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不登校の中学2年生Kくんの母親の場合 「支援」の意味、「解決」とは何かをあらためて考えさせられたケースです 初回面接:母親の悩み 中学2年生のKくんの母親は、顰め(しかめ)顔で相談を始めました。 以下、母親の話した内容です。 Kくんが小学校高学年の時に夫と離婚、現在は実家で自分の母親と息子のK君との三人暮らし。家計は正社員の自分が支えている。 Kくんは学習に苦手な面があり、中学ではなかなかクラスに馴染めず、1年生の夏休み前から不登校になった。夏休み明けからは断続登校。あまり外にも出たがらず、冬休みには昼夜逆転して夜中はゲームで過ごし、休み明けから完全不登校になった。母親が登校を促したり、外出に…