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2020/02/08

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  • 月山の花図鑑(2)盛夏編

    (本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)(本頁は「月山の花図鑑(1)初夏編」の続きである。)本頁では、年によって幅があるが、概ね七月下旬から八月中旬頃にかけて咲き出す花たちを扱ってみた。もちろん種類によって、場所によって、前後にずれが生じることはどうか寛容頂きたい。月山はシオガマギク属Pedicularisの仲間が多い山だ。初夏のミヤマシオガマに続き、盛夏にはヨツバシオガマが咲き出す。こちらは羽黒ルートならば八合目の弥陀ヶ原から山頂までほぼ切れ目なく咲いている。ヨツバシオガマの小群生(山頂部)2016/07/23ヨツバシオガマ2015/07/05(右上)ハクサンフウロ2014/08/02ハクサンフウロの小群生。2014/08/02あくまでも個人的な印象だが、月山の真夏のお花畑は...月山の花図鑑(2)盛夏編

  • カテゴリー「男鹿半島6,7月」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「男鹿半島6,7月」の目次

  • 夏の草刈り日記(2024年7月9日、13日)

    夏が近づくと憂鬱になるのは(横手市十文字町にある)実家の草刈りです。6月4日はこうでした(詳細はこちら)。6月中、その後は実家に行っておりません。7月9日、横手市で古希の中学同級会が開催されました。序でなので実家にも寄ってみました。この日は前夜からの大雨で途中の大曲市内では道路が冠水しておりましたが、私が走る国道はナントカ大丈夫でした。次の写真二枚は土砂降りの中、傘を差しながら撮ったものですが・・・ご覧の通り、実家の屋敷は草茫々、場所によっては大人の背丈くらいまでに茂っておりました。夏草のつわものぶりを思い知りました。この場所の草刈りは今年から例の「草刈り画伯」に委ねておりますが、いったいどうしたことでしょう。草刈り画伯、昨夏の御姿(詳細はこちら)その後、横手市で開かれた同級会も何やら重たい気分のまま終わ...夏の草刈り日記(2024年7月9日、13日)

  • 初夏のにかほ鳥海(2024年6月27日)

    (本頁は「2024年6月27日、午後の鳥海山鉾立付近。」の続きである。)六月から十月までの夏場五ヶ月間は鳥海山を下界から見る機会がとても少なくなる。たとえ絶好の晴天日を選んで鳥海山に登山しても、昼近くなると必ず雲が湧いて来て、下山する頃には雲に包まれたり、霞んでしまい見えなくなることが多い。ところが今回(2024年6月27日)は山から下りた後(15時頃)も珍しく雲に包まれなかった。滅多にない機会なので山の姿を撮影しながら帰宅した。まずはにかほ市小滝付近のバス停跡地から。次いでにかほ市長岡付近から。話は脇道にそれるが、鳥海グリーンラインの(由利本荘市)桃野~谷地沢間には道路が鳥海山に向かって直線に走る区間が有る。ここから眺める鳥海山はみごとなので、地元でも割と有名な撮影スポットになっている。2025/05/...初夏のにかほ鳥海(2024年6月27日)

  • カテゴリー「鳥海山/鉾立・夏」の目次

    鳥海山には複数の登山ルートがある。本カテゴリーでは秋田県側、にかほ市の鉾立を起点に登った記録(時期は五月~八月)を扱っている。(記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)久しぶりに鳥の海探訪。(2014年8月24日)晩夏の鳥海山・鳥の海編(2022年8月22日)晩夏の鳥海山には何が咲く。(2020年8月18日)New猛暑日の鳥海山5(2023年8月9日)New猛暑日の鳥海山4(2023年8月9日)New猛暑日の鳥海山3(2023年8月9日)New猛暑日の鳥海山2(2023年8月9日)New猛暑日の鳥海山1(2023年8月9日)真夏の鳥海山は花だらけ3(2022年7月30日)真夏の鳥海山は花だらけ2(2022年7月30日)真夏の鳥海山は花だらけ1(2022年7月30日)真夏の鳥海山、天空...カテゴリー「鳥海山/鉾立・夏」の目次

  • 2024年6月27日、午後の鳥海山鉾立付近。

    (本頁は「・・・間近から見た鳥海山。後編。」の続きである。)今朝の鳥海山は雲に包まれていた。そのため、鉾立から鳥海山は見えなかった。(朝6時半頃の鉾立展望台)歩き始めの登山道は日陰になっているので道端に咲いていた花もよく見えなかった。そのため登山し始めたばかりの時に見た花や景色は割愛させてもらった。ところが昼過ぎの帰り道では日が当たって花もよく見えたし、鳥海山本体もずっと現れていた。昼過ぎの鉾立付近の様子を少しだけ報告させて頂く。鉾立付近から見た奈曽渓谷と鳥海山。タニウツギの花がまだ残っていた。稲倉岳再び、奈曽渓谷と鳥海山。白糸の滝はほとんど見えなくなっていた。【鉾立付近で見た草木】マルバシモツケゴゼンタチバナシラネアオイミヤマカラマツ(右上)クルマユリの蕾二色のハナニガナ。ハナニガナは朝、花を閉じていた...2024年6月27日、午後の鳥海山鉾立付近。

  • 東北の山を眺める4/岩手山を東と北から。

    (本頁は「全国山の日協議会」への投稿文「東北の山を眺める(#4)/岩手山を東と北から」の原本です。)いきなりクイズで恐縮。この山は何山だと思いますか?答は岩手山(2038m)です。多くの皆さんがご記憶の岩手山と言えば、山の片側は綺麗な裾野を引くものの、反対側はゴツゴツした稜線が続く姿から、南部片富士とも呼ばれますが、それは南東にある盛岡市街地や北西にある八幡平から眺めた姿です。東から見た岩手山はこのように端正でコンパクトな富士山です。こうなると片富士ではなく両富士ですね。国内にある〇〇富士を名乗る山の中では最も奇麗な富士山型ではないかと私は思います。最初の写真は歌人石川啄木の出身地・澁民村(マップではA)から見たものです。今回は主に東と北側から岩手山を眺めてみようと思います。参考マップ岩手山は東に聳える姫...東北の山を眺める4/岩手山を東と北から。

  • 2024年6月27日、間近から仰ぐ鳥海山。後編。

    (本頁は「・・・間近から見た鳥海山。中編。」の続きである。)御浜は人が多いのでいつも足早に通り過ぎて、扇子森の山頂をめざす。行く途中に見た景色。左手にちらりと稲倉岳。右手には鳥海湖がずっと見えているので、何十枚と撮っている。代表として山頂近くから見たものを二枚だけ。左から鳥海湖、鍋森、笙ヶ岳の連なり。鳥海湖と鍋森扇子森山頂に到着。鳥海山本体が大きい。山頂のシンボル?岩のベッド。以前はここで昼寝している人をよく見た。自分もいつか・・・と思いつつ、果たせていない。山頂から笙ヶ岳を振り返る。左手前は鍋森。千畳ヶ原方面を眺める。こちらは終始、雲が湧いていた。今一度、鳥海山本体。外輪山の一部、文珠岳や伏拝岳の重なり。ミヤマウスユキソウがよく咲いていた。エーデルワイスの一種。鳥海山には少ないが、扇子森には比較的多い。...2024年6月27日、間近から仰ぐ鳥海山。後編。

  • 2024年6月27日、間近から仰ぐ鳥海山。中編。

    (本頁は「・・・間近から仰ぐ鳥海山。前編。」の続きである。)長坂道稜線ではニッコウキスゲが咲き出していた。一昨年は今まで見たことの無いような開花ラッシュだった(こちら)。その反動か昨年はほとんど無開花。今年はどうなるものか。ニッコウキスゲ(右上)コバイケイソウチョウカイフスマもホンの少しだが咲き出していた。チョウカイフスマ(右上)ウサギギク長坂道稜線の頂きが近づくと鳥海湖が見え出して来る。前回(6月12日)はまだ雪に埋もれていたが、今回は雪もほとんど融けて青くなっていた。これは本日の青空を素直に反映しているからだろう。この付近は鳥海山本体と鳥海湖の両方が一枚に収まる貴重なポイントだ。更に欲張って手前にハクサンイチゲの花叢も入れてみた。欲張りの縦構図(右上)ハクサンイチゲとチングルマハクサンイチゲを単独で。...2024年6月27日、間近から仰ぐ鳥海山。中編。

  • 2024年6月27日、間近から仰ぐ鳥海山。前編。

    鳥海山は6月12日に行ったばかりだ。この日は花はいっぱい咲いていたが、山頂部は変な雲や霞のようなものに包まれ、景色はさっぱり見えなかった(記録はこちら⇒前編後編)。27日は晴天との予報だった。当初、月山に行くつもりでいたが、リフトの運行状況を確認したら、なんと!!27日まで運行休止だった。仕方ないので鳥海山に再挑戦となった。ところがこの日の鳥海山は山頂部が雲に包まれていた。それでも登るうちに晴れて来るだろう。いや晴れてくれと念じつつ、鉾立まで上がった。鉾立展望台から、奈曽渓谷を望む。少しだけ歩いたら、一瞬だが雲の間から山頂部が見えた。もしかしたら山頂部はもう晴れていて、雲はそれより低い1500m付近にだけ滞留しているのかもしれないと思った。予想は当たった。県境を越えたら、空はすっかり青空になっていた。前回...2024年6月27日、間近から仰ぐ鳥海山。前編。

  • カテゴリー「野草/夏・秋」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「野草/夏・秋」の目次

  • 月山の花図鑑(1)初夏編

    (本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)東北には花の名山が多い。敢えて優劣をつけるならば、世界的にも他の山では見られない固有種が無茶苦茶多い点で、東の横綱は早池峰山だろう(後になり秋田駒ヶ岳を入れなかった点を反省)。対する西の横綱は、鳥海山か月山か迷ったが、個人的には月山とした。肘折温泉入り口付近から望んだ月山。2018/05/27理由は花の種類数、量がとにかく多い点。また(朝日飯豊のように)難儀しなくても、多くの花が見られる点も評価の重要な要素だ。いくら珍しい花が有ると言っても、一般登山道からはみ出した場所とか立入禁止エリアだとしたら、それは絵に描いた餅のようなものだ。本図鑑は、そういった月山のそれも一般的な登山コースである羽黒コースと姥沢コースを主体に、湯殿山コースと石跳川...月山の花図鑑(1)初夏編

  • カテゴリー「鳥海山/祓川」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)深まる秋の鳥海山康新道往復・後編。(2019年10月16日)深まる秋の鳥海山康新道往復・前編。(2019年10月16日)New2023年10月14日、鳥海山北面紀行(4)New2023年10月14日、鳥海山北面紀行(3)New2023年10月14日、鳥海山北面紀行(2)New2023年10月14日、鳥海山北面紀行(1)鳥海山・祓川斜面で紅葉狩り(2021年10月10日)鳥海山祓川ルートは紅葉してるかな。後編。(2022年10月9日)鳥海山祓川ルートは紅葉してるかな。前編。(2022年10月9日)秋の日に急遽、また鳥海山。(2021年9月29日)紅葉の鳥海山康新道。後編。(2015年9月27日)紅葉の鳥海山康新道。前編。(2015年9月27日)...カテゴリー「鳥海山/祓川」の目次

