大阪大会の4回戦以降の組み合わせ抽選会が19日にシティ信金スタジアムで行われ、優勝候補の大阪桐蔭は“死の組”に入った。

昨年までは後日に準々決勝の抽選会も行われていたが、今夏から決勝までのすべての組み合わせが決まるやぐらに変更。大阪桐蔭の宮本真司郎主将(3年)は「全部(先が)見えるので、どうしても先を見てしまいますが、1戦1戦大事にしていきたい」と引き締めた。

2年ぶりの夏の甲子園への道はいばらの連続になりそうだ。4回戦は21日の城東工科-清水谷の勝者に決定したが、その後は強豪私学との対戦が連続する見込み。5回戦では、14年の夏の甲子園決勝で対戦した元三重監督の中村好治氏(70)が率いる大体大浪商と対戦する可能性がある。さらに準々決勝で昨夏大阪4強の関大北陽、準決勝で昨夏王者の履正社など難敵が待ち受けるブロックに入った。厳しい戦いを乗り越え、王座奪還へと突き進む。

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