内面の輝きー見た目に惑わされない生き方ー


6月末に ”【みんなで考えよう】メイクや美容医療など、美容の低年齢化についてどう思いますか?” という記事を読みました。小学館によるアンケート調査によると、小学校低学年女子の約6割がメイク用品を持っていると答えています。メイクを塗り絵のように疑似体験できる付録が人気で、保護者もそれを好意的に受け入れている現状があります。さらに、10代女性の2割が既に美容医療施術を受けているという驚きの事実もありました。

一方で、美容医療によるトラブルが増加しており、国民生活センターが注意を呼び掛けています。

私も ”日本から韓国へ:逆転する売春行為の新現実” という記事の中で、小中学生が美容整形を望み、大泣きしている話を書いたことがあります。今やこれは社会現象になっているのですね。


2015年に出版された少女漫画『小さな恋のでっかいメロディ (りぼんマスコットコミックス)』も、若い世代に対する影響力を持つ作品です。小学生向けの少女漫画雑誌『りぼん』で連載されていたようで、読者に「これが当たり前」と思わせる力があります。こうしたメディアの影響力を無視することはできません。

小さな恋のでっかいメロディ

小さな恋のでっかいメロディ
出典:小さな恋のでっかいメロディ (りぼんマスコットコミックス)

こんなの漫画で読んでいたらこれが当たり前と思っちゃうよね。

それで、メイクや美容医療の記事の出典に小学館とあったので、そもそも小学館はどうなんだろう?と思い、小学館といえば「ちゃお」だよね、と考えて、一冊買って読んでみることにしました。書店で見つけた月刊ちゃおの付録は「推し活ノート」。正直、こんなノートは不要で邪魔だと思ったので、付録なしで読むところが多い「ちゃおデラックス」を買いました。

ちゃお

これがその雑誌です。少し読んでみましたが、内容は「好きだの嫌いだの」といった話ばかりで、全然面白くない。頑張って読み続けようとしましたが、あまりのつまらなさに時間がもったいなくなって読むのをやめました。結局、捨てることにしました。まあ、小学生向けの雑誌ですからね。でも、絵本は面白いこともあるのに。今回わかったのは、小学館も集英社と変わらないということ。早熟な子どもたちが育つのも無理はありません。笑

でも、振り返ってみると、私が子どもの頃、少女漫画を借りて読んだことがあるのですが、「好きだの嫌いだの」といったくだらない話ばかりだった記憶があります。結局、少女漫画を2冊くらいしか読んだことがありませんでした。もしかすると、私が知らないだけで、少女漫画の内容は昔から今と変わっていなかったのかもしれません。

ちゃお

私の経験から言うと、子どもの頃から「可愛い」と言われ続け、自分の外見が他の人と比べて際立っているのを感じていました。外見が良いことで注目を浴びる機会が増え、それに伴う利点も感じました。しかし、外見が原因で生じる社会的な複雑さも多く経験しました。

幼稚園の頃、多くの親から「将来、息子のお嫁さんに」と言われることがよくありました。特に、小学校の高学年からは、告白や関心を断ることに多くの時間を費やしました。この時期は人生の方向性を決定づける重要な時期です。相手の感情を傷つけないように配慮しながら断るのは、精神的にも非常に疲れる作業でした。さらに、同性の友人たちへの配慮も欠かせないため、それが積み重なり非常に面倒でストレスの多いものでした。

この経験から、若い頃はできるだけ目立たないことが、自分の内面や他の興味を追求する時間を確保できると思うようになりました。地味であることが、実は多くの余計な社会的ストレスから解放され、より充実した学生生活を送るための一つの解決策だと感じました。そのような環境であれば、自分自身の興味や成長にもっと集中でき、違う人生の道を歩むことができたのではないかと、しばしば思い返します。

外見に磨きをかけるのは、就職活動の頃からが良いと思います。それまでの時間を、自分のやりたいことに集中して過ごす方が有意義です。

このように、人生の各段階でどのように時間を使うかを考えることは、より豊かな生活を送るための鍵になると思います。

初対面の印象は確かに強く、社会的な交流の入口としては有利な位置に立つことができます。しかし、外見が優れていることが必ずしも人生の幸福に直結するわけではありません。見た目が際立つ人々の中にも、幸せを感じていない人がいるのはなぜでしょうか?

美しさが人間関係や恋愛、結婚生活の複雑さを解決する鍵ではないことは、多くの事例から明らかです。さらに、美容整形を行う人々が繰り返し手術を求める理由も考える必要があります。外見の変化が内面的な充足や自己受容に直結しないためです。整形手術は見た目を変えることができますが、その人の自己評価や他人との関係性、生活の質を根本的に改善するわけではありません。その結果、一度の手術で得られた満足感が次第に薄れ、さらなる改善を求めるサイクルに陥ることがあります。

これらの観察から、真の幸福とは内面的な充実と自己受容から生まれるものであり、外見の良さがそれを保証するものではないことが明らかになります。外見にとらわれすぎず、自分の内面を豊かにすることが、本当の幸せを追求するための鍵だと思うのです。



1つ面白いなぁと眺めていたのが、今年初めに麻生太郎氏が政治家女性の外見について批判したとき、大騒ぎになりましたね。「ルッキズム!」と叫ぶ声が四方八方から聞こえてきました。しかし、先日の眞子さまの隠し撮り写真に対する容姿批判は、まるで全国大会のような盛り上がりでした。世間って本当に面白いものです。笑 これを考えると、小学校低学年からの女子たちがメイクや美容整形に必死になるのも理解できる気もします。チヤホヤされたいとか、周囲より優位に立ちたいという理由もあるのかもしれませんが、批判されないように必死なのかもしれません。知らんけど。

でも、私の意見としては、少なくとも大学入学まではちょっと不細工くらいのほうが、やるべきことに集中できて良いと思うのです。人払いができて、勉強や遊びに集中できる時期も大切ですよね。

さて、もしかしたら小学生低学年の女の子たちは、実は自分を不細工に見せるためにメイクしているのかもしれません。不細工に見えるようにメイクをして、自分のやりたいことを面倒くさいことに邪魔されずに追求する時間を作る!将来のために、いま必死で「不細工メイク」特訓中だったりして!

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