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夢を部屋中 血まなこになって探したけれど見つからないの台所を 探してみても出て来るのは 魚の骨やキャベツの芯やそんな 夢とは ほど遠い物ばかり私は 自分の夢を魚や肉と一緒に食べ尽してしまったのかも知れない或いは最初から そんなもの持っていなかったのかも知れない夢は なぜ私を 置いて行ったの?昔の写真を見てみるその中で 私はいつも笑ってる夢の残骸でタンスの中は いっぱいになってるあの頃着てた服あの頃...
雲よ私は あなたのようにただ 流れたい落ち葉よ私は あなたのようにある日ふと落ちて行きたい秋風よ私は あなたのようにただ 気の向くまま吹いていたい雨よ私は あなたのように泣きたいときに存分に泣いてみたいハンパな人間でいることでこんなに苦しむのならもう人間でいなくていい季節に 身をゆだねて雲になって風になって雨になってただ ただ流れ流れていたい#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#...
バンナイちゆる小説ブログ|ファンタジー小説と詩のブログ| 全ての漢字に振り仮名を振った「総ルビ版」も掲載。 日本語を学習している方、漢字を勉強中の方、小学生や中学生に。子どもも大人も楽しめる、日常ほのぼのファンタジー|『名画の詩集』も公開中
心を打つ絵に出会った時、言葉が溢れて詩になります。【全ての漢字にフリガナを振った『総ルビ版』も、末尾に掲載しています。日本語を勉強中の方や漢字を学習中の方にもお薦めです】※著作権フリーの場合のみ、画像も掲載しています
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テレビで 誰かが泣いているなぜ泣いているのか私の頭に 入らない毎回すし詰め電車に 揺られる息も出来ないほどだけど私の頭に 入らない電話で 誰かと話したけどその内容は私の頭に 入らない自分は一体誰なのか答えのない問いをいくら繰り返しても思考の沼にはまるだけ頬つたう涙に素直であれ噴き出る汗に素直であれただ感じる心のままにただ感じる心だけを大切に自分は一体何者なのかと思考の沼で もがくより感じる海で 泳...
秋雨秋雨 しとしとと街に霞を かけている眠れぬ私の 頭のように霞がかかって よく見えぬこの霞が 晴れたなら私の行き場 見えるのか皆が軽快に 歩く中私の足取りだけ 遅く重たい体を 引きずるように霞の中を 歩いてる どんな立派な 宝石も古く錆びれて よく見えぬこの霞が 晴れたなら心の宝石 光るのか霞のかかった 街の中私の行き場はどこにある?霞のかかった 私の心心の宝石 いつ光る?しとしと しとしと前 ...
陽が沈むと星の瞬きのように街の家々に 灯りがともる地上の星が 瞬いている都会の家々はまるで真冬の星空のように沢山の 明るい星に満ちている地上の星のその中では皆 笑い合っているのだろうか愛し合っているのだろうか語らっているのだろうか地上の星は夜が更けるに連れふつり またふつりとひとつずつ夢の数だけ消えて行くやがて 辺りが闇になると私は ひとりただ目を閉じて夢を見られぬ自分に唇 噛んで過ごしてる地上の...
「ナレイちゃんも、楽しく生きることならできるよ」と あなたに言われて気づいたの私にはもう 「楽しい」ってどんな感情なのか「嬉しい」ってどんな感情なのか忘れていることにどんな感情を忘れても もういいのただただ 眠りたい眠ることさえしばしば 断たれる私に何がわかるというの?「楽しさ」や「喜び」は病と引き換えにどこかへ捨ててしまったのかも知れない土砂降りの 雨の日は私の死欲をそそるそそる「楽しい」も「嬉...
