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前回に続いて舞台はクウェー川通りです。カンチャナブリー版カオサンとも表されるクウェー川通り沿いには、ディスペンサリー・ショップ(大麻販売店)が点在。 その中でも印象に残った店を、国鉄の駅側からクウェー川橋に向かって順番に紹介していきます。今回は前編。 なお、私自身は非喫煙者です。したがって、店をチョイスするにあたりタイと大麻に詳しい知人の意見をかなり参考にさせてもらいました。 合言葉はガンジャナブリー? 昨年にタイでマリファナが解禁されて以来、官民一体となってカンチャナブリーを医療大麻の中心地にしていこうとする動きが活発化。 ガンジャナブリー(Ganja-naburi)なるキャッチコピーを掲げ…
アムステルダム生まれの大麻ブランド、Royal Queen Seedsのバンコク支店へ!
欧米からタイに進出した大麻ブランドのショップ・レポ。サンフランシスコ発のCookies(クッキーズ)に続き、今回ピックアップしたのはアムステルダムに本拠地を置くRoyal Queen Seeds(ロイヤル・クイーン・シーズ)です。 Royal Queen Seedsとは? 2007年にシード・バンクを創設し、その3年後にアムスで1号店をオープン、現在はスペインやアメリカでも事業を展開しているRQS。 “私たちは大麻の可能性を信じ、栽培者や消費者がこの植物についてもっと学べるよう支援したいと考えてきました。 そして、すべての消費者が満足できる最良の育種を模索し、栽培に関する専門知識を共有、さらに…
アメリカでもっとも有名な大麻ブランド、Cookiesのバンコク支店ってどんな感じ?
タイでマリファナが解禁されて1年強。国内における大麻産業の盛り上がりを受け、欧米の一流ブランドも続々と首都バンコクに進出しています。 そこで、今回はアメリカ発のCookies(クッキーズ)を、次回はオランダ発のRoyal Queen Seeds(ロイヤル・クイーン・シーズ)を取り上げたいと思います。大麻ネタが続いてゴメンナサイ。 Cookiesとは? サンフランシスコで産声を上げたCookiesは、いま現在、全米各地はもとより、カナダ、イングランド、イスラエルでも事業を展開。 バンコクへは2023年1月に進出しています。グランド・オープン時の様子はこちらの公式YouTubeにある通り。もうお祭…
合法化以前から大麻を売買していたAmsterdam Barのその後 ~パンガン島の大麻スポット③~
第1弾のPhangan Cannabis Club(パンガン・カンナビス・クラブ)、第2弾のGanja Gardens(ガンジャ・ガーデンズ)と続けてきたパンガン島のユニークな大麻スポット巡りシリーズ。第3弾に選んだのはAmsterdam Bar(アムステルダム・バー)です。やはりここは外せません。 Amsterdam Barってどんな店? トンサラ港を背に、島北部のビーチ(ハードヤオやメーハードなど)へ繋がる海沿いの道をバイクで5~10分進むと到着するAmsterdam Bar。 2019年に投稿したこちらの記事内でどんな場所か暗に紹介している通り、法律なんぞ関係なくかねてより大麻を販売し、…
エンタメ度の高い家族経営のGanja Gardens ~パンガン島の大麻スポット②~
パンガン島の大麻スポット巡り第2弾。第1弾のPhangan Cannabis Club(パンガン・カンナビス・クラブ)は、タイ保健省や地元のNGO団体が全面サポートしている第三セクター的な施設でしたが、今回のGanja Gardens(ガンジャ・ガーデンズ)は完全なる家族経営です。 Phangan Cannabis Clubよりも輪を掛けた緩さと自由さがあり、非喫煙者の私すら自然と笑みがこぼれてしまうGanja Gardens。冗談抜きで、子連れでも気軽に立ち寄れる稀有のディスペンサリー・ショップだと思います。 ここはいったい何だ? 場所はトンサラ港からハードリンへ向かう途中のバーンタイ地区。…
【パンガン島の大麻スポット①】栽培から販売まで一手に担う半官半民のPhangan Cannabis Club
前回の投稿で軽く予告した通り、これより数回に分けてパンガン島の大麻スポットを紹介していきたいと思います。第1弾はPhangan Cannabis Club(パンガン・カンナビス・クラブ)。 本題へ入る前に、以下の記事内でマリファナ解禁後のバンコクの様子をレポートしていますが、ルールや購入方法などはパンガン島のあるスラータニー県もほぼ変わりません。 大麻を解禁したバンコクの現在【ルールについて】はこちら 大麻を解禁したバンコクの現在【購入場所や値段について】はこちら 大麻を解禁したバンコクの現在【選び方について】はこちら また、私自身は非マリファナ喫煙者であり、決して大麻を推奨しているわけじゃな…
コロナ禍でゴーストタウンと化したパンガン島のハードリン、復活の日は近い?
