阪神桐敷拓馬投手(25)がチーム最速の登板数40試合に到達した。1点ビハインドの9回に登板。1死から小園に一塁内野安打を許したが、慌てず後続を打ち取った。3番野間から始まる打順を、1安打無失点に抑えた。

「ランナーを気にしても良くないと思って、ある程度自分の間で投げられた。明日も、ランナーが出ても粘り強く抑えられるように頑張りたい」

登板数はすでにキャリアハイ。40試合登板は球界でも中日マルティネス、松山に次ぐ今季3人目のスピード到達だ。ここまで防御率は1・91。緊迫した接戦を任されることが多い中、8試合連続無失点と抜群の安定感を誇っている。

「登板数は気にせず1回1回の登板を大事に、ゼロでいくというところを変えずに。シーズン後半に向けて重要な場面も多くなると思うので、丁寧に投げていきたい」

気を緩めることなく、目の前の一戦に集中する。

【関連記事】阪神ニュース一覧