草木が風に 揺れるのと一緒に私も 揺れていられたら雲が流れるのと一緒に私も 流れていられたら空が広がるのと一緒に私も 広がっていられたら鉛のような我欲は 全て沈む 夕陽と一緒に 沈めて轟く海のように 悲しみ揺れる菜花のように 笑ってただ草木が 揺れるままに雲が 流れるままに空が 広がるままに自然の なすがままにいられたら私は きっと楽になれるはずなのに#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#...
世の中が汚いとかみんなエゴイストだとかそんなこと言っても仕方ないじゃない?みんな そう思ってるのよ自分だけは違うって世の中が汚くて他人が エゴイストだってそうよ私も あなたもエゴイストだけどあなたの白いシャツの襟もとからときおり覗く優しさや温かさは本物でそれがあれば 十分なのその優しさに救われる私が いるのだから自分の手の中に垣間見られる ぬくもりは本物でそれがあれば 十分なのそのぬくもりに安心し...
眠れない夜の闇の中では自分でも気づかぬうちに 幻想に 耽ってしまう堕落にこの身を 任せたくなってしまうでも 任せ切れなくて中途半端な 現実を見てるだから物事を 曲解し誤解し堕落と現実の 狭間で宙ぶらりんになっている亡き母の幻影を 捨てたくても 捨てられなくて堕落しきれぬまま右往左往するばかりやるならやっちゃえよとことん堕ちるまででも堕落しきれない 自分は結局 何も出来ぬまま宙ぶらりんの 姿勢を崩せ...
幸せになりたい誰もが そう願うでも幸せほど脆いものはない幸せと不幸とは背中合わせだから幸せとか希望とかそんな 脆いものを後生大事に 抱えることはしんどいよそんなことより今日の風の 香りと明日の風の 香りが毎日違っている と今日の空の色と明日の空の色が毎日違っている と感じられる心はきっと豊かなのだろう毎日違う 風の肌触りを毎日違う 空の色を感じられるような自分にわたしは なりたいそしたらきっと楽に...
いつのころだか思い出せは、しないけど身体はしっかり覚えててあの日、あの時風の音、影の色冷たい床、熱い水ひび割れた心の軋み解読できないモールス信号-・ ---・…
夢の中の小さなあの子夢から覚めたらどうしたろう夢の中の黒い子猫夢から覚めたらどこへゆく夢の中の優しい人夢から覚めたら寂しかろう夢の中の大きなお馬夢から覚めたら…
心のない 体はもう いらない海の青が 見えているのに何も 見ていない目ならもう いらない脈打つ 世界の音が聞こえているのに何も 聞いていない耳ならもう いらない私は ただこの折れない心だけを 頼りに勇気を出して闇の中で海の青を 見ようノイズの中で脈打つ世界の音を 聞こう肉体のないむき出しの意識だけを携えてもう一度産まれ出るためにもう一度産まれ出るために#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#...
過去形な わたし「過去の産物」なんて言葉があるけどわたしもそんなようなもの世の中の主役は若者たちなの楽しそうに戯れる若い女の子たちその姿は青い果実が弾けるようにこの目に映りわたしにもあんな頃があったっけと思う過去形な わたし現在進行形だったわたしはやがて老いて行くことを理屈でしかわかってなくて今はすっかり過去形 になって途方に暮れるそうわたしはもう過去形なの人に忘れ去られ自分もあの日を忘れ果てただ...
自分の欠如をおおやけに晒して生きる傷ついても傷ついても自分の欠如を晒しつづけるこの欠如を誰かに埋めてもらうのでなく依存や 支配や幻想で埋めるのではなく欠如は 欠如のままでだって 欠如している私がわたし なのだからそしたら きっと欠如した わたしのままでも世界を 真っ直ぐに見られるはずだから#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム...
