桜、さくら、サクラ!一色の今週ですが、東京は風が強かった日もあって花見もこの週末がギリギリという感じでしょうか?よく聞かれるのですが、バンクーバーの桜も見事です。北米ではワシントンDCが有名ですが、ここも多種多様で比較的長い期間、楽しめます。何故、旅行会社は桜ツアー計画しないだろうと思います。
さて今週のつぶやきです。
やや安ど感の株式市場、不安感たっぷりの仮想通貨市場
日本の株式は3月末をいい形で通過しました。昨年の3月末は19500円弱、昨日の終値は21500円弱。その差は2000円で10%強。悪くないパフォーマンスだったと思います。時価総額は650兆円弱でバブル期のピークを抜いています。
時価総額だけを見ると80年代後半から現在に至るまで600兆円と250兆円の間を上がり下がりしています。時価総額と日経平均は当然ながらリンクするはずですからここから類推すると日経平均4万円弱だったあの時は異様な乖離を示していて、指数的におかしかった気がします。穿った見方をすると証券会社が日経平均採用銘柄だけを集中して購入して煽ったとしたらどうでしょうか?
NYも週間で見ると上げ下げはあったものの若干上昇して終了、アメリカ10年物国債も3%を超えるといわれながらギリギリでこらえ、週末は2.74%と下落傾向。恐怖指数も20を割り込み、安定しています。個人的にはさほど不安感はないとみています。
一方の仮想通貨。政府レベルでの制限、民間の宣伝停止、クレジットカードでの仮想通貨購入禁止など地雷だらけの仮想通貨市場は週末で6800ドル台と今年の最安値を再び視野に入れ始めています。著名人や銀行家などがビットコインについて様々な見解を述べてきましたが、宴は終わりです。東京三菱UFJが今年にも仮想通貨を発行するとしています。1コイン1円の固定型です。これが相場無き仮想通貨の正しい方向性だと期待しています。
話題にならなかった公示価格
そうです、今週発表になった公示価格のニュースも話題にならず、麻生大臣ではありませんが、報道各社は何を報じたいのか、タブロイド紙に成り下がったのか聞いてみたいものです。
その公示価格、住宅地が全国平均でプラス0.3%と昨年のゼロから遂にプラス転換。商業地は引き続き好調で前年の1.4%から1.9%上昇となっています。今年の特徴は地方でも地価上昇がみられている点でしょうか?特に注目したいのは上昇率トップ3は北海道、倶知安町。この函館と札幌の間にあるニセコが外国人によって開拓されているというのも日本人にとって微妙な気分になるでしょう。
一方で外国人が買わなければこの町にリゾートは出来なかったわけで一概に批判もできないところであります。よく外国人に買い占められるという話があります。外国では一定の歯止めを利かせる方法はあります。日本も一部の島しょでそのような懸念がありますが、法的にオーバーヒートをさせない、あるいは純粋な投資目的、居住目的以外は所有を認めないとする要件を作ったうえである程度の外国人の不動産所有は進めたほうが良いと思います。
彼らはドライですので純粋投資ならば土地を永久のものなどとは考えません。日本の株式市場だって6割以上が外国人によって所有されている現状を考えれば不動産を介したミニバブルで日本の経済大攻勢はあり、と思います。
日本はアメリカを期待しすぎてはいけない北朝鮮問題
産経に北朝鮮問題について「日米」vs「中韓露朝」とあります。確かに表面上はこの構図なのですが、私は本件に関してアメリカをあまり信用していません。トランプ大統領は日本との関係と自身の手柄なら自分を取る傾向があるからです。言い換えればアメリカにとって都合の良い結論が出るならば日本にとって満足ではない内容でもディールするとみています。
金正恩委員長は中国と会い、韓国と予定が決まり、アメリカとも会談日程を調整しています。まだプーチン氏のロシアとは話が出てきていませんが、金正恩氏の性格からすれば日本よりロシアと先に会うと見るのが流れでしょう。何故か、と言えば金正恩氏にとって日本とはディールにならず、高いハードルの要求を持ってくるだけとみられているからです。
そうなれば日本の野党がまた、やんや言うわけです。安倍首相の外交手腕は大したことがない、と。これも仕組まれたシナリオに見えます。
トランプ大統領がシリアからの撤退を表明しています。理由は「お金が無駄だから」。トランプ大統領はマネーマンですからそのあたりの割り切り感が非常に強い人物です。韓国とのFTA再交渉が異様な早さで決着したのもトランプ大統領が「在韓米軍撤退」をほのめかしたからとされます。トランプ大統領は政治家ではなく投資家であり、ディーラーだという点を考えると私は皆さんが考えるほど大統領が日本の味方をするとは思えないのです。安倍首相のしわはもっと増えるかもしれません。
後記
いよいよ新年度入りとなります。日本では正月に並び「気分一新」となる時です。私は正月の抱負をもう一度見直して軌道修正する時でもあります。皆様はどうでしょうか?いよいよ暖かくなってきて外にも出たくなる時です。この週末は気分転換を図って新たなる年度を迎えたいところですね。
では今日はこのぐらいで。
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北アメリカランキング
また明日お会いしましょう。
さて今週のつぶやきです。
やや安ど感の株式市場、不安感たっぷりの仮想通貨市場
日本の株式は3月末をいい形で通過しました。昨年の3月末は19500円弱、昨日の終値は21500円弱。その差は2000円で10%強。悪くないパフォーマンスだったと思います。時価総額は650兆円弱でバブル期のピークを抜いています。
時価総額だけを見ると80年代後半から現在に至るまで600兆円と250兆円の間を上がり下がりしています。時価総額と日経平均は当然ながらリンクするはずですからここから類推すると日経平均4万円弱だったあの時は異様な乖離を示していて、指数的におかしかった気がします。穿った見方をすると証券会社が日経平均採用銘柄だけを集中して購入して煽ったとしたらどうでしょうか?
