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罰ゲーム化する管理職

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罰ゲーム化する管理職(集英社インターナショナル新書)


昨今、コンプライアンスだの、ハラスメントだので、非管理職層の就業
時間は法律で守られ、ちょっと強く言おうもんならパワハラと言われか
寝ないので、部下にも気を遣う。

かといって、組織目標や予算については責任を持たされるので、これが
管理職にしわ寄せが行き、さらには、人事からの新しい管理手法とか研
修のため、自分や部下の時間がとられ、時間が無くなっていく。

これが、管理職の自身のマネジメント能力で片付けられてしまっている。

確かに管理職って罰ゲームみたいだし、管理職になりたがらない人も多く
なっていると、私も肌で感じる。

そんな罰ゲーム化がなぜ生まれ、なぜ放置され、どう修正できるのか、
管理職は罰ゲームをどう生き残るべきなのかについて問うた本。

管理職。

確かに罰ゲームみたいに、自分が参加してもよくてもどうでもいい会議
に出なければならず、自分の頃は上から嫌味を言われたり怒鳴られて育っ
てきたのに、自分はかつての上司よりもかなり気を使っているよなと思
いながらも、同じ手法で部下にあたろうものならパワハラ認定になる。

生きにくい世の中だよなと思うが、良い管理職をふるまおうと思ったら、
やることがいっぱいありすぎてパンクしてしまうので、過剰にやらない
管理職を目指そうという内容の本だった。

なかなか面白い本だったが、私が特になるほどと思ったのは、管理職
云々ではなく、P189ページに書いている、日本人は世界でトップレベル
に人を信用しないというくだりだった。(笑)



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[ 2024年09月14日 04:00 ] 仕事術 | TB(-) | CM(0)

大人に必要な読解力が正しく身につく本

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大人に必要な読解力が正しく身につく本(大和書房)


近年、ネットが広まりパソコンの画面から文を読むことが多くなり、かつ、
そういった文が洪水のようにあふれているので一文一文、腰を据えて読む
ということが難しくなっている。

私も仕事や日常生活で、文の一部を読み飛ばしたり、書き手の意図と異な
る解釈をして失敗することがたまにある。

また、最近はSNSが発達して、私よりも短絡的な人々が、書かれている以
上のことを脳内でクリエイトして、曲解する人も多く、これについては、
辟易させらることがよくある。

この本は、最近SNSを賑わしているような短文よりも、もう少し長い文章
を読解するためのノウハウが書かれている。

国語の授業のような高尚な文章を読解するのではなく、仕事や生活の中で
役立つ日常レベルの文章理解力を養おうという本である。

文章を読むうえで、以下のことが重要であることを再認識?できた。
・文章の要点と結論を抑える
・諸読では必要以上に主観を交えない
・分の基本構成は主語と述語
・対比・情報、理由・目的、具体例を削れば分は短くなる
・接続語から後ろの内容を予測しながら読む
・指示語をきちんと把握する
・助詞のにおわせるメッセージを読み取る
・5W1Hを整理する

これらは全部、なんだそんなことかというレベルの内容であるが、日常生
活に忙しくしていると、上記のようなポイントを忘れ、長い文章は読み飛
ばしてしまい、結局何を書いているかわからなかったみたいな経験が結構
あるので、この本は参考になった。

あと、文章の因果関係や対比を図解して観たり、書いていることを箇条が
気にしてみたり、主張・根拠・例を構造化する、二項対立を表にまとめる
というのも、全然やってこなかったので、今後意識しながらやってみよう
と思った。



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[ 2024年08月29日 04:00 ] 仕事術 | TB(-) | CM(0)

JALで学んだミスをふせぐ仕事術

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JALで学んだ ミスをふせぐ仕事術(SBクリエイティブ)


