2021年09月
2021年09月23日
WBCライトフライ級 寺地VS矢吹 観戦記
まさにビッグアップセット。
まさか矢吹が勝つとは。
寺地が具志堅の記録を抜くのは時間の問題と見ていただけに非常に残念である。
矢吹の勝因は「死んでも勝つ」覚悟と自分のボクシングを信じてやり切ったことであることは間違いない。
ただ寺地の不調も目立った。
4Rまでは比較的いつも通りだったと思うが、5Rから崩れ出す。
4Rまでの採点がジャブでコントロールしていたつもりが挑戦者優位だったことで戦略を変えたということであるが、それにしても単調でかつ反応が悪くなった。
調整の失敗か、衰えか。
コロナ陽性から安静を強いられた期間開け直後と言っても良いスケジュールとなったが、この辺は矢吹を甘く見ていたのかもしれない。
直前期の安静は良いわけはない。
ただそれを割り引いても寺地らしくなかった。
年齢的に衰えというわけでもないだろうから、ボクシングが乱れてきているといったところではないか。
前回の久田戦もまずは無難に勝ってはいたが、本来倒さなければならない相手であった。
その前の長いブランクで本調子でなかったというのはその時の言い訳としては良いかもしれないが、今回は違う。
コンディション云々はあろうが、実力的には負ける相手ではないはず。
貰い方からしてもスタイルの乱れが感じられた。
ケチが付き始めたのはあの泥酔・不法侵入・器物損壊事件からだ。
あの時を境にガラリと変わってしまった。
コロナ禍で思うように練習できないというのもあるが、そもそも生活が乱れていたのではないか。
ひいては練習自体もどこか妥協、狂いが生じてきたのではないか。
東京に拠点を移したことにより生活が乱れたと見る。
あの事件後もおそらく基本的には何も変わっていなかったのではないか。
泥酔して物を壊すようなタイプはほとぼりすぎればケロッと何事もなかったようにふるまうものだ。
自分の周りの同タイプの人達も程度の差こそあれそんな感じだ。
寺地の場合、今後も現役を続けるのであれば環境を変える必要がある。
いっそ三迫ジムに寝泊まりして、夜は三迫会長に監視してもらうような生活はどうか。
だいぶ脱線してしまった。
5Rを境にジャブ、上下の散らしを忘れ単調に前進するだけの寺地に対して、矢吹は下がりながらも打ち終わりに良い右を合わせてくる。
寺地のお株を奪うようなアウトボクシングをしている。
9Rは意を決して打ち合いに出た寺地が優勢、倒してしまいそうな雰囲気も出てきた。
10Rも同じく寺地が攻める。
矢吹も打たれながらも要所要所で右を合わせてくる。
まさに自分のボクシングを信じ切った戦い方だ。
そして逆に寺地を打ち負かし、劇的なストップ勝ちを収める。
矢吹のコメントがまたふるっている。
「軽量級はファイトマネーが少なく命を懸ける価値がないので引退も考えている」などと言う。
正直でよろしい。
この辺は今どきの若い奴だ。
なかなかの苦労人でもあるし、戦い方も矢吹丈のごとく右クロス主体だし、キャラ的にマスコミ受けしやすい。
まして海外識者の間でも評価の高い王者に勝ったのだから、SNSでもマスコミでも何でも使って多角的に稼ぎに行けばよいではないか。
世界王者という勲章をフルに使うべきだ。
弟も力石だし、二人でどんどん打って出れば良いのでは。
あまりそういう性格ではないかな。
それにしてもこのようなエキサイティングな試合がゴールデンタイムに地上波で放送されないのは残念。
ライトフライのつらいところだ。
しかし何といっても矢吹の見事な戴冠劇であった。
まさか矢吹が勝つとは。
寺地が具志堅の記録を抜くのは時間の問題と見ていただけに非常に残念である。
矢吹の勝因は「死んでも勝つ」覚悟と自分のボクシングを信じてやり切ったことであることは間違いない。
ただ寺地の不調も目立った。
4Rまでは比較的いつも通りだったと思うが、5Rから崩れ出す。
4Rまでの採点がジャブでコントロールしていたつもりが挑戦者優位だったことで戦略を変えたということであるが、それにしても単調でかつ反応が悪くなった。
