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シェルターとしての住まいなんだろうか…。 4

 かつては伝統工法でなぜ良かったかといえば、今とは違う気候風土があるとは思います。圧倒的に夏がまだ凌ぎやすかった。30℃を超える日などが稀だったとすれば、打ち水、風鈴で凌げたのかもしれません。冷房装置がなかった当時、室内を完全に隔離することも叶いませんてせしたから、中途半端なことをすると中に熱がこもってかえって藪蛇だことは自明のことです。むしろ風通しをよくして、蒸発散などで幾分でも涼を得られたら、それがペストチョイスだったと言うわけです。冬は、採暖として囲炉裏や火鉢などの点熱源の周りで過ごすことで凌げていたのだと思います。

 この夏の温度上昇は、それでは到底凌げない、命に関わる暑さがそこに横たわっています。夏のしのぎかたを気候に合わせて変えていかなければならないのです。まず、体温超えの外気と隔離した、過ごしやすい温度帯がキープできる室内空間を確保するためには、気密断熱による性能向上が必須になってきているのです。ここには、「九州だからそこまでの性能はいらない」という無責任な営業トークは成立しないのは自明のことだと思います。逆なんです。九州はリスキーだから、寒冷地以上に断熱しなければらないとなるわけです。(つづく)

 

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| 住まいづくりのヒント | 06:57 | comments(0) | - |
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