の最後でようやくイワナ一度尺サイズが浮上遠目ですが恐らくイワナ枝沢も彼方此方にこの先にヤマトがいるかも?安定していて気持...
林道を歩き植林の中を抜けて予定通り前回の谷の枝沢へ辿り着きました小さな反応がポツポツこんなポイントでようやくこれは・・・やはり期待できそうその後も同じ魚体ばかりヤマトの沢で良しとしましょう以前の無斑?もそうでしたがこの辺りは赤(黄)の斑点が少なめさてさて左のネマガリに獣の気配今日はここまでとしました(普段はチョロチョロの沢かな)帰りは彼方此方で君を踏みそうになって本流へ戻りましたが老眼向けの毛鉤はガン...
思惑通り一時雨雲が切れて根尾川の源流部は独り占めなんて言っていますが1時間前・・・通い詰めた近場の谷では到着と同時に土砂降りに用を足す為に林道脇に立ちふと足元を見ると奴らが群がり残尿処理を省略し車中へ避難も今にも吸血しそうな2匹が右足首にコイツがここまで北上とは雨が止んでも釣りどころではない(恐る恐る遠のいて撮影)雨とヒルを避けるため時間と距離を稼いで北上良い条件かと思いましたが渋い反応と蜘蛛の巣に苦...
長良川水系の某所1時間ほど森林浴をしながらしばらくは魚影も薄くこんなサイズが少しだけ本筋から釣り上げっても大半がここで引き返すかなややサイズアップして魚体も黄色味を帯びてきた緩い流れに落とせば7寸サイズはコンスタントに最後にサイズも引きも今日イチの美しい魚体前回苦戦した動画UPも少し勉強してスムーズに普段の水量から考えるとイワナが湧いているケロ良い沢を見つけましたさてさて毎度の野良猫ネタはここに来ての...
遡ること1週間前標高800mを越えて(歩きで200m登って)この毛鉤の穴に糸を通すことは50過ぎのオッサンは不可能と知る(昨年までは勘で何とかなった)幸い不自然に大きな毛鉤に魚が反応して無駄足にはならず(手持ちがこれだけなのも問題)さらに昨年ココでランディングネットを何処にどう忘れてきたか記憶になく(その時の画像)速攻でメルカリで購入(痛い出費です)最重要アイテムはまさか百均で買えるとは(嫁さんの助言)1週間...
一発でわかったらアナタのトラウト知識はハイエンド。 イ、イワナだよね?以前にも似たようなクイズ出したことあるのですが、 ●関連の人気記事 【超難易度】全15問サケ・マス・イワナクイズ。あなたは何問解
先行者の車は無かった外気温8℃この時期にしては低いね・・・不整脈だから楽な沢で様子を見ようと林道のある楽な小渓流を選んだ林道を歩いて行くと藤が満開だった沢に降りて最初に釣れたちびヤマメ小渓流だからこんなもんだよ画像を貼り付けます 堰堤下で期待したがこんな
減水のイワナ釣り今年は残雪が少なかったから減水していて・・・これから新芽を出す木々が吸い上げてさらに減水しそうだ現地の外気温2℃前回車が止まっていた沢に入る水量が少なく大物は姿を現さない小さいけど撮る枝が入って釣り辛いポイントで釣れる型の良いのは抜かれた
さてずいぶんと寄り道してしまったな。なんの話をしていたんだったか忘れちまったな。笑笑。そうそう、気象データを見てタカシと釣りに出かける話だったな。その年は期待していたほどではなかったがな、イワナは釣れた。面白かったのはな、タカシはブリーチのエルクヘアカディスしか使わないんだよ。あの時白いイワナを釣ったフライさ。季節、天候、魚の食性に合せてフライを変えるというフライフィッシングのセオリーには全くもって反しているんだが、それでも釣果を上げているのだから、面白いものだな。上体を前後にゆったりと振ってな、きれいな軌道でラインを飛ばしていた。 そんで最後に付け加えるがな、この川のもう一つの魅力はイワナが…
