NEW WAY.NEW LIFE

Tomorrow Begins Today 明日は今日から始まる ダラダラ書きます

カテゴリ : US Drama Review

うーん、この何とも言えない感じ
道路の整備を仕事にしている主人公のおっさんが、恋人の弟を助手に雇って珍道中
という内容ではないんですよね
静かに淡々と彼らの仕事風景が描かれる
おっさんと恋人の弟はともに人生に傷ついている、山火事によって損傷した道路を直す事で、自身の傷もまた癒されていく
という感じか
ロードムービーでありながらカメラが映し出すのは変わり映えのしない山道、また道で出会うのも老人二人
本当に地味
ゆるいオフビートな映画です、と言われたらそうなんだろうけど
どこかノレなかったな

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アイルランドの首都ダブリンを舞台に、ストリート・ミュージシャンの男と移民女性が音楽アルバムの制作を通じて心を通わせていくという映画【ONCE/ダブリンの街角で】
切なくて、なかなか良い感じの映画だったんですが
その映画を撮った監督ジョン・カーニーによる同じコンセプトで製作されたのが本作
見知らぬ男女が楽曲の制作によって心が通じ合うといった映画の背骨は前作同様ですが、本作は舞台であるニューヨークの町中で録音するというアイディアが盛り込まれ、単なる場所を変えた焼き直しにはなっておらず、確実にアップデートされた内容になっている
しかし、このアップデートが作品の評価を左右してそうな感じも
前作では音楽面でも演技面でもほぼ無名のキャスティングだったのに対して、今作はアカデミー賞ノミネート俳優の大量投入、音楽面でもマルーン5のボーカル投入と
どん底からの一発逆転劇を盛り上げた前作での意外性は後退し、そりゃそうだろうという安定感が強まっている
ここら辺はある意味しかたないのかも、アーティストのセカンドアルバムと同じですね

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西部開拓時代に現代的な価値観を持つ男をほりこんで起きるギャップを笑いに変えている本作なんですが、度が過ぎる下ネタに引きまくり
うーん、これはちょっと
笑わせようとしている事は理解するんですが、ショック度合いが激しくて
一応、ラブストーリーとしてしっかり作りこんでいるようですが
なんでしょうね
ラストの決闘シーンでの主人公の行動も、そりゃそうなんだろうけど
たいそうに書けば、観ているこちらの善悪の価値観に揺さぶりをかけてくる、そんな一作

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マリファナ狂いの探偵がラリッてラリッて真相へ
何かアレに似てると感じた
コーエン兄弟の映画【ビッグ・リボウスキ】
探偵だけが、分断され階層化した社会を自由に行き来出来る
そういう雰囲気が似てるなと
しかし、これハッキリと真相は描写されないし、主人公である探偵がどこまで真相に気づいているのかもわからない
観ている我々がああだこうだと考える余地がありますよね
何となくだけど、ヒロインって潜入捜査を強いられたんじゃないかな?金持ちの所に
こういうのを考える余韻が楽しい映画
通常、今作の様なハードボイルドなスタイルの映画って主人公の独白で物語を進めますが
主人公のグルとでも言うべきか、友人である女性のモノローグで進めますよね
ここら辺、面白い
主人公の内面が既に麻薬によってぶっ壊れていて、現実には存在しない人物なのかもという気もしてくるし

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いわゆる、ゆるキャラ的な男が主役の脱力コメディかと思いきや
重たい話し
後半の展開に思わず、もうやめたげてと声を出したくなる程
それだからこそラストの曲が効いてくる

