メインカテゴリーを選択しなおす
弥生は、風邪を拗らせて高熱を出した娘の碧を連れて深夜に救急病院へと来ていた。医者の診断の結果、肺炎になりかかっていることがわかったため、碧はその場で即入院することになった。碧の父親の慎吾は、タイミングが悪く海外へと出張に行っていて明後日までは日本に帰ってこない。弥生は1人で不安だったため、実家に住む母親へと電話をしたが呼び出し音は鳴るも繋がらなかった。深夜という時間を考えればしょうがないと思った。生憎と言っていいのかちょうど良かったというべきかわからないが、大部屋が全部埋まっていたため碧は個室に入ることとなった。そして朝になるまで弥生は病室で、碧の寝るベッドの傍にイスを置いて座り、眠ることはな…
篤が大学を卒業して勤め始めた会社は実家からでも通える場所にあったが、昔から一人暮らしに強い憧れがあった篤は、社会人になったのを期に念願の一人暮らしをすることにした。まだ新卒で給料は少ないため、選んだマンションは1DKで、築45年とかなりの古びたものだった。また貯金もそれほどあるわけではなかったので、中古ショップをあちこちと回っては理想に近い家具なども集めた。初めて持った自分の城にAはとても満足していた。 ただ、そんな揚々とした気分は長続きしなかった。部屋の中で徐々に異変を感じるようになっていた。篤が部屋にいるときに、部屋の中で自分以外の何かの気配を感じることがあった。また、部屋の中で何気なく振…
香織さん(仮名)が15年前に体験した話です。 私は当時に勤めていた食品会社の都内の本社から、某県にある自社工場へと転勤となりました。その工場はその県の中でも、都市部からかなり距離が離れた郊外にあり、交通の便も悪いことから車通勤が必須でした。私は中古車を購入して、転勤と同時に車通勤を始めました。その工場はバイパス通りに面しており、工場の敷地へ入る正面入り口はバイパス沿いにありました。朝の通勤時はバイパスから直接工場の敷地に入れるのですが、帰りにパイパスの反対車線に出るためには、工場の裏門から出て県道を通り、パイパスの高架下にあるトンネルを抜けて反対側へと出る必要がありました。工場へと転勤になった…
七夕 怪談妖怪 茶髪ネズミ婆ぁ 出来ればご声援お願いいたします m(__ __)m 牡丹灯篭 玉三郎さんですあんまり暑いし 常軌を逸してる奴の大暴走もあって2日ほど 神経が高ぶってなかなか 落ち着けない。NHK事件もそうだけどドアを開けるのが怖くなる。そこを乗り越えてとドアを開けて正常なのを確かめたり(ちょっとおかしい行動だけど)外出したりお買い物はマンチュリアンの...
スタジオマンやってるとスタジオに出る話はたくさんあるよねー。重亀のスタジオ怪談は見る人が見るとすぐ特定されちゃいそうなので、それ以外のお話をば。 楽しい南の島ロケ! 最近では随分と頻度が減りましたが、重亀がアシスタントの頃は南の島ロケはまだ
『怪奇蒐集者 ROCK VI 村上ロック』のネタバレなし感想/様々な性質の不気味さを堪能できる実話怪談集
(C)2024楽創舎/映画好きな四十郎のおっさん999が、俳優が話す怖い話を楽しむことができる『怪奇蒐集者 ROCK VI 村上ロック』のネタバレなし感想を投稿しました。
『怪奇蒐集者 長州小力』のネタバレなし感想/親戚のおじさんが話してくれる怪談を楽しむ作品
映画好きな四十郎のおっさん999でございます。 今回は、お笑い芸人として有名な長州小力さんが語り部となっている『怪奇蒐集者 長州小力』のネタバレなし感想を書いていきたいと思います。 「キレてないですよ
その昔 お江戸はびちょびちょ 出来ればご声援お願いいたします m(__ __)m 今や、不夜城の東京、 お化けも明るすぎて出れないみたい。どぶが下水道の役目をいてて いったん雨になるとびちょびよぬかるんで、どぶ臭いがしたそうな、行燈位が灯で 夕暮れるころは 逢魔時。そしてジメジメ蒸し暑い夜には 火の玉が飛んだそうな、、物も腐れば カビも大変そう。火事が心...
