女子マラソンの五輪金メダリスト、高橋尚子さん（４５）＝本社客員、野口みずきさん（３９）ら
数々の名選手のシューズを手掛け、ＴＢＳ系列の人気ドラマ「陸王」の“カリスマシューフィッター”のモデルともされる三村仁司さん（６９）が１７日、東京都内で記者会見し、スポーツ用品メーカー「ニューバランス」と専属アドバイザー契約を結んだことを発表した。契約期間は１月１日から５年間だが、さらに３年の契約延長もあるという。

　職人魂は健在。三村さんは「東京五輪ではマラソンを中心に長距離選手を強くしないといけない。期待に応える物作りの責任は重いが、やりがいがある」と頼もしかった。２００４年には厚労省から「現代の名工」としても表彰された希代のカリスマは古希を前にしてなお意気軒高だった。

　名工ならではの目利きぶりは枚挙にいとまがない。会見に同席した旭化成陸上部の宗猛総監督（６５）は「（現役選手だった）２０歳ぐらいからの付き合いだが、『どういうシューズを履くか』と聞かれたら、三村さんが作る靴と答えていた」と長年の信頼関係を強調した。

　女子マラソンでは高橋さん、野口さんに加え、有森裕子さん（５１）と靴を手掛けた選手が相次いでメダルを獲得している。活躍の枠はマラソンにとどまらず、最近でも平昌五輪スピードスケート女子で金メダル候補の小平奈緒（３１）＝相沢病院＝のトレーニング用シューズを提供していると言い、「先週、平昌に持って行く靴を頼まれた」と明かした。

　自らの腕に絶大な自信を持つだけに、身内にもライバル社にも言うべきことは言う。
ニューバランスの靴を「まだレベルが低い」と叱咤激励したかと思えば、福岡国際マラソンや箱根駅伝を席巻した、マラソンは薄い靴という従来の常識を覆したナイキの厚底シューズも「はっきり言って反対。クッションがありすぎると早く疲れる」とバッサリだった。

　ドラマ「陸王」で歌舞伎役者の市川右團次（５４）が演じたシューフィッターよろしく、確かな目と腕でメダリスト誕生をサポートする。　
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厚底のは一時期の水着みたいに規制されるのか？

奥球磨ロードレース
結果

ハーフで川内に負ける実業団て・・

川内の回復力はホント謎

語ろう

1乙
大迫出たら教えてくれー！

大迫まだなら
寝ますﾉｼ

アシックスジャパンは、「アシックスタイガー」ブランドより、アッパー(甲被)に本藍染めを施したシューズ『GEL-LYTE Ⅲ』を
「ASICSTIGER HARAJUKU」、「ASICSTIGER OSAKA SHINSAIBASHI」、「アシックスタイガーオンラインストア」などで12月9日から発売を開始する。

サイズは8.0インチ~13.0インチ(1.0インチ刻み)。カラーはコアイ×コアイ、ウスアイ×ウスアイ。メーカー希望小売価格は5万円。

今回発売する商品は、緻密で繊細な手作業を加えた「本物の日本」をコンセプトに、日本製にこだわった「MADE IN JAPAN」シリーズの第2弾として展開するものだ。

アッパーは、藍染師によって皮革の状態から一枚一枚ていねいに本藍染めを施したレザーを使用。天然染料による独特の深みと手染めによる微妙な色むらが特徴だ。
化学薬品を使用せず、染めの回数で色の濃淡を表現しており、濃い藍色と薄い藍色の２タイプを用意している。
製靴工程にもこだわり、アッパーの裁断・縫製とシューズの組み立て・仕上げを国内で実施するなど、日本の卓越した技術を駆使して完成させた逸品だ。

同社では、日本の伝統工芸や独特の技を生かしたプロジェクトを今後も展開していく予定だとアナウンスしている。

ちなみに「GEL-LYTE Ⅲ」は、アシックスタイガーを代表するシューズのひとつで、1990年に発売したランニングシューズをベースにしている。
ベロ部と足首部を一体化させ、縦に大きく2分割することで甲部分を包み込むようにフィットさせる独自の「スプリットタン」構造が最大の特徴。
足入れ感が良く、履いている時もベロ部がずれにくい設計となっている。

