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『水葬物語』(すいそうものがたり、メトード社、1951年8月7日)は、日本の歌人、塚本邦雄の最初の個人歌集です。本文116頁、歌数245首。23歳で夭折した歌友・杉原一司に献じて刊行された歌集になります。特徴的な表現技法は、句割れと句またがり、隠喩、多彩なイメージの駆使など。三十一音の定型を守りながらの句割れ、句またがりは、新しい韻律と短歌という枠組の両立を意図したものといえ、現在では当たり前のように使われてい...
週刊 読書案内 町田康歌集「くるぶし」(COTOGOTOBOOKS)
町田康 歌集「くるぶし」(COTOGOTOBOOKS) えーっと、今日の案内は、あの町田康の歌集です。歌詞集ではなくて。ミソヒトモジ(三十一文字)の短歌集です。町田康歌集「くるぶし」.COTOGOTOBOOKSという出版
限られた時期にしかできないこと、というのは残酷なことにあるのです。この歌集の人はまさにそれだったのでしょう。この歌の感覚はその時期だからこそ出せ、輝いていたのです。
「みだれ髪」与謝野晶子の近代短歌を代表する革命的歌集!永遠の青春讃歌を読んで、うつくしい明治を旅しました
角川文庫の與謝野晶子 「みだれ髪 付みだれ髪拾遺」の読書感想文 「みだれ髪」与謝野晶子(よさの あきこ) 「この書の体裁は悉く藤島武二先生の意匠に成れり。表紙画みだれ髪の輪廓は恋愛の矢のハートを射たるにて矢の根より吹き出でたる花は詩を意味せるなり」 「みだれ髪 附=みだれ髪...
【万葉集決定版】令和考案者・中西進さんの名著「万葉の心」- 令和をポケットに!
もっとも本質的な文学のあり方を示す「万葉集」をやさしく格調高い文章で綴った「万葉集」入門の決定版。とうとう購入しました! 「令和をポケットに」中西進 改元記念緊急出版 前から買いたい買いたいと思っていて、買いそびれていた文庫本を買いました。令和の考案者(令和の名付け親)であ...