はおう丸です。さて皆さん、もういくつ寝ると怪談の季節、といった感じでしょうか。僕は年中、怪談系・心霊系YouTubeを見まくってるので、別に季節感はないです。
『怪奇蒐集者 惨像 夏目大一朗』のネタバレなし感想/怖い……というよりは不気味な話が多い実話怪談集
(C)2023楽創舎/映画好きな四十郎のおっさん999が、実話怪談を楽しむことができるホラー作品『怪奇蒐集者 惨像 夏目大一朗』のネタバレなし感想を投稿しました。
怪奇蒐集者 贄ノ杜 若本衣織のご紹介です。 怪談コンテスト入選や多くの出版社から著作を出すなどの活躍を見せる若本さんの登場です。 怪奇蒐集者 贄ノ杜 若本衣織 [DVD] 【収録エピソード】 鳥じじ
気軽に会える友達欲しいなあ。毎日ひとりで自分の生活をやって杉並区や世田谷区を漂ってる。それも良いんだけど。ひとりでどこへでも行くしひとりで遊ぶのが好きだから。でもおしゃべりしたいな。気を使わないおしゃべりしたいし、帰りたくならない時間を過ごしたい。 杉並区漂いマシンの私の最近を見なよ。 新高円寺駅の近く(高円寺のパル商店街の果て)にいる恵比寿様と大黒天様にアーモンドのポッキー見せた 歩いてたら新しくオープンする歯医者の見学会のお知らせをもらった!なんと、歯のグミがついてた!歯ぁとのきもちってあんたね 歯の健康大好き 私が人生でいちばんつらかったのって虫歯を拗らせたときだから。 なんか知らないけ…
怪奇蒐集者 Z-ファイル 國澤一誠のご紹介です。 多くの怪異体験を持つ國澤さんの登場です。 怪奇蒐集者 Z-ファイル 國澤一誠 [DVD] 【収録エピソード】 プロジェクター あこがれのプロジェクターを買
大手探偵のガルエージェンシー 創業者の方と丸山ゴンザレスのお話。 新刊の本を発売され、その話からいろいろな心霊現象についても。 日本最大級なったガルエージェンシーの創業者のお話は興味深いものばかり。
怪奇蒐集者 喪刻 西浦和也5のご紹介です。 怪奇蒐集者 喪刻 西浦和也5 [DVD] 【収録エピソード】 ぶら下がる女 看護師さんが体験したお話。 深夜巡回の際患者さんの顔にライトを当てないよう、天井に
良かったね~黒豆ちゃん 大好きな飼い主とまた一緒になれて。 って言っていいのか?これ これは飼い猫を亡くした男の話なんだな。 良かったな~と思う人は 黒ちゃんをポチットお願いいたします
怪奇蒐集者 不動産怪談 富田安洋のご紹介です。 事故物件内覧実績100件以上! 現役不動産業者ならではの怪談の数々です。 怪奇蒐集者 不動産怪談 富田安洋 [DVD] 【収録エピソード】 呪殺 体験者の
青瓜不動 三島屋変調百物語九之続/宮部みゆき 怪談小説の感想
◆読んだ本◆ ・書名:青瓜不動 三島屋変調百物語九之続 ・著者:宮部みゆき ・初版出版社:KADOKAWA ・初版発行日:2023/7/28 ◆おすすめ度◆ ・ファンタジーな時代小説度:★★★★ ・江戸怪談話度:★★★★ ・眠気を忘れる面白さ度:★★★★★ ◆感想◆ リーダビリティの高さにいつもながらびっくり。 眠気を忘れる面白さです。 『青瓜不動』 富次郎が見た夢は何を示唆しているのかちょっとよく分からなかったけ...
