Z250と走る新たな道行き

Z250で走ったことをメインに,興味のあることなどにも触れていきます。

タグ:ゴジラ-1.0

またゴジラ-1.0を見に行ってきました。分析動画を見たり,小説版を途中まで読んでいたりしたので,1回目よりもよくわかったように思います。

 やはり時代設定に無理があるように思います。なので,主人公の立場が不安定です。自分の中の戦争(PTSD?)を終わらせるためなのか,典子たち新しい家族との生活を守るために行くのか,どうもはっきりしない。周りの人たちの方が明確な意思表示をしていたように思います。初ゴジやシン・ゴジラとの違いはこの主人公の意志にあるのではないかと思うのです。

 それと,ゴジラ細胞の感染という話が出てきました。ラストシーンでの典子の首筋を伝う黒い文様がそれと言われています。コロナウイルスのパンデミックに重ねようという意図があったようですが,そこまで不幸の種をまかなくても良いのではと思いました。北の国からじゃあるまいし。

 畳みかけるような民間の船たちの支援。そして震電がゴジラの口に特攻したと思いきや,敷島は脱出して無事。典子との奇跡的な再会。自分の中の戦争を終わらせた敷島たちは新たな一歩を踏み出した・・・で良かったんじゃないかと思います。

 映画は11時頃で終わるので,適当なところで弁当を食べようと用意していきました。ところが午後1時頃から2時間ほど降雨と予報が出ました。今日は諦めて買い物をしてまっすぐ帰りました。ZRXと並んでも僕のZ250は格好いいとわかったのでよしとしましょう。
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 今日は肉じゃが弁当だったのに・・・youtube見ながら寂しく食べました。でもおいしかった。ソレヨリモフラナカッタヤンケ。
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 スパイファミリー劇場版のチラシをもらってきました。3日続けて映画館に通ったら,早くもお財布に黄信号が・・・。無駄遣いを謹んで,12月22日までとりあえず頑張って生きていこう。
スパイファミリー劇場版チラシ

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11月3日封切りのゴジラ-1.0を今日見てきました。時間の読みが甘く,締め切り1分前にチケットを購入できました。微妙に時間があったので,パンフレットも購入しました。

Godzilla

 シン・仮面ライダーで緑川ルリ子役をされていた浜辺美波さんが,ヒロインでした。私はこちらの役の方が好きでした。偶然の出逢いではありましたが,心に深い傷を負っている主人公を支え続けました。ゴジラの東京襲撃のシーンで死別とも思わせるシーンがありましたが,それが主人公が立ち上がる動機になっているわけでもなく,何だったんだ。ラスト近くで生存がわかり再会するよりも,私は必ず生きて帰ってくるよう励まし,送り出す。そして笑顔で迎える彼女が見たかったです。

 ストーリーは,一言で言うと浪花節でしょう。おじさんにはわかりやすかったです。1945年という時代設定はちょっと無理があったような気がします。あまりに戦える要素がない。対ソ牽制で米軍が動けないため,民間(旧軍人)に旧軍の兵器を貸し出し?て,戦わせるというのはさすがに難しいのではと思いました。反乱の火種になると米軍は考えなかったのでしょうかね?

 初ゴジ(1954年公開)でさえ,もう少し時間がたっていたでしょう。この年は自衛隊発足の年で,アメリカよりM4中戦車の供与が始まっています。ギリギリで戦車を映画に使えるタイミングでした。1951年に一応サンフランシスコ平和条約が結ばれており,対ゴジラ戦は日本の国家プロジェクトとして行われます。

 兵器については架空戦記のようであり,四式中戦車が実戦配備されていたり,主人公が震電に搭乗したりします。これも時代設定の無理が原因でしょう。震電がダメだったのはたくさんの分析があります。youtubeにもたくさん上がっています。個人的には震電よりも疾風を使ってほしかったなあ。

 最後の戦闘では,主人公が特攻すると見せかけて,ゴジラの口に突入寸前に脱出。主要人物はみんな無事でめでたしめでたしという終わり方になっています。特攻で決着しなかったのは何よりだったと思います。

 今回のゴジラはよくけがをするゴジラだなあと思いました。集中砲火を受けても,ミサイルが直撃しても無傷だった今までのゴジラではありませんでした。見てる間に復活する脅威の再生力がありましたが。熱線発射のギミックはなくても良かったのではと思いました。生物というよりも,ロボットっぽくなってしまったなあ。ともあれ,通常兵器で爆散するゴジラはいやだぁ!芹沢博士や凍結作戦の苦労は何だったんだ!

 しかし,吉岡秀隆さんが演じる元技術士官の言葉には頷けるものがありました。人命を軽視し,人を守らない兵器を作る国が勝てるはずはない・・・かねてから私もそのように考えていました。防弾装備を一切持たない零戦を英雄視してはいけない。激戦の中でさしもの零戦も被害が増し,練度の高い搭乗員を失っていき,ついには本来の性能を発揮できなくなりました。鹵獲機を分析しても他国が同様の機体を作らなかったのは,人を育てることが大変であること,人命を守ることの大切さを知っていたのでしょう。この脚本を永遠の0の監督をなさった山崎貴さんが書かれたのは興味深いです。

 とはいえ,話がわかりやすく,思わず涙したことも一度ではありませんでした。良い俳優さんがたくさんいらっしゃるのもわかりましたし,もう一回ぐらい見てもいいかな。と,初ゴジを見ながらこれを書いています。

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