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「知恵を出せ。それが出来ない者は汗をかけ。それが出来ぬ者は去れ」というフレーズは土光敏夫氏(1896-1988、東芝社長・経団連会長)の言葉だそうですが、誰かが「金がある者は金を出せ。それがなければ知恵を出せ。それが出来ない者は汗をかけ。それも出来ぬ者は去れ」と言い換えてました。「金がある者は金を出せ。」というのは、なんだか日本人の感覚的には嫌味な言い方ですが、これは「ノブレス・オブリージュ」という考え方からするとあたりまえなことかもしれません。ウィキペディアによると、ノブレス・オブリージュ(仏:noblesseoblige)とは、直訳すると「高貴さは(義務を)強制する」を意味し、一般的に財産、権力、社会的地位の保持には義務が伴うことを指す。最近では、主に富裕層、有名人、権力者、高学歴者が「社会の模範とな...金か?知恵か?汗か?
大赤字でもお客様を大切にする心はこれからもずっと変わりません(村内村雄)
平成3年(1991年)12月18日の読売新聞多摩版 東芝社長 土光敏夫氏と 大赤字 10月18日に倉庫整理をしていたら、同じ日付の新聞が大量に出てきました。絶対、ムラウチ関係の記事が載ってるはずと思ってページをめくっていったら・・・ やっぱりありました! 僕の祖父である村内...
プロ経営者を外様扱いして、ショートリリーフしかさせない日本の会社に、未来はあるか
確かに日産のゴーン社長は、ルノーから日産に来て、大改革をした後、ワンマンとして君臨し、最後には逮捕されてしまいました。 ですが、それをもって、外部から来た人間が長く居座ると、会社がおかしくなると言っていいものでしょうか。 どんな優れた人間でも、長期にわたって権力を手放さずにいると、次第に傲慢になってきます。 そもそも、ゴーン氏は、日産と業務提携したルノーの幹部ですから、言わば親会社からの出向であって、「外部から来た人」ではありません。 日本では、JALを立て直した稲盛和夫氏や、東芝の再建を請け負った土光敏夫氏など、会社のピンチに外部から請われた人たちは、会社を軌道に乗せると、身を退くのが常でし…