絶対にミスを許すことができない仕事としてすぐに思い浮かぶものの1つ
が飛行機のパイロットだろう。

パイロットの判断ミスで、乗客や乗員の全員の命が無くなることもありえ
るので、万に一つも間違うことはできないのだが、そのために著者が実践
していたことというと、
・チェックリスト
・これから出発するフライトのイメージトレーニング
・目視や声でのチェック
であるという。

そういった、ことを主張する本は今までに嫌というほど見てきたわけであ
るが、だいたいは「そんなん、わかってるわい!」となり、読んだはいい
が、そのあと実践せず、ミスをすることになる。

ただ、この本はかなり具体的な事例を用いて説明してくれており、例えば
過去に台湾であった墜落事故では、飛行機に2つ搭載されているエンジンの
1つが故障し、何を間違ったか正常な方を止めてしまい墜落した事例があっ
た。

パイロットは普段から、安全、安全と言われ、体が覚えるように安全をた
焚きこまれるわけであるが、それでもミスしたのは、何らかの形で確認が
抜けてしまってたからだという。

こういうためにも愚直にチェックリストでチェックすることを実践しよう
という風に説明されていて、これなら自分もやってみようと思ったし、仕
事の前のイメージトレーニングというのは、普段の仕事では、あまり意識
的にはやってこなかったので、今後そのように実践しようと思った。



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[ 2024年06月02日 04:00 ] 仕事術 | TB(-) | CM(0)

静かに退職する若者たち 部下との1on1の前に知っておいてほしいこと

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静かに退職する若者たち 部下との1on1の前に知っておいてほしいこと(PHP研究所)

うちの部署にも去年入社した社員がいる。

私が新人だった30年前には同じ部署にも、毎年新入社員が入ってきていた
ので、放っておいても若手の中で人間関係を構築して、会社とはどういう
ものかとか、仕事の仕方はこうだとか同世代の仕事の仕方を見て覚えて
いったものである。

しかし、今の時代、というか私の職場だけなのかもしれないが、若者の立
場からすると、40代、50代と自分の親ぐらい離れた同僚と一緒に仕事を
しなければならないので可愛そうだなとも思う。

そんな感じで、自部門の新人にはかなり気を使って接しているのだが、少
子化で売り手市場の世の中、他に会社はいくらでもあるので、退職するこ
とへのハードルが低く、どんなきっかけで若い人たちは会社を辞めていく
のかと悩んでいた長崎の旅行中に、大波止のyoumeタウンでこの本を見つ
け、自分に刺さったので購入した。

私が新人だった30年前と違い、この本に書かれているように、新人自身が
仕事に迷ったら、こういう場合はこうしたらいいという情報がネットや
Youtubeにも転がっているし、Udemyなどの学びサイトも充実しているの
で、上司や先輩に対してこう対処したらいいというテンプレートが出来上
がっているおり、一見優秀で主体性があるように見えるのも、テンプレー
トのなせる業と言われれば確かにその通りかもしれないと思った。

本を読んでよかったと思うことは、若手の傾向とか考えを知れたことである。

例えば、実務などで正解がなく自分で何かを見つけなければならない場合
に自分で判断できないとか、理想の上司は具体的な助言をくれる上司であ
ると思っているといったあたり、最近の新入社員ぐらいの世代だけでなく、
自分の子供もそういう傾向があるなとあらためて気づかされた感じである。



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[ 2024年04月18日 04:00 ] 仕事術 | TB(-) | CM(0)

「ビジネスマンの国語力」が身につく本

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「ビジネスマンの国語力」が身につく本(大和出版)



本のタイトルと背表紙の表題が違っていてややこしい。

背表紙にある「言葉を自在に操るための論理思考トレーンング」では他の
ありきたりの本のタイトルっぽくて、埋もれてしまいそうなので、私は
「ビジネスマンの国語力」が身につく本を背表紙にしたほうが、ウケはい
いと思う。

