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㊱アーノンクール指揮:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
★1992年11月、コンセルトヘボウにてライブ録音 
【輸入盤】Schubert: Sym Nos 1?9
①15:40②13:42③14:03②14:30

★アーノンクール(1929~2016)63歳頃の録音。

おそらく「大編成」のオケながら、
鋭利な切り口で、パンチ力とメリハリあり。
良くも悪くも、アングロ・サクソン系の肉食系。


録音は良好。


◆第1楽章:ソナタ形式。
序奏冒頭は、従来とは異なり速いテンポで入る。
(03:13~)クレッシェンドで主部入り。
提示部第1主題はそれなりに速い。
(04:05~)第2主題。
(05:12~)第3主題トロンボーンはまろやか。
(06:07~)提示部の繰り返しあり。
(09:00~)展開部入。スイスイと進む。
(10:36~)再現部入。
(11:52~)第2主題。
(13:09~)第3主題入。
(14:04~)コーダ。
コーダ後半は勢いとメリハリ十分。

◆第2楽章:ABABAの形式(あるいは展開部なしのソナタ形式)
冒頭のオーボエは明瞭。
Aは、切れ味良好。
(03:09~)B。多少遅めで、まろやかな弦の響きと木管群が美しい。
(05:42~)2度めのA入。
Aの頂点(08:42)は迫力十分。
その後の「間」は普通?
(09:29~)2度目のB。
(10:44~)木管群の聴きどころ多し・・・・・・・・・・
(11:39~)3度めのA

◆第3楽章:ABAの三部形式
スケルツォ主題は切れ味良く鳴る。
(03:51~)主部のリピート。
(06:22~)トリオ(B)は、穏やかさながらも流麗。
(10:55~)Aの再現

◆第4楽章:ソナタ形式
ライブのせいか?一層、勢いとメリハリがありグイグイ進む。
提示部第1主題は勢い十分。
(01:36~)第2主題
コーダは迫力十分。
(03:36~)提示部の繰り返しあり。
(07:17~)展開部。
(09:14~)再現部。
再現部第1主題はパンチ力あり。
(10:42 ~)再現部第2主題
(12:44)コーダでは、堀も深くパンチ力もある。
最後の最後はデュミヌエンドで終わる。(従来からのスコア通り)
ライブ録音ながらも拍手なし。







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