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療育 の価値 [療育のウソ]

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私が療育と言うとすべて否定的な意見だと考えるかもしれないが、療育という単語が異様に嫌いな
だけで、すべてを否定している訳では無い。






私が最も危惧しているのは、一般的な知能障害、つまり知恵遅れの子に親しんだ人が、ホンモノの
自閉症を見た時に、その違いを知る知性を持っているかどうかと言う事だ。






実は、これが最も重要で難敵でもあるんだが、マスコミ特にNHKがおだて上げる例えば、
「素晴らしい絵を描く自閉症。今度会社のポスターに採用」と言う様な例が、ことごとく自閉症では
無く、知恵遅れの子供なんだな。知能が低いが、周囲が期待する事をその通り実現して絵を描いて
みせる。そういう子だ。






一方、障害者施設で働く人の苦労をクローズアップするドキュメンタリーなんかは、不思議とその
困った行動をする障害者は、自閉症なんだ。困り具合が画になりやすいんだろうな。






それ程、障害者施設でも特別の行動を取る自閉症児を、一般の知能障害との区別無く、療育の名で
強い働きかけをし続けるとすぐに壊れるのはすぐ分かる。






もし、本当に療育というモノを分かってやっている所なら、自閉症児は特別な違うプログラム
対処しています、と言う様な所なら、これは信用出来る






私は療育の最も重要な点を語る施設を見た事が無い。療育施設の本当の意味は、自閉症児を育てる上
で、親が壊れてしまわない為だ。自閉症児とのつきあい方を、親が子供と共に探し出す事。それが
療育施設の真の意味、存在価値なんだ。






一時的でも、親が子供から離れ気を抜く事が出来、冷静になって、もう一度子供の可愛らしさを
思い出し、また新たな活力が生み出る。そうじゃなくちゃ療育施設の意味が無い。
成人した息子と無理心中するしか方策を持たない父親なんて可哀想すぎるじゃないか。






自閉症児の子育てブログをのぞき見たら、ただ子供を育てるだけでも大変なのに、さらに嫌がる子供を
療育施設に無理矢理連れて行き、親子共に療育施設そのものが負担になる。馬鹿げているがどうも
最近はそうらしい。






自閉症児は、コミュニケーションが取れないから、知能が低い様にしか見えないが、記憶だけは抜群
だ。それが端的に表れるのが、サバンと言われる人達。サバンの様に、何か特異な表現として出て来な
くても、全ての自閉症児は、毎日何かを強烈に記憶し、それを一生忘れない。






私たち夫婦は、その事を「生まれつきのPTSD」と言っている。






ただでさえ、PTSDをストックしてしまうのに、わざわざ自閉症児の経験の無い療育施設でPTSDの山を
記憶させる事は無い。






自閉症の子供と両親が、苦しい思いを少しでもする様な療育施設はすぐに止めた方が良い。親が子供を
施設に預ける事が、親の負担を減らす事に繋がる療育施設を探しまくった方が余程建設的だ。



【自閉症テレビ17】アスペルガー薬と療育


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療育 の嘘 [療育のウソ]

療育の嘘と言っても、現実の世界では自閉症の子供を、安全にその親子の事を常に考え見守り
世話をしてくれる施設と、施設の担当者もいる。






彼らは、若く教育レベルも高く非常に熱心に子供の面倒を見て、そして自閉症について勉強している
真面目な職員がほとんどだ。






ただ、彼らも事情があるのだろう。その仕事を長く続ける事はなかなか難しい様で、だからなのか
自閉症に係わって30年とか言う職員に出会った事が無い。






若い意欲に溢れた高い教育を受けた職員が新たに入り、また一から自閉症の勉強実践を始める。






そういう現実がある一方、ネット上の「療育」の世界は華々しい成果ばかり。彼らに失敗は無い






もう一つ。「障害は個性」こういう言い方もある。特徴的なのが、「障害は個性」と言い、
一方で「早期療育が効果的」と言う事だ。






障害は個性→ だからそのまま前を向いて生きよう・・では無いらしい。
障害は個性→ 発達障害は発達の障害です → 早期療育で克服出来ます → 正常な子と同じ






障害は個性と言いながら、早く療育して正常な子に追いつき追い越せと言うのが彼らの論理構成。






私が問題にするのはそこだ。その矛盾を無意識に感じ、ずっと胡散臭く感じていたが、
その論理を分解すると矛盾が露わになる。






障害は個性と言いながら、早く療育にお金を掛けて正常な子に負けるな。
では、「療育」というのはそんなに効果があるのか?






