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イラク戦争開戦から20年。イラクの「大量破壊兵器」保有を大義名分に始められたイラク戦争は戦争を始める口実など嘘に決まっており、どんな戦争も決して良い結果にはならないことを教えてくれる。
これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!にほんブログ村社会・経済ニュースランキングAmazon社会・政治・法律AmazonKindleベストセラー2023年3月20日で、あのイラク戦争開戦から丸20年となりました。アメリカのジョージ・ブッシュ大統領がイラク戦争を開始する際の口実は、「イラクで長年、圧政を敷いてきたフセイン独裁政権が核兵器や生物・化学兵器といった大量破壊兵器を隠し持っている」というものでした。米国は英国などと一緒に「有志連合」を組んで、2003年3月20日、国連安保理決議もないままイラクに対して開戦しましたが、ロシアや中国だけでなく、フランスやドイツなどもこの戦争に反対しました。後に大量破壊兵器がないことも判明しましたが、その「大義」がなかったこと以上に、...イラク戦争開戦から20年。イラクの「大量破壊兵器」保有を大義名分に始められたイラク戦争は戦争を始める口実など嘘に決まっており、どんな戦争も決して良い結果にはならないことを教えてくれる。
今回は、「イラク戦争を検証するための20の論点」イラク戦争の検証をもとめるネットワーク編(合同出版)から、「検証05イラク戦争は国連憲章に違反しているか」を抜萃しました。2003~2011年のイラク戦争によって、イラクではおよそ50万人にのぼる人びとの命が奪われたといわれます。そして、その戦争について、当時のフィ・アナン国連事務総長は、BBCのインタビューに答えて、「イラク侵攻は、国連安全保障理事会によって承認されておらず、国連憲章にもしたがっていない」(04年9月16日)、と述べているのです。また、9・11以後のアメリカの考え方であるという、「先制的自衛権」という言葉も見逃すことができません。現在問題になっている日本の「敵基地攻撃能力」も、その「先制的自衛権」の考え方からきているのだろうと思います。国連...イラク戦争を検証するための20の論点によれば…