プリンカップの期間は90ccで3週間、120ccで4週間を目安とした。カップのサイズや食痕の見え具合で1本目の時期に差が出てしまうが、それも最適な投入時期、期間を見極めるため。まずは予定のプリンカップ期間を迎えた個体14匹を1本目に投入した。

・菌糸は月夜野 ElementBasic、DOS YSO大夢。5/11から週末に詰めてきたので詰めてから最長で約2ヶ月程度経過。
・YSOは菌のまわりが遅く少々心配したがボトルの様子はさほどでもないので、月夜野や大夢との違いなど検証出来る良い機会。
・懸念事項だった青カビも出現。事前に詰めた本数からすれば少ないが、6月以降に詰めたロットで明らかに菌のまわりが遅かったので雑菌が入り込んでしまったのだろう。ボトル全体に拡がりそうな1本を廃棄した(7/7)。

・今回グローバルに行く機会が出来たので、お試しでWISH-K 800ccを2本購入。安い!WISHシリーズは勿論同店舗の利用も初めてで、尊敬する元木先生が愛用されているシリーズであるという一点の理由のみで使ってみたかった菌糸。
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→店内には生体や飼育用具などが充実。電車で気軽に行けることで大阪近郊の方には便利が良く羨ましく感じた。
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※WISH-K

●今回交換した幼虫
Pカップ投入時期=6/10〜6/14  ※例外6/22,6/29
・A 佐賀神埼産 11匹
・C 久留米産  2匹 ※Mu-muFarm
※今年は菌糸プリンカップ投入順の番号とするため欠番が発生(★A05、★A11)。

6/30 27.2℃ 6匹
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A-01、A-02、A-07 P期間は最長3週間(90cc)の3匹。食痕もしっかり出ている分から順に選抜。
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→ボトルは左からElement+Basic、Element(ビン)、YSO。YSOはこのボトルだけ少々変色していたので早めに使うことにした。

更に3本追加…
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A-03、A-08 写真は08番で健康的だったが、03番はまだ体が小さかった。孵化後は個体差が大きく影響するので孵化が数日早い程度ではあまり関係無さそうまだ。
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→もう1匹、05番の★確認。ある程度食い進んでいたが力尽きたか。単に個体が弱かったかも知れないが、プリンカップは昨年12-1月のボトル交換時に取れた廃菌糸を詰めたもので水分の少なさも原因かも知れない。実験的に使ってみたがもう長期保管のプリンカップは使用しないことにした。

→ということで同様の廃菌糸カップがもう一個あり、気になったのでこちらも確認してみた。
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→A14番。プリンカップに入れて1週間程度だが加齢しておりこちらは元気だった。大夢でのリレーを予定していたため、例外的にこの14番を投入することにした。
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※これでAラインは24匹、全体頭数は28匹に。

7/2 27.3℃ 1本目計9匹/28匹
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A-12 P期間は18日。先日購入したWISH-Kへ。YSOからのリレーとなるがどのように育ってくれるだろうか。だいたい3週間で2令となっており、ここまでくると★の心配もなくなってくる。

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A-06 P期間は23日。90ccなので標準的な日数か。食痕は外側からそんなに目立っていなかったが、食べほぐした量は比較的多い。Element⇒Element500ccへ。500ccは初使用で交換タイミングが分からない。取り敢えず1.5ヶ月か2ヶ月持てば十分?

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A-09 P期間は20日間。YSO⇒Basicへ。


7/7 28.2℃ 1本目計14匹/28匹
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A-04 P期間は27日。YSO120cc⇒Elementへ。食痕は目立たなかったが、中で随分食べていたようだ。廃菌糸としてもほとんど回収出来ず。

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A-10 P期間は23日。Element⇒Basicへ。♀マークらしきものがみえる。

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A-22 P期間は8日と短いが、プリンカップ投入時に2令で活発に食い進んでいたので1本目までを引っ張ることもないかと短縮させたもの。YSO⇒Elementへ。

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C-01 久留米産。3週間経過でYSO⇒YSOでのリレー。成長速度などで佐賀産との違いがあるのか、今季の楽しみの一つでもある。

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C-03 上のC-01と同じく久留米産、P期間は3週間経過。YSO⇒YSO。



❍今年は飼育数増加に伴い作業量も増加。過去1〜2匹しか居なかった時と比べると、何かしらの作業がある週末が続いてとても充実している。
苦痛になったらおしまいなので一度の作業量を敢えて多くしないようにしているが、モチベーションを保つには良い方法と思っている。

❍ただ、一気に増えた幼虫の世話を1年間継続するにあたり、スペースの問題とは別に自身の気持ち(やる気↑or↓)に変化があるのかどうか、数が増える事でのプラスマイナスをよく考えながらやっていきたい。

❍幼虫は現在28匹。成長が遅いなどでもしかしたらあと2匹くらい落ちるかも知れないが、それでと各幼虫の成長が良かった2022年シーズンに近いスタートを切れたことでここまでは概ね順調と言って良いだろう。1本目への移動は7/下旬まで続く。




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