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らんかつ話。

イシザキさんには幼稚園児のお孫さんがいる。

いま、娘が必死でね… もうタイヘン…

お受験てやつですか?大変らしいですねえ

違うのよ~ 学校は近所の公立なの 大変なのはランカツ!

は?ランカツ?

ランドセル活動で、ラン活!

聞けば昨今、小学生のランドセルは高級化が進み、注文生産やら、限定デザインやら、とんでもないことになっているらしい。

人気ブランドの最新モデルになると争奪戦で、いち早く予約をしておかないと、希望の色やデザインが入手困難なのだという。

へえ~、うちの子なんて駅前のスーパーで買いましたけどねえ

うちはおじいちゃんがお金出してくれたからデパートだったけど、棚に並んでたのを買っただけだからねえ

なんでそんなことになってるんでしょうかねえ

旧世代の母親は2人して頭をひねった。

母親であるイシザキさんの娘さんは、子供がランドセルのことで引け目を感じたり、いじめられたらカワイソウでしょう、と言うのだそうだ。

でもさー ランドセルが高いか安いか 1年生の子供が分かると思う?

それは分かんないでしょー なんか言うとしたら親ですね、母親

あの子のランドセル、限定の高いやつよ…とか?

そうそう! 

あんな安物しょってる子とは遊んじゃいけません…とか?

うわー、ヤだ!

ほんと、やーねー!たかが子供の持ち物に何万も…

そういうイシザキさんだが、娘さんにねだられて、その何万というランドセル代を出してあげるという。

だってこっちが出さないと、向こうのご実家、出す気満々なのよ!

子供1人にジジババ4人、そのビミョーな力関係は、ランカツ以上に大変そうである。

らんかつ
(私の知っている「ランカツ」といえばこれである)



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もろもろ | コメント(16) | トラックバック(0) | 2017/05/31 11:40

ごみぜろ話。

1人暮らしになるということは、食べる口が減ることである。

それを実感するのは、出すゴミの量だ。

週2回の燃えるゴミの日に家じゅうのゴミ箱を寄せても、スーパーの中くらいのレジ袋1つに入ってしまう。

ゴミ袋を提げて家を出ると、前方にやはりゴミステーションに向かう、年配の奥様。

ぱんぱんにふくらんだ45リットルのゴミ袋は、小柄な彼女がかしがるほど重いらしい。せかせかと小股で歩を進めるが、はかどらない。

なんだか追い越すのも申し訳なくて、道端の鉄道草の花をかまいながら、歩調を落とす。

ひめじょおん

ゴミステーションに着いたのはほぼ同時だった。

45リットルの奥様と協力してカラス除けネットを持ち上げ、めいめいゴミ袋を押し込んで、丁寧にネットをかける。

彼女が私の小っちゃいゴミを、チラリと見ていた気がした。

次のゴミの日、プラプラと家を出ると、またしても奥様に出会った。

前回同様パツパツに詰まった45リットルのゴミ袋を重そうに提げているが、3日であれほどゴミが出るとは、驚きである。

かたや私は、またしてもレジ袋1つ。

彼女にしてみれば、私のゴミの少なさのほうが、むしろ不審なのだろう。

何食べてんのかしら、と思われたかもしれない。

3日前と同じように協力してネットを上げ、きちんとゴミ袋を押さえてから、軽く会釈して右と左に別れた。

45リットルの奥様は、終始慇懃な態度だが、どこかフフン…と侮るような気配を感じたのは、気のせいではないと思う。

本日、ゴミゼロの日



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ごきんじょ | コメント(8) | トラックバック(0) | 2017/05/30 11:30

しまいの話。

イモートが帰省してきたので、外で会いがてら、一緒に展覧会を見に行った。

どっちか希望したというわけではなく、たまたま招待券があったのである。

かいけい
「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」奈良国立博物館

週末の博物館はごった返すほどではなく、ガラガラでもなく、ほどほどの混み具合。

アタシさ~ いつも思うんだけどさ~ 仏像ってもともと ピカピカだったんでしょ?

そうらしいね 大仏も、あんだけデカいけど 金箔貼ってあったっていうし

こんな風に薄黒いままにしとかないで ちゃんと貼りなおしゃいいのにね~

その方が もっとアリガタイ気持ちになるかね 

言いあいながら、仏像の間を巡ると、新品みたいに金色に光る阿弥陀様があった。

こりゃまたえーらいピカピカだねェ

ニセモンじゃないの~?