怪奇蒐集者 怨念桜 下駄華緒2のご紹介です。 元火葬場職員が語る怪談が味わえる作品です。 怪奇蒐集者 怨念桜 下駄華緒2 [DVD] 【収録エピソード】 怨念桜 自衛隊の人から聴いたお話です。 訓練で歩
怪奇蒐集者 怪談葬庫2 呪物人形 田中俊行のご紹介です。 呪物の企画展を行うなどの活躍を見せる呪物の第一人者が登場です。 怪奇蒐集者 怪談葬庫2 呪物人形 田中俊行 [DVD] 【収録エピソード】 呪物
夜勤の病院職員が気付いた「あるはずのない写真」の出現 - 記事詳細|Infoseekニュース
夜勤の病院職員が気付いた「あるはずのない写真」の出現 - 記事詳細|Infoseekニュース<夜の病院で「絵画に異変」...突如出現した「謎の写真」の正体は?>今年もエープリルフールの4月1日に合わせて悪ふざけや大し
風のように ふわりと 軽く 飄々と♪こんにちは風◯りです☺️ 皆さまいかがお過ごしでしょうか❓ 最近のブログは重い感じの内容が多かったので💦今日は軽目にいきたいと思います❗️ まぁそれくらい健康・元気が取り柄の私にとって体調不良は衝撃で…😱8年ぶりに病気で仕事を休んでしまった😓 改めて『健康』って大事✨ さて本題に♪ 皆さんは『怪談』や『都市伝説』って好きですか❓ 私は🤔『怖い系(怪談)』はちょっと苦手💦『都市伝説(怖くない系)』は好き💕そんな感じです😁 実は子供の頃から怖がりで😱暗い・狭い空間・お化け屋敷なんかはダメでした💦 さすがに大人になってからは…🤔 同僚が『もし幽霊が出てきても恨まれ…
#4196 日暮るればさそひしものを赤沼の真菰がくれのひとり寝ぞ憂き
令和6年4月2日(火) 【旧 二月二四日 先勝】・春分 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)日暮るればさそひしものを赤沼の真菰《まこも》がくれのひとり寝ぞ憂き ~小泉八雲(1850-1904)『怪談』Even though at twilight I called him to me! Oh, the bitter misery o
私が小学校5年か6年の時の話。 母の実家には広い座敷があった。 古い木造家屋特有の、薄暗くひんやりとした空間だ。 そんな田舎だが、毎年夏になると父の運転で母と遊びに行く。 しかし何故か母は泊まらずに帰ってしまう。 小さい頃は別に何とも思わずに母と一緒に帰っていたのだが、その時は田舎に泊まってみたい!という気持ちが強く、渋る母を説得して私だけ泊まる事になった。
頭部が異様に大きい影 祖母の家には広々とした座敷があり、家自体は古い家屋で床は年季の入った板張り。ところどころ傷や穴が空いていて、それがまた古い雰囲気を醸し出していた。 ある日、私はその座敷で一人昼寝をしていた。ふと、何か視線を感じて目を覚ました。すると私のすぐ横に奇妙な影が立っていた。
ある夏の夜、私は田舎の祖父母の家で従兄弟たちと遊んでいた。 家は古い木造家屋。 私たちはかくれんぼをして遊んでいて、私は一番年下の従兄弟(女の子でAちゃんとする)を見つけようと座敷に向かった。 座敷はシーンと静まり返っているのだが、襖に隠れているかもしれないと座敷に足を踏み入れた。 ポンと足に柔らかいものが触れた。
私の知り合いAは、子供の頃に山奥にある小さな村で育ち、近所の子供たちとよく山の中にある河原で遊んでいた。 ある夏の日、Aたちはいつものように河原で遊んでいたが、ふと岩場の影に人のようなものが、顔だけ半分出してこちらを覗いているのを見つけた。 「あそこに誰かいる」 と指を指して言ったのだが、他の子には見えないらしく、どこ?と言っている。 そこの岩の後ろだよと言って、Aは岩場へと近づいていった。
ある夏の金曜日の夜、会社に残業していた私は、ふと佐藤と山田を誘って山奥にある廃墟でキャンプをすることを思いついた。 「明日どうせ暇だし、山奥の廃墟でキャンプでもしないか?」 私の提案に二人ともすぐに賛成してくれた。 土曜日の朝早く、私たちは車で山奥へ向かった。 途中、車が故障してしまい、予定より大幅に遅れて廃墟に到着したのは夜だった。
