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毒親育ちの人は親との絶縁を最終手段に考えられていると思います。 本当に絶縁しか道はないのでしょうか? 絶縁せずに この毒
私の小さいころ、母は始終イライラしていた。思い浮かぶ母の顔は、いつも怒っている。運動会の徒競走で4位になって肩を落とす私に、母は一言。「恥ずかしい」なんとか母に認められたかった。そのうち、私は良いところしか母に見せないようになっていった。点数の悪いテストを隠したりして。本当は、ありのままの私を見ていてほしい。でも、ありのままの私ではだめなんだ。母の存在は、小さな私にとって、大きくて大きくて、ちょっと怖かった。けれども、それは今は昔の話。今の母は、とっても小さくて、にこにこ笑うおばあちゃんだ。介護サービスは受けたくないし、お掃除は大嫌い。病院も行きたくない。今でも私を困らせることはあるけれど、私が訪ねていくと、にこにこ玄関先まで出てきて、「おかんちゃん!よく来たね~」テレビを見ながら一緒にお昼を食べて、あれ...母との時間