日曜日は 36度超えで さすがに 走るのは止めました。
近畿地方 梅雨明け だそうです。(数日前から晴れてましたが・・・)

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別の日に撮ったもの

月曜日 朝 勝手口から外に出ると 強い日差しです。
足元を見ると セミの抜け殻が転がっていました。
毎年 クマゼミが うちの猫の額ほどの緑地から 羽化して 飛んでいくのです。

セミの抜け殻 生々しいので 羽化したてのようです。
しかし なんで 足元に転がっていたのか?
風で飛ばされてきたのかな? って 
何気なく 植木鉢の影を見ると セミがあおむけで死んでいました。
「あ! これが この抜け殻の主か!」 
よく見ると 羽が 伸びきらずに 曲がったままです。

普通は 木の幹によじ登って 高いところで 羽化するのですが、 なぜか家の壁をつかって羽化しているようです。 
このセミ 何かの手違いで羽化途中に落ちたのかもと・・・ 
セミには もうすでに蟻がたかっていました。 

アメリカでは 素数ゼミが 数百年ぶりに 一緒に羽化して とんでもない数になったと ニュースになっていました。 セミって 7~8年土の中で暮らし 地上にでてきて 2週間ほどで繁殖して 死にます。 
昆虫としては 長生きですが・・・ むかしから 儚いもののたとえ です。
しかし あと少しのところで 成虫になれなかったセミには
「気の毒な!」としかいいようがないですね

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儚いといえば カゲロウって虫のほうが もっともっと儚い!かもしれません。
なんせ 成虫になって 1日しか 生きられないそうですから。
しかも・・・口がそもそも 無い! 
もう 食べるのを諦めているのです 最初から!
メスは 身体のほとんどが卵!! 脳まで卵 飛んでいるだけの産卵装置! 
交尾してすぐに産卵して・・・ 一生を終える 
種としては それで 何億年も ずっと生きながらえてきたのだから 戦術としては  優秀だったのかもしれないが・・・ 生まれ変わっても カゲロウだけはなりたくないかな・・・


トゲナナフシ 山に行くと 時々見かける ナナフシです。 
数年前に 何十年かぶりに オスを発見した! と ニュースになっていました。
この種は 繁殖するのに もう オスは 要らないそうです。 
ただ クローンを産んでいるだけでは 自然界では耐性がなくなってきてしまい 絶滅する危機があるようです。 
生まれ変わっても トゲナナフシのオスには・・・
 オスは ちゃんと 仕事するそうですよ
やはり 有性生殖する個体がないと 絶滅一直線らしい。

撮った写真 見つけられなかった・・・ 


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