優雅なるアルパカー高原の風を感じる触れ合いー
さて、私は自らに課せられた運命に直面しました。それは、「最低でも一杯は飲まねばならない」という厳しい掟。そこで選んだのは、シャーリーテンプルという名の、ザクロとジンジャエールのミステリアスなちゃんぽん。
ドリンクを武装して、私は仲間を探しに大型犬の群れが自由を満喫するガーデンエリアへと足を踏み入れました。扉を開けた瞬間、動物たちの存在感を強烈に主張する香りが「ウェルカム!」と迎え撃たれました。一瞬、「これは何の試練か?」と思ったけれど、ここの住人(人間含む)は皆、この独特のアロマには慣れっこのようでした。不思議な世界。
しかし、臭いなんて忘れるくらい、大型犬たちは猛烈にフレンドリー。一歩足を踏み入れると、もう「新しい友達だ!」とばかりにわんさかと寄ってきました。そんな彼らの愛らしさに、一時の驚きも吹き飛びました。その後、もっと高みを求めて猫と小型犬がいるパークエリアへ。ここも人気で、人々が溢れていました。
そして、奇跡的にも連れを見つけ、まとめて店員さんから渡されたドリンクをそれぞれ彼女らに手渡すことができたのでした。この一連の冒険を経て、私は深い啓示を得ました。「私の魂の故郷は、やはりカピバラさんたちがいるアドベンチャーエリアにある」と(笑)
アニマルカフェには、ちょっとしたオマケが付いてくるんです。それは、「強制的ドリンク注文」と一緒に、動物たちへの愛情(もとい、餌)を無料で提供してくれるサービス。まあ、その餌の量がちょっぴり寂しいんですけどね(笑) でも、無料の餌があるのはありがたいですね!
この餌、アルパカさんからインコ、オウム、ウサギ、モルモット、そしてもちろん、私のお気に入りのカピバラさんたちにまで、幅広い顧客に対応しています。さて、分配の仕方ですが、この粉々の餌は鳥さんたち用でスプーンであげるとのこと、他は私はカピバラさんとアルパカさんにあげました。
とにかく、この餌を前にした動物たちの反応は、もう、可愛いのなんのって!私が餌をちらつかせると、それぞれの動物がいろんな反応を見せてくれるんです。カピバラさんはゆったりとした優雅さで、アルパカさんはちょっぴりおっとりとして、そしてインコはキビキビとした動きで。この光景、思わず「可愛ぇーーーーー!!」と叫びたくなる瞬間。
アルパカさんは、ずっと半径1メートル圏内にいて、ほとんどの時間、おそらく自分のために設置されたと思しき木の柵を、熱心にカリカリとかじっています。アルパカさんの前歯は下にしか生えず、上は歯床板 という硬質化された歯ぐき。前歯が長すぎになるのを防ぐためなのか???何なのか知りませんが、始終カリカリガリガリ木をかじっているアルパカさん。前歯↓長いでしょ、わかるかな??
でもね、このカリカリ活動にもかかわらず、アルパカさんはめちゃくちゃ大人しくて、なでなでしたり、そっと隣にいても平気。そのモフモフ具合は、本当に癒やされます。アルパカさんはマチュピチュ遺跡で有名なインカ帝国時代(13世紀~16世紀)から家畜として人間に飼われていた仲間で、長い歴史を持っています。
しかし、アルパカさん、この狭い空間でほとんど動かずに木をかじるのが日々の楽しみで、たくさんの人に見られ、時には勝手に触られる生活・・・本当に幸せなのかな?高地の風を感じながら自由に過ごす方が、彼らにとっては本来の幸せなのでは?と思ってしまいました。私たちがこういった都市型「動物園」に訪れることがなければ、アルパカさんももっと違うアルパカライフを送れただろうと思うと、考えさせられてしまいます。
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