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Yui's diary

三度の飯よりゲームが大好きな腐女子のゲーム&声優&同人語りブログ。

リボーン! ドリームハイパーバトル プレイ評価
援護キャラはまだ全員出ていませんが使用キャラは全員出たみたいだし、とりあえずプレイ評価を出してしまおうかと思います。

とりあえずご注意ですが、私個人として語っているところは私見である事を先に言っておきます。あくまでも私個人としての「良い・悪い」になりますので、全ての方に同じ事が言える訳では無い、ということをご留意くださいませ。購入の参考にしていただくのは私としても嬉しい限りですが、あくまでも購入の責任はご自身にある事をお忘れなく。

では気になる方は、続きをどうぞ。

まずはゲームの紹介から。
週刊少年ジャンプで連載中の「家庭教師(かてきょー)ヒットマン リボーン!」を原作とする格闘ゲーム。CEROは「A」。
主に黒曜編までをストーリーの軸として作ってありますが、プレイヤー(ツナ)の選ぶ選択肢によっては原作と違った対戦にすることも可能です。


格闘ゲームシステム
戦い方は360度に動けるエリアでの1対1の格闘ゲーム。援護キャラも含めると最大で3対3になりますが、プレイヤーが援護キャラを出す事は出来ても援護キャラを任意に動かす事は出来ないので、実質は1対1と考えていただいて構いません。

十字キーを使うことによる必殺技コマンド(昇○拳とか)というのは無く、小攻撃・大攻撃の二種類のボタンを、更に十字キーを使わないデフォルトの状態・十字キーを倒した状態・ダッシュ状態の3パターンによって、それぞれ出る攻撃が異なります(使用キャラによっては該当するものが無いものもあります)。
例えば死ぬ気ツナの大攻撃で言えば、デフォルト状態の大攻撃は連続パンチ、十字キーを倒した状態での大攻撃は岩石投げ、ダッシュ状態で出す大攻撃は踏み込んだ蹴り・・・といった具合に別の攻撃が出ます。
小攻撃と大攻撃は繋がって流れるように攻撃できるものがあり、組み合わせることによって連続攻撃となりコンボになります。
十字キーは移動だけに使い、ダッシュ及びバックダッシュ、防御は全てボタンを押す事で出来ます。

怒りゲージのようにゲージがあり、ゲージがMAXになると強制的に「ハイパーモード」となり、その間に相手をKOさせると自動的にカットインが出て決め技が発動し、勝利します。ハイパーモード抜きの場合はカットインは出ず、そのまま勝利という感じです。
獄寺ほか、使用キャラにも援護キャラにも出来るキャラをハイパーモード中に援護攻撃させ、援護攻撃させてるうちに相手を倒すと使用キャラと援護キャラの両方のカットインが出て二人で決め技をする事になります(クロス・ファミリーアタック)・・・と言っても二人同時に一人の相手を、ではなく、画面が二分割されてそれぞれが決め技を発動させている状態ですね。

個々のキャラには「マフィアレベル」というレベルがあり、勝負に勝つごとに上がっていきます。マフィアレベルが上がれば上がるほど援護キャラの高いレベルと援護キャラの人数を組み合わせることが可能になります。
キャラ同士にはそれぞれ「信頼度」という数値があり、援護キャラとして使うことで信頼度が上がっていきます。信頼度が上がるごとに援護レベルが上がっていき、信頼度が上がれば上がるほど援護も強力になっていきます。
援護キャラのレベルを上げる(信頼度を上げる)事はマフィアレベルと関係はありませんが、援護レベルの高い相手を使いたい場合はそれなりのマフィアレベルが必要になってきます。援護キャラは1回につき0~2人まで設定する事ができますが、一周目のストーリーモードでは強制的に決められている場合が多いです。
援護キャラにはそれぞれゲージが設定されており、攻撃をしたり食らったりするとゲージが上がっていき、MAXになる毎に一度援護攻撃(ファミリーアタック)を行ってもらうことが出来ます。援護が終わるとゲージがゼロになり、またゲージが上がっていきます。援護ゲージはキャラによって上昇具合が違うようです(援護されるキャラとの関係性の強さか、マフィアレベルで左右しているのではないかと思います)。


ストーリーモード
フゥ太が出てきた辺りから六道骸を倒すまでの黒曜編がメインで、ツナ視点と骸視点の二種類があります(骸編はツナ編をそれなりに進めてから選べるようになります)。
主軸のストーリーの間に選択肢があり「Aの地点へ行く」「Bの地点へ行く」の二択を何度かとらされる事によってそれぞれ独立した短い会話シーンをフルボイスで見る事ができます。どの選択肢を選んでも主軸のストーリーが変わることはありません(会話の一部分が若干変わることはあります)。
ツナ編は地点の二択が何度かありますが、骸編は戦うキャラの選択はあっても地点選びはありません。しかし骸編では骸の生い立ちが語られるため、中身としては濃いかもしれません。
一周目では使用するキャラは選択肢や話の流れで固定されていますが、二周目以降になると使用可能キャラから選ぶことができます(ストーリー展開としては話や選択肢に合わせたキャラが戦ったことになります)。