貼りなおせとか言うわりに、キレイだとニセモノ呼ばわりするのだからひどい話だ。

混雑を避けて、見物人の少ない展示ケースを覗くと、お経を墨書した巻物が広げてある。

もともと仏像の胎内に収められていたものらしい。

うーん、いい字だわァ~

イモートは書道師範なので、文字の美醜には敏感だし、崩し字が読める。

ねえねえ、じゃあこっちは?

ウーン… 上手いけど、ちょっと癖が…

じゃあさじゃあさ、これ何て読むの?

これは人の名前だとか、50画くらいありそうなこの漢字は何だろう、とか、熱心に見ていると、どんな面白いものがあるのか、と、他の見物人が寄ってきては、ガッカリして去って行く。

しばらくして、我々が見に来たのは仏像であった、とハタと気づき、観覧を再開。

この人キレイね、とか、手が長いのに足が短いね、とか、小学生レベルの感想を交換しつつ、順路を進む。

最後の展示室には、ほぼ同じ大きさの阿弥陀如来像が6点、ずらりと並べてあった。

作風や表情の細かい違いを味わうための配慮だろう。みな真摯な表情で、1つ1つ見比べている。

私たちも真面目な顔を作り、それに倣ったが、しばらくしてイモートがヒソヒソ声で

ねえねえおねーちゃん、どれか1つくれる、って言われたらどれにする?

と耳打ちしてきた。

ちょうど私も同じことを考えていたのだ。

この子と私は、本当にきょうだいなんだなあ、と思うと、なんだか心がなごんだ。



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ごかぞく | コメント(8) | トラックバック(0) | 2017/05/29 11:30

うんてん話。

運転免許を取って、はや30年を過ぎたが、運転は3回、それも取ってすぐ、しただけの私。(→ めんきょ話。

世にペーパードライバーは数々おれど、私ほど運転歴のない人はあまりいない。

教習所では優等生で、ストレートで卒業した。

私は物事を習う時はマジメで素直だし、若い頃はオジサン受けするタイプだったこともプラスに作用したと思う。

左手の窓に3本目の柱が見えたらハンドルを切り、バックミラーで右6本目の柱を確認しながらハンドルを戻して…

のように、なにごとも言われた通り、マジメに運転して課程をクリア、無事免許を取得した。

さあ、家の車を運転しましょう。

車のキーを持って出ようとすると、母がハリキってついてきた。

へ?何?

何って一緒に乗るのよ!初心者なのに 1人じゃ危ないでしょう!

なるほどお願いします、と、母を乗せてご近所を回ってみた。

ところが、助手席がうるさいうるさい。

ほら、信号! ですけど)

ああっ、人がいる! 歩道に)

もうすぐ曲がるよ! (500メートル以上先)

よく考えたら、エラそうについてきた母は運転ができない。

そんな人を横に乗せたって、危ないものが危なくなくなったりしないのである。

家の前まで戻ってきたときにはウンザリしていたが、気を取り直して車庫入れである。

さて、まず3本目の柱を…無い!

当然のことながら、そこに教習所にあったシマシマの柱は立っていなかった。

くわえて実家の車庫は、オープンなカーポートではなく、トーチカのようなコンクリート。

諦めた私は車庫の前に車を停め、父の帰りを待つことにした。

その後2回チャレンジしたが、どうしても母がついて来るうえ、車庫に柱は生えてこない。

そうこうしているうちに父が事故って、いいかげんボロかった車は廃車になってしまった。

このように出鼻をくじかれ、金色に輝くペーパードライバーが1人生まれた、というわけである。

めんきょしょう
(私のはゴールドで「要眼鏡等」)



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もろもろ | コメント(14) | トラックバック(0) | 2017/05/28 11:30

あいでぃー話。

朝起きたら、シンジラレナイくらい顔がむくんでいた。

鏡を見れば、おとぎ話の顔のある月みたいなわが顔が浮かんでいる。

新しくいただいたお薬が合わなかったのか、それとも別のコワい病気か。

とにかく早く、と、マスクで顔の下半分を隠し、診察開始を待ちかねてヒカワ医院に行く。

おはようございます 今日はどうしました?

せ、先生…

泣きそうな気持でマスクをとる。

ん?どうした?

なぜか怪訝な表情。

あの、ですからこれ…顔がハレて

あ、そう?

不得要領なまま、頬を支えるように耳の下に両手を伸ばし

うーん… ちょっと張ってるかな… 耳下腺は異常ないね… リンパ腺も…

ブツブツとつぶやきながら触診を終えると、ヒカワ先生は私の顔面を観察しながら

そんなにハレてる?