国語力に悩むサラリーマンは五万といるので。

この本を買おうと思ったきっかけは、高校の国語が「論理国語」と
「文学国語」に分かれていることについて、調べていると著者のYoutbeが
引っ掛かり、さらには、私の長女が小学校に上がる前に買っていた、国語
に関する本の著者でもあったから、即買いした。

言葉を自在にあやつるためには、物事を抽象的、または、具体的に「言い
かえる」こと、物事を主張する際に「くらべる」ことが容易になるように、
文章の構造をわかりやすく対比できるようにするために、バランスをとり、
「たどる」ことができるように、またはそのたどりが8割方の人ができる
ものならあえてたどらないようにするといったことが書かれていた。

この本を一度読んだだけでは、なかなか理路整然とした文章をかけないと
思うので書棚の見えやすいところにおいて、折に触れて読んでみたいと思
う。



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[ 2024年03月09日 04:00 ] 仕事術 | TB(-) | CM(0)

世界のエリートに必要な「証明力」の養い方

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証明力の養い方(大和書房)


著者は数学教育に関する各種委員を歴任した方で、数学の学力について、
かなり興味深い考察をされている本だった。

私もそうなのだが、日本で数学というと計算技術と捉えられている。

そんなの、当たり前じゃないかと皆さんも思うと思うが、この本では、重
要なのはそこではなく、問題解決力、数的推理力、論述力が大事だと言っ
ており、そういったことを測るのに今の数学のテストでは不十分であると
言っている。

数学は、解答を導くまでの過程をちゃんと書いていないと、その学生が本
当に理解しているのかどうかわからず、昨今のマークシート方式では、
くだらない受験テクニック(選択肢を式に代入したり、概算を使って消去
法を用いたり、学習指導要領の制約でとりえない選択肢を除く)がはびこ
り、それで点を取れてしまうことを嘆いている。

また、算数に出てくる例題も、よく小学生が突っ込む話であるが、
『1個300円のりんご3個と3個100円のみかん9個でいくら』
的な問題ではなく、

『音の秒速は340mで光は1秒に地球7周半するが夏の隅田川の花火でぴ
 かっと光って音が聞こえるまでに3秒かかりました。
 花火と自分はどれぐらい離れているでしょうか?』
といった問題の方が小学生も答えに興味を持って取り組むだろうという
話はなるほどと思った。

で、この本は読んであらためて自分的に整理できた話としては
①論理的な思考や客観的な説明というのは、国語で教えるものではなく、
 数学で教えるものだ
②説明をする場合、相手のレベルになるべく合わせて言う必要がある
③ある議題について、「すべて」に対して成り立つのか「あるもの」に
 ついて成り立つのかをはっきりさせて考える
 (例えば、みんなお小遣い1万円もらっている、みんなとは全員なの
  か一部なのか)
といったことが大事であるということである。

特に③は大事で、ワクチン陰謀論に引っかかるような人は、これに注意を
払うことができていないのだろう。

このあたりの論理力が欠如して、ごく少数であるワクチンの副反応に対し
て国の陰謀だと言ったり、他の要因を考えずに、短絡的に、超過死亡の原
因はワクチンのせいだというインフルエンサーをたまに見かけるが、社会
的に有害なのでやめて欲しいと思うところである。
(ワクチンの副反応に苦しむ人たちは気の毒であるが、ワクチンにより、
 救われた命のことに目が行っていない)

この本の内容から離れるが、2022年度に高校に入学した生徒は国語の現代
文が「論理国語」と「文学国語」の2つの選択科目に変わったそうである。
恐らくこの2つに分かれたとしたら、「論理国語」は、旧来のくくりであ
る「国語」が苦手な私を含めた理系の人でも得意科目になる人も多くいる
のではないかと思った。


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[ 2024年01月30日 04:00 ] 仕事術 | TB(-) | CM(0)

これだけは知っておきたい「プレゼンテーション」の基本と常識

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これだけは知っておきたい「プレゼンテーション」の基本と常識(アイング株式会社)


