ホワイトソックスは18日(日本時間19日)、マイナー契約のジャレド・ウォルシュ内野手(30)を自由契約にしたと発表した。

前日にはマーティン・マルドナド捕手(37)をDFA(メジャー40人枠から外す措置)にしており、事実上の戦力外。かつてエンゼルスで大谷翔平とともにプレーした2人がトレード期限を前に厳しい状況に追い込まれた。

ウォルシュはエンゼルス時代の21年に打率2割7分7厘、29本塁打、98打点、OPS・850を記録してオールスターに初選出。しかしその後は低迷し、昨季は39試合の出場のみ。レンジャーズとマイナー契約を結んで臨んだ今季は開幕ロースター入りを果たしたが、17試合で打率2割2分6厘、1本塁打、7打点、OPS・637と結果を残せず4月下旬に自由契約。その後ホワイトソックスとマイナー契約を結んだが、メジャー昇格はならなかった。

大谷とかつてバッテリーを組んだマルドナドは18年途中にアストロズに移籍し、ロイヤルズ、カブスを経て19年途中にアストロズ復帰。22年にはワールドシリーズ制覇に貢献した。昨季終了後に自由契約となり、ホワイトソックスと1年425万ドル(約6億8000万円)で契約。しかし今季は48試合で打率1割1分9厘、4本塁打、11打点、OPS・403だった。今後はトレードに出されるかウエーバーにかけられ、獲得球団がなければマイナー降格か自由契約となる。