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みんな喜ぶ、例の🍜 【てんこもりラーメン】

2024.01.27

 前記事の続きで昼ごはん。

川越は埼玉県最大の観光地だが、今回は運動目的の単独行動で観光とは無縁。
昼ごはんは観光要素皆無のごく普通のラーメン店へ。


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ごく普通ではあるが、ずっと気になっていたお店。
“クレアモール”といういまどきのショッピングストリートから“大正浪漫夢通り”という観光スポットへの遷移地帯に位置する「てんこもりラーメン」。

「丸広百貨店」から370m、「市の屋飯店」から130m北、「川越角屋酒店」から50m南、そして「小江戸鏡山酒造」の入る「小江戸蔵里 KOEDO KURARI」(川越市産業観光館)の真向かいに立地する。


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それだけブログ記事になっているくらい、よく通る場所である。
ちょっと古くさい感じの店構えと、店先の例の動く看板が、気になっていた。


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調べてみると、例の麺リフト看板、正式名称“動く麺看板”は、新潟の氷器製造機等製造メーカー明電光(あかしでんこう)のカンバン製品であるらしい。

ガイジンが喜ぶアレ… と思っていたら、いまどきはニッポン人観光客(Z世代?)も大喜びしてる。
そうか、こういう昭和なやつ、知らんか… ( ̄- ̄;) ンー


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いまどきとは無縁のダサダサ感漂う“動く麺看板”、僕ら世代的にはある意味、信頼の証しのようでもある。


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店名のごとく量がウリのようで、ラーメン類のうちとんこつとしょうゆは麺2玉がデフォルトのもよう。


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券売機の前でしばし迷ったのち、“迷ったときは左上”の法則に従い、とんこつ麺1玉をポチッと。


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間口が狭く奥に長いカウンター席のみ。
奥のほうが空いていたのでいちばん奥の席に。

僕のすぐあと2つ隣に座ったお客は限定のマーボ丼+ラーメンで、「ご飯少なめ」と頼んでる。
しかし出てきたマーボ丼、どう見てもご飯少なめに見えない。
実はちょっと迷ったそのセットにしなくてよかったと、胸をなで下ろしたという。

そのあと入ってきた年配女性グループは、「マーボ丼って、辛い?」と聞いていたが、まず確認すべきポイントはそこではないと思うぞ💦


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「小江戸蔵里 KOEDO KURARI」(右)との位置関係


実際、人気観光スポット「小江戸蔵里 KOEDO KURARI」の真ん前という立地上、そのようなミスマッチな客が多いように感じられなくもない。
僕の座ったのが洗い場の前で、ほぼ手付かずのカレーライスの皿が下げられてきたり。
もちろん店ではなく頼む側の問題なんだが。


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ラーメンはにんにくの効いた、とんこつというより昔のみそラーメンを思わせる味わい。
お店の歴史はわからないが、メニュー表のみそラーメンの説明に“40年変わらぬ”と書いてあるので、少なくとも40年前すなわち昭和時代から存続しているということ。
僕らからすれば、もろ懐かし系。


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トッピングのモヤシが大豆モヤシというラーメンは、かつて経験ないかも。
普通の緑豆モヤシの2~3倍の値段はすると思うので、明らかにこだわっている部分だと思う。
全体の量の多さも含め、企業努力に敬意を表したい。


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体育会系っぽかったあのころが思い出される、川越ノスタルジー。


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[DATA]
てんこもりラーメン
埼玉県川越市新富町1-3-9





[Today's recommendation]


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川越八幡宮


○○? の愛したザーサイメン 【万味】

2019.04.04

 テレビはあまり見ないが、夜のニュースの流れで19:30~ のNHKはそのまま付けっ放しのことが多い。これまで火曜日は歌番組だったのでさすがに切っていたが、番組改変で『サラメシ』に変わったらしく何となくそのまま見ていたら、番組後半“○○が愛した”コーナーが「俳優、大杉漣が愛した、台湾料理店の豚肉ザーサイラーメンとミニマーボー丼」。その豚肉搾菜(ザーサイ)ラーメンというものが実においしそうなのだ。
お店は故 大杉漣さんの自宅近く、東京・初台の台湾料理店「福臨門」。