その後しばらくしてからな、ワシは何年かぶりにタカシとこの川に行ったことがあった。しばらく釣り上がって一息ついていると、ワシらの後から来た二人組と会ったんだよ。彼らはワシらの足跡を辿るように釣り上り、そこで追いついたという具合だな。皆も経験あると思うが、こんな風に川で出合った釣り師同士のやりとりというのは、ちとむずかしくてな。どうしても釣る場所が競合することになるからな、お互いに敵意が向きがちだろう。でもな、その二人はな、落ち着いたものでな、ワシらよりも年配で出で立ちからして老練な感じがした。お互いにな、軽く挨拶してから釣りの話になったよ。かれらはこの川に何年も通っていると言うのだ。そしてなあ、…
2022年の渓流釣りも、本日の釣行で終了する。3月1日から9月30日までの7か月間の締め括りに選んだのは・・・『秋晴』全力釣行ができる急峻な源流を選択しました。<…
実はタカシがその大きなイワナを釣った閉じた沢があるところは、この川のイワナ釣り場のほんの入り口でしかないんだよ。本流の奥は深くてな、山道から杣道を経て川原に降りてからも川は延々と続いていた。地図で見ると、源流はいつかの支流に分かれていて、やがてピークに至る稜線に遮られて途絶えている。そこまで行ったら,どんな釣りができるのだろうか、とな、仕事をしていてもな、何をしてもふと考えているようになってな。白昼夢に取り憑かれるとはこんな風になることをいうのかな。恋と似ているな。笑笑。 それでな。ある夏にな、非常食を携帯してな、装備もそれなりにしてな、タカシと遡行したこともあるんだよ。ひたすら歩いてな、途中…
渓流禁漁まで僅かになり、遠征釣行のため9月24日土曜の夜から家を出る。明けて朝、冷たい空気の中、林道から脇に逸れる道をジムニーで走った先にあるのが今回のポイントで・・・『晩秋』
そいつはな、ただサイズがでかいだけではなく、体色が白いイワナだった。アルビノとは違う。色が薄かったんだね。暗い谷だと思っていたんだが、実は河床には花崗岩が砕けた白い砂が堆積していたんだよ。そこに居ついていたから、環境に合わせてそんな色になったのだろうな。タカシは魚の大きさもさることながら、見たこともない魚体の気配にな、やったという喜びよりは、戸惑ってしまったらしい。とりあえず、デイパックの奥に持っていた家庭ごみ用のビニール袋に水を入れて、片手に携えて沢から出てきた。透明なビニール袋は川の水でたわわに膨らんでな、イワナを拡大したからなおさら大きく見えたよ。魚もよく観察できた。斑点が大きくてきれい…
それはさらに古い話でな、さっきの話からさらに30年ばかりも遡る。昭和の時代のことだよ。当時、フライフィッシングを覚えたばかりのワシは,すぐに夢中になって、あっちこっちの川へ足繁くでかけるようになった。そして楽しさを誰彼となく語り聞かせていた。仲間が欲しかったんだろうな。しかし、意外に周囲の反応は鈍かった。まだそれほどフライフィッシングが世の中に知られてはいない時代だったしな、一緒にやってみようと言ってくれる相手は少なかったんだよ。それにフライフィッシングは初めてすぐに釣果が上がるわけでもないだろう。タックルや装備など揃えるにも結構の金がかかるしな、そんな中で、タカシだけが、興味を持ってくれたん…
前の年にそんないい思いをしたものでな、次の年もまたチャンスを狙っていたのだ。ところが、その年の6月の上旬は雨が続いてしまっていてな、中旬になると今度は気温が上がらなかった。天候につられてこちらの動きも鈍く、なんだかその気にならなかった。そういうこともある。そんな気乗りのしないときは控えるものとワシは思っている。心の声というかな、それはないがしろにしない方がいいのだよ。そんなわけで、何回か延期された上での釣行だったからその年に初めてその川に入った時期は少し遅かったな。当日、ワシは、早起きをして家を出発し、途中で待ち合わせしたタカシの車に乗り換えて、早朝の道路を西に向かった。最後の人家から川をひた…