  • 東北の山を眺める3/秋田から見た鳥海山

    (本頁は「全国山の日協議会」への投稿文「東北の山を眺める/まずは鳥海山・その3」の原本です。)鳥海山は秋田と山形の県境付近に聳える火山(標高2236m)です。今回は秋田県の各所から見た鳥海山について語ります。鳥海山は秋田県では西側はにかほ平野からいきなり聳えていますが、北側や東側は出羽丘陵の上に生えたように聳えています。北側から望むと・・・こちらは由利本荘市の北部(マップではA)から見たものですが、遠く秋田市から見てもほぼ同じです。庄内地方から見た鳥海山とは反対で、左側に鳥海山本体が高く聳え、右に扇子森など西鳥海山が低く連なる構成になっています。ここで参考マップ由利本荘市を南東に進むと、矢島町を過ぎるあたりから鳥海山は北東に開いた爆裂火口が隠れるので富士山に似たような姿になります。次の鳥海山は旧鳥海町猿倉...東北の山を眺める3/秋田から見た鳥海山

  • カテゴリー「秋田駒ヶ岳」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「秋田駒ヶ岳」の目次

  • 2024年6月21日、秋田駒ヶ岳の花(3)

    (本頁は「・・・秋田駒ヶ岳の花(2)」の続きである。)横岳山頂から大焼砂の稜線を下って行く。初めは低木林の間を下るがほどなくして黒っぽい火山礫に覆われた斜面になる。斜面には無数の黄色い小花が筋状に群生している。これがタカネスミレだ。このような花風景は世界でも此処だけだと思う。斜面を下りて行くとチラホラとコマクサも混じってくる。コマクサの開花は通常は七月からだが、今年はだいぶ早いようだ。大焼砂は下り過ぎると帰りがたいへんなので適当なところで立ち止まり、Uターンする(来たところを登り返す)。大焼砂に咲く他の花達。ホソバイワベンケイミヤマキンバイ参考マップ横岳山頂まで戻り、今日はここから焼森経由で下山開始。焼森山頂から男女岳(おなめだけ)を望む。左側に避難小屋と阿弥陀池がちらりと見える。焼森から下る方角を眺める...2024年6月21日、秋田駒ヶ岳の花(3)

  • 2024年6月21日、秋田駒ヶ岳の花(2)

    (本頁は「・・・秋田駒ヶ岳の花(1)」の続きである。)鞍部まで駆け上がると、南側のカルデラが開いて、中央火口丘の女岳が突き出して見える。今日はPM2.5のせいでバックの和賀山塊はよく見えなかった。足もとに咲くのはミヤマキンバイ。鞍部は十字路になっている。今日はまず右に進み、男岳の山頂をめざす。カルデラの底にあたるムーミン谷(馬場ノ小路)や可愛い小岳も見えて来た。右手には男女岳(おなめだけ)。男岳に登る途中から見る姿は端正な富士山型だ。岩上に咲く花。チングルマミヤマウスユキソウ(右上)イワカガミとチングルマミヤマダイコンソウは男岳にも多かった。もうすぐ山頂。男岳山頂の神社社の裏の草地にオオミズアオを見つけた。この蛾は以前、月山の山頂付近でも見かけた(⇒こちら)。個人的には高山の上ばかりで会ってるような気がす...2024年6月21日、秋田駒ヶ岳の花(2)

  • 2024年6月21日、秋田駒ヶ岳の花(1)

    6月21日の秋田駒登山はタカネスミレを見ることが目的だ。この日、予報では晴れだったが、前夜、ある筋からPM2.5が流れ込むとの情報を得た。案の定、21日早朝、仙北市田沢湖高原のアルパこまくさ駐車場に到着し、西の方角を見たらそれが正しかったことがわかった。ここからは視程が好ければ鳥海山が見えるのだが、今日はそれが見えず、近くにある田沢湖でさえぼやけているほどだった。したがって今回の登山では展望は期待できない。花に集中しようと思った。なお今日から秋田駒ヶ岳八合目までの道路はマイカー乗り入れ規制が始まる。登山バスは6時1分が始発だ。5時40分頃、アルパこまくさバス停に並んだら、何故か私が先頭だった。参考マップバスに乗る時は先頭だったが、登山はのんびり、花を撮影しながらなので登山中はバス同乗者のほとんど全員に追い...2024年6月21日、秋田駒ヶ岳の花(1)

  • 初夏の男鹿に珍花を見た。(2024年6月19日)

    今日は久々に稀少植物・保護巡視活動(パトロール)で男鹿三山に行った。男鹿三山は低山ながらも植物の種類が豊富で稀少植物も多い。初夏になると他の低山では花はとても少なくなるものだが、男鹿ではランの仲間が数種類咲いているし、男鹿で発見された花のひとつ、デワノタツナミソウ(シソ科)がちょうど見頃を迎えているはずだ。門前から五社堂へ駆け上がる。このあたりの雑木林は春は花の宝庫だが、さすがに今の時期は花が少ない。ウリノキの花ミツバウツギの実(右上)ホタルブクロの蕾他にはヒロハアオヤギソウの地味な緑花とオカトラノオの蕾を見たくらいか。デワノタツナミソウは中腹より上の道端に現れる。場所によっては青紫の花筵を拡げたように咲くものだが、今年は花数がとても少なかった。今年は暖冬で季節の推移も十日くらい早く進んでいる。したがって...初夏の男鹿に珍花を見た。(2024年6月19日)

  • 今日はアザミの日だろうか。(2024年6月12日ほか)

    6月12日は今年初めて鳥海山に登った(記録はこちら)が、その帰り道、鳥海ブルーラインを鉾立から少し下った下鉾立付近の道端にでかいアザミを見つけた。このアザミ、実は数年前からその存在に気付いていた。ただしやたらと駐停車できるような場所ではないので何回もやり過ごしていた。ちらりと見かけた範囲では、鳥海山の固有種、チョウカイアザミとよく似ていると思った。しかしチョウカイアザミは鳥海山でも割と高いところに生育し、鉾立ルートを歩いて目にするのは御浜の稜線に近いところ、標高1500mより上に行かないと出てこない。ところが下鉾立の標高は900mくらいだ。当初はチョウカイアザミが部分的に低所に降下したものと考えていた。ところがこの日、御浜で見たチョウカイアザミはまだ芽を出したばかりのレベルだった。6月12日、御浜(標高1...今日はアザミの日だろうか。(2024年6月12日ほか)

  • 2024年6月12日、鳥海山花巡り。後編。

    (本頁は「2024年6月12日、鳥海山花巡り。前編。」の続きである。)長坂道T字分岐から稜線を駆け上がり、御浜をめざす。いつもならば登るに従い、鳥海湖が見えるようになり、鳥海山本体とのダイナミックな風景に息を吞むところだが、今日はガスでさっぱり見えない。稜線の高みで振り返ると、笙ヶ岳方面がうっすらと見えただけだった。一旦途切れていたハクサンイチゲが稜線の上でまた復活していた。ハクサンイチゲの白い花弁のように見えるのは萼だが、丸っこいものもあれば尖っているものも有った。御浜付近で見かけた若い株。蕾の裏側が青紫を帯びている。数は少ないが、ヒナザクラも咲き出していた。チョウカイフスマの芽出し(右上)ミツバノバイカオウレンミヤマクロスゲだろうか。御浜にて。(右上)コメバツガザクラ御浜を通り過ぎ、扇子森を登ってみる...2024年6月12日、鳥海山花巡り。後編。

  • 2024年6月12日、鳥海山花巡り。前編。

    昨年の秋以降、鳥海山は下界から眺めるばかりだった。6月になって雪解けも進んで来たのでそろそろ登ってみよう。12日は予報では完璧な晴れとのことだった。しかし当日の朝、南に走っても鳥海山の姿が見えない。おかしいなと思ったら、ご覧の通り、山頂付近は雲か霞のようなものに包まれていたのだ。朝5時少し前、にかほ市小滝から望む。それでも雨にはならんだろう。山の上に行けば見えるようになるだろうと勝手に思い込み、そのまま登山口の鉾立に向かった。今日の鉾立はどうしたのだろう。駐車しているクルマがとても少なかった。先週木曜の焼石、中沼登山口とはえらい違いだ。5時45分頃、登山開始。鉾立展望台から白糸の滝はよく見えたが、鳥海山本体は変なガスに包まれてほとんど見えなかった。(右上)道端でハクサンチドリが咲いていた。以下、登山道沿い...2024年6月12日、鳥海山花巡り。前編。

  • 八幡平の花図鑑4(盛夏)

    (本頁は「花図鑑3(初夏の高所湿原と稜線)」の続きである。)7月になり、八幡平の湿原でよく目立つ花は(年にもよるが)ニッコウキスゲやコバイケイソウだ。両種ともに大場谷地など低所では6月から咲き出すが、高所では盛夏の7月中旬頃が見頃となる。ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)2018/07/14コバイケイソウとレンゲツツジ2015/06/24コバイケイソウはもしかしたら八幡平で最も多い花かもしれない。ただし開花にはバラツキがあり、何年かに一度の豊作年の時の開花量は凄いが、そうでない年は(T_T)しょぼい。コバイケイソウ2018/07/14(右上)シナノキンバイ2018/07/14シナノキンバイは日本アルプスではハクサンイチゲと並んで一般的な高山植物だが、奥羽山系では何故か少ない。私は八幡平と焼石岳でしか見たことが無...八幡平の花図鑑4(盛夏)

  • カテゴリー「焼石岳/夏」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「焼石岳/夏」の目次

  • 八幡平の花図鑑3(初夏の高所湿原と稜線)

    (本頁は「花図鑑2(初夏の亜高山帯針葉樹林)」の続きである。)八幡平は山頂部から中腹にかけてあちこちに湿原が散在する。本頁では比較的高所にある湿原で早い時期(6月~7月上中旬)に咲くものを集めてみた。ヒナザクラの群生2015/07/06ヒナザクラは典型的な雪田性の高山植物。八幡沼やガマ沼周囲の湿原の群生はみごとだ。ヒナザクラ2018/07/14(右上)ズダヤクシュ2015/06/24ズダヤクシュは樹林中にも多い。ヒメシャクナゲは八幡沼周辺や黒谷地など高所のミズゴケ湿原で見かける。ヒメシャクナゲ2014/07/05ツルコケモモ1980年代、撮影月日は不明。大場谷地で見かけた。ミツガシワは湿原よりも池沼の中に多い。ミツガシワ2015/06/24(右上)レンゲツツジ2015/06/24レンゲツツジは八幡平では比...八幡平の花図鑑3(初夏の高所湿原と稜線)

  • 東北の山を眺める2/山形から見た鳥海山

    (本頁は「全国山の日協議会」への投稿文「東北の山を眺める/まずは鳥海山・その2」の原本です。)鳥海山は秋田と山形の県境付近に聳える火山(標高2236m)です。今回は山形県の各所から見た鳥海山について語ります。鳥海山は山形県では庄内平野からいきなり聳えています。庄内平野は大部分が標高30m以下(酒田市の中心街は5mにも満たない)の低平な地形なのでここから眺める鳥海山との比高は約2200mとなります。これだけの高度差で平野から聳える山は国内ではあまり無いと思います。前にも申し上げましたが、平地から間近に見える山でこれ以上の標高差がある山は(安曇野から望む北アルプス、甲府盆地北部から望む南アルプスを除けば)富士山と富山平野から見る剱岳立山、加賀の白山、日光の男体山女峰山、上越の頚城三山くらいでしょうか。庄内平野...東北の山を眺める2/山形から見た鳥海山