プレゼンは毎日のようにやっているので、まあ大丈夫だろうとは思ってい
るが、定期的にこういった本を読んで、色々な気づきを得ないと、変な風
に凝り固まってしまってはいけないと思い、図書館で借りた。

プレゼンの基本は、自分が言いたいことは何か、相手の属性や知識量、
情報の把握レベルを踏まえどうやったら相手に伝わるのかを、何度も頭の
中で自問自答して練り上げれば、だいたい間違いないのだが、この本でも
そういう基本は押さえられていて、さらに私にとっての気づきは以下のと
おりだろう。

①自分の癖を把握しておく
②外見も仕事の品質の一部
③一方通行で話さない

といったところだろうか。

①については、これはなかなか自分ではわかりにくいが、人の発表を聞い
ていると「えー」とか「うー」といった合間を埋める表現を使いすぎてい
たり、「~でよろしかったでしょうか?」とか「こちらの方(ほう)」と
いったように「方」を使いすぎたるといったような口癖があるが、これは
気になりだしたら、そっちばかり気になり、で、何の話だったっけとなる
よな、なるほど、なるほどと思いながら読んでいた。

②外見であるがこれも大事である。

最近はほとんどがオンライン会議なのでそういったことはないのだが、服
のサイズが合っていなかったり、極端に時代遅れのスーツを着ていると、
やはり、そっちばかり気になるのである。

大学時代の話であるが、上級生の卒業研究の発表を見る際、ズボンの
チャックが開いていて、同級生とそればかり気になって小突き合いをやっ
て遊んでいたことを思い出したりもした。

①②はプレゼンをする場合のノイズを極力なくすために必要であると感
じた。

③はこれは私もチーム内ミーティングでは心掛けているが、それなり
に偉い人が集まる会議などでもこれをやっても良いかと思ったりした。
オンラインの場合、会議中に内職とかを当たり前にしていると思われ、
発表内容がつまらない、自分に関係ないとなったら、見向きもしないわ
けである。
そんな時に問いかけられたら、びくっと来るし、誰からも回答がなくて
も自問自答で終わらせればよいわけで、心を動かすという意味ではなか
なかいい方法だと思った。

でZoomをほとんど使わないので初めて知ったのだが、投票ツールがあ
るようで、これを私の会社で使っているMicrosoft Teamsにも実装される
ことがあったら使ってみたいと思う。



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[ 2024年01月29日 04:00 ] 仕事術 | TB(-) | CM(0)

仕事が早いのにミスしない人は何をしているのか?

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仕事が早いのにミスしない人は何をしているのか?(文響社)


私は、元来、雑な性格なのでうっかりミスは多い方だと思うが、ここ最近
忘れ物やうっかりミスが多くなり、

ここ数カ月で

■3月
・Google Buds Proをつけたままシャワーを浴びそのまま落として水没さ
 せた。(異音が鳴る故障で使えなくなった)代替品を29,000円で購入。

■4月
・Gogle Pixel Proをサウナのロッカーに挟んでしまい画面破損。
 修理代約5万円。

■7月
・Google Pixel Proを水没させてしまった。(乾かして使えるようになった)

■8月
・Google Buds Proをディズニーランドの持ち物検査の際置き忘れなくした
 29,000円の損失。
・iPadをジムに置き忘れ、ジムから電話がかかってきた。

結構高額な機器が犠牲もしくはヒヤリが起きている。

緊張感がなく自己嫌悪に陥るのだが、こんなミスを直すにはどうしたらよい
のかということで、この本を借りて読んでみた。

一番気付きとして得られたのは、ミスは注意をいくらしても起きるものだと
いうことで、ミスというものはその作業や仕組みに問題があるわけで、ミス
をなくすためにはその仕組みの不具合を直すことだという。

ということは、例えば物を置いたらその場所から離れるときにチェックする
といくら心に誓ってもダメで、ここにものを置いたら忘れるだろうから置か
ないようにすると、リスクそのものを取り去る行動をすればよいという気づ
きになった。