調整の失敗か、衰えか。
コロナ陽性から安静を強いられた期間開け直後と言っても良いスケジュールとなったが、この辺は矢吹を甘く見ていたのかもしれない。
直前期の安静は良いわけはない。
ただそれを割り引いても寺地らしくなかった。
年齢的に衰えというわけでもないだろうから、ボクシングが乱れてきているといったところではないか。
前回の久田戦もまずは無難に勝ってはいたが、本来倒さなければならない相手であった。
その前の長いブランクで本調子でなかったというのはその時の言い訳としては良いかもしれないが、今回は違う。
コンディション云々はあろうが、実力的には負ける相手ではないはず。
貰い方からしてもスタイルの乱れが感じられた。
ケチが付き始めたのはあの泥酔・不法侵入・器物損壊事件からだ。
あの時を境にガラリと変わってしまった。
コロナ禍で思うように練習できないというのもあるが、そもそも生活が乱れていたのではないか。
ひいては練習自体もどこか妥協、狂いが生じてきたのではないか。
東京に拠点を移したことにより生活が乱れたと見る。
あの事件後もおそらく基本的には何も変わっていなかったのではないか。
泥酔して物を壊すようなタイプはほとぼりすぎればケロッと何事もなかったようにふるまうものだ。
自分の周りの同タイプの人達も程度の差こそあれそんな感じだ。
寺地の場合、今後も現役を続けるのであれば環境を変える必要がある。
いっそ三迫ジムに寝泊まりして、夜は三迫会長に監視してもらうような生活はどうか。
だいぶ脱線してしまった。
5Rを境にジャブ、上下の散らしを忘れ単調に前進するだけの寺地に対して、矢吹は下がりながらも打ち終わりに良い右を合わせてくる。
寺地のお株を奪うようなアウトボクシングをしている。
9Rは意を決して打ち合いに出た寺地が優勢、倒してしまいそうな雰囲気も出てきた。
10Rも同じく寺地が攻める。
矢吹も打たれながらも要所要所で右を合わせてくる。
まさに自分のボクシングを信じ切った戦い方だ。
そして逆に寺地を打ち負かし、劇的なストップ勝ちを収める。
矢吹のコメントがまたふるっている。
「軽量級はファイトマネーが少なく命を懸ける価値がないので引退も考えている」などと言う。
正直でよろしい。
この辺は今どきの若い奴だ。
なかなかの苦労人でもあるし、戦い方も矢吹丈のごとく右クロス主体だし、キャラ的にマスコミ受けしやすい。
まして海外識者の間でも評価の高い王者に勝ったのだから、SNSでもマスコミでも何でも使って多角的に稼ぎに行けばよいではないか。
世界王者という勲章をフルに使うべきだ。
弟も力石だし、二人でどんどん打って出れば良いのでは。
あまりそういう性格ではないかな。
それにしてもこのようなエキサイティングな試合がゴールデンタイムに地上波で放送されないのは残念。
ライトフライのつらいところだ。
しかし何といっても矢吹の見事な戴冠劇であった。
2021年09月21日
WBCライトフライ級 寺地VS矢吹 展望
寺地のコロナ陽性で二週間弱延期になった一戦。
直前の調整期の延期というのが両者にどのように影響するものなのだろうか。
細かい階級制競技だけに神経質になりがちだが、両者の実力差は大きい。
寺地の中盤ストップで防衛
と見る。
矢吹はKO率は高いが強打者というよりも巧打者だ。
ジャブで牽制し相手が出てきたところに右を合わせてくる。
この一発で倒すか、ダメージを与えた後鋭く追い打ちをかけてくる。
基本的にはカウンターパンチャーだ。
スピード、パワー自体は並みだが、なかなかのセンスの持ち主だ。
ただ大きな欠点はオフェンスの引き出しの乏しさとディフェンスの甘さだ。
この選手は一発目が当たらないと始まらない。
カウンターのタイミングが合わないと手数が少なく退屈な展開になる。
当たりにくければジャブ、細かいコンビで崩して・・・という多彩な攻め口がない。
寺地のような距離感の優れたアウトボクサーから見たら攻略しやすい。
またディフェンスの甘さも気がかり。