  • 2024年6月6日、焼石岳4(天国の花園)

    (本頁は「・・・焼石岳3(鳥海山を見るまで)」の続きである。)姥石平に戻ったら、12時近くなっていたのでここで今日の昼飯。その後は東焼石岳まで往復し、下山することにした。歩き出してすぐの花園。天国ではこのような花が咲いてるのだろうか。しばし花の集団美を堪能する。姥石平から東焼石岳にかけてはハクサンイチゲが多い。次に目立つのはミヤマシオガマ。この花、東北では早池峰、羽後朝日、焼石、舟形山、月山と分布が限られる。花色は鮮やかなマゼンタだが、焼石では白花やツートンカラーも見られる。ユキワリコザクラが少ないながらも見られた。(右上)ユキワリコザクラ、ミヤマシオガマ、ミヤマキンバイの混生。東焼石岳の山頂が近づくと、ミヤマキンバイが多くなるように感じる。イワカガミとミヤマキンバイ(右上)キバナノコマノツメチングルマも...2024年6月6日、焼石岳4(天国の花園)

  • 2024年6月6日、焼石岳3(鳥海山を見るまで)

    (本頁は「・・・焼石岳2(銀明水の前後)」の続きである。)銀明水の上から始まる灌木帯の登りはしつこく長いが、左側に池塘が現れると傾斜が緩くなる。その後また灌木帯に入るが、今度は行く手に焼石岳が見えて来る。ほどなくして右側に東焼石岳や六沢(むざ)山も見えて来る。この見晴らしのいい場所は七月に来るとヒオウギアヤメが咲いているが今回は何も咲いてなかった。東焼石岳六沢(むざ)山小川を渡渉し、少し登ると右手奥に天竺山と経塚山の重なりが見えてくる。その左奥に聳えるのは早池峰山だ。横岳ここまで来ると姥石平は目の前だ。涸れ沢のような場所を進むと、姥石平の分岐点に着く。今回は鳥海山を早く見たいので、分岐点では休みを取らず、泉水沼を過ぎて、横岳焼石岳の鞍部を目指す。姥石平の分岐点から焼石岳を望む。泉水沼から焼石岳。泉水沼越し...2024年6月6日、焼石岳3(鳥海山を見るまで)

  • 2024年6月6日、焼石岳2(銀明水の前後)

    (本頁は「・・・焼石岳1(まずは中沼と上沼)」の続きである。)上沼から数えて三つめの湿原でつぶ沼コースと合流する。ここは残雪が多く、6月に訪ねるといつも雪の壁をどう攻略するかで悩むところだが、今年は残雪が少なかったので簡単にクリアーできた。つぶ沼コースと合流点の残雪残雪の中からミズバショウのモヤシが・・・この前後で見かけた木の花。タムシバムラサキヤシオオオカメノキ草花は依然としてシラネアオイが多かった。他には・・・サンカヨウミヤマカタバミだろうか。同じ場所には薄いピンクの株も混生していた。花のサイズは大小さまざまだったが、葉の形や茎の基部の様子などからこの付近のカタバミ類はコミヤマカタバミと判断した。(右上)ツバメオモトやがて湿原の奥に横岳の姿が見えるようになる。ここまで来ると銀明水は眼と鼻の先だ。銀明水...2024年6月6日、焼石岳2(銀明水の前後)

  • 2024年6月6日、焼石岳1(まずは中沼と上沼)

    初夏6月に焼石岳に行くのは2021年(記録はこちら)以来だ。初夏の焼石岳山頂部のお花畑はとても素晴らしい。それは国内でも屈指の花風景ではないかと思っている。また焼石岳は山頂部からの山岳展望も素晴らしい。ところが不思議と初夏に鳥海山がまともに見えたためしがない。今回は花の他に鳥海山も見たいと欲を出してやって来た。秋田市自宅を午前3時10分頃に出発。4時半過ぎに横手実家付近を通過したら、鳥海山が見えていたが、山頂に雲が懸かっている。焼石の山頂に着く頃には雲が完全に取れていることを祈り、東成瀬村に入る。東側の焼石岳は上半分が雲に隠れていたが、こちらも登山する頃には晴れることを祈りつつ、国道342号線、397号線と乗り継いで東進、県境の大森トンネルを抜ける。胆沢ダム湖(奥州湖)にかかる橋から奇怪な猿岩と栗駒山を眺...2024年6月6日、焼石岳1(まずは中沼と上沼)

  • カテゴリー「街並みと建物」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「街並みと建物」の目次

  • 東北の山を眺める/まずは鳥海山・その1

    (本頁は「全国山の日協議会」への投稿文「東北の山を眺める/まずは鳥海山・その1」の原本です。)今回は山に登るのではなく、山を眺める話をしようと思います。私は子供の頃から山が好きでした。幼少の頃は下界から遠く眺めるだけ、長じてから山そのものに登り、ときには頂きを極めるようにもなりましたが、老いて来たらまた眺めるスタイルに戻りつつあります。冒頭写真は私の生地(秋田県)横手市郊外から見た鳥海山です。鳥海山は私が今住んでいる秋田市からも小さく山体の一部を見ることが出来ます。眺める山、最初は鳥海山からスタートします。この山は秋田と山形の県境付近に聳える火山です。高さは2236m、東北では尾瀬の燧ヶ岳に次いで二番目に高いとされていますが、日本海のすぐ近く0mから聳えているので、山体としての高さ、規模の点では燧岳(23...東北の山を眺める/まずは鳥海山・その1

  • 秋田蕗を訪ねて五千里、いや五千米。(2024年6月5日)

    著名な秋田民謡のひとつ、秋田音頭に「秋田の国では、雨が降っても、唐傘などいらぬ、手ごろの蕗の葉、サラリとさしかけさっさと出て行がえ」の歌詞があります。現実には雨の日、蕗の傘をさして歩く秋田人は居ないのですが、気持ちはわからないでもありません。冒頭写真は5月1日、県立美術館で開催中の写真展を見に行った際、向かいのにぎわい交流館AUで見た観光PR看板です(詳細は「街中で山の写真展を・・・」を参照)。実はこの後、家内が秋田蕗が実際に生えているところを見たい、(`◇´)秋田県人なのに蕗を見ないまま死ぬのはいやだ。などと急に自己主張し始めました。その後、ネットで検索してみたところ、自宅の有る御所野から車で10分程度、距離で言うなら五千里いや五千米(メートル)程度、走った秋田市仁井田地区に蕗畑があると判りました。6月...秋田蕗を訪ねて五千里、いや五千米。(2024年6月5日)

  • 今年二度目の草刈り(2024年6月4日)

    6月4日は久々に施設に母を慰問に行った。その序でに実家に立ち寄り、今年二回目の草刈りをした。beforeafter何だ。ちっとも変わってないじゃないかと言われそうだが、今回は屋敷のメイン部分は何も弄っていない。屋敷の東端部分を拡大すると・・・雑草の様子。シロツメクサをベースにハルジオン、ギシギシなど。イネ科はまだ目立たない。メイン部分は例の草刈り画伯Y氏の機械力に頼ることにしている。今回は草刈り機が対応不可能の端っこの部分と側溝の中に生えた草抜きに終始した。なお側溝の草抜きは全て人力で行った。これは(´π`;)しんどかった。(右上)屋敷西側の隅っこ屋敷の西側は画伯の機械が入れないので、私の非力な機械で全て刈り取った。beforeafter中央部の花壇エリアも全部私が刈り取った。今一度beforeとafte...今年二度目の草刈り(2024年6月4日)

  • 晩春の鳥海山祓川(2024年5月26日)

    鳥海山の登山口のひとつ、祓川(はらいかわ)に私は初秋以降はよく行くが、春や初夏はほとんど訪ねたことが無かった。それはたぶんこちらの登山ルートは積雪が多く、夏遅くまで雪渓が発達しているためだ。私の登山は花や紅葉が目当てなので、雪ばかりの時期の祓川にはさっぱり寄り付かなかった。今日は素晴らしい晴天だったので、秋田側の鳥海山をめいっぱい愉しもうと思い、やって来た。通常ならば山腹を巡るだけで終わるが、たまには高所の祓川も見ようと思った。多くの皆さんは祓川には花立牧場から入るものだが、私は猿倉から堰口経由で入ることが多い。今日も猿倉から入った。途中のお花園湿原からはブナの木に包まれた鳥海山が見えた。タムシバ(右上)ウワミズザクラだろうか。ムラサキヤシオズダヤクシュ猿倉口ルートの登山口は雪で塞がれたままだった。(右上...晩春の鳥海山祓川(2024年5月26日)

  • カテゴリー「鳥海山逍遥」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)鳥海山十二景(どれがお好み?)New銀嶺・鳥海山(2023年12月6日)晩秋のNorthEast鳥海(2021年11月30日)晩秋、二度目の鳥海山逍遥と八塩山登山(2022年11月28日)・・・カテゴリー「東光山・八塩山」と共用。観るだけの鳥海山(2019年11月27日)New2023年11月、鳥海山と他の山々晩秋の鳥海山逍遥と八塩山登山・前編(2022年11月12日)2022年新雪期の鳥海山逍遥(10月25,26日、11月1日)雪化粧の鳥海山逍遥。(2020年10月28日)Newもう紅くない鳥海山(2023年10月24日)New紅い鳥海山(2023年10月24日)New黒い鳥海山(2023年9月23日)合歓の木鳥海(2022年7月30日)水...カテゴリー「鳥海山逍遥」の目次

  • 2024年5月26日の秋田鳥海・後編

    (本頁は「2024年5月26日の秋田鳥海・前編」の続きである。)百宅鳥海を見た後はまた猿倉集落まで戻った。今度は早苗を植え付ける前の田んぼを見つけたので、撮影のため農道に入った。すると持ち主らしいおばあちゃんが後から入って来たので、おばあちゃんに挨拶したら、秋田弁で「今日は特に鳥海山が奇麗だ。いい写真撮って下さい。」といった主旨のお返しがあった。この後、今日は鳥海山の矢島ルート登山口の祓川まで行くことにした。フォレスタ鳥海の前を掠め、奥山牧場に入ると、牧場のシンボル的な老木が立っている。ここは今年初めてなので老木を絡めて鳥海山を撮影した。老木を左に置いて。老木を右に置いて。老木の幹の左側の上の方、私にはリンカーンの横顔のように見える。鳥海山を左に置くと、リンカーンが反り返りながら鳥海山に向かって呟いている...2024年5月26日の秋田鳥海・後編