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[ 2023年09月06日 04:00 ] 仕事術 | TB(-) | CM(0)

ハラスメントとメンタルヘルス対策

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ハラスメントとメンタルヘルス対策(同文舘出版)


セクハラやらパワハラやら、ハラスメント、ハラスメントと言われるよう
になり、部下と接する場合にも注意を払わなければならず、

「自分が若かった頃は・・・」

と、つい言いたくなるところだが、こうやって人がやられて嫌なことを
意識して接しなければならなくなったことは良いことだとは思う。

自分が若かった頃は、パワハラなんか当たり前だし、いつ結婚するのか
とか、彼女はいるのかとか同僚に聞かれたり、いまではセクハラとされ
る質問も嫌というほど受けてきた。


そんな昔に育ったので、つい部下にハラスメント的な接し方をしてしま
わないようにということでこの本を図書館で借りた。

接し方とかは一般常識の範囲での記載だったが、自分として得られた知
識としては、労働紛争の内容の話で、は平成23年までは不当解雇問題が
主だったが、平成24年からは逆転し、ハラスメントが一番の問題となり、
ハラスメント対策が強化されはじめたという。

過剰にハラスメント、ハラスメントと訴える奴が部下に来たらどうしよ
うと思うが、ハラスメントというのは受けた個々人の感じ方が尊重され
るのではなく、一般的・平均的な感じ方から最終的に判断されるものだ
ということで安心した。


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[ 2023年09月04日 04:00 ] 仕事術 | TB(-) | CM(0)

プレゼンのレシピ

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プレゼンのレシピ(廣済堂出版)


私はIT系の管理職をしているので、要件定義やら見積り、プロジェクトで
のステークホルダーへの報告等で、人に説明する局面がやたらとある。

私は、若いころは口下手だったこともあり、人に説明するのが苦手で苦手
で仕方がなかったのだが、どんどん人にもまれていくうちに、人への説明
も多少うまくなったと自負している。

結局、プレゼンで大事なことは「相手に何を伝えるか」であり、それをい
かに相手の状況(知識、理解度、興味など)に寄り添って、説明すること
が大事である。

この本では、日本式のパワポをそのまま読むプレゼンではなく、欧米式の
プレゼンにすべしという話がされており、
構想→配置→修辞→記憶→実践といった流れでプレゼンするとよいという
ことが書かれていた。

著者はスティーブジョブズのあのプレゼンを最終ゴールとしているようだ
が、私は日本式のパワポをそのまま読むプレゼンでも、相手に伝えたいこ
とを明確にし相手に寄り添った構成になっているのであれば、日本式プレ
ゼン上等と思っており、
その様な資料にするためには、この本に書かれているように、
構想→配置→修辞→記憶→実践を熟考し、それによって言いたいことも頭
の中で整理され、プレゼン本番で、下手な質問があったとしても誠意をもっ
て答えられるようになると考えている。

プレゼンは古代ギリシア時代の修辞学にさかのぼることができるとのこと
で、同調を是とする日本とは、歴史的にも違うんだなと思った。



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[ 2023年07月11日 04:00 ] 仕事術 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

旅好きおやじの日記

Author:旅好きおやじの日記
職業はIT関係です。
趣味は海外旅行(22カ国制覇)、読書、資格取得です。
取得した資格は以下のとおりで、半分趣味のようになってます。

・情報処理
 ・ITストラテジスト
 ・システム監査
 ・プロジェクトマネージャ
 ・アプリケーションエンジニア
 ・テクニカルエンジニア(システム管理)
 ・テクニカルエンジニア(データベース)
 ・ネットワークスペシャリスト
 ・エンベデッドシステムスペシャリスト
 ・情報セキュリティアドミニストレータ
 ・情報処理一種
 ・情報処理2種
 ・情報セキュリティマネジメント
 ・ITパスポート
 ・情報処理安全確保支援士試験合格
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