2023年06月

2023年06月25日

WBAスーパーフライ級 フランコVS井岡供ヾ兩鏥

予想通り井岡が普通に勝ったが、両者とももうひとつピリッとしなかった印象。
井岡は巧いがきれがなく、まさに日に日に退歩しているように見えた。
フランコも一回り大柄に仕上げてきたが、妙に元気がなかった。
前戦のような突進もスピード感もなかった。
点差は意外と小さかったが、井岡の圧勝は明らか。
私は118-110で井岡。
ヒット数のみならず、効かせたパンチも圧倒的に井岡であった。
互いにキレがなく、まったりとした12Rで正直つまらなかった。
井岡はもう少し動くかと思ったが、積極的に右クロス、左ボディを先置きし相手の前進を止める作戦を選択。
減量を放棄し大柄に仕上げてきた相手にはリスキーな作戦であったが、それ以上にフランコが不調で簡単に主導権を握ることができた。
フランコの減量放棄は確信犯だろうが、調整もうまくいっていなかったことも事実であろう。
前進力もなく、前半必要以上にペースを抑えていたようにも見えた。
あまり良い準備ができていなかったのではないか。
中盤から後半フランコも手数が増えて井岡の被弾も増えてきたが、追い足も乏しい上に逆に井岡のパンチで効かされる局面もあり、ペースを掴み切れない。
結局井岡が終始ペースを掌握したまま試合終了。
井岡も口では「倒す」とか言っていたが、やはりクレバーに自分の現時点でできるボクシングに徹していた。
この辺は私個人的には黄昏期に入ったと認識して2年以上たつが未だに粘っこく一線にとどまるだけのことはある。
好き嫌いあろうが、井岡は間違いなく超一流の世界王者だと思う。
試合後のインタビューで「子供たちの未来に・・・」みたいなことを言っていたが、そうは言っても大麻云々の話があったり、タトゥーだらけの風貌だったりで、何か場違いな発言と言う印象。
単純に自分の強さを堂々と誇って「次ビッグマッチやるんで見てくれ」ぐらいで良いのでは。
フランコは「試合辞退も考えるような事情があって・・・」とか言っているようだったが、所詮言い訳。
もう関わらなくて良いと思う。
なんとなくすっきりしないのだが、試合自体は巧くまとめてしまう。
これも井岡ワールドなのだろう。
見事な王座復帰であった。

2023年06月24日

フランコVS井岡供…樵暗庫

フランコがなんと3キロも体重超過で王座剥奪となった。
当日の再計量の上限が58.9キロとは、、、
本来のスーパーフライの上限は52.1キロ。
規定体重からのリバウンドの58.9とオーバーした55.1からの58.9ではだいぶ違う。
何という不公平。
井岡もよくこんな条件をのむな。
興行優先ということか。
井岡の大麻問題も規定にかからない範囲なのに半年後の今なぜ公表なのか不可解。
最も違反ならずともまたも大麻なわけで井岡陣営のグレー感も否めない。
フランコは最終的には58キロでクリア(っていうの?)、試合は挙行される。
手数、馬力にパワーを加えたフランコが優位に思えてしまうのが常識的な見方。
ただ井岡陣営も興行の都合ばかりでなく圧勝できる自信があったから不利な条件の試合をのんだか。
それとも何か好条件の裏取引があったか。
いずれにせよ試合は行われるが、どうも井岡の試合はすっきり感がない。
なお私の予想は変わらず井岡の無難な判定勝利である。

2023年06月21日

WBAスーパーフライ級 フランコVS井岡供‥庫

井岡にとってまさに勝たなければならない一戦だ。
負ければビッグマッチ進出どころか進退問題、その他批判にさらされる等自身の価値を大きく下げてしまう可能性が高い。
卓越した実績の割に低評価にならぬよう必勝を期して臨みたい。
本題に入る。
再戦の場合、引き出しの多く、クレバーな方が勝つ。
技術の幅の広さでは間違いなく井岡だ。
予想としては、

井岡が無難な判定で王座奪取

と見る。
前回苦戦の原因はサイドステップ、ジャブの不足による。
作戦ミスか、いや着実に進む劣化も大きそうだ。
スパーフライに上げ、多くの先人達が陥ったように踏ん張る、押し返すべく力が入って動き自体が鈍くなっている。
それに加え衰えからくる瞬間的なスピードの鈍りもある。
となると今回も前回同様な展開になってしまうのか。
しかしややきつくても動きながらジャブを先置きすることを意識すればまだなんとかなると考える。
距離を保ち、ジャブを当てる。
これがはまれば普通にポイントアウトできる。
ニエテス戦も一戦目は接近戦で競り負けたが、二戦目は距離を取って圧勝した。
今回もそんな期待感はあるし、できるはず。
フランコとしてはどう戦うか。
ボクシングしたら話にならない。
ということは前回以上に手を出すしかないのでは。
井岡が前回と作戦を変えてきた時、それができるか疑問。
今回はそこそこ差をつけて井岡が判定勝ちすると予想する。
ジャブを先に差し、サイドステップで突進をかわし、ロープをしょわない。
思うように出てこれなくなったところでボディ中心にいつものポンポコ手打ちコンビが決まりだし差を広げよう。
場合によっては終盤ストップする可能性もあると考える。
問題は日に日に進む劣化だ。
まさに仕上げの年になりそうな井岡だが、フランコであればまだ振り切れると見る。
井岡の仕上がりが鍵を握る。
いぶし銀の技巧に期待したい。


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