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歌う弦  

リュートの1コースは「歌う弦」とも言われ、奏者にとっても良い音であってほしい、練習意欲のためにも・・楽器によってどんな弦でもそこそこいける、というのもあるが、この13コースlute(2023年11月完成)は弦を選ぶようで、いろいろ試した結果、 
13c b
1、2コースをGamut社のナイロン弦にした、振動精度が良く、余韻の出方もちょうどいいv(他社のナイロン弦は音が鈍る)
gamut_20240907203202b5d.jpg
・・と思って、しばらく経つと「音質がねばっこい」かなと感じてきた、クラギみたいにツヤがありすぎるような?・・(まあ聴く人には大した違いではないと思うが;)
もう少し、パサっと乾いたツヤ消し感のある音が良い・・そうなるとNG弦しかない;
しばらくぶりにNG弦を張ってみた、線の細い響きになるが良く言えばくっきり、1と2コースで響く不協和音がイヤというほど明快になる^^
aquila_20240907203159c21.jpg
ちょっと悩ましくもあるが、またしばらくNG弦でやってみたい、こんな張り替えを懲りずにやっている、「それより練習だろ!」・・わかっちゃいるけどやめられない^^;

もう一つ問題なのがオクターヴ弦で、低音弦とバランスよく鳴らないといけない、oct弦のテンションは低音弦の8割程度で緩めにしている、ここもNG弦を使っているが、6、7コースは細いせいか甲高く鳴ってしまいやすい、音を和らげようとナイロン線を張ったが、今度は鈍りすぎて違和感が出たので、またNGに戻した;→ オクターヴ弦を元に戻す
(弦の素材を多種混合させるのも、諸々難点がある、)
弦で何とかするより弾き方で対応したほうがよい、最低音付近はoct弦も鳴ったほうがよいので指はしっかり掛ける、6、7コースでは浅く掛かるように弾く・・この加減で対応する、
oct string
*6、7コースのoct弦は弦高も低めに止めている、
どのみち、どのコースを弾くにもそれぞれ注意が要る、鳴り方をよく聴いて練習し、弾き加減を覚えるのがよさそう;

ご覧いただき、ありがとうございました。
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