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㊷若杉弘指揮:NHK交響楽団
★1996年1月29日、サントリーホールにてライブ録音
ブルックナー:交響曲第7番
①19:53②22:04③09:36④12:31

★若杉弘(1935~2009)61歳頃の録音。ノヴァーク版使用。

64分弱で中庸なテンポ。
偶然でしょうが、どの楽章もシノーポリ盤とテンポがかなり近い。
どちらかと言えば穏やかな正攻法。
さほどの重厚感もなく、どちらかと言えば軽快。
オケの響きもよく、立派な演奏。

録音はかなり良好。

♦第1楽章:
どちらかと言えば、速めのテンポで進む。
「渋い」響きの弦が印象的でもある。
(02:29~)第2主題。
(05:30~)第3主題。
(07:49~)展開部入。
展開部は、どちらかと言えば穏やか。
(14:17~)再現部入。
(17:24~)コーダ入。
ティンパニが適度に響く。
ノヴァーク版「次第にいくぶんテンポを速めて」の指示通り。
最後は適度な盛り上がり。
♦第2楽章:ABABAの構成
多少速めのテンポながら、流麗である。
(04:12~)第2主題(B)。録音が良いせいか?楽器の分離も良好。
(07:06~)2度目の第1主題(A)
(12:33~)それなりの盛り上がり。
(13:02~)2度目の第2主題(B)
(14:59~)3度目の第1主題(A)
悠然と盛り上がり頂点(18:15~)へ。
頂点ではノヴァーク版なので、ティンパニ、トライアングル、シンバルが響く。
(19:47~)葬送音楽。

♦第3楽章:ABAの三部形式
勢いあるスケルツォ。
(03:33~)中間部(B)の穏やかさが際立つ。
♦第4楽章:
バランス良好で木管群が臨場感豊か。
(01:10~)第2主題。
(03:13~)第3主題。それなりの重厚感あり。
提示部終わりのフルート(04:57~)が密やかに響く。
(05:17~)短い展開部入。
(06:55~)第3主題から始まる再現部。
第3主題後の総休止はどちらかと言えば長め(07:58~)。
(11:36~)コーダでは金管群がよく鳴り響く。
バランス良好ながらも大音量なので、
最後の最後に登場する第1楽章第1主題(12:09~)はそこそこか?。

ブラボーと拍手入。






2003年の演奏会は、実際に上野で聴いたが・・・・・・・・
記録もなく、聴いた、という記憶のみ。




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