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初台はさすがに遠いが、ザーサイラーメンということなら前から気になっていたお店が近くにある。
ということで、一橋学園駅北口の学園坂商店街へ。


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左手前、商店街の角が「学園坂タウンキッチン」、その裏手に「万味」がある


中華料理店「万味」は、商店街を一つ折れた奥まった場所にあるが、よく見ると表通りに面した物件と一続きの大きな建造物になっている。
ちなみにこのブログで何度か取り上げさせていただいている「猫のあんこ焼き菓子店」が営業する「学園坂タウンキッチン」は、この古いショッピングセンターの同じ屋根の下の住人ということになる。


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年配のご夫婦と息子さんで切り盛りする典型的な“街中華”。
L字カウンター8席ほどの小さいお店だが、客入りはいい印象で、加えて息子さんの出前姿を頻繁に見かける。地元の人気店なのかもしれない。


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店先にカブがないので、やはり出動中。
2時半近くで、先客はゼロ。

ザーサイメン680円を注文。


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5分後にやって来たザーサイメン、思っていたよりずっとシンプルなルックスだ。
しょうゆ味のおそらくラーメンと同じスープの上に、あんかけの具がのる。


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ちょっと食べて、これはザーサイメンではなくタケノコメンなのでは…? との疑義が生じるほどタケノコが存在感を放っている。というか、ザーサイの存在が認められない。
と思ったら、細かく刻まれたザーサイがあんの中に埋もれている。
ほかに細切り豚肉を加え、具材は3種のみ。というか、ぱっと見、豚肉とタケノコのみ。


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しかしながら、味の決め手はやはりザーサイ。
スープがかなり薄味なのはザーサイの塩気を計算したものとも思われ、じわじわとザーサイ風味が強まっていく。


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見えざる存在が宇宙を支配するという素粒子宇宙論かクトゥルー神話のごとき一杯… といったらだいぶ大げさか ( ̄ω ̄;) ンー…


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[DATA]
万味(まんみ)
東京都小平市学園東町1-16-1





[Today's recommendation]

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 煎りたてコーヒー豆
2019.04.04 アヒルのうたたね/東京都小平市学園東町1-16-2
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学園坂商店街にはもう一つ用事があって、それはコーヒー豆を買うこと。
いつもの生活クラブのボリビアブレンドがこのところ近所の「デポー」で入荷がなく、先週の西荻「どんぐり舎」に続き、街のコーヒー屋さんで調達。


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今回は「学園坂タウンキッチン」の角から30m北の、やはりリノベ型喫茶店「アヒルのうたたね」


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マイルドで飲みやすいブレンド(ブラジル、コロンビア)の「うたたねブレンド」400円/100gを購入。


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手袋を買いに または がんちゃんに会いに 【元祖札幌や 練馬店】

2017.11.20

 この冬一番の冷え込み。手袋なしで自転車に乗るのはつらいので出そうとしたが見つからない。捨てたような記憶がある。
春先に手袋の安売りをしているところを見かけ、買っておけば? となったが、結局買わなかった。もう手袋は使わないだろう、と。もちろん、いま使うわけじゃなく来シーズン用に、せっかく安いんだから買っておけば? なのはわかる。わかるが、行動に結び付かない。差し迫った用事しか実行に移さないのである。めんどくさくて。
で、買わなかったくせに、5年ぐらい使ってボロボロになったやつは捨てた。
結局、こうやって差し迫ってひばりが丘のパルコまで買いに来て、定価で買ってモヤモヤしている。


