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2024.08.27 (Tue)

いろんな調でバッハを弾く

   松木幸夫 チャンネル





  クラシックギターを弾く人はプロの方でも弾きやすい調で弾こうとする人が多いように思う。


  アンサンブルなどで弾きにくい調で演奏をするときにはカポタストを使うことも当たり前なのは僕でも分かるが、もっといろいろな調で演奏できた方が楽しいだろうなと思うことも多い。


  例えばピアソラを初め最近のポピュラーの曲では頻繁に転調をすることがあるようでそれをそのまま弾くことが出来ないからアレンジャーはとっても苦労しているように感じている。


  古典の作品は初めの調で始まり転調を繰り返すが再現部から終始に向かうにつれて主調に戻ることが多いけれど、例えばピアソラのある曲は初め♯系の調で始まって♭系の町で終わるということもあって効果的なのだけど、ギターでは調性に縛られてあまり自由に冒険できないことが物足りなさを感じることになっている。


  僕もできないけれど。



  今日の1曲

   J.S.バッハ サラバンド g-moll BWV 995

   



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2024.04.29 (Mon)

今日の出し物は

   松木幸夫 チャンネル




  今日の午前、お昼前になるだろうと思うが、年に1度の野外音楽イヴェントの日。


  昨年は分かりやすいと思うギターの曲を吸う曲弾いたのだが、それでも馴染みがない方々にとってはあまり喜んでいただけなかったと思った。


  やはりクラシック音楽というのはあまり馴染みがないのかもしれないし、その中でも超マイナーなクラシックギターで仮にバッハを弾いたとしても喜ぶ人はほんの一握りというところなんだろうなと思う。


  そのために隣のトトロやルージュの伝言というどこかで聞き覚えのある曲を弾こうかと考えた。


  取り敢えず、メロディだけをハ長調で弾いてみて「こんな感じだっけ」と言いながらそこに伴奏づけをしてみる。


  数日かけて3曲を弾いてみてハ長調で弾いても音域が低すぎるような曲はD、E、Fと上げていってこの辺でいいか、などと考えつつ大凡の感じを決めていって、少し時間をかけることで少しずつ馴染んできた気がする。


  その前に一緒に参加する琴のセッティングのお手伝いもするので少し早めに出かけることにする。



  今日の1曲

   N.コスト スケルツァンド

   
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2024.01.18 (Thu)

プーランクのサラバンド

   松木幸夫 チャンネル




  フランシス・ジャン・マルセル・プーランクは1899年(明治32年)フランスに生まれた作曲家、ピアノ奏者。


  20世紀前半フランスで活躍した作曲家集団「6人組」のひとりで、歌劇やバレエをはじめ様々な分野の作品を残した。


  僕が知っているのはフルートソナタで優雅で躍動的でお洒落な印象を持ったことを記憶している。


  彼が唯一描いたギター曲は女性ギター奏者のI•プレスティのために書いた「サラバンド」でこれはプーランク晩年の作品ということになる。


  初めて聴いた時にはよく分からない重い雰囲気で息を詰めながら聴くような作品なんだろうなと思い楽譜を手に入れてみた。


  また裕福な家に生まれた彼の人となりを調べてみると彼は「大変に愉快な男」であり1920年初頭からバレエの成功などで知名度が上がり、色々な悩みを抱えながらも幸福な人生を送った・・・とか(調査が浅はかでご免)。


  それでサラバンドは本来3拍子である舞曲なのに5拍子や4拍子のところが紛れ込んでいて興味深い。


  作曲の方法としてはソロで歌われる短い同期の後に2声のオルガヌス(?)や3声の部分が現れて半終止。


  またソロ、2声、3声が鳴り響き最後にギターの開放弦の音が低いところから1弦まで鳴らされて終わる、静かな音楽のように思われる。


  これを弾いてみた時に「これって修道院で流れそうな曲だな」と思ったことを覚えている。




  今日の1曲

   F.プーランク サラバンド

   



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2024.01.03 (Wed)

マスカーニの間奏曲

   松木幸夫 チャンネル




  まだ歌の伴奏をし始めた頃だろうかテレビやラジオから流れるオペラやリートをとにかく聴きまくっていた頃のこと。


  初めの頃は「椿姫」や「カルメン」などの有名どころを始め図書館の蔵書(CDだけど)も聴く聴かないに限らず借りまくって結局は聴かないまま返すということも多かったが僕の声楽に関する知識を広げようと躍起になっていた頃はそんな風にもがいていた。


  それで歌に詳しくなったかというと然に非ず音楽を聴く耳がまるでなっていない時代だったから「たくさん聴いた」という外道的な満足に終わっていたと思う。


  またそういう有名な曲がギター用に編曲されていたとしてレガートが出来なければ美しいアリアは「ありゃー!」という声と共に頓挫するしかない。


  だから必死にレガートを練習して多少出来るようになって、たとえば武満の曲をかなり楽譜通りにレガートに弾いたところ「ブローウェルみたい」と言われて意気消沈したことも嫌な思い出としてある。


  そんなこんなで今回はマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ(田舎の騎士道)」というオペラから有名な間奏曲を。


  今日の1曲

   マスカーニ 間奏曲

   
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2023.12.10 (Sun)

サラバンド(BWV996)は

   松木幸夫 チャンネル




  個人的に長いこと疑問に思っていることがある(これはひとつや二つではないけれど)。


  その一つがバッハのリュート組曲第1番という短い組曲のことだ。


  僕の印象だとクラシックのギタリストが手始めに手を出すのがこの組曲だという気がするのだ。


  殊に僕よりも年配の人に多いようなイメージがある。


  あの組曲はどう見ても鍵盤楽器用に書かれたもので、そのため左右の手が同じ音形を少しずらしながら現れると言うような鍵盤楽器では楽な書法であるが、ギターのような楽器では拷問のように難しすぎる内容だろうと僕は思っている。


  それをたくさんの人が悲鳴を上げながら弾いている(僕にはそう見える)が、それよりも弾きやすい組曲があるだろうと思うのだが(例えばBWV998やBWV1006a)。


  あと例えばサラバンドが何拍子か分からないような弾き方をする人もいてどうも居心地が悪い。


  サラバンドは3拍子なのにそうは聴こえないのだが、多分4分音符を1泊で数えているからでないかと思うし、やたら遅く装飾音に執心し過ぎだからじゃないかなあと思うのだが。



  今日の1曲

   

   

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