  • 2024年5月26日の秋田鳥海・前編

    例年5月下旬の晴天日には鳥海山を眺めに出かけることが多い。この時期の鳥海山はまだ残雪が多く、山麓の新緑とのコントラストが好い。また水田に映る逆さ鳥海や雪形も愉しめる。今年の5月26日(日曜日)はよく晴れた。遠く離れた秋田市からも鳥海山がハッキリと見えた。これは勿体ないと急遽、家内の許可を得たうえで(最近はクマの出没もあり、なかなか山に行かせてもらえない)南に向かった。秋田市郊外の堤防から。参考マップ由利本荘市の日沿道大内インター付近から。由利本荘市前郷付近から。予想通り、ここでは水田にうっすらと逆さ鳥海が見られた。鳥海山の手前には風力発電が並んでいる。続いて由利本荘市矢島町郊外から。ここから先は風力発電が見えなくなる。鳥海町猿倉の少し手前、上原から。棚田に逆さ鳥海が有った。同じ上原から。鳥海山に向かう道を...2024年5月26日の秋田鳥海・前編

  • カテゴリー「男鹿半島5月」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて二年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すのに、記事一覧の最下段、「前ページ」を一~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「男鹿半島5月」の目次

  • 男鹿でチョウセンキバナアツモリソウ他を見た。(2019年5,6月)

    (本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)国内では男鹿(毛無山周辺)だけに生え、絶滅寸前のチョウセンキバナアツモリソウ(の栽培品)が一般公開されているとの記事が、(2019年)5月22日の秋田魁新報に載った。以前から一度、この眼で見ておきたいと思っていた花なので、翌5月23日、栽培している事務局に電話を入れ、見学させてもらった。チョウセンキバナアツモリソウCypripediumguttatumチョウセンキバナアツモリソウ保護栽培地の様子。ここは監視カメラが作動している。右上と下は保護栽培地に有った解説。不鮮明で恐縮だが、時間にゆとり、ご興味のある方は是非一読頂きたい。栽培地は男鹿市北浦真山。ナマハゲで有名な真山神社の入り口付近にある。開花時期には一般公開されているが、監視カメラの...男鹿でチョウセンキバナアツモリソウ他を見た。(2019年5,6月)

  • カテゴリー「秋田県南の低山」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「秋田県南の低山」の目次

  • 晩春初夏の寒風山ほか(2013年5月21日、6月3日)

    (本記事は自ホームページの旧記事をブログ用に復刻したものである。)男鹿半島はいつも男鹿三山、特に毛無山の花ばかり取り上げているが、たまには他の場所も。晩春、5月21日の寒風山はどうだろうか。アズマギクアズマギクは憎き雑草ハルジオンやヒメジョオンの仲間だが、こちらは芝生のプリンセス。小さな女の子に摘まれるため、咲いてるような存在だが、五月も末になるとさすがに草臥れてくる。次は、スミレ(ヴィオラ・マンジュリカ)。とても綺麗な紫で、草地や道端などあちこちで見かけるのだが、花が傷ついてない株を探すのは一苦労だ。ニオイタチツボスミレニオイタチツボスミレはちっこいスミレだ。丈は5センチ程度。花は淡いが上品な青~紅紫。ほのかに香るのでこの名があると聞くが、私は嗅覚が鈍いようでまだ匂いを感じたことがない。6月3日は男鹿の...晩春初夏の寒風山ほか(2013年5月21日、6月3日)

  • 実家メンテナンスとアーバンベア(2024年5月19日)

    山には行きたいが、横手の実家も気になる。5月19日は欲張りにもその両方をやってみようと未明に秋田市自宅を出た。朝5時半頃、横手(十文字町)実家に到着。実家屋敷畑の草は予想通りほとんど伸びてなかった。気になっているのは、実家一階屋根のみっともない弛みだ。これは今年4月10日の状況。5月連休明けに知り合いの大工さんに修理を依頼した。そして今日、修理の結果を実際に見て驚いた。さすがプロだ。えがった。えがった。草刈りはたいしたことがない。山を下りたらやることにして、我が実家から南東に見える栗駒山に向かった。今日はこのお山、山開きなのだ。栗駒山の登山記録はこちら。昼過ぎ、14時半に実家に戻って来た。屋敷畑の花壇跡には帰化植物のハルジオンが繁っていた。近づいてみると可愛い花だ。しかし情けは無用。全て草刈り機でなぎ倒し...実家メンテナンスとアーバンベア(2024年5月19日)

  • カテゴリー「栗駒山」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「栗駒山」の目次

  • 2024年5月19日、栗駒山山開き・後編

    (本頁は「栗駒山山開き・前編」の続きである。)産沼ルートにある三途の川を渡渉したら、うっかり足を踏み外して流れの中に片足をドボン。少し歩いてから、腰を下ろして靴下の水を絞った。その時見たのが次の二景。展望岩頭剣岳産沼分岐でちょっとした雪渓に出会ったものの、歩き出したらすぐ土の道に戻った。そこから先、花はさっぱり無くひたすら登るだけ。しかし樹木(低木)は豊富で秋になれば日本一の紅葉の素となるらしい樹木の芽出しが素晴らしい。これはミネカエデか。西方の山々が見えて来た。ミネザクラもよく紅葉する。バックは焼石岳。山頂間近の斜面から来し方を見下ろす。秋は此処が真紅の絨毯になる。9時半頃、栗駒山山頂に到着。いつもなら山頂の広場は人でイッパイなのだがこの日は少なかった。山開きとはいえ、まだ朝早かったせいだろうか。と思っ...2024年5月19日、栗駒山山開き・後編

  • カテゴリー「鳥海山麓の景物」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)南側から見た鳥海山と丸池様。(2015年12月2日)晩秋の鳥海山麓で見つけたもの。(2013年11月1日)New久しぶりの法体滝(2023年10月30日)紅葉の中島台と法体滝(2007年10月28日)紅葉の法体滝(2017年10月26日)・・・カテゴリー「秋田の滝・渓谷」と共用中島台はほんのり紅葉・後編(2022年10月26日)中島台はほんのり紅葉・前編(2022年10月26日)紅葉前の鳥海山中島台(2022年10月13日)初秋の野草探し/2013年鳥海山麓編・・・カテゴリー「野草/夏・秋」と共用。(オニシオガマ、サラシナショウマ、オクトリカブト、ツリフネソウ、キバナアキギリ、メハジキなど)New鳥の海は干上がるのか。番外(中島台)編(202...カテゴリー「鳥海山麓の景物」の目次

  • カテゴリー「東光山・八塩山」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)令和3年、晩秋の八塩山(2021年11月30日)晩秋、二度目の鳥海山逍遥と八塩山登山(2022年11月28日)今年の山納めは東光山かな。(2020年11月25日)今年最後の八塩山(2019年11月23日)晩秋の鳥海山逍遥と八塩山登山・後編(2022年11月12日)晩秋の鳥海山逍遥と八塩山登山・前編(2022年11月12日)・・・「鳥海山逍遥」と共用晩秋の八塩山と東光山。(2018年11月11日)令和3年、紅葉期の八塩山(2021年10月30日)紅葉期の八塩山と東光山(2019年10月29日)秋晴れの八塩山(2020年10月28日)鳥海山と紅葉を見に八塩山へ。(2022年10月26日)New初期紅葉?の八塩山(2023年10月24日)紅葉直前の...カテゴリー「東光山・八塩山」の目次

  • カテゴリー「秋田県北の山」の目次

    (記事の配列は登山した年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)【大館、田代岳】初めての田代岳(2018年10月14日)New長走風穴に花を訪ねて。(2010年5月~8月)【藤里地区】釣瓶落峠は絶景だった。岳岱もなかなか。(2020年10月27日)初めての藤里駒ヶ岳と岳岱ブナ林(2018年10月13日)夏の藤里駒ヶ岳と岳岱ブナ林(2019年7月3日)新緑の藤里駒ヶ岳(2020年5月30日)【七座・房住・上小阿仁】晩秋の七座山リベンジ・後編(2022年11月19日)晩秋の七座山リベンジ・前編(2022年11月19日)上小阿仁村グルメ?紀行。(2021年11月17日)New2023年11月9日、七座山登山・後編New2023年11月9日、七座山登山・前編New傒后阪の残紅葉(2023年11月9日)霧の七座山...カテゴリー「秋田県北の山」の目次

  • 2024年5月19日、栗駒山山開き・前編

    5月19日は空き家になっている実家のメンテナンスで十文字町まで来た。ところが屋敷の雑草はまだサッパリ伸びてなかったので、近くに有る栗駒山に登ることにした。確か今日はこのお山、山開きなのだった。須川高原入り口付近から栗駒山と展望岩頭を眺める。朝6時半頃に須川温泉に到着。秋田側の登山口駐車場には先行車が一台止まっているのみ。山開きの神事は9時からと聞いていたが、それに関係なく7時少し前から登り始めた。歩き出して数分で須川温泉を振り返る。今日は西にぼんやりと鳥海山が見えた。西に連なる支峰の秣岳。北側に大薊山の山塊や焼石岳が見えた。名残ヶ原に到着。ここでやっと栗駒山の本峰が現れる。湿原はまだ枯れたまま。枯草の間から顔を出したのはタテヤマリンドウだった。この花、朝は花を閉じていたので目立たなかったが、帰り道では満開...2024年5月19日、栗駒山山開き・前編

  • 八幡平の花図鑑2(初夏の亜高山帯針葉樹林)

    (本頁は「八幡平の花図鑑1」の続きである。)本編では初夏、主に亜高山帯針葉樹林(アオモリトドマツ林)で見かけた下草の花を列記してみる。諸桧岳付近のアオモリトドマツ林2018/06/18ご覧の通り、ブナ帯との共通種が多く見られた。ショウジョウバカマ2018/06/18(右上)ツバメオモト2018/06/18タケシマラン2018/06/18ユキザサ2014/07/05(右上)マイヅルソウ2015/06/24コミヤマカタバミ2018/06/18(右上)ミヤマスミレ2018/06/18ウスバスミレ2019/06/09オオバキスミレ2019/06/09(右上)キバナコマノツメ2018/06/18八幡平では黄色いスミレはオオバキスミレが多く、ブナ帯から山頂稜線まで広く分布する。高山性のキバナコマノツメは少なく、私は畚...八幡平の花図鑑2(初夏の亜高山帯針葉樹林)

  • カテゴリー「野草/春」の目次

    (記事の配列は主な花の名の五十音順に並べた。)君はアズマイチゲを見たか。春の寒風山に咲く花&アズマギク(2010年5月、6月)・・・カテゴリー「男鹿半島5月」と共用。エンゴサクと〇〇ケマンエンレイソウ三種君はオオイヌノフグリを見たか。オキナグサは今何処。New早坂高原でオキナグサを再見(2023年5月25日)・・・カテゴリー「早坂高原」と共用。われ幻のオキナグサを見たり。秋田ケブケブ編。(2011年6月1日)われ幻のオキナグサを見たり。岩手ウブウブ編。(2011年5月28日)北奥羽の山に咲くカタバミキクザキイチゲがいっぱい。街のど真ん中にキバナノアマナが。Newサワオグルマがいっぱい。(2024年5月15日)スプリング・エフェメラルの花筵・後編スプリング・エフェメラルの花筵・前編スミレ紀行4(アケボノ、エ...カテゴリー「野草/春」の目次