スピードを愛し誰も俺に追いつけない走りをし逃げきってきた 速さを求めると腕を磨かないといけないと俺は思っていたそして何本も車のタイヤを交換してきた そのタイヤ…
私の胸の奥に深く 刻まれた傷を渓流の 静かな水が優しく 洗い流す雲が そっと傷をぬぐう穏やかな風に傷が 晒され私の傷は少しずつ少しずつ癒えていくあらゆる自然に私の傷は 癒やされて季節が巡るその度に傷の痛みも きっと和らいでいくと信じたいこの傷が なくなることはないけれど目の前に広がる自然に 身を任せれば私の傷は 癒えていくきっとそして いつか今度は私が 水になって雲になって風になって傷ついた人を ...
秋の 兆しは病の 兆し秋は窓を閉めても鍵をかけても急ぎ足で容赦なく侵入して来て自由を 奪う朝も夜も全ての季節も未来の箱に閉じ込めて私の自由を取り戻したいうつろう季節と時の流れに翻弄されて右に左に体が吹き飛ぶ秋に吹く風病の兆しを告げる風逃げても逃げても逃げきれず病の深みにはまる冬がまたやって来る秋の兆しは病の兆し私にはなす術もなし#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム...
自分が病気になったとき絶望したあなたに突然の別れを 告げられたとき絶望した母の突然の死に絶望したいつしか絶望が日常 になった苦しみに 喘ぎ悶えることが日常になった絶望の 闇の中で光を 探す夜明け前の空に輝く明星のような光を探す苦しいのは絶望しきっていないからどこかで何か まだ期待をしているから思い切ってもっと もっと絶望しきってごらんそしたら光が自然と私の中に灯るかも知れないから私の中で明けの明星...
年を重ねる毎に大切な 何かを毎年 毎年ひとつずつ失くしていくようでその 何かが何なのかわからないけれどもう とっくに失くした自分の未来とかじゃないもう とっくに色褪せたあの人との思い出とかじゃないそれは毎年 毎年この目に映るこの肌に 感じる新緑や はだか木や花の色香のような何かで毎年 抑えるこの胸がほんの微かに 冷たくなるような何かでそれは ずっと失ってはいけない何かでそんな 何かが毎年 毎年一枚...
正義という名のナイフで私を 刺さないで善意という名の真綿でこの首を 絞めないで自由とか権利とかそんなものいらないどんな不自由の中にあってもわたしはわたしだと訴えるから世間一般の道徳とか倫理とかで私を縛るのはやめてわたしにはわたしだけの倫理や道徳があるから安全とか安心とかにわたしを押し込めるのはやめて少々危険な目に遭ってもわたしはわたしの決めた道を歩きたいからいい加減にしてくれる?非国民でごめんなさ...
台所の流しには汚れた食器と 一緒にむき出しの 寂しさと無防備な 孤独とが置いてある食器の汚れはすぐ落ちるのに孤独も寂しさもどう片づけようとしても片付かないこんにちはとだけ言ってすれ違う人にさえすがりつきたくなる夏なのか冬なのかはっきりしない狂った気候はまるで私の 気持ちの変化のようで哀しい#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム...
あれから数年たってやっとこの生活に慣れてきたそれまでは現実逃避していた この事実を信じられないでいたわかってはいるでも信じられなかった そして今は現実を受け止…
陽の当たるこのひとときが好きで今日も私はここにいる静かで優しいお昼時人々が生活を営む音だけが淡々と聞こえる風で彩る陽の光風に歌う葉の言葉陽の下では何もかも等し…
「ひと様にご迷惑だけはかけないように」とよく言うけれどひと様に 思い切りご迷惑をかけながらしか生きられない 私はどうすればいいの?ひとは互いの欠如や心に空いた 小さな穴や心に負った 小さな傷を埋め合い癒やし合えるからこそひと と呼ぶのではないの?ときに傷つけ合い憎み合ったとしてもひとの心に 吹き込まれた「ご迷惑」が 小さな灯りとしてともり受け止められるときひとの心は 温まる互いに 思い切り迷惑をか...
