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ひょっぽこ独学読書ノート『世界は感情で動く』マッテオ・モッテルリーニー著 ー抜粋25箇所
にほんブログ村 『世界は感情で動く』 行動経済学からみる 脳のトラップ マッテオ・モッテルリーニー著 泉典子訳 紀伊國屋書店 ・いかなる精神も、 自分自身を 考える力が なければ、 十分な力は 持てない。 ・無意識の認知は 言ってみれば 「無意識の先導」で、 周囲からの 挑戦を 唯一可能な 方法でさばくために、 進化の過程で 身につけたものである。 唯一可能な方法とは、 生存に適した 一連の行動を、 少しばかりの 洗練された 情報をもとにして、 すばやく 決定する という 方法である。 無意識の認知は、 私たちの 精神が 練り上げる 「怠慢」の プログラムで、 私たちは それに、 うまく 生き…
ひょっぽこ独学読書ノート『経済は感情で動く はじめての行動経済学』マッテオ・モッテルリーニー著 ー抜粋19箇所
にほんブログ村 『経済は感情で動く』 はじめての行動経済学 マッテオ・モッテルリーニー著 泉典子訳 ・あなたは ある軍隊の 隊長で、 600人の 一団の 勇敢な男たちを 率いて、 敵地のなかで 敵軍に 脅かされながら、 困難な 戦闘をするように 命令されている。 第一の場合。 司令部からの 知らせによると、 兵士たちを 待ち伏せる 罠があって、 もし 二つの 逃走経路のうちの 一方を とらなければ、 600人の 犠牲者が 出るだろう とのことである。 Aを選べば、 山岳地帯に 逃げ込んで、 200名が 助かるだろう。 Bを選べば、 海沿いに 進むことになり、 600人が 助かる 可能性が 三分…
ひょっぽこ独学読書ノート『経済は感情で動く』マッテオ・モッテルリーニー著 ー抜粋16箇所
にほんブログ村 『経済は感情で動く』 はじめての行動経済学 マッテオ・モッテルリーニー著 泉典子訳 ・あなたは 次の 二つの どちらかを 選ぶように と言われた。 A:賞金は 低いが もらえる 確率は 高い。 (7000円が 80%) B:賞金は 比較的高いが もらえる 確率は 低い。 (7万円が 10%) あなたは どちらを 選びますか? ・さて、 今度は 先の AとBに 金額を つけてみると しよう。 お金に 換算した場合、 どちらのほうを 高く 見積もりますか? ・選考の逆転 →preference reversal 。 標準的な 経済学では、 人の 嗜好や好みは 一定で 変化しないと …
ひょっぽこ独学読書ノート『経済は感情で動く はじめての行動経済学』マッテオ・モッテルリーニー著 泉典子訳 ー抜粋16箇所
にほんブログ村 『経済は感情で動く』 はじめての行動経済学 マッテオ・モッテルリーニー著 泉典子訳 紀伊国屋書店 ・経済の 問題になると、 私たちは 一杯 食わされることが 少なくない。 漫画の チャーリー・ブラウンは 赤毛の女の子に 出会うと ぽっとなって 思考が 停止してしまうが、 私たちの 頭も 「熱くなって ぽっとする」ことが たびたびある。 お金を 節約したり 使ったり 投資したりする 段になると、 私たちの 頭は、 経済学の本に よくある 数学的モデルのような、 「効用最大化」の 合理的な 計算機では なくなってしまう。 ・私たちが 犯す エラーのうちには、 決して 特別ではなく …