  • 八幡平の花図鑑1

    八幡平は岩手県、秋田県の北部県境付近にある火山群で、地形がなだらかなので、かつてはアスピーテ(楯状)火山とされた。そのため八幡平の主要部を東西に貫く観光道路はアスピーテラインと呼ばれるが、現在は、山頂が侵食や爆発により台地状になった成層火山(偽アスピーテ)と分類されている(この箇所はウィキペディア解説に基づく)。標高1614mの山頂を含め、山体上部の大部分は針葉樹(アオモリトドマツ)に覆われている。そのため近隣の秋田駒ヶ岳や岩手山のように高山植物は多くないように見えるが、森林性の種類は豊富だし、山体のあちこちに散在する沼や湿原は湿性、雪田性の高山植物に恵まれている。また一部のピークや稜線には風衝地もあり、乾燥を好む種類も少数ながら見ることが出来る。トータルの植物種類数では、秋田駒ヶ岳や岩手山にも引けを取ら...八幡平の花図鑑1

  • 七年ぶりの大場谷地(2024年5月15日)

    (本頁は「サワオグルマがいっぱい。」の続きである。)5月15日の午前中は仙北市のとある山で七年ぶりにトガクシショウマを見た。その後、O氏と別れ、単身で八幡平方面に向かった。今話題のドラゴンアイや大沼湿原で花を見ようと思ったからだ。途中、玉川ダムサイトに立ち寄り、そこで昼飯とした。こちらは宝仙湖越しに、面白い形をした小山が並んで見える。左から黒森、そして女神山、男神山の重なり。それらの右奥に連なる緩い山は焼山火山だ。宝仙湖から先は緑が濃くなった森の中を駆ける。玉川温泉より先の道路端には昨年までと同様、入林禁止の規制線が張られていた。ところがどうしたことだろう。鹿角市との境界、大場谷地の駐車場には規制線が無くなっていた。ここは確か2017年5月、クマによる悲惨な死亡事故が有って以降は駐車場がロープやバリケード...七年ぶりの大場谷地(2024年5月15日)

  • サワオグルマがいっぱい。(2024年5月15日)

    (本頁は「ブナの葉隠れ姫(トガクシショウマ)に再会。」の続きである。)5月15日は仙北市のとある山で久しぶりにトガクシショウマの花を見た。その帰り道。山麓で一面黄色の花風景に遭遇した。何だろうと思い、近寄ったところ、それはサワオグルマ(キク科)の群生だった。この花はトガクシショウマのように珍しい花ではない。秋田や山形では山あいの水田の近くなどでよく咲いている。しかし近づくと水が浸みこむような場所が多く、革靴姿ではなかなか入れない。たまに入って行くと、シマヘビがとぐろを巻いていたりして蛇嫌いの私は必ず声を上げてしまう。今回の場所は水田ではなく元は畑だったのか、わりと乾燥していた。今日はトガクシショウマを見る関係もあり、ゴム製の長靴を履いていた。ここならば蛇は居ないだろうと花園の中に入ってみた。同じ場所には白...サワオグルマがいっぱい。(2024年5月15日)

  • ブナの葉隠れ姫(トガクシショウマ)に再会。(2024年5月15日)

    5月15日は仙北市のとある山で久しぶりにトガクシショウマの花を見た。この山でこの花を見るのは今回で確か四回目くらいか。前回見たのは2017年5月22日だった(こちら)。何故こんなに間が空いたのか。この花が咲く山域はクマ密度がとても高いのだ。とある山2017年にこの花を見たすぐ後、近くの山で山菜取りの女性がクマに食い殺されるという凄惨な事件があった。そのため私はその後この花の生育地に近づかないようにしていた。ところが今年の冬場、ひょんなことから友人のO氏とやり取りしていたら今シーズン一緒にこの花を見に行こうと言う展開になってしまった。前回同様、5月22日頃に行くつもりでいたが、今年は暖冬だったせいか季節の推移が早い。一週間早めて5月15日に決行した。生育地のブナ林は新緑の真っ最中だった。この花のことを思うと...ブナの葉隠れ姫(トガクシショウマ)に再会。(2024年5月15日)

  • 2024年5月10日、男鹿三山に名花を訪ねて。毛無山編。

    (本頁は「男鹿三山に名花を訪ねて。真山編。」の続きである。)真山山頂(厳密には真山神社本殿のある場所)は男鹿三山では唯一展望の効く山頂だが、この日は霞や雲で近くの寒風山が見える程度だった。本山に向かって下るとすぐ杉林に突入。ここの杉は天然なのか、樹形がワイルドな感じだ。この先、本山との鞍部、「フタツアイ」を越えても、杉林は続くが、こちらの林は不思議と植物の種類が多いと感じる。(右上)フタツアイより先の杉林ヒトリシズカムラサキヤシオの群生地を過ぎると、本山が終わり、毛無山の領域に入る。ムラサキヤシオ毛無山に入ったら、霧の中に突入。稜線の広葉樹林は妖しい雰囲気だった。いよいよオオサクラソウの群生地に到着。花はもう満開になっていた。今年のオオサクラソウは開花のペースが早かった。オオサクラソウを見た後は同じルート...2024年5月10日、男鹿三山に名花を訪ねて。毛無山編。

  • 2024年5月10日、男鹿三山に名花を訪ねて。真山編。

    男鹿毛無山は花の豊富な山だ。三月はフクジュソウ、四月はカタクリ、そして五月連休明けにはオオサクラソウが咲く。また三山のひとつ真山に昨年四月下旬に登ったところ、山頂付近でちょっと気になる花の芽出しを見つけた(こちら)。5月10日はオオサクラソウと真山のちょっと気になる花の開花を確認しようと思い、両方の山に登ってみた。真山から始める。このお山は花が少ないので今まであまり登っていない。過去に登ったのは、2017年4月21日と2023年4月23日の二回だけ。今回でやっと三度目だ。真山の登山は真山神社から始まる。最初に立派な仁王門をくぐる。なまはげ柴灯まつり(2月の第2金・土・日に開催)でなまはげ達が下りてくるのはこの石段だ。この石段を登ると奥に社殿が見えて来る。登山者は社殿の左側の暗い石段に進まなければならない。...2024年5月10日、男鹿三山に名花を訪ねて。真山編。

  • 2024年5月5日の八塩山・後編

    (本頁は「2024年5月5日の八塩山・前編」の続きである。)八塩山山頂台地のブナ林はいつ来ても素晴らしいが、今回は特に好かったように感じる。ブナの梢山頂台地には鳥海山眺望地が設けられてある。しばし鳥海山の姿を堪能されたし。他の山の眺め。上写真右奥は保呂羽山。視程が好ければ秋田駒ヶ岳や岩手山も望まれるが、今日は霞んで見えにくかった。焼石岳はナントカ見えた。ピサの斜塔ならぬ八塩山神斜いや神社。山頂台地で見た木の花。ムラサキヤシオとタムシバは終わり気味だった。オオカメノキの花は今が盛りだった。下から上から風ぴらに下る途中の林の下でイチヨウランを見つけた。風ぴらに下る途中のブナ林と瘤ブナ風ぴらで見た草花たち。アズマシロカネソウとワサビアズマシロカネソウエゾエンゴサク(オトメエンゴサク)?(右上)スミレサイシン今日...2024年5月5日の八塩山・後編

  • 2024年5月5日の八塩山・前編

    (本頁は「こどもの日に見た秋田鳥海山」の続きである。)今年はクマが怖くて、なかなか八塩山に行けないでいた。八塩山はクマの多い秋田県でもクマの話をあまり聞かないお山だ。しかし甘く見てはいけない。登山者が多くなる五月連休を待ってみた。そして5月5日の日曜ならば大丈夫だろうと勝手に判断して向かってみた。羽後町側から旧東由利町に向かうと由利本荘市との境界付近で八塩山が姿を現す。その山姿を撮影しようと車を停めたら、道端に白と紫のスミレの群れを見つけた。それはアリアケスミレとスミレだった。八塩山に生えている花とは言い難いが、咲きっぷりがみごとだったので、ここで報告させて頂く。八塩ダム湖越しに八塩山を望む。八塩山の北麓には八塩ダム湖があり、周辺は「八塩いこいの森」として整備されている。ここはゴールデンウィーク前にはソメ...2024年5月5日の八塩山・前編

  • こどもの日に見た秋田鳥海山(2024年5月5日)

    5月5日は今年初めて八塩山に登っている。本頁ではその前と後、由利本荘市やにかほ市など秋田県内各所から眺めた鳥海山を陳列してみた。この日最初の鳥海山は朝5時半頃、由利本荘市の本荘市街地の南郊外、子吉川の堤防から。本来ならば鳥海山に朝日があたって明るく見えるはずだが、ややくすんで見えた。それはこの時間帯にたまたま東空に雲がかかっていて朝日が遮られたせいだと思う。続いて由利本荘市前郷付近から。手前の田んぼに水が引かれていた。鏡面風景を期待したが、残念。代掻きがまだ完全でなかった。由利本荘市矢島町の郊外から二枚。由利本荘市鳥海町猿倉から三枚。由利本荘市鳥海町百宅から。この集落はダム湖に沈むため、現在住人は居ない。寝んねこ坊っ子(赤ん坊の寝顔)の雪形が見えて来た。今年の鳥海山は暖冬で積雪量が少ない。そのためか今年は...こどもの日に見た秋田鳥海山(2024年5月5日)

  • カテゴリー「岩手山と姫神山」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)New岩手山・東南西北/締めは北からNew岩手山・東南西北/西からNew岩手山・東南西北/次は南からNew岩手山・東南西北/まずは東からmy絶景(7)山上から見た岩手山・・・「my絶景」と共用。冬の岩手山麓を彷徨う。(2016年12月19日)初冬に岩手山巡り。(2019年12月9日)山納めは岩手のお山で岩手山を眺める。(2021年11月20日)晩秋の姫神山と鞍掛山。(2020年11月17日)姫神山と鞍掛山/岩手山展望。(2018年11月3日)岩手山をあちこちから。(2020年9月22日)初秋の姫神山はどうなんだろう。(2022年9月10日)初秋の鞍掛山。(2021年9月11日)鞍掛山にオオナンバンギセルを見た。(2019年8月26日)初めての...カテゴリー「岩手山と姫神山」の目次

  • カテゴリー「田沢湖・角館」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「田沢湖・角館」の目次

  • 秋田駒と田沢湖(2024年5月2日)

    (本頁は「岩手山、東と南」の続きである。)(2024年5月2日のレポート)ラストはこの日の始まりと終わりに見た秋田駒ヶ岳と田沢湖だ。この日は未明から岩手に向かって走ったら、県境の仙岩峠で日の出となった。雫石町の赤渕駅付近から秋田側を振り返ると、秋田駒ヶ岳が朝日を浴びて聳えていた。このお山は秋田側と岩手側ではその姿形が大きく変わる。岩手側から見た方が緩やかな感じだ。秋田駒ヶ岳と湯森山、笊森山。湯森山と笊森山の間には平坦な稜線が続く。秋田駒ヶ岳今回は八重桜を前面にした秋田駒ヶ岳を眺めることが出来た。この後、今日は岩手山の麓をドライブし、姫神山に登山した。姫神山山頂から見た秋田駒ヶ岳、笊森山、乳頭山の連なり。15時頃、秋田領に戻り、田沢湖町から秋田駒ヶ岳を眺める。秋田側の西斜面は何故か雪消えが早い。山はもう夏姿...秋田駒と田沢湖(2024年5月2日)

  • 岩手山、東と南(2024年5月2日)