ドリームハイパーバトル
いわゆる対戦モード。COMと対戦するモードと2Pと対戦するモードの二つがあります。トレーニングモードのようなものは無いので、基礎を知るのもここからかと。

マフィアランキング
ボンゴレ守護者(死ぬ気ツナ・山本・獄寺・大人ランボ・ヒバリ・骸・超死ぬ気ツナ)・黒曜中(犬・千種・ランチア・骸)・ヴァリアー(スクアーロ・ベルフェゴール・ザンザス)の3つのファミリーをそれぞれ相手に、プレイヤーが負けるか全員勝ち抜くまで戦い続ける「バトルドリームモード」というモードがあります。早い話が「好きなキャラを使ってファミリーを制圧せよ!」みたいなものですね。
なお、このモードでは使用キャラのマフィアレベル及び援護キャラの信頼度は上がりません。


格ゲーにおけるシステムについて
勝負は1ラウンド制で固定。難易度は「難しい」「普通」「簡単」の三つからオプションで任意に選べます(デフォルトは普通)。タイムも任意(デフォルトは60秒)。
戦闘ゲームシステムで簡単にシステムを説明している通りですが、その事からも分かるように格ゲーに慣れ親しんでいる方には物足りないと思います。格ゲーはそんなに得意じゃない私ですが、普通の難易度でそれなりに買っていたし、力任せに攻めていける状況でした。
ゲームバランスとしては、それなりにバランスはとれていると思います。しかし遠距離型(獄寺・千種・ザンザス・ベルフェゴール)は距離を開ければそれだけ有利になるので、近距離型(山本・犬・スクアーロetc)は不利になりやすく、逆に距離を常に詰めていれば近距離型は有利に、遠距離型は不利になります。難易度普通に関してプレイヤーは基本的に遠距離型を使っていればCPUに負ける可能性はかなり低いです(ごっくんだけ関して言えば、私の使い方が悪かったばかりに負け続けてましたが/苦笑)。
Wiiソフトであればプレイする人も多いでしょうから、どちらかというと2Pとの二人対戦だけでなく、四人対戦まで設定してあれば遊び方も色々あったかもしれません。


グラフィック面について
会話シーンではウエストアップのアニメ絵で会話がされます。まぁほとんどがアニメに近い顔つきをしていると思うので、会話シーンのグラフィックは良いと思います。
戦いにおいての3Dグラフィックは、ちょっとイマイチかなぁ。似てるキャラはそれなりに似てるけど、似てないキャラは・・・うーん。スクアーロが一番似てないと思います・・・顔つきがワルすぎる(苦笑)。決め技がアップになって走るので、余計似てなくて見るのが少々ツラいんですけど・・・。ここは次回作にもっと頑張って欲しいと期待したいところです。


腐女子的観点(笑)
ツナ編のストーリーモードで色々な会話シーンがあるのですが、そこの会話シーンによっては非常にオイシイ会話が聞けます。ツナ受けとして、獄寺の暴走っぷり、山本の過保護っぷり、雲雀の上機嫌っぷり、ディーノさんの溺愛っぷり・・・色々とセリフを読み取って妄想するには良い材料かもしれません(笑)。
戦いとしては特別なセリフがある訳ではありません。ここで萌えるのを見るとすれば、ディーノさんの決め技で鞭ビシバシなシーンを拝むことくらいでしょう・・・サドっ子さんにオススメかと(笑)。
ヴァリアーの面々との会話シーンはありません。個人的にそこがかなり残念。次回作に期待。


総合的評価・・・★★★☆☆
腐女子的観点がかなり美味しいポイントになるので、腐女子さんじゃない場合は星2つくらいかもしれません。
格闘ゲームとしてのジャンルなのに、戦うキャラのグラフィックがイマイチというのは手痛いマイナス要因になると思います。
戦う時はリボーンの「レディー・ファイト!」で始まります。戦う相手によってそれぞれのキャラが特別なセリフを言うというのが無いので、ちょっと楽しみが薄いです。
援護キャラと二人同時で決め技をキメる時も一人で決め技をキメるのとグラフィックに変わりが無いため、楽しいかと言われても普通だなぁっていうのが正直な感想。
「バトルドリームモード」がWii版で新しく作られたモードのようですが、そこでの勝ち負けは結果として残らず信頼度も上がらないため、2回プレイしたっきりでした。
最終的に、どこがこのゲームのポイントかと言うと、ほとんどがストーリーモードの会話に集約していると思います。フルボイスで楽しみ、骸の生い立ちを知るというのはファンにとって美味しいポイントだと思うので、ここが一番の楽しむべき部分ではないかと思います。そのポイントにどれだけお金をかけられるか、というところで買うか買うまいかを決定したほうが良いかもしれません。
ファンとして作品の雰囲気やボイスを楽しむ事は出来ると思いますが、単に格ゲー好きなゲーマーからすると物足りないかも。
私個人としてはストーリーでかなり楽しませてもらったので、キャラゲーとしては及第点ですかね。格ゲーとしてはまずグラフィックを良くして欲しいところです。


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