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1970年代から現在まで続くアメリカの人気バラエティ番組[サタデー・ナイト・ライブ]の最初期のレギュラーであるコメディアンのチェビー・チェイス
彼が主演した映画シリーズがいわゆる[ヴァケーション]シリーズ
一作目は1983年の映画【ホリデー・ロード4000キロ】
二作目は1985年の映画【ヨーロピアン・ヴァケーション】
三作目は1989年の映画【クリスマス・バケーション】
四作目は1997年の映画【ベガス・バケーション】
そして2003年の日本未公開で番外編のテレビ映画【Christmas Vacation 2: Cousin Eddie's Island Adventure】
関連作を含めると計五作も製作されているんですね
そのシリーズ一作目のリメイクであり、[ヴァケーション]シリーズでチェビー・チェイスの演じたキャラクターであるクラーク・グリスウォルドの息子ラスティが主役というのが本作【お!バカんす家族】
なので劇中、一作目のワゴン車が登場するとシリーズのファンはテンションが上がるのである
というのが観る前に知っておいた方がより一層楽しめるポイントですね
しかし、本作
面白い、終始笑いっぱなし
主人公の父親が頑張れば頑張る程、事態は悪化する
何よりこれ、夫婦ものとしてよくできている
旅に出る事で互いの知らなかった一面を知って、更に愛を深めるという構成になっている
下品で下ネタだらけなのに、なぜかほっこりさせらる

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麻薬の売人が国境超えのために思いついたのが偽装家族
ホワイトトラッシュというべきなのか、社会的弱者であるボンクラどもが紆余曲折の末に一致団結し本当の家族になっていく、というベタな展開なんですが
これが面白い
一度落ちても這い上がる意思さえあればやり直せる、というアメリカらしいオチも好感
劇中登場するサブキャラクターも良い感じだし、こういったコメディは好きだな、サクッと観れて楽しめる
ただ下ネタ満載なのが、観る人を選びそう

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アメリカはニューヨークにあるスタテンアイランドを舞台に、男子高校生のひと夏の馬鹿騒ぎを描いたコメディ作品
ボンクラ高校生たちが史上最大のパーティを実行する映画【プロジェクトX】に、1980年代の脱童貞物映画【初体験/リッジモント・ハイ】と、同じく1980年代の変則的な学園物映画【ポリスアカデミー】を混ぜた感じ
何だろう、古さと新しさが同居する奇妙な青春物って感じ
途中にアニメを混ぜたりと楽しい作風で、お話しも普通に良いんだけど、どこか物足りなさを感じるのも事実
アメリカのドラマやコメディを観ている人なら、あの人が出ているとかそんな事を感じて楽しめるんだろうけど
うーん、やっぱアレだな
中盤の爆破シーンのショボさ、というか安っぽさが全てだよな

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ロサンゼルスの少年院、どうやら喧嘩が起きたようだ
少年が相手のパンチをかわし、執拗に殴りつける
引き離され、独房に放り込まれる
そこへ女性が訪ねてきて、少年に告げる
アナタの父親は・・・そこでタイトルがドーン、「Creed」
カッコいい!冒頭から話しに引き込まれた
映画史に残る伝説の映画【ロッキー】、無名の新人俳優が自身の書いた脚本で主演を務め、大ヒットを飛ばし、アカデミー賞に輝く
本作はそれをまたなぞる様な構成になっている
独立資本で一本しか映画を撮っていないライアン・クーグラーが映画【ロッキー】シリーズを引き継ぐ
劇中、対戦相手のチャンピオンが言う、「親の七光りでここまで来たんだろ」
この言葉は本作にも当てはまる、我々観客は本作が映画【ロッキー】シリーズの一作だから観る、だけど一つの映画作品としては面白いのか?ライアン・クーグラーはそれを証明しようと持てる力の全てを叩き込む
圧巻だった一試合フルでの長回し、クラシカルでありながら異様に盛り上がる劇伴、主人公であるかつてのチャンピオンの息子が真にリングへ上がる理由が明かされるのはクライマックス
ライアン・クーグラーは演出に成功しているように思える
もちろんロッキーの話しでもあるし、新たな主人公クリードの話しにもしっかりとなっている
我々は新世代のチャンプの登場に歓声を上げざるを得なくなる
ただちょっと残念なのはヒロインの扱いかな、彼女にもう一ドラマあればもっとグッときたようにも思えるけど、あくまで主人公の目線で描かれるだけだし、それも演出なのかな

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映画【ドリンキング・バディーズ/飲み友以上、恋人未満の甘い方程式 】をレンタルして観てたので、感想を少し続きを読む
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