    (本頁は「2024年5月2日の姫神山・後編」の続きである。)姫神山を下山した後は秋田市に戻るばかりだが、今回は岩手山を眺めるだけでなく山体にちょっとだけ触れて行こうと思った。澁民村から眺めた岩手山は、生出地区や姫神山から見たものと同様、端正な南部両富士だ。参考マップしかし登山口のある柳沢付近まで来ると、左側の古い山体が少し存在感を発揮するようになる。言い方を変えると、盛岡市辺りから見る南部片富士風になって来る。柳沢から県道278号線(鵜飼安達巣子線)を走り、春子谷地湿原まで来ると岩手山は古い山体に覆われてしまう。この後、南側、小岩井農場や雫石町から望む岩手山は古い山体が主体になる。もっさりとした南部片富士になるが、この姿が好きな人も多いと思う。手前に迫り出した丘のようなものは鞍掛山だ。体力に余裕が有る時は...岩手山、東と南(2024年5月2日)

  • 2024年5月2日の姫神山・後編

    (本頁は「2024年5月2日の姫神山・前編」の続きである。)今日の姫神山頂は予想通り素晴らしい眺めだった。過去では2020年11月17日か2022年5月10日に匹敵するレベルか。まずは西側の大観。ほぼ真西に聳える岩手山を軸に、左(南)に秋田駒、右(北)に八幡平の山群が連なる。岩手山をクローズアップ岩手山と八幡平の山群。八幡平の山群。左から嶮岨森、前諸桧、諸桧岳、畚岳、八幡平山頂、茶臼岳と連なる。八幡平の中核部分。左から前諸桧、諸桧岳、畚岳、八幡平山頂。岩手山と左に秋田駒ヶ岳、乳頭山の山群。左から秋田駒ヶ岳、笊森山、乳頭山(烏帽子岳)。笊森山と乳頭山(烏帽子岳)、小乳頭。なお手前、岩手山の裾から鞍掛山が突き出している。秋田駒山群の左(南)に和賀山塊。和賀岳の左(南)にうっすらと鳥海山が見えた。遠く北北西を望...2024年5月2日の姫神山・後編

  • 2024年5月2日の姫神山・前編

    (本頁は「上坊牧野から岩手山ほかを眺める。」の続きである。)姫神山にはこのところ毎年五月に登っている。今回はとても好く晴れている。山頂からの大展望が愉しみだ。澁民村から眺めた姫神山(下山後の昼に撮影)朝、一本杉登山口から眺めた姫神山姫神山には一本杉から登る人が多いが、私がよく使うこわ坂からは登る人はいつも少ない。今日も私独りだけだった。こわ坂登山口の坂道(右上)坂道を上るとカラマツの植林地になる。昔、ここから岩手山の眺めが好かったが、カラマツの生長に従い、だんだん見えにくくなっている。その後、完全な森林(登山道の左側はカラマツの植林、右側はミズナラなどの雑木林)になるので、景色は全く見えなくなる。下草の種類は少ないが、秋田では珍しいクルマバツクバネソウやミヤマエンレイソウが咲き出していた。クルマバツクバネ...2024年5月2日の姫神山・前編

  • 上坊牧野から岩手山ほかを眺める。(2024年5月2日)

    今年も五月初め、八幡平市の上坊にやって来た。上坊の読みだが、近くの上坊登山口を「わんぼう」と読むことから、私はずっとそれで通していた。ところが今回検索してみたら、牧野の方は「うわぼう」だったことに気付く。どちらが正しいのだろう。それはさておき、ここは近頃、一本桜が人気だ。昨年は5月3日に訪ねていた。早朝5時半にも関わらず、カメラマンが大勢居た(昨年の記録はこちら)。今年は5月2日で朝6時頃に到着、暦の上では平日なので私以外の車は一台だけだった。上坊牧野(参考マップではA)から見た岩手山。左に桜を置いて。桜は咲き終わり気味だった。次いで右に桜を置いて。少し走ったところの丘陵にも桜が咲いていた。何も無い牧野越しに。折角来たのだから、岩手山以外の山々も眺めよう。南西側。左、三ツ石山(1466m)と右、小畚山(1...上坊牧野から岩手山ほかを眺める。(2024年5月2日)

  • カテゴリー「出羽丘陵」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を一~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。とい...カテゴリー「出羽丘陵」の目次

  • 街中で山の写真展を見た。(2024年5月1日)

    5月1日は約半年ぶりに秋田市の街中に出た。前に出たのは、昨年11月下旬。この時はミルハスで吉幾三のコンサートだった(記録はこちら)。今回は山の写真家大川清一さんの写真展を見るために出た。その会場は県立美術館。こちらは千秋公園向かいのエリアなかいちに有る。エリアなかいちに着いてすぐ、向かいにあるミルハス(建物)とお堀に新しく出来た浮橋を見に行った。中土橋を渡ると左にミルハス。今日はミルハスには用が無いのでここでUターン。お堀に新しく出来た浮橋を見る。これは主にハス(蓮)を見るために作られたと聞く。蓮はまだ生えておらず、橋には立ち入り出来なかった。エリアなかいちに戻ったら、午前10時ちょうど。県立美術館は広場奥のグレイの建物。にぎわい広場でラーメンフェスタが始まっていた。ラーメンスープの匂いがとても心地よい。...街中で山の写真展を見た。(2024年5月1日)

  • カテゴリー「男鹿半島4月」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて二年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を一~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「男鹿半島4月」の目次

  • 2024年4月28日、男鹿の二低山を巡る

    4月28日は10時から12時にかけて秋田県男鹿市でとある会合が有った。折角男鹿まで行くのに勿体ない。会合が始まる前と終わった後の午後、男鹿の二低山を巡ってみた。早朝は男鹿毛無山(677m)の山麓にある通称「福寿草山」に行った。ここは早春にフクジュソウが大群生するところだが、今はどうなっているのか。つい先日まではニリンソウが白い川の流れの如く咲いていた(記録はこちら)が、それは終わり間近になっていた。終盤のニリンソウ群生福寿草山の入り口付近はヒメオドリコソウとオドリコソウ、カキドオシが混生していた。(右上)カキドオシこの辺りの道路端は帰化植物のヒメオドリコソウが多いが、福寿草山に入るとそれが日本在来種のオドリコソウとカキドオシ、ラショウモンカズラに変わるのは面白い。いずれもシソ科ばかりだ。オドリコソウオドリ...2024年4月28日、男鹿の二低山を巡る

  • 陽春の出羽丘陵で見た花(2024年4月23日)

    (本頁は「玉簾滝で『ある花』を見た。」の続きである。)4月23日は庄内で立派な滝とアズマシロカネソウを見て秋田県内に戻ったが、時間が余ったので今度は出羽丘陵の谷間を巡って春の野花を見て廻った。最初行ったのは(由利本荘市)大内町の奥地・滝温泉。ここはかつて「天下の名湯」とか盛んにテレビで宣伝していたように記憶しているが、現在は閉館している。この近くの道端で四月上旬に次の写真のような濃い色のキクザキイチゲを見ている。濃色のキクザキイチゲ(4月7日撮影、詳細はこちら)さすがに今日はこの花は咲き終わっていたが、この花叢のすぐ傍の渓流沿いではアズマシロカネソウが咲いていた。この花は今朝、玉簾滝で見たばかりの「ある花」だ。アズマシロカネソウミヤマカタバミスミレサイシンエゾエンゴサク(オトメエンゴサク)?(右上)キクザ...陽春の出羽丘陵で見た花(2024年4月23日)

  • 玉簾滝で『ある花』を見た。(2024年4月23日)

    (本頁は「陽春の鳥海山」の続きである。)4月23日は鳥海山を眺めがてら、酒田市升田にある玉簾(たますだれ)滝まで行ってみた。向かう方角に聳える立派なお山は言うまでも無く鳥海山だが、右下に懸かる雲がちょっと気になる。何故ならこれから向かう升田は雲の右下なのだ。途中の下黒川集落付近の里山は新緑が奇麗だった。ここでは淡いながらも緑以外の色も混じっている。これは春紅葉と呼ぶのだろうか。升田の玉簾滝入口に到着。ここは鳥海山が大きく見える場所なのだが、やはり予想した通り、雲が邪魔して見えなかった。入り口の案内によると、滝は4月27日からライトアップされる関係で観覧は有料(100円)になると書いてあったが、今日は無料だ。今回、私が来た目的は、実は滝ではなくて、ある花を見るためだった。滝の手前にある御嶽神社玉簾滝滝壺近く...玉簾滝で『ある花』を見た。(2024年4月23日)

  • 陽春の鳥海山(2024年4月22,23日)

    今年の春は鳥海山を眺める機会が割と多いように感じる。4月22日は遠く、男鹿半島から洋上鳥海として見えたが、その姿は朧なものだった。4月22日午前7時頃、男鹿市船川港増川から。4月22日午後2時頃、男鹿市船川港小浜から。翌23日も快晴との予報だったので、今度は由利本荘やにかほ、庄内など近場から眺めるため、ほぼ夜明けと同時に南下した。しかしこの日は晴れなのに視程はイマイチ、薄く靄がかかっているようで秋田市からは見えなかった。由利本荘市まで来たら、姿は見えるものの、クッキリとは行かなかった。4月23日、由利本荘市前郷付近から。由利本荘市矢島付近から。旧鳥海町猿倉まで来たら、クッキリとした鳥海山になった。しかし僅かに雲が懸かっていた。今回はこの後、百宅や笹子峠方面には行かず、市道猿倉花立線(通称「鳥海グリーンライ...陽春の鳥海山(2024年4月22,23日)

  • 2024年4月22日の男鹿・福寿草山編

    (本頁は「2024年4月22日の男鹿・五社堂編」の続きである。)今回は福寿草山も訪ねているが・・・ここはもはや福寿草山ではない。二輪草山いや二輪草の川に変わっていた。フクジュソウは完全に実姿になっていた。(右上)葉だけだがキツネノカミソリとアオヤギソウも多い。福寿草山にもシラネアオイが少し有った。シラネアオイ、バックはニリンソウ群生渓谷沿いには比較的多かったが、斜面が急で近寄れない。ところで前から気になっていたのだが、男鹿の門前、勝楽寺の境内など割と日当たりの良い場所に花の大きなミミナグサのような植物が生えている。今回、福寿草山の林縁や奥の樹木が切れた場所にも生えていた。花弁の長さは約10ミリ、萼片よりも明らかに長いので、ミミナグサやオオミミナグサ、オランダミミナグサではないと思う。花弁の長さから青森や秋...2024年4月22日の男鹿・福寿草山編

  • 2024年4月22日の男鹿・五社堂編

    前回(4月13日)の男鹿はカタクリが主役だった(こちら)が、今回の男鹿はどうだろうか。クマが出ないことを祈りつつ、行ってみる。登山口門前の街並み門前の鬼じゃないナマハゲ像(右上)宝物殿の前でオオタチツボスミレ宝物殿の蔭に廻ったら花の海が待っていた。ニリンソウの群生ニリンソウとラショウモンカズラの混生お花畑ラショウモンカズラ(右上)999段の石段石段の隙間にニシキゴロモ。999段の石段の上の方は新緑が繁り、うす暗くなっていた。五社堂の境内ではカタクリが咲き終わり、かわって地味なホソバノアマナが咲き出していた。同じく前回、ナガハシスミレが盛りだった場所はタチツボスミレに交替していた。この日の五社堂。今回の毛無山探訪の主目的はシラネアオイだった。それは五社堂裏の雑木林に多い。径10センチを超える大花もあれば、赤...2024年4月22日の男鹿・五社堂編