この話はまた同じ面子で懲りずに廃墟にいった時の話。 ↓前回 ある夏の金曜日の夜、相変わらず会社で残業していた私は、佐藤と山田に廃墟ビルに潜入してみることを提案した。「なあ、今度◯◯にある廃墟ビルに潜入してみないか?」佐藤が「この前あんな事があったのにお前も好きだねー」とニヤニヤしながらもちろん行くと返事をもらい、山田の方も気乗りしない感じだったようだけど、結局行くという事になった。
知り合いのAとFから聞いた話。 AとFは大学時代の友人同士で、社会人になった今も、年に一度は一緒にキャンプに出かけるのが恒例行事だった。 今年は人里離れた山奥にある、廃墟となったキャンプ場を目的地に選んだ。 車で山道を進むにつれ周囲は暗くなり、木々の影が不気味にみえていく。 二人は車内で今までのキャンプの話や、今日はどういう事をしようなどと話していた。 ようやく元キャンプ場の駐車場に到着した二人は、車を降りて薄暗い森の中へと歩き出した。 やがてキャンプ場に辿り着いたのだが、さすがに放置されていた為設備は朽ち果てていた。
もう20年以上前の事。 夏のある日、私は大学の友人3人と山奥でテントを貼りキャンプをしていた。 周囲は木に囲まれた場所だった。 昼間、私たちは周囲を探索していたのだが、しばらく歩いていると友人Bが足を滑らせて転んでしまった。 彼が転んだ先には小さな祠があり、丁度足が祠の扉に当たったらしく扉が外れていた。 その祠は古びていて苔むしていた。
その日私は、一人でカルテ整理をしていた。 ふと背後で物音が聞こえた。振り返ると隣の病室の扉が少し開いている。 「・・・誰?」 誰もいないはずの病室に声をかけたが、返事があるはずはない。 私は好奇心と不気味さを抱えたままゆっくりと病室に近づいた。 薄暗い室内に一台のベッドが置かれている。
私は看護師をしているのですが、一定時間おきに巡回をしないといけない為、薄暗い病室の廊下を静かに歩いていた。 深夜2時。 病院は静まり返り、時折聞こえるのは患者さんの寝息や機械音だけ。 ふと、奇妙な声が聞こえる事に気づき耳を澄ませた。 それはどこからか聞こえてくるかすかな歌声だった。
知り合いのAが体験した話。 金曜の深夜、Aは残業でへとへとになっていた。 もうすぐ0時、ようやく仕事が終わったAはほっとため息をついた。 「さすがにもう誰もいないか…」 薄暗いオフィスを後にし、Aはエレベーターで1階へ向かう。 深夜のオフィスビルは異様に静まり返っていた。 「…あれ?」 ふと、Aはロビーの一角に目を奪われた。
ある日、私は仕事で残業していた。 会社のオフィスはもう誰も残っておらず、私一人が黙々と仕事に取り組んでいた。 窓の外ではすでに暗闇が広がっている。 一時間ほど残業を続けた後、私はちらりと部屋の隅に何かが見えた。 それは人の影だった。私は驚きながらも振り返ると、そこには同僚の一人が立っていた。
大学生のTは友人のSとFと一緒に、夜の21時過ぎに車で心霊スポットの廃墟に行った。 薄暗い廃墟の中はひんやりと静まり返り、不気味な空気が漂っていた。 懐中電灯の光を頼りに奥へと進んでいくと、埃まみれの古い家具や壊れた人形などが散乱しており、Tたちは背筋がぞっとするような感覚を覚えた。 しかし特に何も起こらず、心霊スポットはただの廃墟に過ぎなかった。 拍子抜けしたTたちは、何も起きなかったな~と自宅のアパートへと帰っていった。 SとFと別れ、Tは部屋に入った。 時間は1時手前。さて寝るかとベッドに横になり目を閉じた。
私が小学4年生の時の話。 夜中の2時頃、私はトイレで目を覚ました。 用を済ませて部屋に戻ろうとすると、台所から物音が聞こえた。 「誰?・・・兄ちゃん?」 私は恐る恐る台所へと向かった。 薄暗い台所には誰もいない。しかし確かに何かが動いたような音が聞こえたのだ。 キッチンの棚の隙間からこちらを見ているような視線を感じた。