一発当てて鋭く詰めるのは良いが、外からのフック系が中心でオープンガードで顎が上がっている。
カウンターを貰いやすいタイプだ。
寺地の凄さは何度も書いてきたので割愛するが、おそらく一方的な展開になるのではないか。
序盤から矢吹を寺地のジャブが叩き続け、矢吹は右のタイミングがつかめず手が出なくなると見る。
中盤くらいにつかまってしまうのではないか。
矢吹が焦れて照準の合わないまま右を強振したところに逆にカウンターされて前半で終わってしまう可能性もある。
寺地は自分のボクシングを貫けば長引いても安泰。
矢吹としては今まで以上に勇気をもって相打ちを狙いたいがそれができるか。
両者の健闘を祈る。
直前の調整期の延期というのが両者にどのように影響するものなのだろうか。
細かい階級制競技だけに神経質になりがちだが、両者の実力差は大きい。
寺地の中盤ストップで防衛
と見る。
矢吹はKO率は高いが強打者というよりも巧打者だ。
ジャブで牽制し相手が出てきたところに右を合わせてくる。
この一発で倒すか、ダメージを与えた後鋭く追い打ちをかけてくる。
基本的にはカウンターパンチャーだ。
スピード、パワー自体は並みだが、なかなかのセンスの持ち主だ。
ただ大きな欠点はオフェンスの引き出しの乏しさとディフェンスの甘さだ。
この選手は一発目が当たらないと始まらない。
カウンターのタイミングが合わないと手数が少なく退屈な展開になる。
当たりにくければジャブ、細かいコンビで崩して・・・という多彩な攻め口がない。
寺地のような距離感の優れたアウトボクサーから見たら攻略しやすい。
またディフェンスの甘さも気がかり。
一発当てて鋭く詰めるのは良いが、外からのフック系が中心でオープンガードで顎が上がっている。
カウンターを貰いやすいタイプだ。
寺地の凄さは何度も書いてきたので割愛するが、おそらく一方的な展開になるのではないか。
序盤から矢吹を寺地のジャブが叩き続け、矢吹は右のタイミングがつかめず手が出なくなると見る。
中盤くらいにつかまってしまうのではないか。
矢吹が焦れて照準の合わないまま右を強振したところに逆にカウンターされて前半で終わってしまう可能性もある。
寺地は自分のボクシングを貫けば長引いても安泰。
矢吹としては今まで以上に勇気をもって相打ちを狙いたいがそれができるか。
両者の健闘を祈る。
2021年09月13日
ホリフィールド、ベウフォート EX観戦記
コロナ感染で欠場となったデラホーヤの代役として急遽ホリフィールドが登場したが単に醜態をさらす結果となった。
あのスローなパンチ。
無理がある。
かつての名王者を知るものからしたら悲しいことこの上ない。
前にタイソンがジョーンズとやった時、50過ぎの動きでないとかの持ち上げる向きがあったが、現役時とは比較にならなかったことは言うまでもない。
この他にも半引退状態のチャベスJrが恥をさらしたことがあった。
こういうのはやめにしてくれないか。
いつまでもハードヒッターでもスピードスターでもあり続けるわけではない。
見るに堪えない。
あと健康上の問題が生じたらどうするのか。
卓越した技術の持ち主であっても過去の話。
ボクシングは脳を揺らしに行く競技だ。
たとえ軽くであっても頭を殴られることは良いわけがない。
避けたつもりがタイミングがずれてガツンなんてこともあろう。
大けがをしたらどうするのか。
You Tuber同士が自己責任のもとやるのはともかく、レジェンドにはやって欲しくない。
いや、そもそも現役バリバリの選手以上のギャラなんてあり得ない。
宴会の余興のノリでボクシングをやって欲しくない。
あのスローなパンチ。
無理がある。
かつての名王者を知るものからしたら悲しいことこの上ない。
前にタイソンがジョーンズとやった時、50過ぎの動きでないとかの持ち上げる向きがあったが、現役時とは比較にならなかったことは言うまでもない。
この他にも半引退状態のチャベスJrが恥をさらしたことがあった。
こういうのはやめにしてくれないか。