  • 黄色い毒花の海と燈台(ノウルシとナツトウダイ)

    2024年4月23日は鳥海山を眺めるため、にかほ市の郊外を走り回っていた。にかほ市象潟町長岡からにかほ市役所に向かって走っていたら、放棄水田の一部が黄色い花で埋め尽くされていた。この花はトウダイグサ科のノウルシという毒草だ。秋田県内では沿岸部や大曲付近で見かけるがあまり多くない。たまに見かけても車を停めにくかったり、或いは藪になっていて近寄りにくかったりと今までこの花に近づいてじっくり観察する機会には恵まれなかった。今回は交通量が非常に少ない市道のすぐ脇の放棄水田だったので容易に近づくことが出来た。「HiroKen花さんぽへ、ようこそ!野山に自然に咲く花のページ」のこちらの頁によると、ノウルシは「遠くから見ると鮮やかな黄色い花を咲かせているように見えますが、花弁に見える部分は杯状花序(はいじょうかじょ)の...黄色い毒花の海と燈台(ノウルシとナツトウダイ)

  • 七座山毒花紀行(2024年4月13日)

    (本頁は「男鹿でツバキとカタクリを。」の続きである。)4月13日は男鹿でツバキやカタクリの花を見た後、時間が余ったので県北の低山、七座山(ななくらやま)に行くことにした。行く途中、白神山地が奇麗だった。この山なみ、高速(秋田自動車道)を走っている間はよく見えるが、運転中なので撮影出来ない。そのため一般道に下りて能代市の北部に向かう。すると前衛の山々の蔭に隠れてしまう。これは白神岳が隠れてしまう寸前の場所から撮ったもの。白神岳は下界から見えにくい山だと思う。白神岳と向白神岳藤里駒ヶ岳七座山と米代川毒花紀行と銘打ったのは、今頃の七座山はハシリドコロを始めとした有毒植物が優勢だから。ハシリドコロはナス科の毒草だが、カタクリやイチゲの仲間同様、スプリングエフェメラルのひとつ。春の限られた期間に芽を出し、丈はあっと...七座山毒花紀行(2024年4月13日)

  • 男鹿でツバキとカタクリを。(2024年4月13日)

    4月13日は男鹿へ約一週間ぶりに向かった。これは最盛期のカタクリを見たかったから・・・カタクリの生える門前五社堂の少し手前、能登山を通りかかったら、椿がちょうど花盛りとなっていた。この椿は日本海側としては北限のヤブツバキとして天然記念物にも指定されている。なおヤブツバキは国内ではもっと北に位置する青森県夏泊半島にも生育しているが、こちらは日本海側ではない。男鹿にはよく来るが、この花の開花に立ち会うのは久しぶりだ。カタクリの方は、4月5日には三分咲きくらいだった(記録はこちら)が、今日はどうだろう。五社堂下の宝物殿を過ぎると、999段の石段が始まるが、今回はそこのカタクリが満開だった。厳密には朝一で7時頃通った時は花は半閉じだった。朝一で7時頃のカタクリ以下の写真6枚は一旦、五社堂まで上がって上の方の花を見...男鹿でツバキとカタクリを。(2024年4月13日)

  • 秋田県南の山々・春姿(2024年4月10日)

    (本頁は「横手実家の事始め」の続きである。)4月10日は横手市十文字町にある実家に行った。今回はこの日、実家付近と秋田市自宅へ帰る途中に眺めた山々を列挙してみる。朝、実家に移動中、鳥海山は雲を被っていたが、実家が近くなったらやっと晴れて全貌が見えるようになった。実家に着く直前、実家近くの眺めの好い場所から鳥海山を眺める。秋田県南特有の富士山似の鳥海山だ。鳥海山の左側(東側)に少し離れて突き出した箱形の山はなかなか同定できないでいた。拡大して見ると・・・。たぶん遠上山(1008m)ではないかと思う。読みは「とおかみやま」だろうか。ネットで検索してもわからなかった。遠上山の更に左側(東側)に連なる山々。左から姥井戸山(927m)、観音森?、丁岳(1146m)ではないかと思う。南の方角には、東鳥海山(権現山)(...秋田県南の山々・春姿(2024年4月10日)

  • 横手実家での事始め(2024年4月10日)

    4月10日は横手市十文字町にある実家を開けに行った。実家の屋敷畑・東側の景観「開け」とは例年ならば冬の間、雪で塞がっていた実家の玄関を開けることだが、今年は暖冬少雪だったので玄関が雪で塞がることはほとんど無かった。同時に冬の間に散らかった屋敷内のゴミを拾い、その年の実家畑の除草作業を近所の知人に頼みに行くのが慣わしになっているが、今年は諸事情あって冬の間、締めていた水道の元栓を開けに行く日と重なった。諸事情とは昨年春の水道管破裂事故(詳細はこちら)。昨年の事故に懲りて昨年末は実家近くの大工さんに頼んで水道の元栓を締めてもらった。大工さんには他に頼み事も有ったので、今回は開栓に私も立ち会った。どうでもいいことだが、開栓の模様を報告してみる。実家の車庫と市道の間に量水器と書かれた蓋が有った。これを開けると、次...横手実家での事始め(2024年4月10日)

  • カテゴリー「気象、歳時記」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年目になると、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。と...カテゴリー「気象、歳時記」の目次

  • 超近場で花見(2024年4月15日)

    いつも私独りで山に行っているので、4月15日は罪滅ぼしに家内を花見に連れ出した。昨年は息子夫婦も交えて鳥海山麓の西目で花見をした(記録はこちら)が、今年は家内と二人だけ、しかも場所は御所野のピノキオ公園としょぼい。ここは自宅からクルマなら約5分、徒歩でも約15分と言う超近場だ。公園の入り口付近出来上がって30年にも満たない公園なので、桜の木は小ぶりで本数も少ないのだが、けっこういっぱい咲いてるように見える。我々の花見は草地にシートを敷いて座り、おにぎりを食べただけ。公園には少しだけチューリップも咲いているが・・・ここも含め、数ヶ所にクマ出没の看板。そうなのだ。この公園では昨年秋に何度もクマが目撃されているのだ。今年二月には近くの(500mくらいしか離れていない)工業団地にクマが籠城し、全国ニュースにもなっ...超近場で花見(2024年4月15日)

  • 出羽丘陵で濃色イチゲとフクジュソウを見た。(2024年4月7日)

    (本頁は「秋田のとある山で雪割草を見た」の続きである。)4月7日はとある山でスハマソウを見た前後、出羽丘陵の山あいを(クルマで)走り回り、道端に咲く野草を眺めている。キクザキイチゲはどこにでもある草花だが、この日はやたらと青紫が濃いコロニーに遭遇した。比較の意味で近くに咲いていた白や薄青紫タイプも。こちらは別場所で見た薄青紫タイプ別場所で見た青紫タイプ別場所で見た濃い青紫タイプフクジュソウは秋田では山あいの人家近くにある土手斜面などでときどき見かける。これは昔の住人が植えたものが増え広がったものと思われる。ところが今回は斜面ではなく、山中の人家から離れた平坦地にも群生を見つけた。こちらはどうやって増えたのか謎だ。ルリソウの咲く斜面にも立ち寄ってみた。ご覧の通り、やっと咲き出したばかりだった。以上。出羽丘陵で濃色イチゲとフクジュソウを見た。(2024年4月7日)

  • 秋田のとある山で雪割草を見た(2024年4月7日)

    (本頁は「富士山似の鳥海山を探して。」の続きである。)4月7日は秋田のとある山に登っている。何故、「とある山」と名を伏したのか。この山には雪割草の仲間(ミスミソウ、スハマソウ、オオミスミソウ)が生えている。秋田ではこの植物は絶滅危惧ⅠB類になっている。かつてこの植物は秋田に多かったと言われているが、昭和時代以降は悪質な園芸盗掘等により、息も絶え絶えになってしまった。現在は生育地保護の観点からこの花の生える山は山名を伏せる傾向があるようなので私もそうした。この山は豪雪地帯にあるため、年によっては豪雪で通行止めになり、入山できなかったり、かと思うと年によっては暖冬で早く咲き過ぎたりとなかなか花に逢えないでいたが、今回は珍しく開花に立ち会えた。途中にある岩と樹木の合体風景。下から望む。(右上)場所をずらして望む...秋田のとある山で雪割草を見た(2024年4月7日)

  • 富士山似の鳥海山を探して。(2024年4月7,10日)

    このところ鳥海山はにかほや庄内など日本海側からばかり眺めているような気がする。例えば、「酒田~にかほ間の鳥海山」、「鶴岡~にかほ間の鳥海山」など。由利本荘市の奥地や横手など東の内陸側からはしばらく見てないと思っていたが、遡って調べて見たら、2月18日にしっかり見ていた(記録はこちら)。いずれにしろ4月7日は約二ヶ月ぶりに本荘の奥地へ、10日は横手に行き、鳥海山を眺めてみた。これらの地域から眺める鳥海山は富士山に似た姿だ。4月7日の天気は晴れだったが、早朝のうち、鳥海山には雲が懸かって見えにくかった。矢島町を過ぎ、猿倉が近づいてきたら、雲が完全に取れて来た。参考マップ猿倉(マップのC,D)から四枚。いつもなら最奥の集落(現在はダム工事のため、住人は居ない)、百宅に立ち寄るのだが、今回は割愛した。続いて中直根...富士山似の鳥海山を探して。(2024年4月7,10日)

  • カテゴリー「山形の山」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、おおむね月日の順に並べ、降順とした。)初冬の庄内鳥海と経ヶ蔵山登山。(2021年12月9日)初めての摩耶山。(2019年6月2日)雪割草を見に山形のとある山へ。(2019年4月12日)山形のとある山2022、雪割草編(4月11日)山形のとある山2022、まずは登山編(4月11日)雪割草を見に山形のとある山へ。(2018年4月10日)寒の戻りに庄内の低山へ。(2019年4月3日)New山形のとある山で雪割草三昧(2024年4月2日)2021年4月1日、山形のとある山・北面編2021年4月1日、山形のとある山・南面編2020年3月30日、山形の「とある山」で雪割草を見た。2023年は少し早めにとある山・後編&八森公園(3月28日)2023年は少し早めにとある山・前編(3月28...カテゴリー「山形の山」の目次

  • 2024年4月5日の男鹿(3)福寿草山編

    (本頁は「4月5日の男鹿(2)五社堂編」の続きである。)福寿草山は3月28日にも訪れており、フクジュソウは十分満喫した(記録はこちら)が今回も立ち寄ってみた。フクジュソウ群生地に入ったが、花はもう終わったあとだった。しかし奥の方に行ったら・・・まだけっこう残っていた。他の花、カタクリは福寿草山にはあまり多くない。カタクリ右上は水仙のような葉がいっぱい繁っているが、これはヒガンバナ科のキツネノカミソリ。葉は初夏に枯れ、晩夏に花茎だけを延ばして咲く。こちらはネコノメソウの仲間。種名まではわからなかった。アズマイチゲとキバナノアマナが混じっている。福寿草山には何故かアズマイチゲが多い。林床を見ると葉の量はとても多いが、その割に花は疎らだ。よく似たキクザキイチゲは福寿草山にはあまり多くない。花色は男鹿では白が多く...2024年4月5日の男鹿(3)福寿草山編