とのたもうた。

満月みたいにハレてるのに、なぜ信じてもらえない!

ヒカワ先生!この10年ずっと、月に2回会ってる私の顔、なんでわからないんですか?

パラレルワールドに迷い込んだような混乱に襲われ、なぜか冤罪という言葉が脳裏に去来する。

先生!メッチャ ハレてるんです!別人みたいなんです!

懸命に強弁したが、先生は

そう?ふーん…

と、一向に響かない様子である。

なんとしても事態の深刻さをわかっていただかねばならぬ。

そうだ、冤罪を晴らすには、証拠だ!

美しかった(ウソ)過去の私と比べてもらえばいい、と思ったものの、自撮り写真を持ち歩くような人間ではない。

ハタと思いついたのが運転免許証である。

ペーパードライバーの私は、まばゆく金色に輝く免許証を持っている。

ワタワタとカバンを開け、サイフを出して、免許証の写真を見せると

ふーん… 確かに…

ようやく納得してもらえた。

30何年前、なけなしのバイト料を投じた免許証。

本当に久しぶりに、免許証を活用できたヨロコビで、顔がハレた憂鬱を一瞬忘れた。

めんきょしょう



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ごきんじょ | コメント(12) | トラックバック(0) | 2017/05/27 11:45

さんづけ話。

実家の両親はともに大阪の商家の出で、正調・大阪弁の使い手であった。

子供の頃はよく、言葉遣いを直されたものだ。

今でもよく覚えているのは

とか玉子とか、ゾンザイな言い方しなさんな!

というやつである。

豆を豆と呼んで何が悪いとお思いであろう。

母によれば、豆はお豆さん、芋はおイモさん、玉子はお玉さんと呼ぶべきなのである。

おまめさんのたいたん
(「煮豆」は「お豆さんの炊いたん」)

身近な食品にこそ尊敬の念を持て、とも言われた。

そのこと自体に異論はないが、同じ食品でもさん付けするものとしないものがあるのが不思議な点である。

日本人の食生活でもっとも重要であろうコメはお米さんとは言わない

言語習慣は時に不合理なものだ。

おそらく全国的に有名だろうが、大阪のオバチャンがバス停でくれるのはアメちゃんである。

飴は豆や芋よりもかわいらしく親しみやすいから、ちゃん付けなのかもしれない。

しかし、やはり言語の不合理か、かわいくも、親しみたくもなく、食品でさえないものに、ちゃん付けをしていた例を思い出した。

曰く、うんこちゃん (※ここ小さな声)



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むかしむかし | コメント(10) | トラックバック(0) | 2017/05/26 12:26

まっとの話。

1人暮らしになって、もうすぐ2か月。

住み方も、日々の生活習慣も、少しずつ変わってきた。

たとえば、お風呂に入る時間。

子供がいたころは、全員が入れる夜の時間に入っていたが、1人ならいつでもいい。

朝、外に出かけたら、のうちにシャワーじゃなく、本式にお湯を入れてお風呂に入ってしまう。

玄関の鍵だけしっかりして、明るいうちにお湯に浸かるのは、なかなか愉快である。

お湯を張って、タオルと下着を準備した更衣室をふりかえれば、もう1つ変わったことがあった。

うちの浴室は、更衣室の入り口近くに換気扇のスイッチがある。

家族全員が入ったら、最後の者がすみやかに窓を開け、換気扇を回すことに決まっていた。

ところが今では、毎日毎日、私が最初で最後

なるべく早く湿気を追い出そうと、濡れた身体からポタポタしずくを落としながら更衣室を横断し、スイッチを入れていた。

そこでハタと気づいたのである。

バスマットを縦に敷けばいいんじゃね?と。

ばすまっと1

普通はこのように、横長に敷くことが多いと思うし、私もずっとそうしてきたが

ばすまっと2

このように横のものを縦にするだけで、広くもない更衣室を、床を濡らさず横断し、サッサと換気扇のスイッチが入れられるのだ。

今はまだ、横に敷いてしまうこともあるが、あとひと月もすれば、何も考えずに縦に敷くようになるだろう。

夏休みに帰った子供らは

なにコレ?!

