リタイア生活~ロングステイの地を求めて

60歳でリタイア、快適なロングステイの地を娘と探しています。
暖かい時期はブルガリアに滞在、寒い時期は日本で暮らしています。
足腰の丈夫なうちに海外旅行も楽しみたいと思っています。

2017年08月

朝晩は随分涼しくなりました。秋の虫の音も聞こえるようになりました。
今採れるのはブラックベリー、きゅうりとトマトも毎日収穫できます。
ブルガリアを離れるのも1ヶ月を切りました。

 ブラックベリー

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熟したらすぐ摘まないと、すぐに熟しすぎてしまうので毎日摘んでいます。
毎日朝食にいただき、多い分は冷凍しておきます。

 きゅうりとトマト

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20cm以上もある真っ直ぐなきゅうりが収穫できました。
トマトは小振りの品種のようです。あまり水をやらずに育てたので味が濃厚です。

 ブラックベリーのコンポート

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実を沢山に入れて濃いめに作りました。綺麗な色です。
ブラックベリーを瓶に詰めて砂糖と水を加え、鍋に入れ、瓶が浸かるほどの水を入れて煮るだけなのでジャムより手軽に出来ます。

 きゅうりのピクルス

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きゅうりが沢山採れたのでピクルスにしました。隙間にニンジンも入れて作りました。
きゅうりのピクルスの煮沸とブラックベリーのコンポート作りを一度に一つの鍋で作りました。
ピクルスは沸騰してから10分程で鍋からあげ、コンポートはその後10分ほど煮て出来上がりました。
少し時短とエコになりました。
作った瓶詰めを食べるのは来年春。野菜や果物が少ない時期に食べます。

私達の住む町はブルガリア、スタラザゴラ州、カザンラク市、シプカ町です。
スタラザゴラは私達の住む町の県庁所在地のある都市です。バスを乗り換えて1時間強で行くことが出来ます。
スタラザゴラで池のある公園を見つけました。もちろん池の周りに柵はありません。

 太鼓橋のある公園

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日本風の太鼓橋を見つけました。
モネのスイレンの庭にある橋を連想しました。ちょっと日本風の公園です。
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鴨の家。中にも鴨がいます。
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こちらはワニ? 少し中国風でしょうか。
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公園の一角には野外のカフェがあります。ブルガリアの人は野外カフェが大好きです。
白の藤のイスに赤いクッションがお洒落です。

週に1回 歩いて20分程の所にある牧場へ牛乳を買いに行きます。
搾りたての牛乳が買えるのは朝8時半から9時の間。
我が家にしては、早めの朝の散歩です。帰りにはいつも違う道を選びます。
1本違う道でも初めての道はいろいろな発見があります。今日は洋ナシの大木を見つけました。

 洋ナシの大木

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洋ナシが沢山なっています。まさに鈴なり。
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こんな大木です。洋ナシがどれほど収穫できるのでしょうか。
バケツに何杯? バケツでは収穫しきれないか、余計なことを考えてしまいます。

 綺麗な家

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お花が綺麗な家がありました。
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こちらはちょっとお金持ちの家。こんな田舎に別荘なのか?
良い空気を吸って、イチジクのデザートを食べて(こちらでは外に出ている果物の実は誰でも食べて良いのです)、景色も楽しめました。

ブルガリアでは多くの家庭に葡萄棚があります。
この季節になるとDIYの店にはワイン作りの道具が並びます。

 ワイン作りの道具

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店に飾られたワイン作りの道具。
葡萄搾り器、樽。糖度計、コルクなどの小物。
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葡萄搾り器も電動のものから手動のものまでいろいろ。
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葡萄の柄が可愛い手動の搾り器。
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木製のお洒落なもの。
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樽も大小さまざまです。

 大家さんのワイン作り

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これは去年の写真ですが、大家さんのワイン作りのものです。
筒状のところに葡萄を入れ、その上に蓋をかぶせ、真ん中の黒い棒の先のハンドルで絞めていきます。
すると、葡萄ジュースが周りの穴から出てきます。
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葡萄ジュースはこのバケツで2杯、20Lとれました。
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これを濾します。糖度を測ったところ、21-2度でした。飲んでみるととても甘かったです。
これを瓶に移して、発酵させます。1-2ヶ月飲めるそうです。
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ケーキのようになった搾りかすからは、ラキア(蒸留酒)を作ります。
搾りかすに水を30Lと砂糖を9Kg加えて発酵させます。予定では、1ヶ月程してから蒸留し出来上がりです。

 私達のワイン作り

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手作業ですが、昨年私達もワインを少し作りました。
もうすぐ日本に帰るので、早く発酵させるため葡萄をつぶしそのまま発酵させました。
2-3日でかなり発酵、泡が沢山できて上の方に皮と実が上がって来ました。
アルコールのいい匂いがして来たので、味見。搾って出来上がり。
急速に発酵させたので、ちょっと心配でしたが、とても濃厚でフルーティーで美味しかったです。
市販のものより、自分で作ったほうが断然美味しい。
少量だったので、発酵止めはせず、冷蔵庫へ。冷蔵庫に入れておいてもどんどん発酵が進みます。
最後はアルコール度が随分上がり、少しで酔いました。
今年もまた作ろうとブドウが熟すのを楽しみにしています。

※これはブルガリアでの話です。日本では自分で作ると罪になるそうです。

4月~9月までブルガリアのシプカという田舎町に暮らしています。
シプカの周りには沢山のひまわり畑があり、家の窓から畑が黄色く見えます。
7月に満開だったひまわりの花が8月末にはカラカラに枯れ始めました。
満開のひまわり畑の様子は満開のひまわりをご覧ください。

 満開のひまわり畑

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7月28日に写した満開のひまわり畑です。
ブルガリアの家庭で使われる食用油は、ほとんどひまわりの種子から作られた油で、安く買うことが出来ます。。
種のスナックもブルガリア人には大人気です。外の黒い皮のまま塩煎りしてあり、みんな前歯で器用にプチップチッと割って食べます。

 枯れてきたひまわりの畑

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8月中旬頃から朝晩涼しくなり、虫の鳴き声も聞かれるようになりました。
ひまわりの花も随分黒っぽくなっています。
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こちらは種が黒くなってきています。

 カラカラのひまわり畑

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カラカラといった状態です。
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手前はカラカラ、奥はもう少しといったところでしょうか。
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何か宇宙人が立っているようなひまわりです。
満開の黄色に輝くひまわりの花がカラカラになり、寂しいような気がします。
もうすぐ大きなトラクター来て、収穫となるのでしょう。

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