  • 2024年4月5日の男鹿(2)五社堂編

    (本頁は「2024年4月5日の男鹿(1)コバルトの花の海編」の続きである。)勝楽寺に続いて宝物殿の左脇を掠めると、目の前に999段の石段が現れる。999段の石段この石段道、その昔、漢の武帝が連れて来た五匹の鬼がひと晩で1000段の石段を作ろうとしたが、最後の一段を積む前に日が昇ってしまったため、999段のまま終わったとの逸話がある。作り話とはいえ、鬼滅の刃の鬼同様、夜の間しか活動できないと言う設定には笑ってしまう。それはさておきこの石段、急に見えてしんどそうだが、いざ登り出すとさほどではない。石段の両脇には花がパラパラと咲き出していた。(右上)カタクリとナガハシスミレナガハシスミレ石段の隙間にもカタクリが咲いていた。五社堂境内に到着。ここは四月になればカタクリやイチゲが花筵のように咲く場所だが、今回はちょ...2024年4月5日の男鹿(2)五社堂編

  • 2024年4月5日の男鹿(1)コバルトの花の海編

    春になったのでいろんな山に行きたいのだが、今年の秋田は( ̄(エ) ̄)クマが怖い。熊撃退スプレーを買おうと近所の登山用品店に行ってみた。すると(昨年秋のクマ騒ぎ以降)売り切れてしまい、入荷の目途が立っていないと言われる。しかたなく( ̄(エ) ̄)クマが居ないとされる男鹿毛無山にまたまた行くことにした。このお山、今年になって既に五回目だ。何故、クマが居ないのかよくわからない。ナマハゲに守護されているからだろうか。このお山は花が豊富だ。例年ならば今頃はフクジュソウが終わり、カタクリが見ごろになっている頃だが、今年は寒の戻りも有り、タイミングがずれているようだ。青い花の海今回は五社堂より下、門前の集落から始める。毛無山の登山口、門前の集落。そこにはナマハゲの立像があり、山の上に勝楽寺が見える。国道端にある赤神神社五...2024年4月5日の男鹿(1)コバルトの花の海編

  • 酒田~にかほ間の鳥海山(2024年4月2日)

    (本頁は「山形のとある山で雪割草三昧」の続きである。)4月2日は酒田市の東部のとある山に登った。このお山の山頂は鳥海山の眺めがとても好いのだが、今回は残念、雲がかかってよく見えなかった。よく見えた時の姿はこうだった。(2018年4月10日撮影)それでも下山したら15時頃から雲が取れて来た。山麓の道端から。電線の無い別場所から。旧八幡町のファミリーマートから。この場所、鳥海山のビューポイントとして最高だと思う。(西側のパーツ、左から笙ヶ岳、鍋森、扇子森など)酒田市藤崎(西谷地)付近から。にかほ市小砂川付近から。(左に突き出したのは稲倉岳)(右の平らな部分は笙ヶ岳)以上。酒田~にかほ間の鳥海山(2024年4月2日)

  • 山形のとある山で雪割草三昧(2024年4月2日)

    (本頁は「2014年4月2日、高館山2nd」の続きである。)4月2日は朝、高館山に登った後、比較的近くに有る「とある山」にも登っている。実はこの日のメインは「とある山」だったのだが、目的とする雪割草は日が差さないと開花しない傾向がある。この日の朝は曇っていたが、予報では昼頃から日が差すとのこと。未明のうちに秋田市自宅を出たので、夜が明けたらすぐに山形県内に入ってしまった。そのため昼近くまで(鶴岡の)高館山で時間を潰したような次第。この山を「とある山」としているのは、この山に雪割草が生えているせいだ。多くの登山者が雪割草保護のためか、開花シーズンの山行きではこの山の名を伏せているので私もそれにならった。このお山はいざ登り出すと、急坂の両側に椿(ユキバタツバキ?)が多く生えているが、今年はほとんど咲いてなかっ...山形のとある山で雪割草三昧(2024年4月2日)

  • カテゴリー「鶴岡高館山」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)高館山で青い宝石探し・他の花編(2022年4月6日)高館山で青い宝石探し・雪割草編(2022年4月6日)三度目の高館山(2017年4月6日)寒の戻りに庄内の低山へ。(2019年4月3日)・・・・「山形の山」と共用。New2024年4月2日、高館山2nd再び、鶴岡の高館山へ。(2020年3月30日)雪割草を探して高館山・後編(2022年3月29日)雪割草を探して高館山・前編(2022年3月29日)鳥海山に誘われ、二度目の高館山。(2017年3月26日)New2024年3月24日、ユキワリソウの高館山へ。2018年3月20日の高館山2021年も3月19日は高館山だった。(2021年3月19日)春の花を見に高館山へ。2(2020年3月19日)春の花...カテゴリー「鶴岡高館山」の目次

  • 2024年4月2日、高館山2nd

    4月2日は山形県のとある山に行くつもりで未明に出発。途中、夜明け時の鳥海山を眺めて時間つぶしと思ったが、前回(3月24日)同様、雲が垂れ込めており、それは叶わなかった。山形県内に早く着き過ぎてしまったので、鶴岡の高館山で時間つぶしをする羽目になってしまった。高館山は3月24日に続き、今年二回目の訪問となる。大山公園から高館山と下池を望む。早朝6時台から登山を開始。と言っても大山公園から下池のほとりをしばらく歩く。オオミスミソウはもう終盤だった。代わってカタクリやキクザキイチゲが盛りのようだが、いずれも早朝の時間帯は花を閉じている。朝早くから咲いている花と言えば・・・シュンランが盛りだった。それは下池のほとりを巡る道端にも咲いていた。シュンラン他には少しだけだがルリソウ。ルリソウ(右上)瀬ヶ沢コース今回は瀬...2024年4月2日、高館山2nd

  • 月山をあちこちから2(西と北から)

    (本頁は「月山をあちこちから1(東から)」の続きである。)新庄から庄内地方に向かうと、月山は出羽丘陵の山々のかげに隠れて一旦見えなくなるが、(庄内町)狩川を過ぎたあたりから、また見え出す。2018/04/10酒田市松山町付近から。2018/04/10酒田市松山町付近から。参考マップ2019/06/12酒田市(鳥海山)大台野から。2023/08/09鳥海山から。2017/09/01月山高原牧場から。月山の左手前にある台地状の地形は八合目の弥陀ヶ原湿原だ。羽黒山ルートはここまで車で上がれる。2017/09/01弥陀ヶ原湿原から月山本体を望む。狩川より西側の庄内平野ならば、どこからでも月山の姿を望むことが出来る。しかし月山の姿は鳥海山ほどには話題にならない。それは鳥海山の方があきらかに高く立派に見えるせいだろう...月山をあちこちから2(西と北から)

  • カテゴリー「男鹿半島3月」の目次

    (記事の配列は訪ねた年に関係なく、月日の順に並べ、降順とした。)男鹿でカタクリや小豆岩など。(2020年3月31日)寒の戻りをかい潜って男鹿他。(2019年3月28,29日)New2024年3月28日、男鹿毛無山・福寿草山編New2024年3月28日、男鹿毛無山・五社堂編(2020年)3月25日、男鹿毛無山(草花編)(2020年)3月25日、男鹿毛無山(登山編)男鹿毛無山でスプリングエフェメラル三昧。(2021年3月24日)今年の男鹿は春が遅い。(2022年3月23日)男鹿の渓谷はどうだろう。(2023年3月21日)男鹿の福寿草山はどうだろう。(2023年3月21日)三月の男鹿五社堂に咲く花(2017年3月12,18,30日)New男鹿3rdは家内と福寿草山へ(2024年3月16日)男鹿毛無山・山麓の花(...カテゴリー「男鹿半島3月」の目次

  • 月山をあちこちから1(東から)

    昨年末から秋田や近くの山の姿形について語っているが、岩手の次は山形に行き、月山をやったら終わりにしようと思っている。2016/03/16山形市西部から。何故この山で終わりなのかと申すと、姿形について語るとなれば、山の周囲を少なくとも五回くらいは走り回り、各所から撮影した写真が無ければ話にならないのだが、山形以南で(鳥海山を除いて)これに該当する山は月山と禿岳(山形宮城県境)くらいしか無かった。これより南の山は残念、秋田市から遠すぎる。私の場合、特別な場合を除き、登山は秋田市から日帰り可能な範囲としているが、朝日連峰以南の山となると、日帰り登山はもちろん、山麓に到達することすら難しい。禿岳の場合は山体の規模も小さく、一頁以上を費やして姿形を語るほどのものではないので、今回の対象から外した。すると残りは月山だ...月山をあちこちから1(東から)

  • カテゴリー「八幡平」の目次

    【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】ブログを始めて三年を越すと、いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。また私の使用しているテンプレートでは、カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。もう少し楽に記事を探す方法はないものか。ブログではあまり例のないことかもしれませんが、カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。とい...カテゴリー「八幡平」の目次

  • 2024年3月28日、男鹿毛無山・福寿草山編

    (本頁は「男鹿毛無山・五社堂編」の続きである。)この日は五社堂に行った後、同じ山域にある福寿草山にも立ち寄ってみた。ここは3月16日、家内を連れて行ったばかりだ(記録はこちら)。今年の三月は寒の戻りが続いており、開花はイマイチだったが、今日はどうだろうか。奥の方に進むと、けっこう咲いていた。群生風景はもういいだろう。一昨年(こちら)には敵わないものの、まあまあの賑わいだった。長年此処に通っていると言うご老人いわく、これでも昔に較べるとスカスカとのこと。そうなったのは盗掘のせいだろう。生育地保護の観点からこの場所の詳しい位置は伏せさせて頂く。もっと近くから。フクジュソウ以外の花。ここは何故かキクザキイチゲが少なく、アズマイチゲが多い。(右上)ネコノメソウ属の一種男鹿にはネコノメソウ属は五種類あると聞く。写真...2024年3月28日、男鹿毛無山・福寿草山編

  • 2024年3月28日、男鹿毛無山・五社堂編

    3月28日は晴天との予報だったので、男鹿毛無山に行くことにした。この山に行くのは今年になって四度目になる。前回、行ったのは3月16日(こちら)だったので、12日ぶりとなる。今年は三月以降、寒の戻りも有ったせいか、フクジュソウは遠慮がちに咲き続けていた。年によってはカタクリが咲き出す時期だが、今日はどうだろうか。途中の出戸浜で海越しに男鹿毛無山を望む。南側、秋田市方面に首を回すと、今日は鳥海山が見えた。ここの風車は洋上タイプのようだ。男鹿半島に入ると、風車無しの洋上鳥海が見える。鵜ノ崎海岸から毛無山を望む。門前の入り口から五社堂方面を望む。山の中に見える建物は勝楽寺。五社堂は林の中に埋もれて見えなかった。勝楽寺の山門、参道には早春にスプリングエフェメラルが咲く。今の時期はエゾエンゴサク?とキバナノアマナが多...2024年3月28日、男鹿毛無山・五社堂編

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