2020年6月27日(土)

🎵ハロコンで聴きたい曲とは「赤い風船」です。

🎶ミカンの実は現在3cmほどになっています。

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では本題です。昨日25日の続きを書いていたら午前中1時をまわっていた
のでアップできませんでしたので、本日上げたいと思います。

ハロコンで聴きたい曲は「赤い風船」です。押し入れを探したらレコード出て来ました。

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「赤い風船」は歌い手側の歌のセンスと癖がモロに出てしまう歌です。

先ずは歌詞と譜面を。


あの娘はどこの娘 こんな夕暮れ
しっかり握りしめた 赤い風船よ
なぜだかこの手を するりとぬけた
小さな夢がしぼむ どこか遠い空
こんな時 誰かがほら
もうじきあの あの人が来てくれる
きっとまた 小さな夢もって

この娘はどこの娘 もう陽が暮れる
隣の屋根に飛んだ 赤い風船よ
なぜだかこの手に 涙がひかる
しょんぼりその家に 灯りともる頃
こんな時 誰かがほら
もうじきあの あの人が来てくれる
優しい歌 うたってくれる

あの人が 優しい歌 うたってくれる

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これから話す話はオリジナルのアレンジで歌うことを想定しています。アレンジが変われば歌い方も自ずと変わって来ます。そして分かりやすくする為に大雑把に書きます。

「あのこはどこのこ」パッと見「あ(の)こ(は)ど(こ)(の)こ」のカッコ部分が強拍と思えますが、自分ならシンコペーションを利用して「(あ)の(こ)はど(こ)の(こ)」にて歌うことでしょうし、理論的に正しいとは思います。

次は上記と同じメロディーの「なぜだかこのてを」の部分ですが、「なぜ」の「な」の前に休符がありますので休符部分に小さな「ン」を付けて溜めを作り、「ン」をシャクリ上げて「ンな」という歌い方を、または素直に「ン」を付けずに歌うとなりますが、これはどちらでも良いと思います。

ただ上記に書いた強拍については意識する程度で、減り張りがハッキリと分かる様な強弱の付け方はしてはいけない歌だと思います。

そして上記に書いた部分に関しては、本当に自由度の高い歌うだと思います。

ただ「こんなゆ」「ぎりしめ」「ふうせん」等の八分音符4つが連符の様に括られている部分に関しては、絶対に4つとも同じ長さで歌はないと歌が破綻します。

休符も指定された長さで取らないと歌が破綻します。ということは、休符前の音はしっかりと指定された音の長さで切らないと、やはり歌が破綻します。

そして各所にシンコペーションがちりばめられていますが、それらのシンコペーションをどう捉えるか? 本当にセンスが問われる歌だと思います。

この歌は今の小田さくらさんには良き練習曲になると思いますし、オーディションの課題曲としてもセンスを問うのにも適した歌でもあります。

ちなみに女性では浅田美代子さんより上手く歌った人の歌を聴いたことはありません。


では、お休みなさいです。