自己啓発本、あるいは著名経営者の寄稿に必ずと言って登場するのが「日々の努力」です。「ローマは一日にして成らず」が自己啓発にもつながるわけでしょう。では日々の努力を具体的に述べよ、と言われたらどうしますか?何を努力するのでしょうか?案外、このあたりで実行に移せない方もいらっしゃるかもしれませんので今日はこれをテーマに書き綴ってみましょう。
マリーナ事業、商業不動産事業、駐車場運営事業、ストーレッジ事業、レンタカー事業、飲食事業、投資事業、シェアハウス事業。これが私が今手がけている事業の数々です。
私が8つの事業を同時に見ることができるには理由があります。それはパイ生地の様に薄いレイヤーを少しずつ、作り上げ、時間と共に厚みを増す手法を取っているからです。8つの事業は決して同時に始めたわけではありません。一年に一つとか、二年に一つと言った具合にかなり時間差を取りながら事業の数を増やしています。
事業がインキュベーション(孵化)の時には当然、そこに注ぎ込むエネルギーは高いものとなりますから、時間的にも大きく割く必要があります。ところが私の場合、完璧な準備はしないことにしています。理由はどうせ、やりながら試行錯誤、効率化、手戻りといった間違いの修正をしなくてはいけないことが分かっているからです。日本人の場合、どうしても準備段階で「完璧」を目指す傾向があります。でもこの「完璧」って何でしょうか?自己満足じゃないでしょうか?ビジネスだから顧客があっての話ですが、自己満足を顧客に押し付けていることはないでしょうか?
だから私は7割ぐらいできたらスタートすることにしています。自分自身で準備を完成させていないわけですから当然ながら改革、改善を施し、より優れたものにしようという気持ちを持ち続けることができます。
事業というのは一旦スタートすると元に戻れませんからやりながら改良をすることを心がけることになります。
これがパイ生地を作るという意味で、事業が開始されてからの期間が長ければ長いほどその成熟度は高まり、良い仕事ができるようになります。また、パイ生地も成熟事業部門では成長途上の事業ほど新しいレイヤーを作り出すことはなくなってきます。これが8つの事業をこなすことができる秘訣なんです。
私はそれらの事業をほとんど最前線で見ています。顧客がどうした、従業員がどういう対応をしたといったこと、更にはあちらこちらからの「チクリ」や噂話が事細かに耳に入るようになっています。それらのインプットをベースに「どう改善したらよいか」と考え、どんどん新たな対応をしていくのが私の仕事のやり方。ですので日々、様々な改革がノンストップで行われていくのです。
多分私のスタッフは大変だと思います。作業の変化、、変更による従業員への周知などが多いからです。しかし、この改善は日本人が最も得意とする分野でもあるのです。「北米では新たなるものを生み出すのが得意で日本ではそれをさらに良いものにするのが得意」という使い古された経営の言葉がありますが、我々日本人は「カイゼン」が得意ならそれを大いにしていこうじゃないかと思うのはナチュラルではないでしょうか?
だってそれが我々の強みなんですから。
事業の自動化ということがよく言われます。黙っていてもお金が入ってくるシステムというのも聞きます。定年退職後も安定した収入を、というのは宣伝文句ですが、何もしないでお金が入ってくることはまずありません。仮に入ってきても長期安定化させるのは至難の業のはずです。
よく投資家が市場でも受けた、配当がある、と左団扇でしゃべるのを聞きますが、プロの投資家は常にその資金をどこに振り向けるか必死になって探しています。つまり努力なのです。退職後の安定収入を求めてアパート経営したとしても賃料、仕様、ターゲット顧客層、改築プラン、さらには入居者とのコミュニケーションを通じて未払いが出ないような対策を取るなど様々な作業が必要なのです。これが日々の努力であり、これがあってこそ、我々がいつまでも光り輝き続けることができるともいえるのです。
私流の日々の努力、こんな感じですけれど皆さんはどうされていますか?
