209 :鬼女日記 2017/02/20(月) 21:40:43 ID:Pho
今年になってようやく終わった修羅場。
俺の家は所謂小金持ちだった。でっかい屋敷に住んで豪勢な生活、という訳では無かったが、
欲しい物は何でも買って貰ってたし小学校の頃から小遣いは月2,3万は貰ってた。妹も同様。
親父は良く車や家電を買い替えてたしオカンはしょっちゅうエステだの海外旅行だのに行っていた。
小さい頃はそれが当たり前の生活だと疑問に思って無かったんだけど、小学校高学年になってくると、
「会社を経営している社長だ」と言っている割には平日も家にいて酒を飲んでいる親父や、
親父の仕事を手伝っているというオカンがしょちゅう何処かに遊びに出歩いているなど、
どう考えてもロクに働いていない事に気が付き始めた。
内心かなり怪しんでいたんだけど、俺や妹が仕事の事を聞くと、普段は大らかな両親が
一瞬で険しい顔になって「…子供はあまり仕事の事に口を出すなよ」みたいな事を言われてはぐらかされた。
それ以外は欲しい物は何でも買ってくれるし優しい両親だったので俺も怪しいとは思いつつも
敢えて両親の仕事の事には触れずに育っていった。
俺の家は所謂小金持ちだった。でっかい屋敷に住んで豪勢な生活、という訳では無かったが、
欲しい物は何でも買って貰ってたし小学校の頃から小遣いは月2,3万は貰ってた。妹も同様。
親父は良く車や家電を買い替えてたしオカンはしょっちゅうエステだの海外旅行だのに行っていた。
小さい頃はそれが当たり前の生活だと疑問に思って無かったんだけど、小学校高学年になってくると、
「会社を経営している社長だ」と言っている割には平日も家にいて酒を飲んでいる親父や、
親父の仕事を手伝っているというオカンがしょちゅう何処かに遊びに出歩いているなど、
どう考えてもロクに働いていない事に気が付き始めた。
内心かなり怪しんでいたんだけど、俺や妹が仕事の事を聞くと、普段は大らかな両親が
一瞬で険しい顔になって「…子供はあまり仕事の事に口を出すなよ」みたいな事を言われてはぐらかされた。
それ以外は欲しい物は何でも買ってくれるし優しい両親だったので俺も怪しいとは思いつつも
敢えて両親の仕事の事には触れずに育っていった。