NYも週間で見ると上げ下げはあったものの若干上昇して終了、アメリカ10年物国債も3%を超えるといわれながらギリギリでこらえ、週末は2.74%と下落傾向。恐怖指数も20を割り込み、安定しています。個人的にはさほど不安感はないとみています。
一方の仮想通貨。政府レベルでの制限、民間の宣伝停止、クレジットカードでの仮想通貨購入禁止など地雷だらけの仮想通貨市場は週末で6800ドル台と今年の最安値を再び視野に入れ始めています。著名人や銀行家などがビットコインについて様々な見解を述べてきましたが、宴は終わりです。東京三菱UFJが今年にも仮想通貨を発行するとしています。1コイン1円の固定型です。これが相場無き仮想通貨の正しい方向性だと期待しています。
話題にならなかった公示価格
そうです、今週発表になった公示価格のニュースも話題にならず、麻生大臣ではありませんが、報道各社は何を報じたいのか、タブロイド紙に成り下がったのか聞いてみたいものです。
その公示価格、住宅地が全国平均でプラス0.3%と昨年のゼロから遂にプラス転換。商業地は引き続き好調で前年の1.4%から1.9%上昇となっています。今年の特徴は地方でも地価上昇がみられている点でしょうか?特に注目したいのは上昇率トップ3は北海道、倶知安町。この函館と札幌の間にあるニセコが外国人によって開拓されているというのも日本人にとって微妙な気分になるでしょう。
一方で外国人が買わなければこの町にリゾートは出来なかったわけで一概に批判もできないところであります。よく外国人に買い占められるという話があります。外国では一定の歯止めを利かせる方法はあります。日本も一部の島しょでそのような懸念がありますが、法的にオーバーヒートをさせない、あるいは純粋な投資目的、居住目的以外は所有を認めないとする要件を作ったうえである程度の外国人の不動産所有は進めたほうが良いと思います。
彼らはドライですので純粋投資ならば土地を永久のものなどとは考えません。日本の株式市場だって6割以上が外国人によって所有されている現状を考えれば不動産を介したミニバブルで日本の経済大攻勢はあり、と思います。
日本はアメリカを期待しすぎてはいけない北朝鮮問題
産経に北朝鮮問題について「日米」vs「中韓露朝」とあります。確かに表面上はこの構図なのですが、私は本件に関してアメリカをあまり信用していません。トランプ大統領は日本との関係と自身の手柄なら自分を取る傾向があるからです。言い換えればアメリカにとって都合の良い結論が出るならば日本にとって満足ではない内容でもディールするとみています。
金正恩委員長は中国と会い、韓国と予定が決まり、アメリカとも会談日程を調整しています。まだプーチン氏のロシアとは話が出てきていませんが、金正恩氏の性格からすれば日本よりロシアと先に会うと見るのが流れでしょう。何故か、と言えば金正恩氏にとって日本とはディールにならず、高いハードルの要求を持ってくるだけとみられているからです。
そうなれば日本の野党がまた、やんや言うわけです。安倍首相の外交手腕は大したことがない、と。これも仕組まれたシナリオに見えます。
トランプ大統領がシリアからの撤退を表明しています。理由は「お金が無駄だから」。トランプ大統領はマネーマンですからそのあたりの割り切り感が非常に強い人物です。韓国とのFTA再交渉が異様な早さで決着したのもトランプ大統領が「在韓米軍撤退」をほのめかしたからとされます。トランプ大統領は政治家ではなく投資家であり、ディーラーだという点を考えると私は皆さんが考えるほど大統領が日本の味方をするとは思えないのです。安倍首相のしわはもっと増えるかもしれません。
後記
いよいよ新年度入りとなります。日本では正月に並び「気分一新」となる時です。私は正月の抱負をもう一度見直して軌道修正する時でもあります。皆様はどうでしょうか?いよいよ暖かくなってきて外にも出たくなる時です。この週末は気分転換を図って新たなる年度を迎えたいところですね。
では今日はこのぐらいで。
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