知り合いのAが体験した話。 Aは心霊スポット巡りが趣味の社会人の男。 週末の夜、Aはいつものように心霊スポットへと向かった。その日の目的地は山奥にある廃寺だった。 薄暗い廃寺を懐中電灯で照らしながら、ゆっくりと歩きを進めた。 ひんやりと冷えた空気、埃まみれの古い仏像、静まり返った空間。 背筋にぞっとするような感覚を覚えた。 動画サイトに投稿する為、スマホで動画を撮影しながら廃寺を隅々まで探索した。 しかし特に何も起こらず、拍子抜けしながら帰路についた。
知り合いのKから聞いた話。 冷たくなり消えた薪 倉庫の奥の影 消えたテント 客の奇妙な体験 謎の言葉 キャンプ場で起きた事件 冷たくなり消えた薪 真夏のキャンプシーズン真っ只中、キャンプ場の従業員であるKは、夜勤の真っ最中だった。 夜中の静寂を破る虫の声と、遠くから聞こえる客の笑い声以外は何も聞こえない。 Kは明日使う薪の準備をしようと倉庫へと向かった。 倉庫の扉を開けると湿った木の香りが鼻腔をくすぐった。
8月も半ばになった時だったと思う、この話は私と友人4人とキャンプに行った時の話。 場所は山奥の河原が近くにある場所。 そこで昼間は川で泳いだり、持ってきた釣り竿で釣りをしたりと川遊びを満喫した。 やがて夜になり、釣った魚や持ってきた食材で夕飯を食べた後、夜更かしをして談笑していた。 気がつくと夜も遅い時間になっていたので、そろそろ寝ようという事になり、いつの間にか眠りに落ちていた。
大学生のFは登山が趣味だった。 ある日、Fはいつもと違う山に挑戦することにした。 それは人里離れた奥地にあり、難易度が高いことで知られる山だった。 Fは朝早く登山を開始し、順調に山頂を目指していた。 しかし午後になると天候が急変し、濃霧が立ち込めて視界が悪くなった。 Fは道に迷い遭難してしまった。
学生だったAさんは、サークル仲間数人と山奥のキャンプ場を訪れた。 周囲には柳の木が多く、Aさんたちは川のすぐそばにテントを張った。 他に客はいない静かなキャンプ場だった。 夜、外でバーベキューをしながら過ごしていると、時折吹く風と、柳が風で揺れるたびにテントをこする「ザザー」という音、川の流れる音が何とも心地よい。 やがて皆テントの中に入り、眠りにつく。
中学生のSさんは、2年生の時に隣の市にある山のキャンプ場へ野外学習に行った。 2年生の恒例行事であり、バンガローで一泊二日の予定だった。 1日目の夜の行事が終わり、皆それぞれバンガローに戻っていく。 Sさんは喉が渇いていたので、キャンプ場の入り口近くにある自販機へ向かった。
秋も深まった頃、山歩きが大好きな友人は、一人秋の山のキャンプ場を訪れた。 昼は色とりどりの紅葉を楽しみ、周辺を散策して充実した時間を過ごしていた。 夜になると持参した食材で夕飯を作り、秋の夜の虫の声を聞きながらゆっくりと過ごした。 そして寝る前にトイレに向かった。
大学時代、Yさんは家賃が安く、大学から少し離れたアパートに住んでいた。 夏のある日、夜遅くにアルバイトから帰ってきたYさんは、テレビ等を置いてある部屋の出入り口の壁に、薄っすらとした半円の黒いシミがある事に気がついた。 最初は気にしなかったYさんだったが、数日に一度見ると、確かにシミは移動している。 最初気付いた時は半円だったシミは、いつの間にか楕円形になっていた。
蝉の声が響き渡る夏の夏休み、私は田舎の爺ちゃんの家に泊まりに行っていた。 古い木造家屋は風情があり、縁側でスイカを食べながら爺ちゃんの昔話を聞くのは、子供時代の私にとって最高の楽しみだった。 ある夜、私は縁側に布団を敷いて蚊帳を吊って寝ていた。 周りは山や田畑ばかりだったので、虫の声だけが聞こえるだけの静かな夜だった。 そんな静かな中、うつらうつらとしていると、縁側の向こうの納戸から物音が聞こえてきた。
夏休みのある日、私と友達は地方の田舎の廃村を探索していた。 廃村は雑草が生い茂り、朽ち果てた家々が並んでいてまるで現代じゃないような雰囲気だった。 しばらく村を探索していたが、だいたい見終わったので次はその周辺を探索しはじめた。 すると村はずれの森の中に小さな祠を見つけた。 祠は古びていてところどころ壊れかけていた。