いつまでもハードヒッターでもスピードスターでもあり続けるわけではない。
見るに堪えない。
あと健康上の問題が生じたらどうするのか。
卓越した技術の持ち主であっても過去の話。
ボクシングは脳を揺らしに行く競技だ。
たとえ軽くであっても頭を殴られることは良いわけがない。
避けたつもりがタイミングがずれてガツンなんてこともあろう。
大けがをしたらどうするのか。
You Tuber同士が自己責任のもとやるのはともかく、レジェンドにはやって欲しくない。
いや、そもそも現役バリバリの選手以上のギャラなんてあり得ない。
宴会の余興のノリでボクシングをやって欲しくない。
2021年09月11日
WBOフライ級 中谷VSアコスタ 観戦記
予想通り中谷の圧勝TKOに終わった。
前半ストップもありと展望に書いたがその通りになった。
1R早くも中谷の長い左がとらえたが、アコスタの貰い方、その後のうろたえ方から勝負の行方は早くも見えてしまった。
中谷の左は長く、あまりスピードがなく、フック気味で軌道、タイミングとも独特なのであろう。
早くもペースは中谷になるとなると同時にアコスタは酷い鼻血に悩まされることになる。
もうワンサイドだ。
中谷も勇猛果敢でがんがん攻める。
そのまま終わってしまった。
ガードの緩さは気になるも今日のように序盤に決定的ダメージを与えたのであればこんな感じの組み立てでも良かったと思う。
良いアピールになったのではないか。
国内戦は当面厳しい規制がかかりそうに思えるので、海外中心に活躍の場を求められるものなら求めて良いのではないか。
良いパフォーマンスであった。
お見事でした。
前半ストップもありと展望に書いたがその通りになった。
1R早くも中谷の長い左がとらえたが、アコスタの貰い方、その後のうろたえ方から勝負の行方は早くも見えてしまった。
中谷の左は長く、あまりスピードがなく、フック気味で軌道、タイミングとも独特なのであろう。
早くもペースは中谷になるとなると同時にアコスタは酷い鼻血に悩まされることになる。
もうワンサイドだ。
中谷も勇猛果敢でがんがん攻める。
そのまま終わってしまった。
ガードの緩さは気になるも今日のように序盤に決定的ダメージを与えたのであればこんな感じの組み立てでも良かったと思う。
良いアピールになったのではないか。
国内戦は当面厳しい規制がかかりそうに思えるので、海外中心に活躍の場を求められるものなら求めて良いのではないか。
良いパフォーマンスであった。
お見事でした。
2021年09月10日
WBOフライ級 中谷VSアコスタ 展望
メインを張るバルデスのドーピング陽性で興行自体の開催が危ぶまれたが、おかしな裁定で中止、延期にならずに済んだ。
興行というものはこういうものなのだろう。
さて肝心の中谷の防衛戦であるが、
中谷の後半TKO圧勝防衛
と予想する。
中谷はスピードはさしてないが、ロングの間合いでボラード風の左と、ショートの間合いでの左右ステップに乗せたアッパーが非常に良い。
見かけは痩身のアウトボクサーだが、結構攻撃的である。
ただパンチの引きの遅さと緩いガードが気になる。
長身と巧みな足裁きと攻撃力でカバーしてきたが、レベルの上がった世界の舞台では一抹の不安を抱える。
アコスタは表向きは二階級目を狙うハードヒッターということになろうが、実際はKO率ほどのパワーはない。
スピードもテクニックも特筆すべきものはない。
打ち終わりにフックを放つだけでショートパンチは持ち合わせてなく、リードブローも巧みとは言えない。
ボディーワークも乏しく、どことなく突っ立ったままである。
はっきりって世界の器ではない。
ただ打ち終わりを狙う勘は標準以上であり、ここは要注意。
あの突っ立ったスタイルでスピードもなくパンチも大きめと言うことで、「これは当たりそう」と思わず突っかかってきたところにうまく合わせてくる。
弱そうで弱くないという感覚だろうか。
中谷もこの辺は注意したい。
