ながらへばまたこの頃やしのばれむ
2022.02.12 12:18|雑談室|
220129 F6(clester)
コロナ禍の今に生きる私たちの心境を、今から900年も昔の歌人が詠っています。(「百人一首」のなかにありますよね)
ながらへばまたこの頃やしのばれむ
憂しと見し世ぞ今は恋しき
藤原淸輔朝臣
自己流にざっと意訳するとこうです。
「この先ずっと生き続けられたら、ヤッパ(コロナ禍の)この時期が愛しく思い出されるんだろか。前に辛いナと思った世の中も、今となっては懐かしく思われるんだから」
早くこんな心境から抜け出したいものです。
絵は、旧園芸短大の丘から丹沢大山を望んだものです。昨日は関東一円が大雪の予報で東京辺りも降りましたが、当地はこの大山が冠雪しただけで済みました。
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