秋田商が秋田南に逆転勝ちを収めて決勝進出、6年前の雪辱に挑む。初回にいきなり5安打で3点を失ったが、3回に無死満塁から押し出し四球、併殺ゴロ、さらに適時打でしぶとく同点。5-5の8回2死一、二塁では阿部大和外野手(3年)が2点適時二塁打を放ち、勝負を決めた。太田直監督(45)は「3、4点リードされるのは覚悟の上。(8回の勝ち越しは)諦めずにしっかり1本出せる、うちのチームの良さが出た」とうなずいた。

21日の決勝は金足農と対戦する。最後に公式戦で激突した18年夏の秋田大会準々決勝では、同校のエース吉田輝星投手(現オリックス)の前に0-7で7回コールド負け。今年はその弟の大輝(2年)がエースとして君臨する。太田監督は「兄貴(輝星)に負けてますから。2代続けて負けるわけにはいかない。彼の一番いい球(直球)を積極的に狙っていきたいですね」と力を込めた。

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