カブスが鈴木誠也外野手(29)の通訳・松下登威さんを解雇したと、19日付のジ・アスレチックが報じた。残りのシーズンは、長年の球団職員で極東担当とビデオコーディネーターを務めている正本尚人さんと、今永昇太投手(30)のエドウィン・スターンベリー通訳の2人がサポートしていくという。松下さんは鈴木が2022年にデビューした当初から2年半、通訳を務めてきた。

通訳に関しては今年3月、ドジャース大谷翔平投手(30)の水原一平元通訳が違法賭博にからむスキャンダルで解雇されたが、記事によると松下さんにそのような問題が出てきたわけではなく、球団による決定だという。

鈴木はメジャー3年目の今季、ここまで72試合に出場し打率2割7分、13本塁打、45打点をマークしている。記事は「通訳交代は、わずかな人事決定ではあるが、大きな影響を持つ可能性もある」としている。