先月の出張は前泊やったので、どこへ行こうか悩んだ結果、品川駅を降りてまずはここへ。
品川神社である。正面の石段とは別に裏へ回る参道があり、こっちのほうがエエ雰囲気。
正面は大きな石の鳥居から石段が続く。と言うても数十段なので楽である。
鳥居には龍が絡みつき、いかにも今年のお参りに良さそうだ。
本殿の脇にはお稲荷さんがある。朱塗りの鳥居が並んでいると、ついお参りしたぁなるな。
阿那稲荷さんは小さな石室の中に鎮座され、かたわらには銭洗いの井戸が。ここは金運のパワースポットらしいので、お金を洗うて財布に入れたけど、うっかりあとで使うてしもた(^_^; あーご利益がっ。
こちらは東京十社・東海七福神の一つだそうで、品川神社には大黒天がいらっしゃる。
ここへ来た目的は、富士塚。浅間さんの向こうにどどんと石積みがあり、これが富士塚だ。富士塚って、京都にはないものやし、一度お参りしてみたかったのだ。浅間さんを回り込むと、登り口に出るが…
その手前に小さい児童公園があって、なんとも言えんパンダが仰向けに寝ている。
ううっ、シュールな光景だ(こういうのん大好き)。
富士塚の全貌。高さは土台から15mで、都内では一番高いんだそう。
上る階段は狭いが、1合目から9合目までちゃんと標識もある。
途中には奉納された富士講の記念碑みたいなんも立っている。
あっという間に頂上まで登れた。江戸時代の人は小柄やったし高いビルもなかったんで、さぞ眺めは良かったろうと思う。富士山の方角を向いて、無事に来れたことに感謝して手を合わせた。このあと、どっかの高校の校外学習みたいな集団とすれ違い、反対側から降りる。
麓付近には役行者がいらっしゃった。
で、旅の安全を祈るわらじも奉納されてた。ということは…
あ、こっちが本来の登り口やったのね。私は裏口から登ったようである。
たしかに、正面の石段の横には富士塚の登り口階段と書いてあった(^_^;
もより駅の近くにはかつての参道やった情緒ある商店街が続いてて、昔は賑わったんやろうね。なんちゅうても東海道宿駅伝馬制度が定められた当時、第一の宿駅に定められた品川やし。この界隈には旧東海道を歩くコースも設定されているので、ゆっくり散歩したら面白いスポットがあるはず。時間がないので歩いてないが、ちょっとだけ江戸情緒を味わわせてもろた。
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#京都
東京に居ながら、品川に関しては通過か乗り換え点としての認識しかありませんでした。
今度ゆっくり歩いてみようと思います。