その前の年はな、冬の間の雪が少なかった。そして春になってから急に気温が上がったんだ。だから、これは雪代水が落ちるのは早いだろうと予測したわけだ。そして、タカシに連絡して、いつもよりも一か月以上も早く一緒にその川へ行ったのだよ。タカシというのはワシの弟子さ。 それで、実際川に着いてみるとな、川の本流に流れ込む谷筋には残雪があったがな、もう雪代水の大半は流れ去って、水位は平水まで下がっていた。水は清らかなで、穏やか流れの中を釣り上がることができた。しかもな、他にだれも来ていなかったからな、川を二人で独占した気分だった。気持ちよかったね。 ところが、そうは物事うまくいくことばかりでない。釣りを始めた…
堰堤下で一投目から釣れた最初が良いと続かないことが多いんだが・・・次から次に釣れてくる手前についていて毛鉤を入れると食ってくる産卵期前の荒食いだ当然釣れてくるのはメスが多い♀支流に上がっても荒食いだ写真も全部撮れないカリガネソウ荒れた林道を戻るキレイだか
1 目の前には初夏の日差しを浴びた海原が広がっていた。沖からは浜辺に向かって緩やかな風が吹いており、砂浜にさざ波を打ち寄せていた。そして波間には時折大きな波しぶきが跳ね上がった。浜辺の背後はすぐに切り立った崖になっていて、表面の地層を露わにして聳え立っていた。断崖は、緩やかな湾曲線を描きながら、海岸線に沿って南北両方向に伸びていた。そして北の方の突端付近には明るいオレンジ色をした建物の屋根が霞んでいた。まぶしいほどの日差しは、マリンレジャーにはうってつけだったが、平日の午前中のためなのか、それともこれと言った観光地でもないためか、この渚には人の気配は少なく、一組のカップルと、それとは別に大きな…
「魚が見えるの?」 川を渡った女が、マコトたちのすぐそばまで近づいてきていた。男は口をつぐんでしまった。マコトは戸惑いながら逆に 「何かを探していたんですか。」 と問い返した。白いクロップドパンツを履いた女は、見てと言って、マコトまで歩み寄り、手に持った赤色のバケツをマコトの前に差し出した。バケツの中には、角がとれた石が数十個入っていた。ブラウン、グレイや、オーカー色に染まったもの。細かいゴマ模様、地層模様が入っていたりと、様々な種類の石がそこにはあった。 「きれいな石ですね。」 「そうでしょう。」 麦わらのつば広帽の下から女の笑顔が覗いた。女はガラガラとバケツをかき回して、一つ取り上げ、開い…
1 今日はこれから皆にある川の話をしようと思う。食べながら呑みながらでも聞いていっておくれ。 30年も前の話になるがな。その頃には毎年の気候の変わりぶりが激しくなっていてなあ、冬の間に降り積もる雪の量も年によって違ってくることが多くなってきておった。春になってから、気温も急に上がって夏のような陽気になることもあった。そうなると、とたんに雪解けが進むのだよ。皆も知っての通り、雪解けの水は雪代水といってな、冬から春にかけて雪が解け始めると、一斉に川に水が流れ込む。その間はまったく釣りにはならん。なぜかというと、水が多すぎるし、その上濁ってしまっている。なによりもあぶねえのさ。川に飲み込まれそうにな…
台風一過の目覚めの朝は、薄暗くて天気が良く分からない...台風の影響も最小限で、雨が降って水が増えて、この時機に入る流れを目指してジムニーを走らせた『時機』目的地に…