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映画【ザ・ライト/エクソシストの真実】を観ました


今も実在するエクソシストの真実とは?



監督:ミカエル・ハフストローム
音楽:アレックス・ヘッフェス
撮影:ベン・デイヴィス
脚本:マイケル・ペトローニ
製作総指揮:ロバート・ベルナッキ
製作:トリップ・ヴィンソン、ボー・フリン
出演者:アンソニー・ホプキンス、アリシー・プラガ、コリン・オドナヒュー、トビー・ジョーンズ、ルトガー・ハウアー、キアラン・ハインズ



そもそも前提となるキリスト教の神や悪魔がピンと来ないから、「エクソシストの真実」と言われても「うーん、何だか」というのが観る前の正直な印象


ただ観始めると面白い


神なんてさらさら信じて無い神学生という視点を用意しているせいか、オカルトチックな展開も「ああ、これは有り得る」と観ていける


熟練エクソシストのアンソニー・ホプキンスがボケ役で神学生のコリン・オドナヒューがツッコミ役の漫才を見ている様、ただそれは前半まで


後半は舞台を屋敷に限定し、悪魔祓いのプロセスが丹念に描かれるんですが


まるで舞台劇、話しが停滞すると製作陣が感じたせいか、音楽や特殊効果を盛りこみ、それまでのギリギリのリアリティを壊していく


「もう悪魔いるって言ってんじゃん」


後半、単なるオカルトになってしまったのが残念


「いるかいないかわからないけど彼らの心の中にはいる」という落とし所なら、のめりこめたのにな



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