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久末天照大神社(ひさすえてんしょうだいじんじゃ→神奈川県川崎市高津区久末)は創建年代等は不詳ですが、江戸時代に天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭神とする神明社と天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)を祭神とする杉山社などを前身とする旧久末村の鎮守です。天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)は、神仏習合の頃は下総千葉氏が信仰したことで知られる妙見菩薩が本地仏とされました。神明社は江戸時代には南林山 普門院 ...
神王山 北辰妙見尊(→東京都稲城市百村)は、隣接する天台宗寺院の神王山 観音院 妙見寺が別当寺を務める神仏習合の影響が色濃い神社で、妙見寺の山頂(→奥ノ院という)にあります。寺院という扱いなので祭神は本尊と呼ばれ、北辰妙見尊星王(ほくしんみょうけんそんじょうおう)が「妙見菩薩」(→仏像)として祀られています。江戸時代前期の1662(寛文2)年から行われ東京都の無形文化財に指定される「蛇より行事」については、昨日の妙見...
神王山 観音院 妙見寺(→東京都稲城市百村)は、奈良時代後期の760(天平宝字4)年に47代淳仁天皇(→藤原仲麻呂政権)の勅願で創建された妙見宮(→神王山 北辰妙見尊)の祭祀を司る別当寺として、平安時代後期の1112(天永3)年に創建された天台宗寺院です。本尊は阿弥陀如来像です。妙見寺は、現在も境内山頂にある神王山 北辰妙見尊の行事を行うなど神仏習合が色濃く残り、江戸時代前期の1662(寛文2)年から行われている「蛇より...
千葉神社(→千葉県千葉市中央区院内1丁目)は、古代より「妙見様」として親しまれてきた北辰妙見尊星王(ほくしんみょうけんそんじょうおう)を主祭神として祭る神社で、全国にある妙見宮の本宮を称しています。北辰妙見尊星王は中国から伝わった蕃神(ばんしん→異国からやってきた神)で、天の中央に位置する北辰(→北極星・北斗七星)が神格化したものです。古代には諸星・方位方角を守護する尊い神であると信じられ、平安時代前期に神仏...