前回の投稿ではトンサラ地区を引き合いに出しながら、コロナ禍を経てもパンガン島が全然ヘタっていない様子をレポートしました。しかし、例外が1か所あります。それがハードリン地区。 閑散としたハードリンの現状についても一応は触れておかなければ、ブログで嘘を書いていることになってしまいます。したがって、今回はちょっとネガティヴなこちらの話題を。 あのハードリンがゴーストタウン化? 島の南端に位置するハードリン地区は、パンガンでもっとも栄えていたエリア。フルムーン・パーティーの会場であり、満月の夜以外でも海沿いのバーでは毎晩夜通しでイヴェントが行われていました(※フルムーン・パーティーの様子はこちらから)…
解禁前からタイの大麻カルチャーを牽引してきたHighland Cafeってどんな店?
バンコクにプチ移住中の知人Dさんに案内され、市内のディスペンサリー・ショップをあれこれ回っていたのですが、大麻販売店の話ばかり連投しても仕方ないし、需要もないので、これをもってひとまず終了とします。 聖地はパホンヨーティンに!? 前々回はプロンポン、前回はカオサンと、意図してツーリストにもお馴染みのエリアを選んだのに対し、今回の舞台となるのはパホンヨーティン。 日系企業も多数出店している老舗デパートのCentral Ladphraoや、若者に人気の商業施設Union Mallの最寄り駅で、駅前には小洒落た飲食店もいくつか並び、何でも揃う便利な地区ではあるものの、観光的な見どころは正直ほとんどあ…
プロンポンの人気ディスペンサリー・ショップ3軒を紹介した前回の投稿(※詳しくはこちら)に続いて、お次はカオサン編です。 カオサン通り周辺は合法化するだいぶ前からマリファナと縁の深かったエリア。かつては路地裏の某ゲストハウスなどでこっそり闇取引され、警察が躍起になって道行く人を職質しまくっていたわけですが、そんな光景も今は昔。 2022年、この街にはとんでもない施設が爆誕していました。 大麻専門の複合施設 その〈とんでもない施設〉こそ、本稿の主役であるPlantopiaです。入口にはデカデカと〈Biggest Cannabis Complex〉の文字が。 国全体がグリーンラッシュで大盛り上がりし…
バンコクのマリファナ事情について綴った過去3回の投稿は、合法化を機に同地へプチ移住している知人Dさんの案内をベースに、私が主観を交えて好き勝手まとめたものです。 『大麻を解禁したバンコクの現在【ルールについて】』はこちら 『大麻を解禁したバンコクの現在【購入場所や値段について】』はこちら 『大麻を解禁したバンコクの現在【選び方について】』はこちら そのDさんに連れて行ってもらったスポットのなかから、今回はプロンポンのディスペンサリー・ショップを厳選し、3店ほど紹介していきます。 ①Buddha's Kush Street 最初のお店は、「いろいろ試した結果、バンコクでトップクラスの美味さ(≒品…
マリファナ関連の投稿はまだまだ終わりません。ルールについてご紹介した前々回(※詳しくはこちら)、購入方法や相場についてご紹介した前回(※詳しくはこちら)を経て、今回は品種や選び方のお話です。 これまでも繰り返しお伝えしてきた通り、私は大麻を嗜みません。ブログ用に表向き吸わないテイを保っているのではなく、ガチで非喫煙者なんです。 そんな私が大麻の選び方について綴るのも非常におかしな話ではあるものの、このまましれっと続けます。 日本人は数字を気にしすぎ? 多くのディスペンサリー・ショップでは、品種ごとにTHC(テトラヒドロカンナビノール)とCBD(カンナビジオール)の含有率を表示しています。 ご参…
大麻を解禁したバンコクの現在【購入場所や値段の相場について】
2022年6月9日にマリファナを解禁したタイ。そのルールについてまとめたこちらの投稿に続き、今回は購入場所や値段の相場を紹介していきます。 前回、「自分では吸わないし、他人にも推奨しない」などと書いておいて、こんな記事をアップするのは矛盾していますかね? 何はともあれ、タイへの大麻ツーリズムを検討している方はもちろん、そうでない方も「こんな世界があるんだな~」みたいなノリでご覧いただけると嬉しいです。 購入場所は? いま現在、バンコクでは本当にさまざまな場所でマリファナが売られています。「どこで買えるの?」という問いに対して、「わりとどこでも買えますよ」としか答えようがないほど。 国の認可をし…
コロナ鎖国期間を挿み、このたび2年半ぶりにバンコクを訪れて一番驚いた街の変化は、大麻ビジネスの拡大ぶりでした。 北米やヨーロッパがグリーンラッシュに沸く最中、アジアで初めてマリファナを解禁したタイ。外国人観光客が多く訪れる首都バンコクの繁華街では、どこもかしかも関連ショップだらけです。 そこで当ブログでは数回に渡り、かの地の大麻事情をまとめてみたいと思います。 さっそく本題へ入る前に、私は非喫煙者です。しかし、日本の法律を一旦脇に置くとするならば、大麻自体をダメなものとも考えていません。そのへんを踏まえ、どうか温かい目で軽~く読み流してくださいませ。 そもそもタイの大麻合法化とは? 2022年…