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9月から続いた忙しい状態が今日の午前中で一区切りとなり、すごく開放感があった。
その流れで西武池袋線沿いにずっと先まで行ってみようという気になる。
この方面だと、普通は石神井公園か、せいぜい高野台あたりまでしか行かない。その先、富士見台の商店街にはシブい店がいっぱいあってワクワクするが、目的地はもっと先、練馬駅である。


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以前、サッポロラーメンに凝っていて、網羅的に検索したことがある。その際、自分の守備範囲ぎりぎりか…? という感じで引っかかっていたのが「元祖札幌や 練馬店」。
“サッポロ”の定義等については、蝦夷えぞえぞ菊えぞふじピリカピリカを参照していただきたい。


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元祖札幌や練馬店は実は有名店。
サッカーなでしこジャパンの元エースストライカー荒川恵理子選手の実家である。西友でレジ打ちのバイトをしながらサッカーに打ち込む姿が話題に、といえば覚えている人も多いと思う。ボンバーヘッドの人気者だ。
“がんちゃん”というニックネームは実家の店名に由来するという。38歳のいまも現役で、なでしこリーグ2部の日体大FIELDS横浜に所属する。


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ちなみにチームメイトでキャプテンの嶋田千秋選手はうちの元近所。子どものころから知っていて、なぜか向こうも覚えてくれているようで、以前駅前ですれ違ったときにあいさつしてくれた。おじさん感激して、このチームをひそかに応援しているのである。


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普通の街の中華屋のようなお店を想像していたが、だいぶ違う。
明かりはたくさんのランプ型照明。暗めの店内は北海道の開拓小屋風の演出だろうか。そこかしこに大きなアイヌの木彫り。
僕はこういう要素からは、北海道というより『知床旅情』(加藤登紀子のほう)系1970年代的学生時代みたいなものが想起されて憧れの念を思い起こす。
それだけでもはるばる来たかいあったな、と思うのである。


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迷路のような複雑な形のボックス席が多数。ほかにカウンター5席、座敷もある。
ホール係のお父さん(荒川選手のお父さんらしい)に「そちらにどうぞ」と案内されて、迷路ボックスの奥に。
背後でがんちゃんがリフティングしてます。

サッポロといえばやっぱりこれ! と、味噌らーめん600円。


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カウンターの中の厨房には、2代目(お兄さんらしい)、その奥さん? およびお母さんと、家族総出のにぎやかな切り盛りである。残念ながらボンバー荒川の姿はなかった。
いちばん奥の大きめのテーブルには家族5人連れ。カウンターには常連風の女性客。
全体にほのぼのアットホームな雰囲気だ。


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味噌らーめんは、野菜たっぷりという僕の考えるサッポロとは違って、すっきりトッピング。チャーシュー、メンマ、ワカメ、ネギに、ゆで卵はスライス。
白みそというのもこのタイプでは珍しいかもしれないが、マイルドかつニンニクが効いてサッポロ的である。モチモチの中太麺は量もけっこう多い。
満足のサッポロ味噌でした。


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このあたりの商店街には古い店がたくさん残っていて、三多摩の人間としては、やっぱ23区は違うな… と思わされるものがある。
思いがけず、外観写真を見たことのある「千曲食堂」を発見して興奮、すっかりおのぼりさん状態である。

そんなことをしていて、ふと気づいてスマホを開けると…
終わったはずの仕事の送り先を間違えていて、周囲の仕事関係者やうちの次女まで巻き込んだ大騒動になっていたのである。

片道16km、必死にこいで帰る。
汗だくで、手袋が邪魔くさくて…。


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[DATA]
元祖札幌や 練馬店
東京都練馬区豊玉北5-20-12





[Today's recommendation]


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◆ 猫写真はこちら



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昭和食堂遺産「千曲食堂」


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hobohobo

Author:hobohobo
昭和二桁生まれ。
4人家族に猫♂♀2匹。
東京多摩地区在住。

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