と、変に思うだろうか。



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もろもろ | コメント(8) | トラックバック(0) | 2017/05/25 11:30

つめたい話。

週末ムスメが帰ってきた。

久しぶりにちゃんと作った夕飯が美味しかったのか、おかわりしてると思ったら、あんのじょう、朝は食欲がない、なんて言っている。

ちょっとでも食べなきゃ 会社でキモチ悪くなるよ

うーん なんか食べやすいもん…

ふと思いついて、買い置きのレトルトスープを見せると

あ、それにする

というので、カップについでやった。

自分のコーヒーをついでテーブルについたら、ムスメはしかめ面で

ウー ぬーるーいー!

と、不平を言っている。

そんなわけないじゃん! 袋に書いてあった

つめたくないじゃがいものすーぷ

「冷たいスープ」って!

これだけハッキリ、商品名にも書いてあるんだから。

炎天下に5時間放置しようが、鍋で煮込もうが、「冷たいスープ」は冷たいはずだよ。

などと抗弁したが、納得しないムスメは自分で冷蔵庫を開け、冷えた豆腐を出して食べた後、

次買って来たら 冷蔵庫に入れてクダサイ

という言葉を残し、出勤して行った。

今日も、暑くなりそうだ。



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もろもろ | コメント(8) | トラックバック(0) | 2017/05/24 11:34

しりこん話。

科学技術というやつは、イマイチ信用できないところがある。

パソコンを使いながら何を、とお思いだろうが、もっと低レベルの問題である。

いつものイイカゲン料理中。

切った野菜をフライパンにほうりこんでから引き出しを開けると、目に入るコイツ。

しりこんごむべら

シリコン製のゴムベラ

200度の高熱に耐え、加熱調理にも使える!という謳い文句につられて買ったものだ。

ホットケーキやお好み焼きの時、材料を残さずすくって、そのまま調理に使えれば洗い物も減る!と、喜んだのだが、買ってみるとなかなか使う気になれない。

どうしても、ホンマかいなと不安な気持ちがぬぐえないのである。

こんなグニャグニャのものが、200度の熱に遭っても溶けないって、本当だろうか。

変形しないまでも、目に見えないが、ジワジワ出てくるんじゃないか。

そう思うせいで、コイツはせっかくの耐熱性を発揮することなく、百円均一のゴムベラと同じように使われている。

実は私は、レンジでチンする密閉容器とかもあまり信用できなくて、つい、お皿に移してしまう。

プラスチックってものは、やっぱり熱くしちゃダメな気がするからだ。

科学的根拠は何もない。いわば大衆の直感である。

しかし、私とて開発者の努力を無にするような、いまの使い方は本意ではない。できれば新素材のメリットを最大限に生かし、便利を享受したいのだ。

どなたか無知なる大衆の蒙を啓いてはくださらないだろうか。



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もろもろ | コメント(10) | トラックバック(0) | 2017/05/23 11:30

よゆうの話。

プールの更衣室で、センパイがたがキャッキャと騒いでいた。

ちょっとアナタ、連休油断したわね~

分かる~?娘が孫連れて帰ってきてさ… 毎日外食だ、焼肉だ…

スゴイわよ 下っ腹の贅肉

やーねーゼイニクなんて!余裕があると言ってちょうだい!

またまたオバサマがたは…と思いながら聞いていたが、味わえばなかなかいい表現だ。

年齢を経てどうしても腰回りにつくお肉を、「贅肉」と呼んでしまうと、いかにもだらしない印象を受ける。

オバサン体型だからといって、中高年の女性がだらしないとは限らない。

私が知るオバサンたちは皆、いじらしいほどマジメで勤勉である。

夫のため子供のため、わが身をかえりみず働き続けたゆえの体型変化を、「贅肉」で片付けるのはヒドいではないか。

わが身を見下ろしてまた思う。

もし私がオバサン体型でなく、ナナオのような贅肉のない身体を保っていたとしたら。

ずっと化粧に気を使ったり、他の女性と比べたり、いつまでも競争から降りられない日々が続くのではないだろうか。

それでも近づいてくる老化が露になるのを、内心ビクビク怯えているのではないか。

まごうかたなきオバサン体型になったことによって、様々なことをあきらめ、一歩引いて世の中を見るようになる。

何か面白いことでも言ってやろうか、という気持ちが湧いてくる。

下っ腹に余裕ができたことで、人格にも余裕が生まれるのである。

もしキタガワケイコみたいな体型だったら、ちまちま文章なんぞ書いていないだろう。

そういう意味でこのブログも、私の贅肉が、いや、余裕の部分が、書かせたものといえるかもしれない。

みしゅらんまん
(彼のこれは筋肉か、余裕の部分か)



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もろもろ | コメント(20) | トラックバック(0) | 2017/05/22 11:30
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