いよいよ9月、仕切りとしては良い時ですので一度じっくり考えてみたらいかがでしょうか?
今日はこのぐらいにしておきましょう。
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ではまた明日。
マリーナ事業、商業不動産事業、駐車場運営事業、ストーレッジ事業、レンタカー事業、飲食事業、投資事業、シェアハウス事業。これが私が今手がけている事業の数々です。
私が8つの事業を同時に見ることができるには理由があります。それはパイ生地の様に薄いレイヤーを少しずつ、作り上げ、時間と共に厚みを増す手法を取っているからです。8つの事業は決して同時に始めたわけではありません。一年に一つとか、二年に一つと言った具合にかなり時間差を取りながら事業の数を増やしています。
事業がインキュベーション(孵化)の時には当然、そこに注ぎ込むエネルギーは高いものとなりますから、時間的にも大きく割く必要があります。ところが私の場合、完璧な準備はしないことにしています。理由はどうせ、やりながら試行錯誤、効率化、手戻りといった間違いの修正をしなくてはいけないことが分かっているからです。日本人の場合、どうしても準備段階で「完璧」を目指す傾向があります。でもこの「完璧」って何でしょうか?自己満足じゃないでしょうか?ビジネスだから顧客があっての話ですが、自己満足を顧客に押し付けていることはないでしょうか?
だから私は7割ぐらいできたらスタートすることにしています。自分自身で準備を完成させていないわけですから当然ながら改革、改善を施し、より優れたものにしようという気持ちを持ち続けることができます。
事業というのは一旦スタートすると元に戻れませんからやりながら改良をすることを心がけることになります。
これがパイ生地を作るという意味で、事業が開始されてからの期間が長ければ長いほどその成熟度は高まり、良い仕事ができるようになります。また、パイ生地も成熟事業部門では成長途上の事業ほど新しいレイヤーを作り出すことはなくなってきます。これが8つの事業をこなすことができる秘訣なんです。
私はそれらの事業をほとんど最前線で見ています。顧客がどうした、従業員がどういう対応をしたといったこと、更にはあちらこちらからの「チクリ」や噂話が事細かに耳に入るようになっています。それらのインプットをベースに「どう改善したらよいか」と考え、どんどん新たな対応をしていくのが私の仕事のやり方。ですので日々、様々な改革がノンストップで行われていくのです。
多分私のスタッフは大変だと思います。作業の変化、、変更による従業員への周知などが多いからです。しかし、この改善は日本人が最も得意とする分野でもあるのです。「北米では新たなるものを生み出すのが得意で日本ではそれをさらに良いものにするのが得意」という使い古された経営の言葉がありますが、我々日本人は「カイゼン」が得意ならそれを大いにしていこうじゃないかと思うのはナチュラルではないでしょうか?
だってそれが我々の強みなんですから。
事業の自動化ということがよく言われます。黙っていてもお金が入ってくるシステムというのも聞きます。定年退職後も安定した収入を、というのは宣伝文句ですが、何もしないでお金が入ってくることはまずありません。仮に入ってきても長期安定化させるのは至難の業のはずです。
よく投資家が市場でも受けた、配当がある、と左団扇でしゃべるのを聞きますが、プロの投資家は常にその資金をどこに振り向けるか必死になって探しています。つまり努力なのです。退職後の安定収入を求めてアパート経営したとしても賃料、仕様、ターゲット顧客層、改築プラン、さらには入居者とのコミュニケーションを通じて未払いが出ないような対策を取るなど様々な作業が必要なのです。これが日々の努力であり、これがあってこそ、我々がいつまでも光り輝き続けることができるともいえるのです。
私流の日々の努力、こんな感じですけれど皆さんはどうされていますか?
いよいよ9月、仕切りとしては良い時ですので一度じっくり考えてみたらいかがでしょうか?
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