自閉症の子供に限って考えると、その障害の状態を考えても「療育」と呼ばれるモノがそんなに効果的とは思えない






実はローナ・ウイングも注意を促している
つまり、「心理学的アプローチ」が無力である事。






分かり易く言うと、自閉症には普通の子供達と同じ様に心理的なやりとりで教育は出来ませんよ
と言う事なんだ。






ダウン症の子でも、知恵遅れの子でもみんなココロを持っているから、心理学的アプローチで療育を
受けている。






例えば、「これが出来たらおやつをあげますよ」とか「お父さんと仲良くしなきゃイルカさんに
会えないよ」とか言う様な心理的な駆け引きの事だ。そして、それらの子はみんな心理学的アプローチ
を喜び、楽しみとしている。






だからこそ教育効果が上がるんだ。 自閉症児とは取り引き出来ないんだ。






「発達障害は早期療育」こう謳っている時点で、自閉症その他の障害の子供の違い
分かっていない






そんな所で療育を受け、もし悪影響を受けたら?






現実にその例がある。



リペンタントママの所のカナー君。お母さんも施設も熱心に療育を施した。効果抜群で、
カナー君はお母さんの指示通り動く様になり、その様子は書籍で紹介までされた

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学研の『ティーチビジュアル
図鑑 自閉症児のための絵で見る構造化』 44~46ページに掲載されたカナー君






しかし、彼は突然壊れた。自殺未遂を図り、特別支援校まで行けなくなり、退学をした。






そんな例は一人で十分。これ以上増えて欲しくない。「早期療育」を宣伝している連中はそんな事も
知らずにやってるんだ。 それが現実なんだ。



【自閉症テレビ3】早期発見自閉症


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療育 への誤解 [療育のウソ]

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2022年9月7日更新

療育の話をすると膨大なブーイングが寄せられる。不思議でしょうが無いんだけど。






私が警告を発しているのは、明確な自閉症児、或いはアスペルガー症候群の子供に対してそこらの療育
を施さない方がよいですよ、と実例を挙げて言っているのだ。






自閉症に含まれない、一般的な発達障害。DSM5で言う、ADHDであったり、知能障害であったり、
チック症であったり運動機能障害であったり、その他の障害の人は療育でも何でも試してみればイイ。
感覚統合であったり、運動療法であったり、イルカ療法であっても構わない。どんどんやればイイ。






発達障害とされる中でも自閉症は少数だ。その少数の子供を持つ親御さんは注意しなければいけない。
何故か。






例えば、普通の知恵遅れの子供は、療育という名前の「訓練」を毎日毎日受けていても、
忘れてしまう。忘れない為には、同じ事の繰り返しと訓練が役に立つ






ところが、厄介なのが自閉症児。基本的な所でコミュニケーションが取れないが、見た目行動は
知能障害知恵遅れの子供と同じ。ところが、コミュニケーションが取れないだけで、記憶力が強く
異常であるのが自閉症児。






言われた事は、一回で覚える。ただ、言われた通りやれないだけ。それを何度も何度も、
療育と言う名の「訓練」を強要され続けると、いつの日か、突然壊れるんだよね。






それは、カナー型の息子が自殺未遂まで追い込まれ壊れたさまを、実録で残してくれた証拠がある。






カナー型でも壊れる。アスペルガーはどうやって壊れるか。酒鬼薔薇聖斗が壊れた小島一朗君が壊れた
私は酒鬼薔薇聖斗ほど壊れなかったが同じ様に壊れた。私の妻も私程ヒドくないが妻も壊れた






療育関係者が、子供を壊して責任取ってくれるか?守るのは親だけだ。逆に壊す事も出来るけどね。
これだけ壊れた実例があれば十分じゃ無いか。まだ足りないって言うのか。自閉症児は少ないんだから
ほっといてくれ。






自閉症児を持つ親がどうしても療育を施したいと言うなら、実績のある、35才以上の過去の卒業生の
様子を確認して、その親御さんの話を聞いてから預ける方が安全だ。






ただ創価学会の会員の人は、現世利益で療育でキッと良くなる。どんどん療育に励めばみんな潤って
それはそれで素晴らしい事だ。教えに従うといい。幸せな未来が待っている。



【自閉症テレビ33】なんと!私も言われてできてなーい!