先に中谷の引きの遅さ、ガードの甘さを指摘したが、まさにやられそうなタイプにも見えなくもない。
中谷としてはアコスタのぼうっとしたスタイルに騙されてはいけない。
動かない良い的だと妄信してはいけない。
色気を出さないことだ。
中谷がしっかり自分を見失わず、自分のボクシングを貫けば問題はなかろう。
序盤から長い左がとらえ、接近戦でも自在にコンビを入れる一方的な展開となることを予想する。
アコスタは最終回まで持つまい。
打たれ強いタイプでもないので、前半に左が炸裂して終わってしまうこともあり得る。
中谷の鮮烈な米国デビューとなることを期待したい。
興行というものはこういうものなのだろう。
さて肝心の中谷の防衛戦であるが、
中谷の後半TKO圧勝防衛
と予想する。
中谷はスピードはさしてないが、ロングの間合いでボラード風の左と、ショートの間合いでの左右ステップに乗せたアッパーが非常に良い。
見かけは痩身のアウトボクサーだが、結構攻撃的である。
ただパンチの引きの遅さと緩いガードが気になる。
長身と巧みな足裁きと攻撃力でカバーしてきたが、レベルの上がった世界の舞台では一抹の不安を抱える。
アコスタは表向きは二階級目を狙うハードヒッターということになろうが、実際はKO率ほどのパワーはない。
スピードもテクニックも特筆すべきものはない。
打ち終わりにフックを放つだけでショートパンチは持ち合わせてなく、リードブローも巧みとは言えない。
ボディーワークも乏しく、どことなく突っ立ったままである。
はっきりって世界の器ではない。
ただ打ち終わりを狙う勘は標準以上であり、ここは要注意。
あの突っ立ったスタイルでスピードもなくパンチも大きめと言うことで、「これは当たりそう」と思わず突っかかってきたところにうまく合わせてくる。
弱そうで弱くないという感覚だろうか。
中谷もこの辺は注意したい。
先に中谷の引きの遅さ、ガードの甘さを指摘したが、まさにやられそうなタイプにも見えなくもない。
中谷としてはアコスタのぼうっとしたスタイルに騙されてはいけない。
動かない良い的だと妄信してはいけない。
色気を出さないことだ。
中谷がしっかり自分を見失わず、自分のボクシングを貫けば問題はなかろう。
序盤から長い左がとらえ、接近戦でも自在にコンビを入れる一方的な展開となることを予想する。
アコスタは最終回まで持つまい。
打たれ強いタイプでもないので、前半に左が炸裂して終わってしまうこともあり得る。
中谷の鮮烈な米国デビューとなることを期待したい。
2021年09月06日
東京2020を終えて
野次馬的にパラの閉会式会場に行ってきた。
当然オリの時同様会場周辺は封鎖され遠巻きに見るしかないのだが、花火ぐらい撮影しようと思い行ってきた次第だ。
開会式、閉会式とも世間一般ではオリ以上の評価をしている方が多かったか。
競技自体もメダルラッシュに沸き、まずは盛り上がっていたといえよう。
オリパラはせっかくの国内開催にもかかわらず大半が無観客となり残念この上なかった。
今日も早起きしてマラソンの応援に沿道に行けば良かったが、後の祭り。
これで東京2020は終了したわけだが、緊急事態宣言はまだ続く。
しかし感染者数自体はピークアウトしたともとれるような状況であるし、渋谷のおバカな件はあるもののワクチン接種も進んでいることはいる。
政権も変わり、新たな政策も打ち出される期待もある。
ここは東京2020はやって良かった、成功だったということでどんどん前向きに突き進んで良いのではないか。
未だに私の身の回りでコロナに感染した話などない。
私も相変わらず普通に満員電車で通勤している。
周りに聞いても特に危険を感じるようなことはないという。
何を恐れる必要があるのか。
一部の事実を切り取ってさぼる理由をつくるべきでない。
平時に戻そうではないか。
さてアフター東京2020の最初の週を迎えるがどのような一週間になるのだろうか。
当然オリの時同様会場周辺は封鎖され遠巻きに見るしかないのだが、花火ぐらい撮影しようと思い行ってきた次第だ。