秋の気配は背中から入って来てわたしの肩を抱く秋の気配は孤独の度合いを増す慌てて部屋を暖めてももう遅い孤独に占拠されたこの部屋でわたしは余りにも無力で秋に言われるままに改めて孤独をじっと噛みしめる背中から爪先まで孤独な季節を噛みしめる#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム...
散りゆく 桜も夢のあと目覚めた街の喧騒に私の心は震え出す孤独に埋もれて夢のあと行方知れずの私の心落ち着く先はどこにもなくて春 爛漫も夢のあと色褪せた私の心はどこへやらこの世も人も夢のあと#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム...
ふと届いた冷たいメールに気がふれて 冬目覚める度に改めて独りの知らせ 冬虚無の色色のない色 冬春に見ていた夢を奪われて 冬真夏の海に別れを告げられて 冬冬はわたしから大事なものを全て奪ってこの街に横たわる残酷な 冬冷淡な 冬ひとりぼっちの 冬寒さに気がふれる 冬#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム...
世界とひとつになれたなら私が歩けば景色が 流れる私が 歌えば小鳥も歌う私が怒れば海が轟く私が泣けば雨が降る世界の中に私がいて私の中に世界が 広がる世界とひとつになれたなら心はもう 揺らがない自分がいなくなっても安心できるだって私は自然のつづきになれるのだかから#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム...
雨の夜俺は待ってるよいつもよ場所であなたが来るまで待ち続けるずぶ濡れになってそしてこの雨が土砂降りになってもこの場から動かない待ち続けると決めたから にほんブ…
この虚無の瞳に映るのは終わらない冬終わらない日常春が見えない悲しい心褪せた唇路地裏の孤独愛に飢えているくせに愛なんてくだらないと言って聞かせる夢も未来も捨てて尚生きられるのかと自分に問うわたしは過去だけを抱いていつもの闇の路地裏で野良猫のように寒さに震える#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム...
悲観 挫折 失敗そんな世間でいう「不幸」ばかりを背負って生きるだけどそれは本当に「不幸」なの?何度も何度も失敗して挫折して悲観してそれでも失敗するから人は変われる挫折するからやり直そうと思う悲観するから楽 に向かおうとする挫折や失敗のない人生に成長 はあるの?人は弱いから何の挫折もなしに変わることはできない挫折して失敗して悲観するから変わろうと思うそれで成長できたとしたら挫折や失敗のない人生よりず...
夜空を彩る花火の中にあなたの影が揺らいで見える浴衣の裾を昨日の雨で少し濡らした私を大丈夫?と小さな肩を優しく抱いたそのあなたは今夜空の花火となって私を見詰めていることでしょうあの夏の日二人の絆が途切れた時にもう花火は見ないと誓ったのに… 8月3日、板橋、戸田で同時開催された花火大会へ行った。天候は雲一つ止めぬ晴天で空からギラギラと輝く真夏の太陽が地上を睨み付けていた。荒川に架かる笹目橋を渡り、打ち上...
あなたの笑顔を守りたい太陽より眩しく夜空や夜景より美しく何よりも美しいアートでもそれを表現出来ない「例えるなら…」例えれないそれくらい美しい誰よりも何よりも美…
枯れ葉の秋に震える季節やがて街中が白い呼気に包まれる季節カレンダーは残り数枚虫や草木が冬になったら春までの眠りにつくように鳥たちが南へ南へ渡るようにわたしも眠る虫と共にわたしも羽ばたく南へ南へ時計やカレンダーなど捨てて季節の風の行方だけを頼りに暖かな場所へ眠れる場所へ鳥になり虫になり草木になってただ風の行方を追って愚かな自分のカレンダー残り 数枚の憂鬱など全て 捨てて南へ 南へ春へ 春へ#ネガティ...
楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。おもしろいから笑うのではない。笑うからおもしろいのだ。元気だから笑うのではない。笑うから元気になるのだ。気楽だから笑うのではない。笑うから気が楽になるのだ。余裕があるから笑うのではない。笑うから余裕が生まれるのだ…
この胸に刻まれた傷から垂れた血の一滴悲しみに暮れる大雨のような涙のひと粒それらはみんなこの秋の風に乗って空になり大地に返り花を咲かせる雨になる花びらのひとひらを雨のひと粒を丁寧に 紡いだら涙も 血もことば となって詩 が出来るだからわたしは存分に血を流し存分に涙を零すわたしだけのことば を紡いで詩 ができるわたし は幾つもの詩になってやがて またわたしの元へ返って来る悲しければ 悲しいほど痛ければ...
この秋の気配にわたしは毎年心病む未来が一層暗くなって冬時間になった町のサイレンが心を揺さぶるみんなわたしを置いてあの空へ行ってしまったと思うと無性にあとを追いたくなる死んではいけないその安易な言葉がわたしをより死の渕へ追いやる死んではいけないそんなことわかっているのよわたしもねそう思って耳を塞ぐそうしてわたしはまた足音を立てずにやって来る冬に怯え寒さに堪える#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代...
私は世の人々に比べたら大して忙しいほうじゃないむしろ ヒマと言えるだけどうつのままで仕事やら所用やらをこなしていると頭の中でヘタクソなバイオリンの音がギーコギーコと 鳴り響いてその場に 座り込みたくなる未明の冷気とノイズが私を 襲い体の自由を 奪う水が 欲しい咽喉ばかり 渇く愛なんかいらない煙草と水が欲しい愛が欲しい なんて元気な人の 戯言よと つぶやいては自虐ゲームばかり繰り返している教えて欲し...
心を打つ絵に出会った時、言葉が溢れて詩になります。【全ての漢字にフリガナを振った『総ルビ版』も、末尾に掲載しています。日本語を勉強中の方や漢字を学習中の方にもお薦めです】※著作権フリーの場合のみ、画像も掲載しています
自分らしく居たい他人に「ここを変えろ」それは言われたくない自分らしくいたいんだなぜ自分らしくいていけないんだこれは自分が決めることだ悪いことをするわけではない…
わたしは今あなたの全身に感謝していますわたしは今あなたの背中の海に感謝していますあなたはわたしを叱ってくれたからあなたはわたしにいつも厳しかったからその厳しさには愛と期待がありましただからわたしはその期待に応えるために頑張ることができました頑張っているわたしをあなたは いつも見守っていてくれましたその 海のような広い 青い眼差しに抱かれていたからわたしは頑張ることができましたわたしが行き先に迷った...
お母さんが 死んでもう20年以上経つのにもしかすると私はまだお母さんを看取ったあの最期の6号室にいるのかも知れないあの6号室でいや もう6号室さえなくなったあの場でもういないお母さんの看病をしているのかも知れないだからこんなにしんどいのかも知れない壮絶 という言葉はこういうときに使うのだと知った余命一ヶ月末期癌の日々この世に地獄を見た余命一ヶ月末期癌の日々お母さんは癌性腹水でカエルのようにパンパンにな...
入学すれば、小学1年生。運転免許を取れば、ドライバー1年生。働き出せば、社会人1年生。子どもが生まれたら、子育て1年生。進学ごとに、保護者1年生。係長になれば、係長1年生。病気になれば、患者1年生。介護をし出せば、介護者1年生。退職すれば、退職1年生。1年生について考え、生き方、世の中を考察します。
私の病はもしかすると辛かったことや悲しかったことしか記憶できない病かも知れないあったはず私にだって楽しかったことや嬉しかったこともそう自問して目をつぶって探してみても見つからない今日の秋晴れのように暖かな陽射しとやわらかな風に包まれてたときもあったはずそれが見つからないのは悲しい記憶のほうがナイフで刺されるように深く 刻まれてしまうから楽しい思い出は悲しい思い出の流れ出る血に上書きされてしまうから...