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栗原類 療育の成果 [療育のウソ]

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2023年3月22日水 更新

webマガジン mi-mollet  上で 山本奈緒子記者が一生懸命、
発達障害は10才までの早期療育が勝負だ!と訴えている。






大体、発達障害と言われても、発達障害自体は概念で単独の障害名では無い。じゃあ、何なんだ?と言う話は、
ちょっと置いておいて。






この人の一押しが杉山登志朗先生。






杉山先生は私の事を「文章を見ただけで偽アスペ」と診断してくれた。






しかし、その名診断が載ったwebマガジン。始めその記事だけアクセス出来なくなったが、その後
そのwebマガジンごと消えてしまった。廃刊が無い事で有効だとされたWebマガジンがである。
ちなみに記事は「自立をめざして!Gakken特別支援教育Webマガジン12月号」






激しく療育が宣伝され始めたのが2000年。それからもう19年。当時6才ならもう25才。






ところが、療育に出会って本当に良かったと感謝する親に出会った事が無い。
療育は素晴らしいという親の話を読むとみんなまだ子供だ。






栗原類をことさら宣伝に使うが、栗原類は幸運にも日本の療育の垢には染まらず
米国で母親の愛情にはぐくまれて、今がある。
2024年3月12日追記:根拠実績があると思えない療育が激しく宣伝されてから20年。自閉症協会会長の市川先生が強度行動障害を問題化し動き始めた。私は療育商売の結果強度行動障害が増えたと妄想している。





とてもこのmi-molletの、山本記者の話に説得力があるとは思えない。

2023年3月22日水:栗原類はずっと発達障害との表記だけ。ところがADDの診断を受けたとの事。
         ADDと言う事は、日本風ICD10で言うとアスペルガー症候群。
         DSM5で言うとASDと言う表記に変更。
         今迄散々発達障害の広告塔に使ってたけど、実は自閉症アスペルガーだったんだ。
         何とも恣意的。ソコに医学は無い。


【自閉症テレビ8】天使の歌声スーザン・ボイル


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療育 のヒエラルキー(ピラミッド) [療育のウソ]

51zm6q79ceL.jpgAmazonより転載

療育問題を提起すると、壮絶なブーイングが起こります。






一度ブーイングになると全くその内容は関係無く非難の嵐になります。非難する前に、
まず一度最後まで読んで下さい。






療育、私はこの言葉が大嫌いですので、ここでは障害児教育とします。






障害児と係わる中で、最も大変なのがであり現場で直接子供にふれ合う教育者です。






現場で、ひとりとして同じ状態の子供が居ない中で、暗中模索で対応しなくてはなりません。






2000年突然発達障害商売が始まり、療育商売が出来上がりました。新たな価値、創価です。

作り出された発達障害児、さらに発達障害グレーゾーン大量発生しましたから、それに対応する
人員が必要です。カウンセラーを作りましょう。カウンセラーが必要だと宣伝します。
カウンセラーを作るために、学校を作りましょう。学校では民間資格を与えましょう。






障害児の事を真剣に心配している人、何かが琴線に触れた人達が、こぞって資格を取ろうと
学費を払い、学校に通い、決められたカリキュラムを学んで資格を得ます。






さて、この療育ピラミッドの一番頂点には誰が居るでしょう。






学校でしょうか。女性の起業がもてはやされた時起業する女性はすべて、企業経営の経験もないのに、
起業講座を開くという、講座のねずみ算の時期と酷似してます。






学校では村上由美さんの様に母親の療育で自閉症が治った人を講師に迎えるのが最適です。
治ったんですから。そして、人気講座を持つ学校運営は利益が出ればなお素晴らしい事でしょう。






お金を払って資格を得た人はどうでしょう。仕事を学校から紹介されて就職できたら上出来ですね。
仕事に就けなかったら?まあ資格が手に入ったから良かったかな?






資格を得て開業した人は?繁盛すれば凄い事ですが、現実に該当する子供が少なければ、
維持するのも難しい筈です。






冷静に考えて見て下さい。この中で、一番得をするのは誰だと思いますか?
アナタならどの立場になりたいですか?






さらに、一番の問題はこの療育のヒエラルキーピラミッドに参加している人達は、
ほとんどが良心に従って、良かれと思って行動している事なのです。






その善意好意良かれと思ってやっている事の中に大きな過ちが潜んでいる時に、
それを、うまく、分かるように伝えられない事が一番の問題なのです。





その善意が、子供をこわす事に繋がることから目をそらせてしまうのです。



【自閉症テレビ17】アスペルガー薬と療育


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