開会式、閉会式とも世間一般ではオリ以上の評価をしている方が多かったか。
競技自体もメダルラッシュに沸き、まずは盛り上がっていたといえよう。
オリパラはせっかくの国内開催にもかかわらず大半が無観客となり残念この上なかった。
今日も早起きしてマラソンの応援に沿道に行けば良かったが、後の祭り。
これで東京2020は終了したわけだが、緊急事態宣言はまだ続く。
しかし感染者数自体はピークアウトしたともとれるような状況であるし、渋谷のおバカな件はあるもののワクチン接種も進んでいることはいる。
政権も変わり、新たな政策も打ち出される期待もある。
ここは東京2020はやって良かった、成功だったということでどんどん前向きに突き進んで良いのではないか。
未だに私の身の回りでコロナに感染した話などない。
私も相変わらず普通に満員電車で通勤している。
周りに聞いても特に危険を感じるようなことはないという。
何を恐れる必要があるのか。
一部の事実を切り取ってさぼる理由をつくるべきでない。
平時に戻そうではないか。
さてアフター東京2020の最初の週を迎えるがどのような一週間になるのだろうか。
2021年09月01日
WBOスーパーフライ級 井岡VSロドリゲスJr 観戦記
井岡は防衛は果たしたものの、思わぬ苦戦となった。
私の採点では115-113で井岡。
パンチの精度、ダメージングブローでは井岡が上回っていたが、井岡の被弾も少なくなく、手数で押される場面も多々あった。
ロドリゲスJrの体力と根性は健在であった。
地力では劣っていてもラウンドマストシステム故、根性と手数で上回るラウンドを作り、終ってみたら・・・という展開を作り出すケースもある。
高山戦もそうであった。
今回も個々の技術では劣っていてもロドリゲスJrに流れるラウンドもあった。
苦闘の要因はこうしたロドリゲス流ボクシングと死んでも勝つという気迫がもたらした面もあるが、何よりも井岡の「衰え」が一番ではなかったか。
無駄な被弾が多かったが、スピードの衰えが気になった。
速いとは言えないロドリゲスJrと比べてもスピードは負けていたと思う。
ディフェンスの精度も悪かった。
要するに日に日に退潮しているのである。
こういったガチャガチャ手数系の相手に足元をすくわれかねない状態になってきており、四団体統一を目指せるような状態でなくなりつつある。
ジャブ、ボディ打ちの巧さは健在ではあるが、身体能力面がついていかなくなりつつある。
今のところスーパーフライ級ウォーズからは蚊帳の外状態にあり、ちと厳しい状況にある。
四階級制覇は良いが、このままリアルビッグファイトを実現できないまま終わってしまうのだろうか。
私の採点では115-113で井岡。
パンチの精度、ダメージングブローでは井岡が上回っていたが、井岡の被弾も少なくなく、手数で押される場面も多々あった。
ロドリゲスJrの体力と根性は健在であった。
地力では劣っていてもラウンドマストシステム故、根性と手数で上回るラウンドを作り、終ってみたら・・・という展開を作り出すケースもある。
高山戦もそうであった。
今回も個々の技術では劣っていてもロドリゲスJrに流れるラウンドもあった。
苦闘の要因はこうしたロドリゲス流ボクシングと死んでも勝つという気迫がもたらした面もあるが、何よりも井岡の「衰え」が一番ではなかったか。
無駄な被弾が多かったが、スピードの衰えが気になった。
速いとは言えないロドリゲスJrと比べてもスピードは負けていたと思う。
ディフェンスの精度も悪かった。
要するに日に日に退潮しているのである。
こういったガチャガチャ手数系の相手に足元をすくわれかねない状態になってきており、四団体統一を目指せるような状態でなくなりつつある。
ジャブ、ボディ打ちの巧さは健在ではあるが、身体能力面がついていかなくなりつつある。
今のところスーパーフライ級ウォーズからは蚊帳の外状態にあり、ちと厳しい状況にある。
四階級制覇は良いが、このままリアルビッグファイトを実現できないまま終わってしまうのだろうか。