本藍染めレザーを使用したアシックスタイガーのmade in Japanスニーカー『GEL-LYTE Ⅲ』　（11.19）





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文／編集部

安全靴みたいだな

今年も正月のお茶の間を盛り上げた箱根駅伝。
陸上関係者の間では、学生たちの熱い走りはもちろん、実は彼らの足元も大きな注目を集めていた――。

これまでの長距離界では、トップ選手用のシューズのソールは薄ければ薄いほどよいとされていた。
ところが今大会では、多数の選手が初心者ランナー向けとも見える厚底のシューズを履いていたからだ。その秘密に迫る。

■厚いソールの内部にはカーボン製プレートが

駅伝ファンの間でその厚底シューズが話題になったのは、昨年１０月の出雲駅伝でのこと。
優勝した東海大学と、４区までトップ争いをした東洋大学の主力選手たちが、こぞって見慣れぬ厚底シューズを履いて走っていたからだ。

その正体は大手スポーツメーカー、ナイキの「ズームヴェイパーフライ４％」。
このシューズは昨年５月にイタリアで行なわれた、マラソンで２時間切りを目指すプロジェクト「Ｂｒｅａｋｉｎｇ２」のために開発された「ズームヴェイパーフライエリート」の市販モデルである。

日本の選手では大迫傑（おおさこ・すぐる、ナイキ・オレゴンプロジェクト）が愛用。
昨年４月には世界屈指のメジャーレースであるボストンマラソンで３位に入る快挙を達成している。
また、大迫が現役日本人最速となる２時間７分１９秒（日本歴代５位）で３位となった、同１２月の福岡国際マラソンでは、大迫を含む１位から４位に入った選手がすべて同シューズを履いていたのだ。

東洋大学ＯＢで、大迫と並び“日本マラソンの星”と期待を集める設楽（したら）悠太（Ｈｏｎｄａ）は、マラソンだけでなくトラック競技でも同シューズを履いて快走している。
昨年９月にハーフマラソンの日本新記録を樹立すると、わずか８日後のベルリンマラソンで２時間９分３秒の６位。
さらに１１月には、１００００ｍで今季の日本人最高タイムをマークした。

設楽は、そのシューズについて次のよう語っている。
「今までのシューズは“薄くて軽い”が当たり前でしたが、常識を覆しましたね。
ソールの薄いシューズだとレース後に疲労感がありますが、このシューズは疲労があまり残らない。
（昨年の）秋にハーフ、フル、１００００ｍと３連続でレースをこなせたのは、このシューズのおかげです」

マラソンで好結果を出している大迫も「ソールの見た目は厚いですけど、初めて手にしたときは『軽いな』と思いました。
実際に履いてみると、クッション性が高く、トラックでスパイクを履いているような感覚がありましたね。
一歩一歩の衝撃も少ないので、マラソンでも後半に脚を残すことができたと思います」と絶賛している。

ナイキによると、ズームヴェイパーフライ４％は同社のマラソン用スピードシューズである「ズームストリーク６」との比較試験に基づき、ランニング効率を平均「４％」高めることを目標として開発されたという。
最大の特徴は、設楽と大迫のコメントにもあった分厚いソールだ。同シューズのソールは、かかとの部分の厚みが３．３ｃｍもある。
そしてソール内部には、スプーンのような形状をしたカーボンファイバー（炭素繊維）製のプレートが埋め込まれており、推進力を高めている。

一部では「ドーピングシューズ」「ジャンピングシューズ」と揶揄（やゆ）する声もあるようだが、プレートがバネのような形状になっているわけではなく、国際陸上競技連盟の規定には違反していない。
まさに新発想のシューズなのである。

日本では昨年７月に販売開始。２万５９２０円（税込）という高価格ながら、ナイキの公式通販サイトでも「在庫なし」の状態が続いている。
ネットでは倍ほどの価格での転売も

プーマとナイキはどういうイメージや？

アシックスは全スポーツ共通に支持されてるよな
日本人限定だが