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本紹介:「これだけは知っておきたい双極性障害」

今日は本の紹介です。

タイトル:これだけは知っておきたい双極性障害
監修:加藤忠史


私は双極性障害と診断されて、躁と鬱をいったりきたりする病気、という程度の知識しか無かったのですが、この本のお陰で病気の症状のパターンや薬の知識まで、知りたかったことがほぼ網羅できました。

興味のある精神療法については、さすがにページ数は少なかったのですが、双極性障害の勉強の入門書としてはうってつけの本だと思います。

後ろの方の章では、家族の方へ向けた周囲が心がけたいこともありますので、患者だけでなく家族が方が読むのにも適した内容だと思います。




また、この本は続編もあります。

タイトル:もっと知りたい双極性障害
監修:加藤忠史


タイトルの通り、病気についての知識や治療、セルフケア、薬について、もう一歩踏み込んだ内容となっています。

中でも、薬の知識と再発予防のセルフケアの章はとても興味深かったです。

薬に関しては、私はほとんど知識が無かったので、この本で気分安定薬と非定型抗精神病薬の違いを初めて知ることができましたし、自分の飲んでいる薬のどれが、何に効いているのかも知ることができました。
(私が悩まされたアカシジアについてもきちんと書いてありました)

また、再発予防のセルフケアの章では、睡眠の重要性を強調されていて、とても勉強になりました。




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本紹介:「自分でできる「不眠」克服ワークブック」

今日は本の紹介です。

今まで調子が悪くなると決まって睡眠が崩れるのですが、その度にこの本にお世話になっています。

タイトル:自分でできる「不眠」克服ワークブック
著者:渡辺範雄


このワークブックでは4週間で睡眠リズムを整えることを目標として、各週に何をどうすればいいのかが書かれています。

まずは睡眠日記をつけるところから始めて、睡眠環境を整えて、睡眠スケジュールを作り、調整していく流れになっています。

まず睡眠日記をつけるだけで、不眠に対する不安や嫌悪感がかなり軽減されます。
その後、本書の内容を参考にしながら、寝床に着くタイミングや離れるタイミングを調整していくと、徐々に長く睡眠できるようになっていきます。

私の場合は、平均で6週間、長くても8週間で不眠は改善されました。

ちなみに、私は処方された睡眠薬を毎日服用しており、上記は睡眠薬有りでも不眠になった時の結果です。
睡眠薬の服用無しにはなっていません。

将来的にはこの本を使って、睡眠薬も断薬したいものです。
(まだまだ道のりは遠いですが…)



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本紹介:「うつは体から治せる!」

今日はメンタルヘルスのルーティンの記事でも紹介した本の紹介です。

タイトル:うつは「体」から治せる!
著者:鈴木直人


以前の記事でも書きましたが、身体を緩めるとメンタルの調子が悪くなるのか。
これが気になってネットで検索していて出会った本書。

著者は整体を職業とされる方ですが、自身がうつになった経験から、うつ・自律神経失調症専門の整体をやるようになったとのこと。

前半部分では、なぜ心や性格ではなく体から治すのか、を丁寧に説明されており、とても分かりやすい内容でした。

後半部分では、一人でもできるうつの整体の対策法を紹介してくれています。

また、冒頭の「身体を緩めるとメンタルの調子が悪くなるのか」については、脱力訓練法という対策法の紹介のところで、「急に力が抜けると不安感や恐怖心を覚えることがあり」と書かれていました。
やはり、身体の緊張を急激に緩めるのは危ないのだと思います。

私は本に従って、やり過ぎに注意しながら4つほど対策法を実施しています。
プラスの効果については、まだやり始めなのでなんとも言えませんが、マイナスの効果は今のところ出ていません。

薬やサプリや、小難しい心理療法を使わない治し方なので、うつへの違う方向からのアプローチをしたい人は試してみてはいかがでしょうか。



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本紹介:「自分を思いやる練習」

日常のルーティンの記事でタイトルだけ触れた本の紹介です。

タイトル:自分を思いやる練習
著者:有光興記


セルフ・コンパッションについて書かれた本書。
セルフ・コンパッションとは「今現在の自分自身を受け入れ、やさしい気持ちを向ける」とのこと。

自分自身を受け入れ、のところだけ見ると、マインドフルネスに似た印象を受けますが、本書の中ではマインドフルネスとの違いも明記されています。

全てを書くと長くなるので割愛しますが、マインドフルネスはありのままを感じて観察する、に対してセルフ・コンパッションは積極的に自分に慈しみを働きかけると解釈しています。

ただし、セルフ・コンパッションにおいて、マインドフルな状態を保つことは重要とあるので、関係性は深いと思います。

内容としては、31個のセルフ・コンパッションのワークと、27個の一日のルーティンワークを紹介しています。
私も日常のルーティンとして、「自分への慈悲の瞑想」を実践しています。

セルフ・コンパッションに興味がある方、自分に厳しすぎて辛い方や、マインドフルネスよりも一歩能動的な働きかけに興味ある方は、読まれてみてはいかがでしょうか。




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本紹介:「うつ消しごはん」

今日はメンタルヘルスのルーティンの記事でも紹介した本の紹介です。

タイトル:うつ消しごはん
著者:藤川徳美


前半部分はタイトルにもある通り、足りていない栄養素や良い食事についての内容。
後半には必要な栄養を補う、サプリメントの組み合わせを紹介しています。

そして最後にはこのサプリメントを使った療法の症例が並ぶ形となっています。
タイトルでは「うつ消し」とありますが、症例の中にはADHDや学習障害、起立性調節障害といった事例もあるのが興味深いです。

私もこの本に従って、ビタミンC、B、Eと鉄、ナイアシンを摂っています。

これで私が寛解でもしていれば、オススメですと言えるのですが、これを始めてからも再発しているので、なかなか声を大にしては言えません。
ただ、サプリメント習慣を始める前と今では、躁うつの自覚症状は確実にやわらいではいます。

メンタル疾患に対して、病院の薬や心理療法とは違ったアプローチをしたい方は、試してみてはいかがでしょうか。



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