アメリカ連邦捜査局(ＦＢＩ)のモラー長官は2月27日､記者会見し､1960年代にアメリカ南部を中心に燃え盛った公民権運動絡みの未解決殺人事件約100件について､再捜査を進める方針を明らかにした
黒人が白人と平等な権利を獲得することを目指した非暴力の公民権運動の過程では､黒人活動家らの殺害や誘拐､失踪などが相次いだ
その多くは十分な捜査が行われないまま未解決となっており､アメリカ連邦捜査局はアメリカ現代史の闇に約40年ぶりに光を当てる意気込みだ
モラー長官は､技術の進歩により､40年前は不可能だった遺体の法医学的分析が可能になったことや､当時は報復を恐れて口をつぐんだ目撃者らが証言に応じてくれるようになったことなどを挙げ､再捜査による事件解明に自信を表明した続きを読む

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